本日のレスキューからVOL6 3者協定・人とのつながり

 岩瀬です。今日は一日中雨でした。今朝部屋を出てから駅について傘をたたもうとしたら、傘の骨がビニールを貫通し、壊れていることに気づきました。いつ壊れたのでしょう?もう、雨は本当に嫌です・・・。しかし大雨で水害がおきても、雨が降らずに植物が枯れたり、水不足になっても困りますね。自然には、日々悩まされます。
○3者協定が結ばれました 
さて、6月19日は何の日でしょうか?実は、名古屋市で『防災の三者協定』が結ばれた記念日なのです。三者とは①名古屋市と、②社団法人名古屋建設業協会(名古屋市内の建設業者の方々で構成されている団体)、そして③名古屋災害ボランティア連絡会(各区、地域での防災や被災地でボランティア活動をされているみなさん)です。
簡潔に言ってしまうと、災害時に使用する器材(炊き出し道具、軍手、スコップ、石鹸など様々)を3者協力して保管することをはじめ、高い確率で来ると言われている東海・東南海地震など災害に対して平常時からみんなで備えていこうという試みです!それぞれの立場・特性を合わせてどのような効果が生まれるのでしょうか?この結びつきからさらに愛知・名古屋の防災が活気づいて行くのではないかと思います!
○しかし、人との繋がりって考えると深いものです・・・
 また、日常、様々な立場で活動している3者が防災という線で結ばれたように、一見分野が違うようでも、関係ないようでも、”防災”のように何かキーワードを探せばつながっていると私は思います。例えば?と聞かれてもすぐには出てきませんが、そのキーワードが見つかれば、住む世界が違うと思っていた人が意外と身近な存在に思えたりもすると思います。実際、レスキューのスタッフをはじめ、事務所を訪ねてくる人や電話をかけてくる人も多種多様です。それもこれも、私の場合やはり防災でつながっているのだと改めて思う今日この頃です。
そして、つながりというものは口だけや形だけの関係では、いざという時に崩れてしまうと思います。そうならないためには、本当に口で言うのは簡単なことですが、心からの丁寧なおつきあいが必要となりますが、日常の自分を振り返ると、反省する点が多々あります・・・。
災害のようにいざ被災した時にこそ、人とのつながりがプラスの力になるような人間関係つくりを、レスキューのみならず周りの人とも築いていきたいですね。そのための方法を、他のスタッフのみなさんや3者協定の今後のやり取りの中から学んでいこうと思います。