中越・ KOBE 足湯隊 レポート 2

能登半島地震救援学生ネットワーク事務局より、足湯隊のレポートが入ってまいりましたので、ご報告いたします。
以下レポート
能登半島地震救援学生ネットワーク事務局
 地震発生から1週間が経ち、マスコミ各紙の1面はほとんど「能登半島地震1週間」で飾られている。私たちの足湯隊の活動も地元K新聞が大きくカラーで取り上げてくれている。新潟に続いて、予想通り「足湯」は超人気であり、かつ今の被災者にとっても重宝にされている。なんとか地元で引き継いでくれるキーパーソンが見つかれば有り難いのだが・・・。新潟でもそうだったが、仮設住宅での暮らしが始まっても「ふれあいセンター」仮称などでも足湯は続けて来た。
 さて、地震発生以来輪島市門前町の報道に集中しているため、穴水や七尾などの他の被災地域が話題にならない。実は、穴水でも「足湯隊」が活躍している。主体になってるのは、名古屋から駆けつけている10名ほどのボランティアだ。こちらの活動も注目して下されば嬉しいです。
 ところで「中越・KOBE足湯隊」は、来週の4月7日(土)・8日(日)も10人ほどで第2段を派遣する予定で、今現地と調整を続けている。足湯の師匠吉椿さんは、どうしても先遣隊の活動で引き上げなければならない。今、一番弟子となる阪大院生のMさんが必死で吉椿検定?を受けている。しばらく今後の足湯のリーダーはそのMさんと神大救援隊でまとめていくことになる。
 新潟中越は2年半を迎え、本格的な復興のステージに入る。能登は今から、暮らしの再建第一歩がはじまる。どちらも高齢化が激しい中山間地域での災害である。この度「中越・KOBE」としたのは、救援の文化がこうして阪神・淡路大震災から中越へとつながりつつあり、さらに能登へという思いがあるからである。被災地外の私たちは、しばらく「能登・中越」をセットで支援することの工夫をしなければならないだろう。そろそろ中越の被災者が、能登の被災者の傍に寄り添い始めるだろうと期待する。今、最も能登の人にとって元気がでるのは「新潟からの励まし」だ。そのつなぎ役が「中越・KOBE足湯隊」である。
*関連の動き
・神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)
 能登半島沖地震緊急支援募金:4/2縲鰀6 神戸学院大学学内
4/7、8 JR明石駅
・神戸YMCA
 街頭募金:4/7 14:00縲鰀16:30 元町大丸北西角(JR元町駅の南約100m)