ミャンマーサイクロン及び中国四川省大地震に関する支援について

皆様
栗田です。お疲れ様です。
21世紀は災害の世紀だといわれていますが、周知の通り世界で大災害が発生しています。本来ならの当方としても、何かしらアクションを起こすべきところではありますが、現状の力量から国外への支援は断念しております。
しかし、当方が阪神・淡路大震災以降、最も信頼し当方の活動にも多大なるご教示をいただいておりますCODE(事務局:被災地NGO恊働センター)が、今回の両災害でもいち早く支援の名乗りを上げておられます。これまでの実績からも、国連や各国の巨大NGOの大規模支援とは一味違う「被災者一人ひとりの命と暮らしを守る」地道な活動をされることと思います。

つきましては、当方としましてはCODEに思いを託し、両災害の被災者への後方支援といたしたく存じます。海外支援の場合はやはり現金をNGOに託すことが一番でしょう。ぜひ皆様の善意をCODEにお届けくださいますようお願い申し上げます。当方としましても、ささやかですが事務局に募金箱を設置しました。また当方スタッフに預けていただいても結構です。
中国ではこれまでに余震が1180回を観測したと伝えられています。今は緊急救援のすべての機関が連携し、一人でも多くの命が救われることを念じています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
********以下にCODEからの呼びかけ文を掲載します。長文ですがお許しください。
■中国・四川省大地震災害に対する救援活動について
(2008年5月13日午後0時発表)
関係各位
CODE海外災害援助市民センター代表理事・芹田健太郎
中国・四川省におけるM7.8の地震が日本時間2008年5月12日午後3時28分に発生しました。報道を見るたびに被害が拡大していることに心が痛みます。CODE海外災害援助市民センターでは、この被害状況を鑑み救援活動を行うことを決定いたしました。
阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互い様」の精神で、海外での災害救援を目的として立ち上がったCODE海外災害援助市民センターは、阪神・淡路大震災以来44回目の救援活動を開始します。(5月初めのミャンマー・サイクロンへの救援活動は43回目です。)取り急ぎ具体的には被災地KOBEの市民をはじめ、CODEの関係者・関係団体などに募金の呼びかけを開始いたします。
報道によると、被害にあったのは脆弱な建設物も少なくないようです。今後、住宅の再建に伴って、住宅の耐震化を積極的に取り入れなくてはなりません。CODEは過去の経験からそのような智恵を提供していきたいと思います。
新華社通信によりますと、中国地震局地震予測研究所の研究員は「大陸内部の地震で、震源が浅く、破壊力が大きかった」と指摘されているとのことです。同研究員によると、今回の震源は寧夏回族自治区から甘粛省、四川省を経て雲南省に至る南北地震帯にあり、地震が頻発している地域で、四川省周辺では余震が続く可能性が高く、山崩れや落石など新たな災害に警戒が必要だとのことです。
ちなみにCODEは96年雲南省の地震、98年河北省の地震の支援活動を行っておりますが、2回とも神戸華僑総会の皆様が救援される活動に連携して行ってきました。今回もその形で、救援内容を検討していきます。関係者に一層のご協力をお願いしたいと思います。
なお、現在CODEの関係者を通じて、被災現地の情報を収集しております。
詳しい状況が分かりましたら、また皆様にお知らせいたします。
またCODEの加盟団体である生活協同組合コープこうべの「コープこうべ災害緊急支援基金(ハート基金)」がCODEへの支援金寄贈を決定していただきました。
<募金振込先>郵便振替  00930-0-330579
加入者名 CODE (通信欄に「中国四川省地震支援」とお書き下さい。)
※なお、支援金のうち15%を運営資金とさせていただきます。
■ミャンマー(ビルマ)を襲った大型サイクロンで被害を受けた被災者に対する支援を呼びかけます。!!現地時間5月2日から3日にかけてミャンマー(ビルマ)を襲った大型サイクロンは、中南部を直撃し、死者2万2千人余り、行方不明4万1000人という甚大な被害をもたらしました(5月6日夜ミャンマー国営テレビ発表)。阪神・淡路大震災をきっかけに「困ったときはお互い様の精神」で、海外での災害救援を目的として立ち上がったCODE海外災害援助市民センターは、阪神・淡路大震災以来43回目の救援活動を開始します。具体的には市民のみなさまおよびCODEの関係者・関係団体などに募金の呼びかけを開始いたします。
報道によりますと、最大の被災地はイラワジ川河口のデルタ地帯で河口付近の村々が壊滅状態になったようです。最大都市ヤンゴンも多大な被害がありました。ミャンマー(ビルマ)は軍事政権下であり、国連の支援機関もまだ職員が入ることができないようですが、これまでの国際救援で連携した国内外のNGOなどからの信頼できる情報などを活用し、CODEの理念を元に支援方法やカウンターパートを決定していきます。
<募金振込先>  郵便振替  00930-0-330579
  加入者名 CODE (通信欄に「ミャンマーサイクロン支援」と書いて下さい)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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