中越・ KOBE 足湯隊 レポートの最近のブログ記事

中越・KOBE 足湯隊 レポート 23

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震つな事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」5回目です。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編5」

 「土地貧乏」という言葉がある。門前の避難所であった被災者のおばあちゃん(78歳)から聞いた言葉だ。「ここはこれまで地震もなくて良いところだったんだがね。。」とため息を漏らすように語る。「ここは仕事がないから若い人は皆、金沢や東京に出て行って所帯もってそのまま帰って来ないんだよねえ。」と寂しそうだ。仕事もなく、土地に縛られている事を「土地貧乏」というらしい。被災して金沢などの子や孫の所に身を寄せるかというと「よそへは行きたくない」と言う高齢者も多い。黒島という集落で聞いた話の中にも「船員をやって子どもを苦労して大学にやったけどそのまま帰って来ないよ」というのもあった。

中越地震の被災地で浮き彫りになった中山間地域の高齢化、過疎、離農などの問題が能登ではかなりの速度で進んでいる。門前町の高齢化率は県内一だともいう。集落規模が小さいという事、担い手になる元気な世代がいないという点では中越よりも深刻である。土地貧乏という言葉はそんな背景から生まれた言葉なのかもしれない。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 22

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震つな事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」4回目です。なお、昨日のつぶやきの中に「未だ避難勧告で地域に戻れない深見の人々」という表現がありましたが、避難勧告が出て戻れないのではなく、深見地区への応急復旧した市道が日中しか使えないため、自主避難を継続されているとのことですので、「未だ避難を続けて地域に戻れない深見の人々」と訂正させていただきます。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編4」

能登半島地震最大の被災地、門前町の人口3349世帯、7821人(07年3月1日現在)である。そのうち65歳以上の高齢者が、3703人である。なんと高齢化率47,35%という数字が出ている。日本の最先端を行く場所が被災地となった。

避難所を回っても子供をあまり見かけない。鹿磯の人々が避難していた西小学校でもほんの数名の中学生しか見かけなかった。足湯しながら91歳のおばあちゃんは、「内の集落は85歳以上が35人、二人暮らしの高齢者宅が45軒、一人暮らしの高齢者宅は16軒あるんだよ。これが私のボケ防止!」と笑いながら鮮明に記憶しており、「自分の事は自分でするからね。」ととても91歳とは思えない。そんなおばあちゃんが翌日、足湯をしながらお話すると「長生きするもんじゃないねえ。この年でこんな目に遭うなんて。。」ともらした。

91年という月日を生きてきた人にとってこの地震はどのように映っているのだろう。
そして彼女たちにとっての復興とは何を意味するのだろう。。。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 21

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震つな事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」3回目です。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編3」

慣れない集団生活や人目にさらされるプランバシーのない生活、避難生活が一週間もすると様々な疲れが出てくる。そこで暖かいお湯に足をつける。それだけで気持ちがいい。そして中越や関西から来た学生たちに手を触れられながら何気ない会話を交わす。時には笑い声も聞こえてくる。そして足湯を通じて交わされる会話の中にはたくさんの情報がつまっている。

 3週間後の今でも避難生活を送っている深見の集落の方に足湯をやりながら沢山のお話を聞いた。「深見の8割が元、船員なんだよ。ほら、そこのおやじも船乗りさ。今は、皆、退職して年金暮らしだよ」、「ほとんどの家には2,3人乗りの伝馬船を持っていて、食べる分を獲って残りは輪島の朝市や金沢に売っているんだ」と話してくれる。「深見にはなあ、雪割草の群生地があるんだ。山道を一時間くらい歩けば見れるぞ。きれいだぞ。」と自慢げに語るお父さん。未だ避難勧告で地域に戻れない深見の人々。足湯をやりながらお話を聞くと孤立した集落の姿が少しづつ見えてくる。被災者と呼ばれる前までどんな暮らしをしていたかがうかがえる。「暮らし」を「想像」してみる事の大切さに改めて気づかされる。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 20

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」2回目です。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編1」

 門前西小学校の避難所(すでに閉鎖)で出会ったUさん(60歳男性)。避難所を取り仕切っている若手(?)の元気なおじさんである。海岸線沿いの鹿磯(105世帯238人)という集落に生まれ育ち、長年勤めた役場の仕事の退職を目前に地震に遭った。「これが最後の仕事や。。」と複雑な思いをこぼす。地震一週間後に避難所で初めてお会いした時、僕をマスコミの人間と勘違いして、ぶっきらぼうに「夜9時以降の取材はダメだ!」と言われた。足湯のボランティアをさせていただきたい旨を伝えると「それはいい、ばあちゃんが多いから喜ぶぞ。」と言って、一見強面なその表情が緩んだ。その会話から能登での「足湯」が始まった。

 だが、いつも避難所で走りまわっていた元気なUさんが、「自分ちの片付けをしなくちゃいかんが、何かやる気が起きない」と最近よくつぶやく。これは、東洋医学的にいう「腎虚」という状態で極度の心身にかかるストレスによって腰(腎臓)に力が入らなくなる。

 高齢化のかなり進んでいる被災地では担い手である数少ない中高年男性の負担や疲労が気になる。

中越・KOBE 足湯隊 レポート19

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

 先日22日(日)に、すでにお知らせしましたように被災地NGO恊働センターの会議室で、これまでの振り返りを兼ねた足湯講習会を開催しました。神戸大学、神戸学院大学、大阪大学、松蔭女子大などの学生が15人集まり、吉椿さんの”本格的な東洋医学”の「さわり」の話しをはじめ、足湯の実技についてのおさらい、さらには足湯によって聴き取る”つぶやき”から見える大切な課題などについて意見交換をしました。やはり初めての人にとっては、わずか10分ほどですが会話をつなぐことが難しいという。

 昼食は(なんと!)吉椿さんみずから、腕を振るってつくられた「タイカレー」を頂きました。余談ですが、被災地NGO恊働センターの会議室では、よく「寺子屋勉強会」を行っていますが、こんなおいしいタイカレーが食べられるなら、「寺子屋・足湯道場」というメニューを追加しようかと思いました。是非、みなさん足湯を覚えたいという方がおられましたらお声をかけて下さい。ただし多少の人数が集まらなければ開催できませんのでその辺りはご了承下さい。

 さて、これまで足湯隊に参加された学生さんの「足湯レポート」は順番に紹介してきましたが、いよいよ今日から”真打ち”の「吉椿雅道のつぶやき・能登編」を紹介させて頂きます。また感想、ご意見など聞かせて下さい。なお、足湯隊第3陣が連休後半(5日、6日の予定)に現地入りするため、そのための先遣隊が今月末に入ります。今、現地では仮設住宅への入居が最も関心事になっていますが、早い場所で4月末に、穴水は5月1日の入居予定です。従って一応足湯隊として行きますが、場合によっては引っ越し手伝いをすることになるかも知れません。また、今回は第2陣で同行して下さった阪神・淡路大震災の被災者と初参加の被災者も一日参加ですが合流します。このレポートを読まれた方で、足湯隊に参加して見たいと思われる方は、まだ若干名空席がありますので連絡を下さい。

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 16

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事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

第2次足湯隊に参加した大阪大学の是常さんの感想をお届けします。

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足湯感想文

大阪大学人間科学部ボランティア人間科学科3回生
是常 安紀子

【全体的なこと】
7日は穴水にて、キャッスル真名井と聖頌会グループホームの2箇所で足湯をさせていただいた。キャッスル真名井は、綺麗な景色の見えるリゾートホテルを避難所にした、という感じの場所だ。避難所といえばどうしても体育館のような、寒くて、プライバシーのない、生活しにくい場所というイメージがあったので意外だった。また、お昼に行かせていただいた聖頌会グループホームで、入所されている方々の足湯をさせていただいた。認知症の方々や、耳が遠い、体の一部がしびれる、うまく声が出せないなど、体の不自由な方々が多い。初めての経験に戸惑った。コミュニケーションをとることが本当に難しかった。だからこそ、笑顔が大事だということに気づかされる。
8日は門前のサンセットビューにて、足湯をさせていただく。ここも、もともとはリゾートホテルだ。ボラセンとのやりとりがうまくいかない。なぜか、「雨が降っているので、今日は一日ボランティアを受け付けない」と言われ、宮本さん斉藤さんがボラセンを通さず直接現地の方に掛け合っていただいて足湯をさせていただくに至った。現場のボラセンは混乱しているのかもしれないと思った。雨が降っていることは足湯には関係ないし、誰かが言っていたが雨が降ったときだからこそ必要な仕事もあるらしいし、それにこの日はボランティアがいちばん来やすい日曜日なのだ。もったいないと思う。

中越・KOBE 足湯隊 レポート15

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

第2次足湯隊に参加した神戸大学の村川さんの感想をお届けします。

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被災地のお年寄りの姿
神戸大学学生震災救援隊 村川奈津美

 私は普段、神戸の復興住宅でお年寄りを対象にした活動をしています。避難所にはお年寄りが多いということで、被災地のお年寄りの様子を見てみたいと思い、能登派遣に同行しました。

 能登の地で私が出会ったお年寄りには、いろいろな方がいらっしゃいました。積極的に話してくださる方、口数がちょっと少ない方…でもどの方も、人と接したいという思いがあることが感じ取れました。まぁそもそも、足湯に来てくださるという時点で、人との関わりを求めておられるのでしょうけど。 その中でも、特に印象に残っている方がいます。

 その方とは足湯でお話ししたわけではなく、お手洗いで出会いました。うがい薬でひたすらのどを洗っておられたので、「体調悪いんですか?」と聞いたら、「ここ(避難所)に来てからずっと体調が悪くて、今日お医者さんに診てもらったら、家ではベッドだったのが畳になったせいで、起き上がるときに頭に血が上ったりして、体中しんどい」とのことでした。それを聞いた私は「そうなんですか、お大事にしてくださいね。早く帰れるといいですね。」と深く考えずに言ったら、「もう帰れないんよ。」と寂しそうに言われました。 それから詳しく話を聞くと、「建て直したってあと残り少ない人生だし、仮設住宅は今使ってるベッドを置いたら狭くてとても生活しにくいと聞いてるけど、どうせあと2、3年の命やろうから…」と寂しそうに言われました。私は、「とにかく体だけはお大事にしてください」としか言えず、フラフラしながらお部屋に帰られる後ろ姿をただただ見送っていました。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 14

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事務局です。
能登半島地震被災地での「中越・KOBE足湯隊」のレポート14をご紹介します。
「中越・KOBE足湯隊」は地震発生直後から二陣が門前町、また一部穴水町に派遣されておりました。
足湯隊のこれまでの活動レポートはRSYのブログでも紹介していますのでごらんください。
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/blog/archives.html
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      「中越・KOBE足湯隊」レポート14

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

今回は、第2次足湯隊の神戸学院大学・山本さんの感想文をお届けします。
なお、4月11日の報告会の議事録(http://www.pure.ne.jp/~ngo/houkokukai070411.doc)
と当日配布資料の「現地活動報告書」
(http://qqqqlove.net/noto/repo_070411.pdf)がそれぞれダウンロードできますの
で、是非ご一読下さい。

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「中越・KOBE足湯隊」第2陣参加の報告・感想

                神戸学院大学法学部国際関係法学科
                ボランティア活動基金VAF3回生 山本佳世子

 私は今まで災害が起こったときは緊急支援活動として募金活動に参加していました。今回、初めて災害ボランティアとして現地を訪れようと思ったのは、私が阪神大震災の被災者であること、そのために自分には何か能登の方たちと通じるものがあるのではないかと思ったからです。

 地震発生から2週間たっていることもあり、私が訪れた穴水町では避難所が2ヶ所、約50名の方が生活しておられました。7日・8日とも避難所で足湯をさせていただき、一見するとみなさんの表情は明るく、私たちが話しかけると楽しそうに答えてくださいました。しかし避難所におられる方のほとんどが昼間は家の片付けにむかっているそうで、私が足湯をさせていただいたおじいちゃんも、ほぼ毎日、家の片付けに向かっているとおっしゃっていました。

 また、8日の午前は穴水町で被害の大きかった穴水駅付近を視察しに行きました。そこではちょうど家を壊している最中で、家の柱や木材を重機でトラックに積んでいるところでした。たまたま通りかかった地元の方にお話を聞くと、毎日1から2件の家が壊されていくそうです。私はその中のある1軒に目がとまりました。その家の隣には地震で壊された後と思われる何もない土地があり、それに面したその家の壁は一面、青いビニールシートで覆われていました。ビニールシートから少しだけのぞく壁は塗装がはがれ、ガラス戸は閉められない状態のようでした。そしてそのガラス戸から、1人の女性が行き来していました。この方も、どうやら家の片づけをしているようです。被災地ではよくある光景ですが、この光景は私にとってとても切ない印象を与えました。住み慣れた家が壊れたり、使えなくなってしまった家具などを捨てるとき、それまですごしてきた日常や思い出も一緒になくなってしまう気がするのです。被災者の方の中に家を離れたくないとおっしゃる方がいるのは、その家で過ごしたたくさんの思い出が懐かしく、それらの思い出をなくしたくないと思うからではないでしょうか。なくなってしまうとわかって初めて、その家ですごした何気ない日常の大切さやありがたみに気づくのかもしれません。

 今後、道路や家が再建され、目に見える形の復興は進んでいくでしょう。しかしこの時期にこそ、被災者の方のこころのケアや休息が必要になってくると思います。ゆっくりでも良いので、被災者の方が安心して新しい日常を築けるように環境を整えていってほしいと思いました。

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 13

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

昨日、「4・11−緊急!能登半島地震救援報告会」が行われ、50人の会場に60人近く集うという熱気あふれる会合になりました。会場カンパも31,342円集まりました。ありがとうございます。
 その内容については、近々報告させていただきますが、今回のレポートでは第2回足湯隊に参加された神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)の高橋瑞紀さんの感想をお届けします。

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はじめての足湯隊

神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)
高橋 瑞紀

 私は幸い震災を経験したことがありません。今までニュースや授業で震災について話を聞いても、他人事にしか思えませんでした。今回足湯隊に参加させていただいたのは、もちろん被災者の方たちが早く安心して生活を送れる日を願ってという気持ちもありましたが、被災地がどのような状況なのか、被災地NGO恊働センターがどのような活動をしているのかという、知りたいという気持ちが強かったからです。被災地や避難所に行くことが初めてだったので、今回参加して多くのことを学ぶことができました。

 失礼ですが、はじめは足湯をする意味がわかっていませんでした。被災者の方とコミュニケーションをとるためと教えていただいても、いまいち理解ができませんでした。足湯するなら、倒壊した家屋の片づけを手伝ったほうがこの状況を早く変えられると思っていました。しかし、重機を動かす技術を持っているわけでもなく、行政の知識もなく、医療の技術もなく、足湯をして被災者の方と上手に会話することすらできず、私にできることは何もないのではないかと思いました。

中越・KOBE 足湯隊 レポート12

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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      「中越・KOBE足湯隊」レポート12

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

宮本匠さんの第一次足湯隊「つぶやきレポート」続編その2です。

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中越・KOBE足湯隊 つぶやきレポート4
宮本匠

 鹿磯集落の87歳の女性。大きなマスクの上に、丸い目がのっている。杖がトレード
マーク。ベンチに座ってため息をついている。話しながら、「お母さん、そんなん87
になって、ため息なんかつかんといてよ」と言うと、「あんた、ため息もつくわい
ね。こんな年になって、こんな目におうて・・・」そして、お母さんは私に親指を立
てて見せながら、話された。

 お母さんの旦那さんは3歳の息子をひとり残して、戦争で死んだ。夫の両親と3歳の
息子を、お母さんは「必死で働いて」養ってきた。ようやく暮らしが落ち着いてきた
頃、一人息子は、事故でなくなった。39歳、結婚はしていたが子どもはなかった。
 「あんた、コレ(親指を立てる)も、子どもも、私残して先にいってもうて、ほん
まに私も一緒に死のうて、何度思ったか、それで今度も地震におうて。そらため息の
ひとつも出るわいね」「そうかぁ、ちょっとそれだけのご苦労は、僕にはぜんぜん想
像つかへんわ」

 そう言いながら、「でも、お母さん87には見えへんね、肌むちゃくちゃきれいや
なぁ。やっぱり魚食べてんのんがええんかなぁ。」「なに?はだがきれい?あほなこ
と!」そう言ってお母さんは、豪快にカッカッカと笑われる。そこから、お母さんの
勢いが一気に増した。「あんた、さっきもあそこにおった姉ちゃんに言うたったん
や。男には注意せなあかんでて。油断したらあかん、見た目はやさしそうなこと言う
とっても、ひどい人がたくさんおるんやて」「お母さん、どんなこと教えてるんです
か!」またカッカッカと笑う。そんなやり取りをして、お母さんも笑いすぎて、ヒィ
ヒィ言い出した頃に、足湯も終わり、「じゃあ、昼ごはんやから」と立ち上がられた
ところに、先ほど私が足湯をした女性がやってきて「ばあちゃん!ほら、ごはんに行
くね」と言われる。「ごめんね、うちのばあちゃんが、もう、勝手なことばっかりい
うてたでしょ」「いやいや。ああ、お母さんとこの嫁さんやったんですね」「そう
ちゃ、うちの嫁や!楽しかった!ありがとう」そうして、二人して昼ごはんの部屋に
向かわれた。今は、またそのばあちゃんがされたように、そのお嫁さんがばあちゃん
と一緒に暮らしているんやなァ、と、すこしぼんやり考えた。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 11

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

      「中越・KOBE足湯隊」レポート11

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

宮本匠さんの第一次足湯隊「つぶやきレポート」続編が届きました。

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中越・KOBE足湯隊 つぶやきレポート3
宮本匠

 深見集落に住む50代のお母さん。エプロンをつけて、眉間にしわを寄せ
ながら、忙しく市から配食される食事の用意をしている。廊下を走りなが
ら、「私も足湯して」と言い残して、また厨房へ。深見集落も高齢化が著
しく、50代の女性もなかなかいない。数少ない「若手」の女性たちが、食
事の用意など避難所のさまざまな仕事をこなしている。

 仕事が一段落され、「どうぞ、どうぞ」と足湯にきていただく。「は
い」と足を突き出し、私が「なかなかお忙しそうですね」「食事の用意も
大変ですね」と、話しかけても「そうですね」と短い受け答え。あまり口
数の多い方ではないのかな、と思いながらゆっくりと足湯をする。

 何をお話しても、あまり反応がなく、特に何も考えずに「いやぁ、ほん
でも海沿いのまちはいいですね」と言うと、「何で!?」と、さらに眉間
にしわを寄せる。「いやぁ、だって海のもん、おいしいでしょ。」「そら
そうよ、ここらはね、ワカメとか岩海苔がとれるんよ」「へぇ、岩海苔で
すか、どないして食べるんですか?」「いや、あんた、どないしてって、
味噌汁に入れてもいいし、乾燥させて海苔にしてもいいし、何でも食べれ
るやんか」「へぇ、味噌汁にか、うまそうやなぁ。海苔干すって、自分で
やるんですか?」「当たり前やないの、こうやってちゃんと木の枠があっ
て、海苔をこうやってしくねん、専門のやつで」「へぇ〜、すごいなぁ、
そんなん持ってるんですか」「当たり前やんか、みんなもってるねん」
「へぇ〜、ほんならその季節は壮観やろなぁ、砂浜に干した海苔が並ぶん
ですね」「あんた、そんなわけないやんか。みんな自分の家の前で干すね
ん」「あ、そうかそうか。」

 そんな具合に、海苔の干し方から食べ方まで、「あんた、そんなわけな
いやろ」と言われながら、いろいろと習った。最後に、お母さんが、「い
やぁ、地震で大変なんだけど、あんたとしゃべって、なんていうか変な感
じだけど楽しかったよ。家に戻れたら、冷凍してる岩海苔があるんだけれ
ど。また食べさせてやるから」と言い出した。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 10

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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        「中越・KOBE足湯隊」レポート 10

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

昨日は、足湯第2陣が神戸に到着する前に、2本の現地レポートを出させて頂きま
した。その後、午後10時頃無事足湯隊は神戸に帰ってきました。以下に今回はじめ
て足湯に参加された神戸学院大学のKさんのちょっとユニークなレポートを紹介しま
す。
なお、「足湯隊」の活動は今後も継続しますので、引き続きのご支援よろしくお
願いします。また、4月11日18:30より神戸市婦人会館(湊川神社西)で、2回(3/30
〜31、4/7〜8)の活動報告会を開きますので、こちらも是非ご参加下さい。

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(4月8日の報告)
今日も門前と穴水に分かれて行動することに。穴水組は午前中、被害のひどかっ
たと言う穴水駅の近くを見て回った。
道路の亀裂やゆがみが目立っていた。住宅の審査は済んでいたようで、赤(危
険)、黄(要注意)、緑(調査済)とそれぞれの色の紙が貼られているのが見られた。傾
いている家も多く、解体作業も進められていた。朝から雨が降っていたため、湿っ
た木のにおいや埃っぽさが漂っていた。どうしても阪神大震災が思い出された。神
戸の場面を重ねるように、ガレキ等の山となった元々家だったものを見た。その周
りに住んでおられる方々にお話も聞きながら、住宅やお店が並ぶ町を一回りした。

その後に行った廃材仮置場はトラックが行き来し、運びこまれた物で大きな山が
できていた。警備のおじさんが「雨が降ってきたから慌てて」作ったという、棚
(?)とトタン(?)を組み合わせたオリジナルミニ小屋が素敵だった。

午後からは昨日も行かせてもらった「キャッスル真名井」へ。昼間は家の片付け
などで宿泊施設にいらっしゃる方が少なかったけれど、何人か昨日に続いて来てく
ださる方もいた。その中のご夫婦は午前中回った地域にお家があり、家のそばでお
話を聞かせてもらったお二人だった。初めての足湯で、特に話が思いつかなくて戸
惑っていると、おじさんの方から話しかけてくださった。「あんたどこから来
た?」神戸です。と答えた。「神戸の地震は火が出たから…」と言われ、私は家の
周りにも火事があったことや家の壁にヒビが入った事などを話した。「ああ、やっ
ぱりな」と頷きながら聞いてくださった。やっぱりと言うのがとても印象的で、地
震が起こったその結果に納得しようとしているかのように見えた。

まったく聞役を果たせず、むしろ話を聞いてもらってしまい反省ばかりだと思っ
た。けれど会話だけがコミュニケーションではないのがさすが足湯だとわかった気
もする。黙々と手や腕をさする、黙っておられるのでどうかと尋ねると、「気持ち
いい、問題ない」と答えてくださった。よく使い込まれたような固い手が少しの間
でも楽になるのが、その人にとって良いことなのかと思った。それならそれで良
かった。もちろん本来の目的からは外れているけれど…。
             (足湯隊第2陣 神戸学院大3回生kさんより)
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中越・KOBE 足湯隊 レポート 9

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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       「中越・KOBE足湯隊」レポート 9

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

足湯隊第2陣の門前町での活動レポートとして、今日すでに「レポート
 8」として発信しましたが、その後穴水からもレポートが送られて来
ましたので紹介します。

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穴水には現在2か所避難所が残っており、どちらも足湯活動に行きまし
た。昨日は、まず午前中にキャッスル真名井という所で足湯をしまし
た。ここには約50名の方が避難しておられました。日中は家の片付けに
戻る方が多いらしく足湯に来られた方は少なかったです。ファミマでお
昼を食べ、午後からグループホーム聖頌園という所で足湯をしました。
そこには元々入所している方が18名、地震の被害にあって避難している
方が2名いらっしゃいました。夕食を済ませ、夜から再びキャッスル真
名井で足湯をしました。外出から戻ってきた方も来られて、子どもから
お年寄りの方まで幅広い年齢層の人とお話できました。「家の中がわや
わやで片付けるのが嫌になる」「せっかく仕事に慣れてきたのに地震が
起きて行けなくなって…」と言う方もいらっしゃいました。

今日は、被害が特にひどかった穴水の駅前に行き、午後からキャッス
ル真名井で足湯をする予定でいます。足湯をしつつ避難している方とお
話していると、地域のお祭りやたわいのないことを話している時は笑顔
でも、地震に関する話になるとやや表情が曇るということがありまし
た。
    (足湯隊第2陣 神戸大学学生震災救援隊2回生Yさんより)
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このレポートにもありますが、日に日に避難所で避難生活をされる被
災者が減少していきます。自宅に戻っての再建の第一歩として嬉しいこ
とでもあるでしょうが、同時に帰りたくても帰れない被災者との明暗が
くっきりし、複雑なところです。仮設住宅の入居がはじまれば一段落と
いう気持ちになられる方もいらっしゃるでしょうが、それならみなさん
と同じように一旦自宅に戻り、庭の敷地に人が住める納屋でも応急に建
て、壊れた家が再建されるのを毎日眺められる方がよほど気持ちが落ち
着くのではないでしょうか?仮設住宅はまた取り壊さなければならない
ものだから、法律とはいえ釈然としませんネ!!
「宮崎での水害のときは、自宅の敷地に仮設住宅が建ったのに???」

中越・KOBE 足湯隊 レポート 8

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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「中越・KOBE足湯隊」レポート8

能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

7日早朝から現地入りしている足湯隊第2陣は、昨日穴水町・門前町で足湯を行いました。輪島市門前町では、避難所でのノロウィルス発見以来、避難所でのボランティア活動に制限があったのですが、時間の経過とともに統廃合された避難所状況のもと、あらたに避難所となった「ホテル ビューサンセット」で足湯ができることになったようです。

今、36名の被災者が避難されていて、昼間はみなさん家の片づけに戻られるようで6人が足湯を受けられたとのことです。今日の門前町の降水確率は30%(昨日時点で)だったのですが、一時的な雨模様で午前10過ぎで一応上がっているのですが、他の避難所では午後1時まで避難所では活動してはいけないとなっているそうです。

 今回の足湯隊には、阪神・淡路大震災の被災者でもある長田区在住のHさんが同行しており、被災者の方々と談笑しながら、神戸の経験を伝え、また今後の見通しなどを丁寧にアドバイスをされて、とても喜ばれているとのことです。

みなさん、やはり遠い神戸から来てくれたことに感謝して下さるとともに、経験者からの適切なアドバイスには真剣に耳を傾けておられたようです。Hさん曰く「やっぱり、当事者同士の会話はひと味違うなぁ。当たり前やけど、みなさんご自身のこととして真剣に受け止めておられます。]

この時期必要な支援は、こうした適切かつ丁寧な”寄り添い活動”(専門家の相談業務を含めて)に尽きるなぁ。足湯はそれにピッタリやわ!」と電話の向こうで言っておられました。

 なお、第2陣は今晩夜半に帰神されます。明日からまた学生さん達の生の声を紹介しますので、乞うご期待!!

*能登半島地震救援学生ネットワーク
  連絡先 神戸市兵庫区中道通2-1-10
      被災地NGO恊働センター気付
  郵便振替 01180-6-68556
       被災地NGO恊働センター
    *通信欄に「能登」と明記して下さい

中越・KOBE 足湯隊 レポート 7

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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「中越・KOBE足湯隊」レポート7

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

第一次足湯隊に参加された宮本匠さんの「つぶやきレポート」2回目です。

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中越・KOBE足湯隊 つぶやきレポート2
宮本匠

 門前町、鹿磯地区のお母さんと足湯で出会う。この方は昨日もこられた。「いやぁ、昨日足湯してもろて、とっても気持ちよかった。夜もぐっすり眠れたわ。今日もしてもらおうと思ってきた」「それはよかった。今日も足湯して、しんだように寝れるようにしよかァ〜」80歳のお母さんが背中をのけぞらせて笑う。

 「つい、先日も能登はいいところだね。地震も台風もないし、って話してたとこやったんよ」80歳にして、まさかこんな目にあうとは思わなかった、地震はやっぱり実際にあってみないと分からない、恐ろしい思いをした、ということを仰る。うなずきながら、足をお湯につけていただき、手のひらのマッサージを始める。

 

中越・KOBE 足湯隊 レポート 6

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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      「中越・KOBE足湯隊」レポート6

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

足湯が大好評で、いろいろなところにいい影響を与えています。足湯をしながら、被災者のつぶやきを聞いてきましたが、次なる災害のためにも、また何よりも本格復興に入る新潟県中越地震のため
にも、そしてもちろん能登のみなさまの今後のためにも生かせるように一言一言の「生の声」に向き合って行きたいと思います。
今後とも温かいご支援のほどをお願いします。

この「レポート」のコーナーで、今日から第一次足湯隊に参加された大阪大学大学院 宮本匠さんの「つぶやき レポート」を紹介していきます。宮本さんは、新潟県中越でも足湯活動を体験し、またその後山古志の集落にも入り続けてきた若者です。

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中越・KOBE足湯隊 つぶやきレポート1
宮本匠

門前町阿岸公民館には、船で避難された深見地区の方々と、地元阿岸地区の方が避難されている。この避難所を見守るのが、公民館の館長さん。中に入るなり、廊下の写真が目に入る。子どもたちが
なにやら畑をしたり、そばを打つ写真。

館長さんは、地震前、阿岸の子どもたちの体験学習を行っていた。月に2回、子どもたちは館長さんのもとに集まり、サツマイモ掘りをしたり、凧の作り方を教えてもらったり。「わたし、船のコックだったんですよ。だからなんでもつくれるんです。」

中越・KOBE 足湯隊 レポート 5

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事務局・清野です。被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

「中越・KOBE足湯隊」神戸大学学生震災救援隊の益本さんの活動レポート最終回です。

           能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

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「中越・KOBE足湯隊」3月30、31日活動レポート
                              益本禎朗

 30日に約束したとおり、31日の午前は、阿岸公民館で足湯をさせていただいた。前日に続き、公民館での足湯も好評で、「気持ちいいわ、ありがとう」といってくださる方が多かった。午後は、再度、避難所の門前西小学校で14時から足湯を行った。このときは、体育館の隅の目立ちにくい場所で行ったのだが、昨日足湯に来ていただいた方たちをはじめ、またもや多くの人たちに足湯に来ていただいた。「昨日してもらって気持ちよかったから、今日も来ました」と言ってもらえたのは、素直にうれしかった。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 4

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「中越・KOBE足湯隊」神戸大学学生震災救援隊の益本さんの活動レポート第2回目です。

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「中越・KOBE足湯隊」3月30、31日活動レポート2
                           益本禎朗

 午後は、18時ごろに再度西小学校で足湯を行う予定にし、それまで家屋の被災状況や避難所、ボラセンなどを見て回った。最初に、西小学校のある道下地区や隣の鹿磯地区を見て周ったが、やはり倒壊家屋や傾いて修復が難しそうな家屋が予想以上に多く、危険度を示す赤紙や黄紙が多数目についた。その後、道下地区の約70名が避難している諸岡公民館や、阿岸地区の約25名と深見地区の約70名が避難している阿岸公民館を訪れた。阿岸公民館では、区長さんや館長さんと足湯のお話ができ、31日の午前に実際にさせていただくことになった。また途中によった輪島市役所門前支所では、健康福祉課の方からお話を聞く機会があり、民生委員を中心に作られていた高齢者の見回りマップの活用により、地震時の高齢者の安否確認が早期に行われた、という興味深いお話も聞くことができた。

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 3

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みなさまのご支援によって、能登半島地震救援としていち早く被災地に赴き、被災者の傍に寄り添う活動に参加して無事帰ってこられた「中越・KOBE 足湯隊」神戸大学学生震災救援隊の益本さんの活動レポートが届きましたので紹介します。ご支援、ほんとにありがとうございます。今後もしばらく足湯は継続しますのでよろしくお願いします。
 益本さんのレポートを、事務局で数回に分けさせて頂きました。

「中越・KOBE足湯隊」3月30、31日活動レポート1
                           益本禎朗

30日早朝、被災地の輪島市門前町に入る。倒壊した家屋や屋根にブルーシートが貼られている家屋が目につき、報道等で聞くよりも、被害は大きいように思えた。被害調査がまだ十分に行われていないためだろう。8時過ぎ、避難所になっている門前西小学校に入る。門前西小学校体育館には、鹿磯地区と六郎木地区の方たちが入られており、約200名の方々が避難されていたが、集落ごと、または集落内の班ごとにかたまっており、昼食も班ごとに取りにいくなど、避難所内でもコミュニティが強く活きているように思えた。

避難所の西小学校では、10時〜12時まで足湯を行った。体育館の真ん中という目立つ場所で足湯が行えたためか、大変多くの方に足湯に興味を持っていただき、足湯の席が空くことは終わりまでなかった。評判はよく、僕が話をしていたおばあちゃんからは「あんた達、私の孫くらいの年だけど、孫にもこんなうれしいことされたことないわ」とありがたい言葉もいただいた。足湯を通じてお話を聞いた人の中には、避難所ではうるさくて眠れず黄紙(危険度判定・要注意)の家で寝ているという方もおり、避難所生活のしんどさを感じた。また足湯中、多くの報道陣に囲まれ、避難所の方たちは足湯の感想などをやたらと求められていたが、すでに慣れた様子で受け答えされていたのも印象的だった

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 2

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能登半島地震救援学生ネットワーク事務局より、足湯隊のレポートが入ってまいりましたので、ご報告いたします。
以下レポート

能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

 地震発生から1週間が経ち、マスコミ各紙の1面はほとんど「能登半島地震1週間」で飾られている。私たちの足湯隊の活動も地元K新聞が大きくカラーで取り上げてくれている。新潟に続いて、予想通り「足湯」は超人気であり、かつ今の被災者にとっても重宝にされている。なんとか地元で引き継いでくれるキーパーソンが見つかれば有り難いのだが・・・。新潟でもそうだったが、仮設住宅での暮らしが始まっても「ふれあいセンター」仮称などでも足湯は続けて来た。

 さて、地震発生以来輪島市門前町の報道に集中しているため、穴水や七尾などの他の被災地域が話題にならない。実は、穴水でも「足湯隊」が活躍している。主体になってるのは、名古屋から駆けつけている10名ほどのボランティアだ。こちらの活動も注目して下されば嬉しいです。

 ところで「中越・KOBE足湯隊」は、来週の4月7日(土)・8日(日)も10人ほどで第2段を派遣する予定で、今現地と調整を続けている。足湯の師匠吉椿さんは、どうしても先遣隊の活動で引き上げなければならない。今、一番弟子となる阪大院生のMさんが必死で吉椿検定?を受けている。しばらく今後の足湯のリーダーはそのMさんと神大救援隊でまとめていくことになる。

 新潟中越は2年半を迎え、本格的な復興のステージに入る。能登は今から、暮らしの再建第一歩がはじまる。どちらも高齢化が激しい中山間地域での災害である。この度「中越・KOBE」としたのは、救援の文化がこうして阪神・淡路大震災から中越へとつながりつつあり、さらに能登へという思いがあるからである。被災地外の私たちは、しばらく「能登・中越」をセットで支援することの工夫をしなければならないだろう。そろそろ中越の被災者が、能登の被災者の傍に寄り添い始めるだろうと期待する。今、最も能登の人にとって元気がでるのは「新潟からの励まし」だ。そのつなぎ役が「中越・KOBE足湯隊」である。

*関連の動き
・神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)
 能登半島沖地震緊急支援募金:4/2〜6 神戸学院大学学内
4/7、8 JR明石駅
・神戸YMCA
 街頭募金:4/7 14:00〜16:30 元町大丸北西角(JR元町駅の南約100m)

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 1

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能登半島地震救援学生ネットワーク事務局より、足湯隊のレポートが入ってまいりましたので、ご報告いたします。

以下レポート

 中越・KOBE足湯隊として、輪島市門前町に入った7名プラス1名(1名は途中で増えました。)は、今朝30日早朝から早速足湯マッサージの活動を始めました。場所は門前町の門前西小学校(約200名)と諸岡公民館(約100名)の2ヶ所です。神戸を出発する前に先に地元の看護協会から支援の要請を受けて避難所サポートに入っておられた黒田裕子さん(阪神障害者高齢者支援ネットワーク)のお骨折りで入れることになりました。門前町道下にある門前西小学校に避難されているのは、鹿磯や六郎木(もともと8世帯10数人の集落)の集落にお住まいの方たちです。一方諸岡公民館に避難されている方たちは、少しずつ戻り始めているとのこと。

 1回で5人の方が足湯されるのですが、あまりの人気で長蛇?の列になったそうです。避難所の責任者である輪島市職員は「こんなええもんやったら毎日でもやって!」(これ関西弁やけど)って言ってくれたそうです。実はみなさん、足湯マッサージと言っているのでマッサージが評判だろうと思われるでしょうが、この活動のポイントは、被災者のストレスを吐き出して頂き、被災者の生の声を「聴く」ところにあります。今回の活動で若い人達が、足湯の師匠吉椿さんから、マッサージ手法もさることながら、「聴く力」を学ぶ機会になるだろうと思います。温かいお湯に足をつけながらある91才のおばあちゃんが「もう村では、若い人が減ってきた。こうしてみなさんのような若い人達に応援して頂けるなんてありがたいことです。」と言って下さったそうです。みなさん、こうした若者の活動を温かく見守って下さい。よろしくお願いします。なお、穴水の避難所でも名古屋のボランティアさんたちが足湯を広めます。

(このレポートは、現地の吉椿さんからの報告を聞いて書いたものです。)

 村井@被災地NGO恊働センターです。能登半島地震被災地に「中越・KOBE足湯隊」を派遣しますので、ご支援の程よろしくお願いします。

 今月25日の発災以来、能登半島では余震が続き、被災者は日々恐怖と不安の日々を送っていると思われます。そこでもっとも必要なボランティアニーズは「とにかく一人にしないで欲しい!」「誰か傍にいて欲しい!」という被災者の願いではないでしょうか?
 そこで私たちは、阪神・淡路大震災で生まれ、新潟県中越地震で育てられ、被災者に喜ばれた「足湯隊」を能登半島に派遣することにしました。足湯を通じて被災者の体と心にそっと触れ、ボランティア達と会話するといつの間にかポツリと本音を語り始める。そのつぶやきをひたすら聞くことが「足湯隊」の活動です。
 阪神・淡路大震災以来継続して活動している「神戸大学学生震災救援隊」「神戸大学総合ボランティアセンター」に「神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)」「CODE学生ボランティアティアグループ」「神戸市外国語大学学生有志」、中越地震で「足湯」の実施経験のある「大阪大学fromHUS」が加わった「能登半島地震救援学生ネットワーク(仮称)」により今回の足湯を実施します。この学生の活動を「被災地NGO恊働センター」「日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)」「中越復興市民会議」が後押ししています。この学生たちを支えるための募金活動に是非ご協力下さい。
 なお、事務局・連絡先は被災地NGO恊働センターにおいております。