東北北部大雨被害について

清野です。
活発化した前線の停滞に伴って大雨が降った東北北部では、岩手や秋田を中心に一時約3万3000人に避難指示・避難勧告が出るなど影響が出ております。北秋田市には、災害救助法が、9月17日付で適用となりました。

こちらで聞き取りなどを行った情報を中心に、現地の状況をご報告させていただきます。一部の方は、情報が重複いたしますが、ご容赦ください。

◆秋田県社協・職員Aさんの話
現在県内の北秋田市、大館市、能代市の3市町村社協に、県社協から応援を派遣しています。現在、雨は止み、今後の天気は回復していく様子です。この後(片付け)が大変なんでしょうけれど・・。


◆秋田県社協・職員Bさんの話
北秋田市に派遣され、活動を行った。北秋田市の中でも森吉地区(旧・森吉町)の被害が特に大きい印象。本日の段階で床上・床下などの被害件数も、把握できていない。
復旧活動には、地元の社協・行政職員のほか、地元の高校生ボランティアなども片付けの手伝いを行っている。地元社協の方には、県社協のほか、県内外のボランティアの応援なども、県社協がコーディネートする旨、伝えた。もしかしたら、応援をお願いするかもしれませんが、また明日地元社協に連絡をとり、ボラセンの立ち上げなどについても確認を行いたい。
————
◆震つなメンバー・ハートネットふくしま・吉田氏から
福島県はそれほどの雨ではありませんでしたが、岩手、秋田は被害が出ているようですね。
ニュース情報での床上浸水の戸数ではそれほどでもないのかなと思いましたが、昨夜のテレビでは住宅街で胸の高さまで水が来たと言ってましたね。
今日一日は動けますので岩手を見てきます。面的な広がりがあるのかどうかはテレビの画面からは分かりませんから。
——–  一関市視察後報告(12:44現在)
一関市市役所災害対策本部訪問。家屋へ浸水はほとんどなく道路通行不能による避難指示も間もなく解除の予定。