レスキューストックヤードの”いま”を伝えるブログ

中越・KOBE 足湯隊 レポート 23

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震つな事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」5回目です。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編5」

 「土地貧乏」という言葉がある。門前の避難所であった被災者のおばあちゃん(78歳)から聞いた言葉だ。「ここはこれまで地震もなくて良いところだったんだがね。。」とため息を漏らすように語る。「ここは仕事がないから若い人は皆、金沢や東京に出て行って所帯もってそのまま帰って来ないんだよねえ。」と寂しそうだ。仕事もなく、土地に縛られている事を「土地貧乏」というらしい。被災して金沢などの子や孫の所に身を寄せるかというと「よそへは行きたくない」と言う高齢者も多い。黒島という集落で聞いた話の中にも「船員をやって子どもを苦労して大学にやったけどそのまま帰って来ないよ」というのもあった。

中越地震の被災地で浮き彫りになった中山間地域の高齢化、過疎、離農などの問題が能登ではかなりの速度で進んでいる。門前町の高齢化率は県内一だともいう。集落規模が小さいという事、担い手になる元気な世代がいないという点では中越よりも深刻である。土地貧乏という言葉はそんな背景から生まれた言葉なのかもしれない。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 22

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震つな事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」4回目です。なお、昨日のつぶやきの中に「未だ避難勧告で地域に戻れない深見の人々」という表現がありましたが、避難勧告が出て戻れないのではなく、深見地区への応急復旧した市道が日中しか使えないため、自主避難を継続されているとのことですので、「未だ避難を続けて地域に戻れない深見の人々」と訂正させていただきます。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編4」

能登半島地震最大の被災地、門前町の人口3349世帯、7821人(07年3月1日現在)である。そのうち65歳以上の高齢者が、3703人である。なんと高齢化率47,35%という数字が出ている。日本の最先端を行く場所が被災地となった。

避難所を回っても子供をあまり見かけない。鹿磯の人々が避難していた西小学校でもほんの数名の中学生しか見かけなかった。足湯しながら91歳のおばあちゃんは、「内の集落は85歳以上が35人、二人暮らしの高齢者宅が45軒、一人暮らしの高齢者宅は16軒あるんだよ。これが私のボケ防止!」と笑いながら鮮明に記憶しており、「自分の事は自分でするからね。」ととても91歳とは思えない。そんなおばあちゃんが翌日、足湯をしながらお話すると「長生きするもんじゃないねえ。この年でこんな目に遭うなんて。。」ともらした。

91年という月日を生きてきた人にとってこの地震はどのように映っているのだろう。
そして彼女たちにとっての復興とは何を意味するのだろう。。。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 21

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震つな事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」3回目です。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編3」

慣れない集団生活や人目にさらされるプランバシーのない生活、避難生活が一週間もすると様々な疲れが出てくる。そこで暖かいお湯に足をつける。それだけで気持ちがいい。そして中越や関西から来た学生たちに手を触れられながら何気ない会話を交わす。時には笑い声も聞こえてくる。そして足湯を通じて交わされる会話の中にはたくさんの情報がつまっている。

 3週間後の今でも避難生活を送っている深見の集落の方に足湯をやりながら沢山のお話を聞いた。「深見の8割が元、船員なんだよ。ほら、そこのおやじも船乗りさ。今は、皆、退職して年金暮らしだよ」、「ほとんどの家には2,3人乗りの伝馬船を持っていて、食べる分を獲って残りは輪島の朝市や金沢に売っているんだ」と話してくれる。「深見にはなあ、雪割草の群生地があるんだ。山道を一時間くらい歩けば見れるぞ。きれいだぞ。」と自慢げに語るお父さん。未だ避難勧告で地域に戻れない深見の人々。足湯をやりながらお話を聞くと孤立した集落の姿が少しづつ見えてくる。被災者と呼ばれる前までどんな暮らしをしていたかがうかがえる。「暮らし」を「想像」してみる事の大切さに改めて気づかされる。

村井 雑感レポート No.15

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RSY事務局・清野です。
震災がつなぐ全国ネットワーク顧問・村井氏の雑感レポートが入りましたので、ご紹介します。


能登半島地震発生から1ヶ月が経った。今なお避難所には256人の方がおられる。仮設住宅に入居される方、持ち家を再建される方、また残念ながらこの機会にこの地を離れられる方など、厳しい今後の暮らし方を迫られる。持ち家を再建または補修して暮らせる方はともかく、一概に希望を見出すのも難しい現実でもある。そんな中で、これまでに集まった義援金の一次配分の発表があった。全壊家屋で70万円、半壊家屋35万円である。新潟県中越地震では、全壊家屋に200万円、大規模半壊100万円、半壊25万円が支払われた。もちろん、善意の義援金なのでありがたく受け取ることになるのだろう。しかし、現実の問題としては厳しいものだ。

正直言ってこれまでの大規模災害に比べてマスコミへの露出度は少なかった。もっとマスコミが報道してくれれば、違っただろうにと悔しい。ともすればさまざまな貴重な伝統文化が危機にさらされることを考えると、また歴史的な奥の深い意味合いを考えると、実はもっともっとマスコミも報道していいのではないかと期待してしまう。それでも被災者たちは不満を口にすることなく、ジッと耐えているという日々である。何とか家を再建して新しい暮らしを出直そうと思っても、後継者がいない、どんどん集落の世帯が減少するなど悪循環ばかりが浮かび上がってくる。これでは希望の灯りが見えないのは無理もない。今朝のA新聞では、被災地輪島市門前町黒島の取材記事がでていた。−黒島町を対象に224世帯にアンケートをとれば、「黒島の家を継ぐ」と答えたのが31世帯だった−と。じつに限界集落の厳しい姿を見る思いである。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 20

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

吉椿さんの「つぶやき」2回目です。

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「吉椿雅道のつぶやき〜能登編1」

 門前西小学校の避難所(すでに閉鎖)で出会ったUさん(60歳男性)。避難所を取り仕切っている若手(?)の元気なおじさんである。海岸線沿いの鹿磯(105世帯238人)という集落に生まれ育ち、長年勤めた役場の仕事の退職を目前に地震に遭った。「これが最後の仕事や。。」と複雑な思いをこぼす。地震一週間後に避難所で初めてお会いした時、僕をマスコミの人間と勘違いして、ぶっきらぼうに「夜9時以降の取材はダメだ!」と言われた。足湯のボランティアをさせていただきたい旨を伝えると「それはいい、ばあちゃんが多いから喜ぶぞ。」と言って、一見強面なその表情が緩んだ。その会話から能登での「足湯」が始まった。

 だが、いつも避難所で走りまわっていた元気なUさんが、「自分ちの片付けをしなくちゃいかんが、何かやる気が起きない」と最近よくつぶやく。これは、東洋医学的にいう「腎虚」という状態で極度の心身にかかるストレスによって腰(腎臓)に力が入らなくなる。

 高齢化のかなり進んでいる被災地では担い手である数少ない中高年男性の負担や疲労が気になる。

能登半島地震【第27報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。昨日より穴水町災害対策ボランティア現地本部で活動しております。同行の吉田護さんのレポートと合わせてお知らせいたします。(2007.4.26〜27現在)

■仮設住宅説明会(4月26日午前・午後の2回開催)
・前半部分は行政による電気、上・下水道、転居・転出届け、ごみ、電話等に関する事務的な説明、後半部分は中越地震被災者で「いきいき田麦山」を代表して渡辺さんによる仮設住宅の説明があった。田麦山からは合計8名のメンバーが来られ、同じ境遇を歩んだ者として、「協力したい」という気持ちと「少しでも不安を取り除いてあげたい」とのお申し出により実現した。
・渡辺さんのお話:仮設住宅経験者ならではの視点で、写真等が満載のPPTを使って、懇切丁寧に説明された。開口一番「心の切り替えが大事だ」、そして最後は「住めば都」と、私たちでは到底口にできない内容で、一言一言が貴重なアドバイスとなった。聞かれた方の中には涙ぐんでお礼を述べられた方もいた。
 ・仮設住宅は避難所暮らしで失われがちだった家族との時間を取り戻す場
 ・そして、コミュニティ再開の場
 ・一時的な仮住まいの場で、マンションやアパートのような完璧な住まいではない
 ・限られたスペースなので、まずは生活空間の確保を
 ・家財は、最初は最小限に。その後徐々に増やしていけばいい。家電は一通り必要
 ・夏は暑く、冬は寒い。熱気・湿気・結露の発生は避けられない
 ・夏場は必要以上に料理しない。食べきる。冷蔵庫も過信は禁物。食中毒が心配
 ・夏季(梅雨時)の湿気対策→エアコン、除湿機、乾燥剤の活用
 ・高齢者・子供の脱水症防止→水分補給と換気
 ・冬季の防寒対策・結露防止
  1)暖房器具の選択→エアコン、給排気式ファンヒーター
  2)支柱(鉄骨)の被覆
 ・仮設住宅での自治形態の確立
  1)連絡網の確立→班長・連絡長選任等
  2)集会施設の管理→掃除(当番制)
 ・個々の生活環境づくりと気遣い(モラル)
  1)長屋住まい→集い・助け合い
  2)ゴミ処理→個々のモラル
 ・空間の有効利用(室内の上に空間あり!→棚の設置で小物を収納)
 ・仮設住宅内では携帯電話の電波が入りにくい→室内アンテナの設置
 ・経験者としての教訓のポイント
  「地域愛」「自分達だけで頑張ろうとしない」「気持ちの切り替え(地域全体で)」

説明会終了後、ボランティア本部からから引越しボランティアの希望を募る用紙が配布された。また前日までに用意された「引越し応援パック」が希望者に配布された。

□栗田の所感
説明会だから仕方がないが、前半の説明はやはり行政らしい細部にわたる丁寧な説明も、抑揚のなさが気になった。入居予定者はきっと不安でいっぱいなのだろう、要は通常の転居と同じ簡単な書類や手続きにもかかわらず、しきりに質問が飛び交っていた。そのムードを田麦山の渡辺さんの実体験が緩和させ、さらに地元ボラ連らが準備した「応援パック」が手渡される頃には笑顔ももれていた。行政とボランティアの連携で無味乾燥な説明会にさせなかった成果は大きいと感じた。

能登半島地震【第26報】

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浦野です。お疲れ様です。松田より穴水町災害対策ボランティア現地本部での活動状
況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.23現在)

○本日の活動
■仮設住宅応援プロジェクト会議(第3回)
「仮設住宅引越し作業に向けての準備」
1.引越し応援パック作成
○パック袋詰め
・タオルについては昨日(22日)社協在庫分を5枚ずつ組んで袋詰め済み。
・残りの物品は24日、25日で仕分け、袋詰めを行う。
・パック45個は、26日の説明会時に配布する。

2.仮設住宅新生活応援グッズ
○チラシ作成
・地元の方が「作業はできなくても何かお手伝いがしたいな」という気持ちを表すた
めの応援パックだということが伝わるような文面にするよう話し合われた。
・配布範囲は、ボランティア連絡会の関係者とした。
○パックするもの(チラシに記載)
バスタオル・石鹸・カレンダー・箱ティッシュ・耳かき・トイレットペーパー・つめ
きり
○パック作業日については未定(仮設入居の頃、4月30日を目安。)

3.引越しお手伝いボランティア
○募集チラシ
・主として下記の3つの仕事があり、期間ごとに主な仕事が異なる事を明記。それぞ
れができる仕事があるときにボランティアに来ていただけるようにした。
?4/27〜29 引越しニーズの調査
?期間中随時 荷造り準備の応援、掃除など
?5/1〜6 引越し作業、荷物の積み下ろしなど
・車両の提供も同時に募集
・チラシの配布先は、ふだんからボランティア活動に参加している団体さん宛て(老
人会や各種のサークルなど)とし、申込も団体を通じて日付ごとの人数を報告してい
ただく形をとった。
・チラシはボランティアさんの手で印刷、3つ折、郵送を終了。
○入居者の方に配る「依頼票」
・26日の説明会時に、ボランティアの依頼票をお配りし、後日希望やニーズを調査し
ながら訪問回収する。
・遠方に避難されている入居者の方は、できるだけ説明会時に希望を伺う。
・避難先と荷物の在処が必ずしも同じではない(特に応急判定赤紙のお宅)ため、住
所とは別に荷物の在処を書いていただく。

■避難所廻り
・今日は、定期的にみまもりを行っている高野さんに、地元の真言宗の院王寺の若い
お坊さんが助っ人として加わってくださいました。今後は地元のお寺を拠点として、
避難所や仮設住宅、在宅の被災者の方への足湯マッサージを行えるよう企画を検討
中。

■今日のニーズ
・新たな申し込みはなく、昨日依頼があった障子の張替え、冷蔵庫の運搬を行いまし
た。引越し前の静けさといったところ。ボラ連会長さんの顔が広く、適材適所にボラ
ンティアさんを派遣しています。

(感想)
 週が明けていろいろな人の出入りがありましたが、穴水町のボラ連の方々はまるで
朝のお話会に集まるようにセンターに顔を出してこられます。他のボランティアの方
や私と世間話をしながら封筒やパック詰めの作業をゆっくりのんびりと行いました。
ボランティアさんたちが話してくれる穴水のうまいもん話には涎が出ます。牡蠣、ク
チコ、今はいさざ(しらうお)などなど。四季それぞれこれでもかとおいしいものが
でてくるのですね。(ただの食いしん坊レポートですみません。)

■活動している地元ボランティアの声
先日よりご紹介している北国新聞に掲載された穴水町ボランティア連絡協議会会長の
松田さんの手記の最新版が届きました。

【4月24日北国新聞掲載】
わが町では、能登半島地震で倒壊した家屋の撤去作業が進められている。一瞬の自然
災害によって、多くの人が嘆き悲しむ恐ろしい出来事が発生した。お年寄り夫婦や一
人暮らしの家庭が多く、恐怖と戸惑いで精神的ダメージは計り知れない。だから、心
の復興を支えるボランティアの必要性を実感した。町のボランティア協議会で、「心
細さ、不安、心のよりどころがない」の悩みにどう対処するべきかを問いかけた。圧
倒的に多かった意見は、被害を受けた近所や友人、知人に優しく励ましの言葉を掛け
る「声掛け活動」の推進であった。私たちの老人会に所属する会員のうち、25%の40
数世帯が家屋調査で「危険」「要注意」のラベルを貼られた。内部の被害は全世帯で
ある。これからの課題は山積している。行政の支援はもちろんだが、一人ひとりが支
えあって生きる工夫と努力が復興の鍵になると考える。「無理せず、優しくお互い支
えあって頑張りましょう」と声を掛け、心の復興に貢献したいものだ。

中越・KOBE 足湯隊 レポート19

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

 先日22日(日)に、すでにお知らせしましたように被災地NGO恊働センターの会議室で、これまでの振り返りを兼ねた足湯講習会を開催しました。神戸大学、神戸学院大学、大阪大学、松蔭女子大などの学生が15人集まり、吉椿さんの”本格的な東洋医学”の「さわり」の話しをはじめ、足湯の実技についてのおさらい、さらには足湯によって聴き取る”つぶやき”から見える大切な課題などについて意見交換をしました。やはり初めての人にとっては、わずか10分ほどですが会話をつなぐことが難しいという。

 昼食は(なんと!)吉椿さんみずから、腕を振るってつくられた「タイカレー」を頂きました。余談ですが、被災地NGO恊働センターの会議室では、よく「寺子屋勉強会」を行っていますが、こんなおいしいタイカレーが食べられるなら、「寺子屋・足湯道場」というメニューを追加しようかと思いました。是非、みなさん足湯を覚えたいという方がおられましたらお声をかけて下さい。ただし多少の人数が集まらなければ開催できませんのでその辺りはご了承下さい。

 さて、これまで足湯隊に参加された学生さんの「足湯レポート」は順番に紹介してきましたが、いよいよ今日から”真打ち”の「吉椿雅道のつぶやき・能登編」を紹介させて頂きます。また感想、ご意見など聞かせて下さい。なお、足湯隊第3陣が連休後半(5日、6日の予定)に現地入りするため、そのための先遣隊が今月末に入ります。今、現地では仮設住宅への入居が最も関心事になっていますが、早い場所で4月末に、穴水は5月1日の入居予定です。従って一応足湯隊として行きますが、場合によっては引っ越し手伝いをすることになるかも知れません。また、今回は第2陣で同行して下さった阪神・淡路大震災の被災者と初参加の被災者も一日参加ですが合流します。このレポートを読まれた方で、足湯隊に参加して見たいと思われる方は、まだ若干名空席がありますので連絡を下さい。

能登半島地震【第25報】

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浦野です。
本日夕方、1週間の活動を終え、名古屋に戻ってまいりました。現在は松田が引き継ぎ、仮設住宅の引越し準備に向けてサポート体制を整えています。今回は、昨日開催された避難所応援企画のレポートを中心にご報告します。

○困った時はお互い様 穴水町応援プロジェクト
「ほっと一息つきましょうの会」

4月17日(火)に、ボランティア連絡協議会の会議にて、「被災されて気持ちが落ち込んでいる方や疲れのある方の気分転換や元気付けのイベントをしよう」ということが合意されました。そこで、地元のボランティアグループが中心となり、21日(土)19:00から、避難所となっていたキャッスル真名井の大広間にて、避難所で生活している被災者の方約20名、在宅で避難生活を送られている方約15名、参加してくれた子どもたちの親など総勢約60名が集まり、穏やかで温かいひと時を過ごしました。

■プログラムの内容
・第1部:少年少女合唱団リトルプラネッツ(リトプラ)による合唱
「いっしょにうたわん会音(かいね)♪」

穴水小、住吉小児童25人で構成された合唱団リトプラが、「がんばろう!!穴水」と書かれた譜面を一人ひとりが持ち、『ともだちはいいもんだ』(歌詞抜粋:「友達はいいもんだ 言いたいことが言えるんだ 悲しいときは励ましあおう 心は一つさ みんなは一人のために 一人はみんなのために」)をはじめ、赤とんぼ、こいのぼり、ふるさとなど6曲を合唱しました。

能登半島地震【第24報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。浦野より穴水町災害対策ボランティア現地本部での活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.20現在)
また、本日より当方の新人スタッフ松田曜子が浦野との引継ぎで現地入りしました(24日までの予定)。初めての派遣でかなり緊張しております。どうか皆さまのからの叱咤激励・アドバイスのメールなどをいただき、育てていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

○本日の活動
■仮設住宅応援プロジェクト 第2回会議
・日時:4月20(金)10:30〜12:00
・場所:ボランティア活動ルーム
・参加者:松田(ボランティア連絡協議会会長)・落合(フィッシングクラブ穴水釣楽会)・山崎(地元ボランティア)・高野、武野、高田(グループ325)・滝井(教育相談室「あした塾」)・橋本、山田(穴水町社会福祉協議会)・長瀬(石川県社会福祉協議会)・今里(県外ボランティア)・浦野
〔仮設入居までのスケジュール 2007.4.20現在〕
・仮設入所募集締め切り:4月20日(金)〔担当:行政〕
・仮設住宅応援プロジェクト第3回会議:4月23日(月)〔担当:社協〕
・仮設入所者内定通知発行:4月23日(月)〔担当:行政〕
・新生活応援パック募集:4月23日(月)〜28日(土)〔担当:社協+ボラ連〕
・ボラ連仮設住宅入所説明会:4月26日(木)〔担当:行政+ボラ連〕
・引越しボランティアニーズ受付開始:4月26日(木)〜29日(日)〔担当:社協〕
・引越しボランティアニーズ調査:4月27日(木)〜29日(日)〔担当:社協+ボラ連〕
・荷造りボランティア:4月27日(金)〜30日(木)〔ボラ連〕
・新生活応援パックパック作業:4月30日(月)〔ボラ連〕
・ニーズとボランティア調整実施日の連絡:4月30日(月)〔社協〕
・引越し作業:5月1日(火)〜6日(日)〔社協+ボラ連〕
〔応援内容について〕
○新生活応援パック
・内容:カレンダー、タオル、バスタオル、石鹸、BOXティッシュ、トイレットペーパー、つめきり、みみかき、お茶(スポーツドリンク)
・呼びかけ対象者:ボラ連を中心
・呼びかけ方法:ボラ連を対象にチラシにて配布
・目的:穴水町みんなで応援してますよ!という気持ちを応援品に乗せて届けることを目的とする。
・用意するもの:配布用チラシ、保管用の箱、パッキング用の袋
・受付場所:ボランティアセンター
・保管場所:資機材倉庫

能登半島地震【第23報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。浦野より穴水町災害対策ボランティア現地本部での活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.19現在)

○本日の活動
仮設住宅への引越し支援について、地元ボラ連の方々と今後の準備内容、役割分担などについて話し合った。
■仮設住宅応援プロジェクト第1回会議
・日時:4月19(木)10:30〜11:45
・場所:ボランティア活動ルーム
●仮設入居までのスケジュール
・4月20日(金)仮設入所募集締め切り
・4月23日(月)仮設入所者内定通知発行
・4月26日(木)入居説明会
・4月27日(金)〜29日(日)ニーズ調査
・4月30日(月)ボランティアとニーズのマッチング、引越し事前準備
・5月1日(火)〜5月6日(日)入居開始・活動実施
●4月26日(木)入居説明会について
?説明の内容
・新潟県中越地震で仮設入居の経験のある方を招き、新生活にあたり用意しておくと便利なものや、冬や夏の生活環境などについてプロジェクター等を使用し、経験談をお話頂く。また、説明会終了後には、茶話会などでさらに交流をはかれる場をセッティングできるか明日検討予定。
?引越しニーズの受付
・ボラ連メンバーより、ボランティアがどのような作業をお手伝いできるのかを具体的に説明。
・ボランティア申し込み表を配布。内容は、?必要な人数?具体的な作業内容?車両提供の有無など。
・上記の呼びかけと同時に、4月27日(金)〜29日(日)の3日間で、入所される45世帯を対象に、ボランティアニーズの聞き取り調査に伺う。それまでに申し込み表に記入して頂くか、内容について検討いただくことを声かけする。
※行政に、45世帯の対象者についての情報提供をしてもらえるか明日打診。
●引越しボランティア募集の呼びかけ
・北電:12名(5月3日)→決定
・穴水高校:約60名(5月2日13:30〜1年生)→決定
・ボラ連:約20〜40名?→調整中
・体育協会:20団体→調整中
・現在までに協力してくれた町内ボランティア:約70名→調整中
・県外ボランティア:→調整中
※できれば、町内の団体で協力できるような体制づくりが望ましい。状況によって、県外ボラへの協力依頼を検討する。
※4月29日(日)を募集締め切りとすることを検討予定。

能登半島地震【第22報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。浦野より穴水町災害対策ボランティア現地本部での活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.18現在)

■避難所訪問活動
【被災者の声】
★日常生活のこと
・普段は明日、あさってなにしようかと段取りを持って生活しているが、「無計画」であることが苦痛だ。施設からも送迎の車を出してもらえるが、家で用事を済ませてきたいと思っても、「待たせては申し訳ない」と気兼ねしてゆっくりと時間が過ごせない。でもこれは自分のわがままだから、仕方がない。1時間ぐらいでも家の周りを歩いたりできればいいのだが。
・家の片付けは兄弟が方々から来てやってくれている。でも、体が思うように動かない自分(脳梗塞による片麻痺だと思われる)がいても邪魔だと言われ、ここにいる。役に立ちたいと思っても、実際に邪魔になるだけだと自分も思うので仕方がない。
★家のこと
・町から家の調査に入った人に、「うちは赤紙で一部損壊、2件おいて隣は黄紙で半壊とされている。どうしてこんな違いがでるんだ?」と尋ねるも「難しいことをいうおばあさんだ」と言われただけで答えてもらずにとても悔しい思いをした。まだその疑問は解決していない。

※本日より、ボランティアの待機所として使用していたプレハブを地元ボランティアの活動拠点として使用できるよう環境整備をし、早速第1回目の打ち合わせが行われた。本日の被災者の声と、昨日のボラ連会議の話し合いの結果を受けて、以下の内容の実施が決まった。
・気分転換、外出支援について
外出を希望する方については、明日送迎車を出し、ご本人と親しい訪問ボランティアが同行し、おしゃべりをしながら、ゆっくりと用事を済ませられる時間を作る。(とりあえず今回は、グループホームの数人の希望者のみ)
・避難所での元気づけイベントについて
困った時はお互い様 穴水応援企画
「ほっと一息つきましょうの会」
日時:4月21日(土)19:00〜20:00
場所:キャッスル真名井 大広間
内容
子どもたちの歌を聞いて、お茶でも飲みながらホッと一息つきましょう。
?少年少女合唱団リトルプラネット(地元ボラ・小学生)による合唱
「ふるさと」「あかとんぼ」など
?育児サークルいいおかお(地元ボラ・幼児)による「こいのぼり」の歌と手作りかぶとのプレゼント
?時間があったらカラオケ

※昨日のボラ連会議に出席したリトルプラネットの担当者の方のコメント
これまでのボランティアの取り組みや全国の皆さんの様々な助けを知り、今後町民の一人ひとりができるボランティアこそが大切であると気づかされる有意義な会議でした。何かお役に立てることはないかと思っていた矢先だったので、二つ返事で参加することにしました。
→明日より避難所にチラシを配り、参加を呼びかける予定。

能登半島地震【第21報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。浦野より穴水町災害対策ボランティア現地本部での活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.17現在)

○本日の活動
■ボランティア受付
・電話でのニーズ依頼件数はほとんどなし。
・家屋調査に関する依頼や調査結果の問い合わせなどが若干あり。

■ボランティア連絡協議会「能登半島地震」緊急会議
・13:00〜15:00までの予定が大幅に延長し16:00ちかくまで議論が続いた。
・参加団体:約20+穴水町健康福祉課課長
〔会議の内容〕
1.挨拶
・町長の挨拶
・社会福祉協議会会長の挨拶
・ボランティア連絡協議会会長の挨拶
○穴水町災害対策ボランティア現地本部長(社協事務局長)より会議の目的の確認
?3月25日(日)9時42分に発生した能登半島地震において、穴水町災害対策ボランティア本部が活動してきた経緯の報告
?被災された方々の今の様子についての情報の共有
?同じ地域に住む住民同士「困った時はお互い様」という視点に立って、支えを必要とする方の小さな声に耳を傾けながら、どのような応援ができるのかを考えていく。
2.報告
?穴水町災害対策ボランティア本部の活動についての報告(町社協職員)
・自分からは「助けて欲しい」となかなか言い出せない、被災された方の『小さな声』になるべく耳を傾けようという姿勢も持ち、必要なこと考えながら活動を続けてきた。
〔活動状況〕
○3月25日
・地震発生
・民生児童委員を通じ、要援護者の状況把握を依頼
○3月26日
・穴水町災害対策ボランティア現地本部を設置
○3月28日
・避難所の訪問活動を開始(現在継続中)、訪問活動によって挙げられた個別の要望
への対応(現在継続中)
○3月29日
・避難所の環境整備(布団・洋式便座搬入、清掃)
・婦人会・健康づくり推進委員、民生委員などが野菜不足解消のための炊き出し実施
(4月1日まで)
○4月1日〜3日
・ボラ連による在宅にいる被災者への声かけ隊活動(断続的に継続)
○4月9日
・県外からの被災地お見舞いパック「うるうるパック子ども版(鉛筆、ノートなど新学期応援グッズ)」配布(町内小学校5箇所全校児童415名に配布)、在宅被災者向け「家の相談会」の開催
○4月10日
・「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)」「日本民家再生リサイクル協会」による家屋調査の実施(4月10日・11日・12日)
・民生児童委員を通じ一人暮らし高齢者被害状況調査、県外からの被災地お見舞いパック「うるうるパック大人版(タオル、うがいぐずり、石鹸、マスクなど)」配布。
・避難所の被災者向け「家の相談会」の開催
・被災者から上げられた声に関する報告会実施

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 16

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事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

第2次足湯隊に参加した大阪大学の是常さんの感想をお届けします。

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足湯感想文

大阪大学人間科学部ボランティア人間科学科3回生
是常 安紀子

【全体的なこと】
7日は穴水にて、キャッスル真名井と聖頌会グループホームの2箇所で足湯をさせていただいた。キャッスル真名井は、綺麗な景色の見えるリゾートホテルを避難所にした、という感じの場所だ。避難所といえばどうしても体育館のような、寒くて、プライバシーのない、生活しにくい場所というイメージがあったので意外だった。また、お昼に行かせていただいた聖頌会グループホームで、入所されている方々の足湯をさせていただいた。認知症の方々や、耳が遠い、体の一部がしびれる、うまく声が出せないなど、体の不自由な方々が多い。初めての経験に戸惑った。コミュニケーションをとることが本当に難しかった。だからこそ、笑顔が大事だということに気づかされる。
8日は門前のサンセットビューにて、足湯をさせていただく。ここも、もともとはリゾートホテルだ。ボラセンとのやりとりがうまくいかない。なぜか、「雨が降っているので、今日は一日ボランティアを受け付けない」と言われ、宮本さん斉藤さんがボラセンを通さず直接現地の方に掛け合っていただいて足湯をさせていただくに至った。現場のボラセンは混乱しているのかもしれないと思った。雨が降っていることは足湯には関係ないし、誰かが言っていたが雨が降ったときだからこそ必要な仕事もあるらしいし、それにこの日はボランティアがいちばん来やすい日曜日なのだ。もったいないと思う。

能登半島地震【第20報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。15日から再度現地(穴水町)入りした浦野から活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.16現在)

○本日の活動
■家の安全相談について
・家屋の調査依頼について、前回訪問できなかった分を4月26日〜27日の間で実施されることが決定。
・すでに調査が済んでいる分については、お年寄りでも理解できる調査結果の解説書を添付して返却して頂くようにした。
・現在、町が毎週土日にかけて、家の相談・調査を実施しており、その後のボラセンへの問い合わせには町を紹介。
・今後は調査結果を個別に返却していきながら、声かけ・見守りを行っていきたい。

■避難所の訪問について
・本日地域ボランティアの方3名と浦野でキャッスル真名井(入居者30名程度)、グループホーム聖頌園(入居者6名程度)の2箇所となった避難所を1時間程度で訪問。
【被災された方の声・様子】
(グループホーム聖頌園:入居者6名程度)
・「日中は特に何にもすることがないので、こうして座ってテレビを見ている。家にいた時は、布団を干したり、おかってやったり、衣替えをしたりとやることが一杯で結構忙しくしていた。特に、今の季節には山へ行って、ぜんまい、わらび、よもぎなんかの山菜を取りにいっていた。自然と一緒に生きていた。でも今はいけないし、取ってきても自分で料理もできない。」
・ボランティアさんが一人ひとり手を握りながら、言葉かけを行っている。「ありがとう」という言葉と共に握り返す手の強さは、「もう少しここにいて欲しい」という気持ちの表れであるような気がした。
(キャッスル真名井:入居者30名程度)

能登半島地震【第19報】

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皆様
栗田です。お疲れ様です。穴水町で活動を行っている吉田護さん(京都大学防災研究
所社会防災研究部門)より活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたしま
す。本日から浦野が現地入りしました。(2007.4.14現在)

■行政との連携
地元が主体となって動いた?元中学校教師を中心とする町内廻り,?民生委員による
一人暮らし高齢者被害状況調査,?「家のことについて専門家に聞きませんか」につ
いての報告書をまとめ,役場に提出した.住民の生の声が満載されているので、今後
もこうした連携を大切にして、決めの細かい対応を図っていきたい。

■現場の諸問題
□民生委員による報告会にてあがった,お墓が多数倒れているという件だが,地元の
業者が既に廻り,急ぐところは解決済み.他に目立つお墓に関する声は上がっていな
い.また,そのような声が出たら,町の業者を通じてやっていきたいとのこと.
□山中ゴミ処分場に電気屋が多数の製品(傷もの)をもってきた模様.地震による損傷
かどうかの判別が難しく,所長さんは怪しんでいる様子.地震以外の欠陥製品に関し
ては,受け入れたくないとおっしゃっていた.
□かなりの被災状況にも関わらず,遠方のため支援が手薄となっていた地域に対し
て,VCのちらしを配布した.門前と非常に近い地域で,車で30分以上の地域.基本的
には蔵の被害が大きい.
□避難所の声(地元ボラ連による避難所廻り)
避難所から仮設住宅の移動の際のボランティアの依頼があがってきた.
→ミーティングで話しあった結果,20日に仮設住宅の申し込みの締め切りを迎えるた
め,その後に避難所に関しては事前にどれくらいのニーズがあるのかを調査すること
で同意.仮設住宅前後はニーズが増加することが予想され,事前にボランティアの数
を調整したいところ.(北陸電力からトラック3台を,運転手を含め,仮設住宅移動時
に派遣するというボランティア受付も既にあり).
・仮設住宅への移動は4月末になる見通し.
・45戸同時に入居予定.
□毎日家にお話相手に来てほしいという方がおられ,VCに連絡が来る.民生委員さん
との協議の結果,民生委員さんが基本的に毎日訪れるということだが,もし駄目な日
があればVCに依頼するとのこと.
□14日は土曜日ということもあり,家の片付け依頼が多かった.ボランティアの数で
は需給を満たしていた模様.
□商品の被災の証明書が欲しいが,役場の税務課に行ったけれども発行してくれな
かった,つき返されたとVCに電気屋の方が来られる.こんな証明書も発行しれくれな
いのかとかなりお怒りの様子だった.VCで役場の災害対策本部に連絡をとり,結果と
して作成してくれたが,役場も初めての対応だったらしく,混乱が生じていた.その
来られた電気屋の方も最後は機嫌を取り直して帰られたが,役場で発行する罹災証明
書が家に関することだけで,商品等の被害の証明とは無関係と言われたことに相当ご
立腹だった.
□住宅診断に関しては、結局56件もの申し込みがあった。3日間で対応できたのは34
件で、22件が後日実施ということになった。一方で、毎週末に役場が同様のサービス
を実施することになり、受付をしたが診断を実施していない家庭に関しては,電話で
問い合わせを行い,行政側が行っている診断かVC側で行っている診断かを選択しても
らうようにすることにした.

中越・KOBE 足湯隊 レポート15

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

第2次足湯隊に参加した神戸大学の村川さんの感想をお届けします。

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被災地のお年寄りの姿
神戸大学学生震災救援隊 村川奈津美

 私は普段、神戸の復興住宅でお年寄りを対象にした活動をしています。避難所にはお年寄りが多いということで、被災地のお年寄りの様子を見てみたいと思い、能登派遣に同行しました。

 能登の地で私が出会ったお年寄りには、いろいろな方がいらっしゃいました。積極的に話してくださる方、口数がちょっと少ない方…でもどの方も、人と接したいという思いがあることが感じ取れました。まぁそもそも、足湯に来てくださるという時点で、人との関わりを求めておられるのでしょうけど。 その中でも、特に印象に残っている方がいます。

 その方とは足湯でお話ししたわけではなく、お手洗いで出会いました。うがい薬でひたすらのどを洗っておられたので、「体調悪いんですか?」と聞いたら、「ここ(避難所)に来てからずっと体調が悪くて、今日お医者さんに診てもらったら、家ではベッドだったのが畳になったせいで、起き上がるときに頭に血が上ったりして、体中しんどい」とのことでした。それを聞いた私は「そうなんですか、お大事にしてくださいね。早く帰れるといいですね。」と深く考えずに言ったら、「もう帰れないんよ。」と寂しそうに言われました。 それから詳しく話を聞くと、「建て直したってあと残り少ない人生だし、仮設住宅は今使ってるベッドを置いたら狭くてとても生活しにくいと聞いてるけど、どうせあと2、3年の命やろうから…」と寂しそうに言われました。私は、「とにかく体だけはお大事にしてください」としか言えず、フラフラしながらお部屋に帰られる後ろ姿をただただ見送っていました。

村井 雑感レポート No.11

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RSY事務局・清野です。震災がつなぐ全国ネットワークの顧問・村井氏からの雑感レポートをご紹介します。
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能登半島地震から3週間が経とうとしています。すでに救援レポートでもお礼をのべましたが、去る11日に「中越・KOBE足湯隊」の報告会を開催し、多数の参加と今後の活動への募金を会場カンパとして頂きました。この報告会の概要については被災地NGO恊働センターのHPで紹介させて頂いています。(http://www.pure.ne.jp/~ngo/notodan.htm)

さて、この報告会では足湯活動を通して、災害後救援ボランティアの質的転換と進化が見えたと複数の研究者やジャーナリストがコメントされた。阪神・淡路大震災以後、災害直後に瓦礫の片付けや掃除、避難所から仮設住宅への引っ越しなどという、いわゆる「救援ボランティア」は定着したと言える。しかし、他方大切なのは日頃の事前の備えだという議論も沸騰し、最近の一つの考え方として「減災サイクル」というものがある。私も全国各地での講演では「減災サイクル」をもとに話す機会が多い。

「減災サイクル」とは、災害後の応急対応期には「もう一人の命が救えないか」と取り組み、その後の復旧・復興期では「最期の一人までも救おう!」と取り組む中で、見えてきた課題解決のために結局、「たった一人の命をも救う」ためには、日頃何をすべきなのかという「被害軽減・抑止期」があり、それは日頃の備えとして取り組むことにつながるというサイクルである。この3つの災害後の段階(応急対応期、復旧・復興期、事前軽減・抑止期)での各々の成果が出せる社会というのは、もう一つの社会と言えないかと考えているのが、(僭越ですが)”村井流減災サイクル”と言わせて頂いています。(もし必要な方はデータで減災サイクルの図表を送りますので連絡下さい。)このもう一つの社会を築くには、常に社会の変革を意識しておかなければならないということになるだろう。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 14

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事務局です。
能登半島地震被災地での「中越・KOBE足湯隊」のレポート14をご紹介します。
「中越・KOBE足湯隊」は地震発生直後から二陣が門前町、また一部穴水町に派遣されておりました。
足湯隊のこれまでの活動レポートはRSYのブログでも紹介していますのでごらんください。
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/blog/archives.html
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      「中越・KOBE足湯隊」レポート14

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

今回は、第2次足湯隊の神戸学院大学・山本さんの感想文をお届けします。
なお、4月11日の報告会の議事録(http://www.pure.ne.jp/~ngo/houkokukai070411.doc)
と当日配布資料の「現地活動報告書」
(http://qqqqlove.net/noto/repo_070411.pdf)がそれぞれダウンロードできますの
で、是非ご一読下さい。

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「中越・KOBE足湯隊」第2陣参加の報告・感想

                神戸学院大学法学部国際関係法学科
                ボランティア活動基金VAF3回生 山本佳世子

 私は今まで災害が起こったときは緊急支援活動として募金活動に参加していました。今回、初めて災害ボランティアとして現地を訪れようと思ったのは、私が阪神大震災の被災者であること、そのために自分には何か能登の方たちと通じるものがあるのではないかと思ったからです。

 地震発生から2週間たっていることもあり、私が訪れた穴水町では避難所が2ヶ所、約50名の方が生活しておられました。7日・8日とも避難所で足湯をさせていただき、一見するとみなさんの表情は明るく、私たちが話しかけると楽しそうに答えてくださいました。しかし避難所におられる方のほとんどが昼間は家の片付けにむかっているそうで、私が足湯をさせていただいたおじいちゃんも、ほぼ毎日、家の片付けに向かっているとおっしゃっていました。

 また、8日の午前は穴水町で被害の大きかった穴水駅付近を視察しに行きました。そこではちょうど家を壊している最中で、家の柱や木材を重機でトラックに積んでいるところでした。たまたま通りかかった地元の方にお話を聞くと、毎日1から2件の家が壊されていくそうです。私はその中のある1軒に目がとまりました。その家の隣には地震で壊された後と思われる何もない土地があり、それに面したその家の壁は一面、青いビニールシートで覆われていました。ビニールシートから少しだけのぞく壁は塗装がはがれ、ガラス戸は閉められない状態のようでした。そしてそのガラス戸から、1人の女性が行き来していました。この方も、どうやら家の片づけをしているようです。被災地ではよくある光景ですが、この光景は私にとってとても切ない印象を与えました。住み慣れた家が壊れたり、使えなくなってしまった家具などを捨てるとき、それまですごしてきた日常や思い出も一緒になくなってしまう気がするのです。被災者の方の中に家を離れたくないとおっしゃる方がいるのは、その家で過ごしたたくさんの思い出が懐かしく、それらの思い出をなくしたくないと思うからではないでしょうか。なくなってしまうとわかって初めて、その家ですごした何気ない日常の大切さやありがたみに気づくのかもしれません。

 今後、道路や家が再建され、目に見える形の復興は進んでいくでしょう。しかしこの時期にこそ、被災者の方のこころのケアや休息が必要になってくると思います。ゆっくりでも良いので、被災者の方が安心して新しい日常を築けるように環境を整えていってほしいと思いました。

中越・ KOBE 足湯隊 レポート 13

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RSY事務局・清野です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。
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       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

昨日、「4・11−緊急!能登半島地震救援報告会」が行われ、50人の会場に60人近く集うという熱気あふれる会合になりました。会場カンパも31,342円集まりました。ありがとうございます。
 その内容については、近々報告させていただきますが、今回のレポートでは第2回足湯隊に参加された神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)の高橋瑞紀さんの感想をお届けします。

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はじめての足湯隊

神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)
高橋 瑞紀

 私は幸い震災を経験したことがありません。今までニュースや授業で震災について話を聞いても、他人事にしか思えませんでした。今回足湯隊に参加させていただいたのは、もちろん被災者の方たちが早く安心して生活を送れる日を願ってという気持ちもありましたが、被災地がどのような状況なのか、被災地NGO恊働センターがどのような活動をしているのかという、知りたいという気持ちが強かったからです。被災地や避難所に行くことが初めてだったので、今回参加して多くのことを学ぶことができました。

 失礼ですが、はじめは足湯をする意味がわかっていませんでした。被災者の方とコミュニケーションをとるためと教えていただいても、いまいち理解ができませんでした。足湯するなら、倒壊した家屋の片づけを手伝ったほうがこの状況を早く変えられると思っていました。しかし、重機を動かす技術を持っているわけでもなく、行政の知識もなく、医療の技術もなく、足湯をして被災者の方と上手に会話することすらできず、私にできることは何もないのではないかと思いました。

能登半島地震【第18報】

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皆様
事務局の松田です。おつかれさまです。穴水町で活動を行っている吉田護さん(京都大学防災研究所社会防災研究部門)より昨日の活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.11現在)

■民生委員による「うるうるパック」配布とその報告会の概要
(民生委員による穴水地区の一人暮らし高齢者の被害状況調査について)

1.日時 平成19年4月10日 13:30〜16:30

2.活動内容
 民生委員(41名)が穴水地区の一人暮らし高齢者(222名)の被害状況調査を行い、訪問時に災害ボランティア活動支援プロジェクト会議から寄贈のあった「うるうるパック」(ウエットティッシュ、ハンカチ、飴、石鹸)を届けた。

3.報告会
 訪問活動終了後、健康センターの検診ホールで活動報告会を行い、以下のとおり報告がった。
(1) お墓の修復作業について
 Q お墓が倒れているが、業者もいつ工事をしてくれるか分からない。
 A 危険が伴うので、一般のボランティアでは対応が難しい。
 Q お墓を直す道具を役場で援助してもらえないか。
 A 民生委員の所有のものを貸すことが出来るが、役場にも伝えておく。

(2) ゴミの問題について
 Q 町内に山積みになったままになっている。
 A 山積みになっていてもゴミや所有物か分からないので、災害ボランティアセンターに連絡してもらえれば対応出来る。

(3) 心身の問題について
 Q 前から耳が不自由な方が災害で益々ひどくなった。筆談で会話をして来たが、話相手が欲しいようだった。
 Q 心臓の病気の方で日常生活の支援が必要な方がいる。
 A 民生委員とボランティアが協同で活動する必要がある。

(4) 日常生活について
 Q 水まわり、風呂、台所の補修が必要な方がいた。
 Q 古い家屋の方から調査の依頼があった。
 A 木耐協の調査をしてもらってはどうか。

 Q 配管が破裂して修理の必要な方がいる。
 A 専門技術を持ったボランティアが要るとは限らない。基本的には、誰でも出来ることをボランティアにしてもらっている。

(5) その他
 Q 民生委員とボランティアの連携を図るにはどうすれば良いのか。
 A これからの課題を共有化することが大切である。また、地元のボランティアや外部の方でも穴水のファンを作る必要がある。
 A 民生委員から連絡をもらえればボランティアは活動できる。民生委員の声をボランティアセンターに伝えて欲しい。

 Q ボランティアという言葉は知っていたが、何をボランティアに頼んで良いのか分からない人がいる。

 Q いずれは誰もいなくなるので、ボランティアに頼りっぱなしは怖い。町内のボランティアへの声掛けや登録制を検討してはどうか。
 A 現在も声掛けは行っているが、大切な事である。
 A 今月末には仮設住宅が建設されるが、次の住家をどうするか心配な人がいるので、不安を取り除くための茶話会等を企画する必要がある。

能登半島地震【第17報】

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事務局の松田です。おつかれさまです。穴水町で栗田とともに活動を行っている吉田護さん(京都大学防災研究所社会防災研究部門)より昨日の活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.10現在)

■住宅説明会「家のことについて専門家に聞きませんか」を実施

避難所にて住宅説明会(「家のことについて専門家に聞きませんか」)を実施。ビラの事前配布等に関して、情報提供は多少不十分だったように思われる。館内放送を使って,説明会を開催していることを数度伝えてもらった。
来られた方は計5名。住宅の検査を依頼する方や現在の住宅の状態を説明する方が大半だった。また、一人、家の再建は諦めていらっしゃる様子だったが、不安、不満を聞いてあげるという意味では非常によかったと思う。

■民生委員による町民、特に要援護者への「うるうるパック」の配布とその後のミーティング

中越・KOBE 足湯隊 レポート12

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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      「中越・KOBE足湯隊」レポート12

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

宮本匠さんの第一次足湯隊「つぶやきレポート」続編その2です。

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中越・KOBE足湯隊 つぶやきレポート4
宮本匠

 鹿磯集落の87歳の女性。大きなマスクの上に、丸い目がのっている。杖がトレード
マーク。ベンチに座ってため息をついている。話しながら、「お母さん、そんなん87
になって、ため息なんかつかんといてよ」と言うと、「あんた、ため息もつくわい
ね。こんな年になって、こんな目におうて・・・」そして、お母さんは私に親指を立
てて見せながら、話された。

 お母さんの旦那さんは3歳の息子をひとり残して、戦争で死んだ。夫の両親と3歳の
息子を、お母さんは「必死で働いて」養ってきた。ようやく暮らしが落ち着いてきた
頃、一人息子は、事故でなくなった。39歳、結婚はしていたが子どもはなかった。
 「あんた、コレ(親指を立てる)も、子どもも、私残して先にいってもうて、ほん
まに私も一緒に死のうて、何度思ったか、それで今度も地震におうて。そらため息の
ひとつも出るわいね」「そうかぁ、ちょっとそれだけのご苦労は、僕にはぜんぜん想
像つかへんわ」

 そう言いながら、「でも、お母さん87には見えへんね、肌むちゃくちゃきれいや
なぁ。やっぱり魚食べてんのんがええんかなぁ。」「なに?はだがきれい?あほなこ
と!」そう言ってお母さんは、豪快にカッカッカと笑われる。そこから、お母さんの
勢いが一気に増した。「あんた、さっきもあそこにおった姉ちゃんに言うたったん
や。男には注意せなあかんでて。油断したらあかん、見た目はやさしそうなこと言う
とっても、ひどい人がたくさんおるんやて」「お母さん、どんなこと教えてるんです
か!」またカッカッカと笑う。そんなやり取りをして、お母さんも笑いすぎて、ヒィ
ヒィ言い出した頃に、足湯も終わり、「じゃあ、昼ごはんやから」と立ち上がられた
ところに、先ほど私が足湯をした女性がやってきて「ばあちゃん!ほら、ごはんに行
くね」と言われる。「ごめんね、うちのばあちゃんが、もう、勝手なことばっかりい
うてたでしょ」「いやいや。ああ、お母さんとこの嫁さんやったんですね」「そう
ちゃ、うちの嫁や!楽しかった!ありがとう」そうして、二人して昼ごはんの部屋に
向かわれた。今は、またそのばあちゃんがされたように、そのお嫁さんがばあちゃん
と一緒に暮らしているんやなァ、と、すこしぼんやり考えた。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 11

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

      「中越・KOBE足湯隊」レポート11

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

宮本匠さんの第一次足湯隊「つぶやきレポート」続編が届きました。

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中越・KOBE足湯隊 つぶやきレポート3
宮本匠

 深見集落に住む50代のお母さん。エプロンをつけて、眉間にしわを寄せ
ながら、忙しく市から配食される食事の用意をしている。廊下を走りなが
ら、「私も足湯して」と言い残して、また厨房へ。深見集落も高齢化が著
しく、50代の女性もなかなかいない。数少ない「若手」の女性たちが、食
事の用意など避難所のさまざまな仕事をこなしている。

 仕事が一段落され、「どうぞ、どうぞ」と足湯にきていただく。「は
い」と足を突き出し、私が「なかなかお忙しそうですね」「食事の用意も
大変ですね」と、話しかけても「そうですね」と短い受け答え。あまり口
数の多い方ではないのかな、と思いながらゆっくりと足湯をする。

 何をお話しても、あまり反応がなく、特に何も考えずに「いやぁ、ほん
でも海沿いのまちはいいですね」と言うと、「何で!?」と、さらに眉間
にしわを寄せる。「いやぁ、だって海のもん、おいしいでしょ。」「そら
そうよ、ここらはね、ワカメとか岩海苔がとれるんよ」「へぇ、岩海苔で
すか、どないして食べるんですか?」「いや、あんた、どないしてって、
味噌汁に入れてもいいし、乾燥させて海苔にしてもいいし、何でも食べれ
るやんか」「へぇ、味噌汁にか、うまそうやなぁ。海苔干すって、自分で
やるんですか?」「当たり前やないの、こうやってちゃんと木の枠があっ
て、海苔をこうやってしくねん、専門のやつで」「へぇ〜、すごいなぁ、
そんなん持ってるんですか」「当たり前やんか、みんなもってるねん」
「へぇ〜、ほんならその季節は壮観やろなぁ、砂浜に干した海苔が並ぶん
ですね」「あんた、そんなわけないやんか。みんな自分の家の前で干すね
ん」「あ、そうかそうか。」

 そんな具合に、海苔の干し方から食べ方まで、「あんた、そんなわけな
いやろ」と言われながら、いろいろと習った。最後に、お母さんが、「い
やぁ、地震で大変なんだけど、あんたとしゃべって、なんていうか変な感
じだけど楽しかったよ。家に戻れたら、冷凍してる岩海苔があるんだけれ
ど。また食べさせてやるから」と言い出した。

能登半島地震【第16報】

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みなさま
事務局の松田です。おつかれさまです。
4月9日より栗田と吉田護さん(京都大学防災研究所)が再び穴水町に入り活動を開始しました。吉田さんより昨日の活動状況について報告が届きましたのでお知らせいたします。(2007.4.9現在)

■ボランティアセンター内の動き

・100名以上の外部ボランティア(穴水町外からのボランティア)が土曜日まで入っていたが、日、月曜日共に外部ボランティアの数は激減。ニーズもそれほど多くなく、ボランティアの需給は安定している様子。(正確な数字は明日報告する予定です)
・町内廻り活動から出てきた住宅に関する質問、不安を解決するための茶話会が開かれた。題目は「家のことについて専門家に聞きませんか?」。来た人数は17名。
・明日、民生委員を通じて、町民に「うるうるパック」を各家庭へ配る予定。その中で、各家庭の要望を聞く予定(e.g.、 毎日家に訪問してほしい)

■相談会「家のことについて専門家に聞きませんか?」に関する概要 そこでの質問・要望

穴水町災害対策ボランティア現地本部では、 4月3日から4月6日にかけて被災した町民の要望を汲み取るため、個別訪問による要望・質問等の聞き取り調査を実施した。その中で、被災家屋に関わる質問・要望が多数寄せられたため、それに応えるため、4月9日(月)に穴水町保険センター・健診ホールにて、「家のことについて専門家に聞きませんか?」と題し、茶話会を兼ねた住宅の説明会を実施した。ボランティアの講師として、木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)の安斎正弘様、日本民家再生リサイクル協会の長谷川順一様、阪神・淡路まちづくり支援機構の安崎義清様を講師としてお招きし、住民の方に気軽に家や制度のことに関する質問をして頂く機会を設けた。結果、17名の町民の方にお集まり頂き、家屋とそれに関わる制度に関して質問をして頂いた。以下、主な要望・質問をとりまとめたものである。

村井 雑感レポート No.10

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RSY事務局・清野です。震災がつなぐ全国ネットワークの顧問・村井氏からの雑感レポートをご紹介します。
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能登半島地震以来、いろいろな視点で能登地域を見ているのですが、七尾にいる知人から貴重な情報を頂きましたので、みなさんもお時間があれば是非覗いて見て下さい(石川情報書府編「青の回廊」http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/kairou/index.html)。

 地震後、阪大のA先生とのやりとりから、以前読んだ網野善彦さんの『日本社会の歴史』(上・中・下)のことを思いだし、もう一度日本地図で日本と中国・朝鮮半島・ロシアとの位置関係を眺めて見ますと、見事に日本海側は東アジアとの交流の玄関口だっんだなぁということが想像できます。紹介した「青の回廊 環日本海交流と加賀・能登のルーツ」には見事にその歴史的な背景が記載されています。

 またこの能登・加賀の地域は、仏教との関係も深くすでに話題によくでる「総持寺祖院」や、浄土宗を開祖した法然上人の弟子親鸞上人に続いた蓮如上人が歩いた地域だそうです。この地域にはいろいろな伝統的な祭りがあり、それぞれに寺との関係の中で脈々と現在までつなげられてきたようです。1300年〜1400年も、この地で人類の営みを守り続けてきたこの地の方々に敬意を表さざるを得ない。また、大陸から文化を届けて下さった大陸の先祖様にもお礼を言わなければならないでしょう。

中越・KOBE 足湯隊 レポート 10

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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        「中越・KOBE足湯隊」レポート 10

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

昨日は、足湯第2陣が神戸に到着する前に、2本の現地レポートを出させて頂きま
した。その後、午後10時頃無事足湯隊は神戸に帰ってきました。以下に今回はじめ
て足湯に参加された神戸学院大学のKさんのちょっとユニークなレポートを紹介しま
す。
なお、「足湯隊」の活動は今後も継続しますので、引き続きのご支援よろしくお
願いします。また、4月11日18:30より神戸市婦人会館(湊川神社西)で、2回(3/30
〜31、4/7〜8)の活動報告会を開きますので、こちらも是非ご参加下さい。

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(4月8日の報告)
今日も門前と穴水に分かれて行動することに。穴水組は午前中、被害のひどかっ
たと言う穴水駅の近くを見て回った。
道路の亀裂やゆがみが目立っていた。住宅の審査は済んでいたようで、赤(危
険)、黄(要注意)、緑(調査済)とそれぞれの色の紙が貼られているのが見られた。傾
いている家も多く、解体作業も進められていた。朝から雨が降っていたため、湿っ
た木のにおいや埃っぽさが漂っていた。どうしても阪神大震災が思い出された。神
戸の場面を重ねるように、ガレキ等の山となった元々家だったものを見た。その周
りに住んでおられる方々にお話も聞きながら、住宅やお店が並ぶ町を一回りした。

その後に行った廃材仮置場はトラックが行き来し、運びこまれた物で大きな山が
できていた。警備のおじさんが「雨が降ってきたから慌てて」作ったという、棚
(?)とトタン(?)を組み合わせたオリジナルミニ小屋が素敵だった。

午後からは昨日も行かせてもらった「キャッスル真名井」へ。昼間は家の片付け
などで宿泊施設にいらっしゃる方が少なかったけれど、何人か昨日に続いて来てく
ださる方もいた。その中のご夫婦は午前中回った地域にお家があり、家のそばでお
話を聞かせてもらったお二人だった。初めての足湯で、特に話が思いつかなくて戸
惑っていると、おじさんの方から話しかけてくださった。「あんたどこから来
た?」神戸です。と答えた。「神戸の地震は火が出たから…」と言われ、私は家の
周りにも火事があったことや家の壁にヒビが入った事などを話した。「ああ、やっ
ぱりな」と頷きながら聞いてくださった。やっぱりと言うのがとても印象的で、地
震が起こったその結果に納得しようとしているかのように見えた。

まったく聞役を果たせず、むしろ話を聞いてもらってしまい反省ばかりだと思っ
た。けれど会話だけがコミュニケーションではないのがさすが足湯だとわかった気
もする。黙々と手や腕をさする、黙っておられるのでどうかと尋ねると、「気持ち
いい、問題ない」と答えてくださった。よく使い込まれたような固い手が少しの間
でも楽になるのが、その人にとって良いことなのかと思った。それならそれで良
かった。もちろん本来の目的からは外れているけれど…。
             (足湯隊第2陣 神戸学院大3回生kさんより)
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中越・KOBE 足湯隊 レポート 9

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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       「中越・KOBE足湯隊」レポート 9

       能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

足湯隊第2陣の門前町での活動レポートとして、今日すでに「レポート
 8」として発信しましたが、その後穴水からもレポートが送られて来
ましたので紹介します。

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穴水には現在2か所避難所が残っており、どちらも足湯活動に行きまし
た。昨日は、まず午前中にキャッスル真名井という所で足湯をしまし
た。ここには約50名の方が避難しておられました。日中は家の片付けに
戻る方が多いらしく足湯に来られた方は少なかったです。ファミマでお
昼を食べ、午後からグループホーム聖頌園という所で足湯をしました。
そこには元々入所している方が18名、地震の被害にあって避難している
方が2名いらっしゃいました。夕食を済ませ、夜から再びキャッスル真
名井で足湯をしました。外出から戻ってきた方も来られて、子どもから
お年寄りの方まで幅広い年齢層の人とお話できました。「家の中がわや
わやで片付けるのが嫌になる」「せっかく仕事に慣れてきたのに地震が
起きて行けなくなって…」と言う方もいらっしゃいました。

今日は、被害が特にひどかった穴水の駅前に行き、午後からキャッス
ル真名井で足湯をする予定でいます。足湯をしつつ避難している方とお
話していると、地域のお祭りやたわいのないことを話している時は笑顔
でも、地震に関する話になるとやや表情が曇るということがありまし
た。
    (足湯隊第2陣 神戸大学学生震災救援隊2回生Yさんより)
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このレポートにもありますが、日に日に避難所で避難生活をされる被
災者が減少していきます。自宅に戻っての再建の第一歩として嬉しいこ
とでもあるでしょうが、同時に帰りたくても帰れない被災者との明暗が
くっきりし、複雑なところです。仮設住宅の入居がはじまれば一段落と
いう気持ちになられる方もいらっしゃるでしょうが、それならみなさん
と同じように一旦自宅に戻り、庭の敷地に人が住める納屋でも応急に建
て、壊れた家が再建されるのを毎日眺められる方がよほど気持ちが落ち
着くのではないでしょうか?仮設住宅はまた取り壊さなければならない
ものだから、法律とはいえ釈然としませんネ!!
「宮崎での水害のときは、自宅の敷地に仮設住宅が建ったのに???」

中越・KOBE 足湯隊 レポート 8

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事務局です。
被災地NGO協働センターから、 「中越・KOBE足湯隊」レポートが入りましたので、ご紹介します。

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「中越・KOBE足湯隊」レポート8

能登半島地震救援学生ネットワーク事務局

7日早朝から現地入りしている足湯隊第2陣は、昨日穴水町・門前町で足湯を行いました。輪島市門前町では、避難所でのノロウィルス発見以来、避難所でのボランティア活動に制限があったのですが、時間の経過とともに統廃合された避難所状況のもと、あらたに避難所となった「ホテル ビューサンセット」で足湯ができることになったようです。

今、36名の被災者が避難されていて、昼間はみなさん家の片づけに戻られるようで6人が足湯を受けられたとのことです。今日の門前町の降水確率は30%(昨日時点で)だったのですが、一時的な雨模様で午前10過ぎで一応上がっているのですが、他の避難所では午後1時まで避難所では活動してはいけないとなっているそうです。

 今回の足湯隊には、阪神・淡路大震災の被災者でもある長田区在住のHさんが同行しており、被災者の方々と談笑しながら、神戸の経験を伝え、また今後の見通しなどを丁寧にアドバイスをされて、とても喜ばれているとのことです。

みなさん、やはり遠い神戸から来てくれたことに感謝して下さるとともに、経験者からの適切なアドバイスには真剣に耳を傾けておられたようです。Hさん曰く「やっぱり、当事者同士の会話はひと味違うなぁ。当たり前やけど、みなさんご自身のこととして真剣に受け止めておられます。]

この時期必要な支援は、こうした適切かつ丁寧な”寄り添い活動”(専門家の相談業務を含めて)に尽きるなぁ。足湯はそれにピッタリやわ!」と電話の向こうで言っておられました。

 なお、第2陣は今晩夜半に帰神されます。明日からまた学生さん達の生の声を紹介しますので、乞うご期待!!

*能登半島地震救援学生ネットワーク
  連絡先 神戸市兵庫区中道通2-1-10
      被災地NGO恊働センター気付
  郵便振替 01180-6-68556
       被災地NGO恊働センター
    *通信欄に「能登」と明記して下さい

清野です。本日、うるうるパックのパック化作業と発送を昨日に引き続き、名古屋市中川区の山田組/LIFA中川様の敷地をお借りして、行いました。作業は、昨日パック化した4品目に、ウェットティッシュを追加、箱に梱包するというものでした。今日のボランティア参加者は、約30名を数え、昨日にも増して、パワー全開で作業を進めてくださいました。昼には、本日発送分の梱包・伝票貼付が終了しました。

残りのパックと物資は、名古屋建設業協会様のご協力により、名建協事務所で保管いただけることとなり、10名のボランティアさんのご協力を得て、名古屋市東区の名建協事務所へ搬入を行いました。

完成したパックは、穴水へ300パック、門前へ1500パック発送いたしました。

今回のボランティア募集に際しては、通常呼びかけを行うMLやHPの他、企業内メールやmixiでも広報していただきました。そこからの広がりもあって、顔の知っているボランティア仲間のほかに、初めて参加してくださる方もおられました。

RSY事務局・清野です。
先日、ご紹介しました富山県氷見市・永芳閣さんの「頑張れ!能登!プロジェクト」が周辺の旅館も巻き込んで、支援の輪が広がっています。

 氷見の有志の宿6軒が新たに参加。被災された方と復興ボランティアさんの為に、大浴場を開放しておられるそうです。

 また、新たなプロジェクトとして、永芳閣HPで商品を購入すると、その中から能登半島地震の復興支援の為に寄付ができるという「がんばれ!能登!通販で応援」ということも始められたそうです。(募金先は共同募金会です。)

皆さま、是非のぞいてみてください。
■頑張れ!能登!プロジェクト
「入浴で支援の輪が広がりました!」のページ
http://blog.eihokaku.net/?eid=226904

「がんばれ!能登!通販で応援」のページ
http://blog.eihokaku.net/?eid=222735

中越・KOBE 足湯隊 レポート 7

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