レスキューストックヤードの”いま”を伝えるブログ

皆様
栗田です。お世話になります。
岩手・宮城内陸地震から2ヶ月が経過しました。今私たちに必要なことは「忘れない」ということではないでしょうか。距離がありますから現地へ頻繁にはお邪魔できませんが、遠い地からでも心を馳せたいと思っております。

さて、前回の報で簡単に報告させていただきました先日7月31日に開催した「過去の被災者との懇談会」の詳報をお届けします。山古志、川口、穴水からの6名のメッセージです。当日参加されたくりこまの方々はもちろんのこと、私たちも温かい気持ちになり、励まされました。記録をとっていただいた鈴木隆太さん、松田曜子さんにも感謝申し上げます。

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080731宮城県栗原市被災地交流会.doc

皆様

 7月31日夕方、栗駒耕英地区住民の避難所となっていたみちのく伝創館で、新潟中越地震や能登半島地震で被災した方々を招き、「過去の被災者懇親会」が開かれました。

 第一部では被災した当時のこと、復興に向けて立ち上がった経緯、今の状況等についてお話をしていただきました。そのテーマは図らずも多岐にわたり、仮設住宅での生活、地域が立ち上がり、組織(会、農業法人など)を作り上げた話、自分たちの声が行政を動かした話などさまざまに及びましたが、どの話にも共通していたことは、地震で失ったものは大きかった、しかし、得たものもあった、という点でした。いきいき田麦山の渡辺氏はそれを「地震の副産物」と表現されていました。

 第二部では、地元栗駒の婦人会による振る舞い餅をはじめ、能登の海の幸、新潟・能登の地酒も登場し、大交流会が開かれました。互いの味を楽しみながら、今も一時帰宅しか許されていないという状況、絶対もう一度山に帰るという決意、秋にもう一度みんなで集おうという企画等があちこちで聞かれました。

 今回集まっていただいた新潟や能登の方々は、それぞれおかれている状況やそれからたどった道も様々ですが、「必ず立ち上がれる」という力、そして「同じ気持ちを味わった人たちに何かしたい」という思いは共通していたと思います。

 今回の縁が、長いつながりになることを皆が望んでいます。

くりこま耕英震災復興の会ブログ「甦る栗駒 耕英に生きる喜び」
http://blogs.yahoo.co.jp/kurikoma_koei/

(事務局/松田)

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皆様
栗田です。お疲れさまです。
岩手・宮城内陸地震からはや1ヶ月以上が経過しました。報道も名古屋ではめっきり届かなくなっていますが、現地では地元住民らのがんばりは衰えることなく、先日「くりこま耕英震災復興の会」(会長は耕英地区振興協議会会長の大場さん)を立ち上げられました。これからも地域を主体として復興を目指していくという組織化です。本当に敬意を表します。ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kurikoma_koei

この組織化には大変な意味があり、つまり、個々で意見を出していくというより、地域として描く将来像や実現のための願いをまとめ、関係者と協議していく母体ができたということです。「地震は大変だったけど、それ以上にすばらしい地域を一丸となって興していこう」と、過去の多くの被災者が言われています。

震つなとしては、前回同様チーム中越と連携し、これまでに出会ってきた川口町や旧山古志村、穴水町や刈羽村の方々との懇談の場を、7月31日に設けることにしました。また栗原市社協からの要請で、8月9日にも同様の取り組みを花山地区の方々を対象として開催する準備も進んでいます。過去の被災地の智恵が、栗原市の方々の勇気と希望につながるものと期待しています。

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皆様
栗田です。お疲れ様です。
第3報でお知らせしました7月2日の訪問の記録がまとまりましたので、お届けいたします。当日は、室崎日本災害復興学会長、木村社会安全研究所長のほか、チーム中越、震つな、そして宮城県災害復興支援士業連絡会の方々らが参集し、地元住民ら約50名の方々と2時間を超える議論が交わされました。

いまだ避難指示が続き、数回の一時帰宅が許されたばかりの地域です。現実の壁と将来の不安についての意見が相次ぎました。本当に難しい課題ばかりですが、室崎先生の「地域が一丸となって、将来の自分たちの絵を描くこと。それを外部も応援すること。」を一歩一歩積み重ねていくしかないようです。震つなとしても、次回の応援訪問を練りたいと考えています。

※記録の必要な方はお手数ですが、事務局info@rsy-nagoya.comまでご一報ください。
その際に本文中に7月2日訪問の記録希望の旨をお書きください。

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皆様
栗田です。お疲れ様です。
土曜日に引き続き、日曜日も一時帰宅が実現したようです。
その際摘み取ることができたいちごは300kgとのこと。そのままの出荷は無理なので、ジャムにするそうです。さっそく「へた」をとる作業をボランティアとともにされました。イワナは当分水流の管理とえさやりを続け、しばらく様子を見るとのことです。「身を削ってやせ細ったものはとても商品に出せない」と、さすがは養殖のパイオニアです。すぐにでも売って...としないところに、この地区の方々の生き様、プロの魂を感じざるを得ません。

名古屋のある支援者から「イチゴ食べたい」と早速メールをいただきましたが、それ以上に現地では応援メールや電話が相次いでいるそうです。7月2日に現地入りしますので、ジャムの「震つな枠」が確保できるか聞いてきます。無理だろうけど。

また相生のど根性大根 http://www.geocities.jp/daruma001jp/dokondaikon.html
にあやかって、「くりこま・ど根性いちご・ジャム」という名の提案も秘かに提案しようかと思っています。なにせ、復興はまだ緒に就いたばかりです。来年のいちごも飛ぶように売れるよう、そして私たちはこのことを忘れず、息長く復興を応援したいと思っています。

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皆様
栗田です。お世話になります。
朗報です。本日、耕英地区の一時帰宅が許可されました。41世帯一人ずつ、41人が自衛隊のヘリで約1週間ぶりに我が家に戻ることができました。イワナも元気だったようです。イチゴも少し摘み取れたようです。早速冷凍保存し、いずれジャムにされる計画です。何より、帰りのヘリから降りてこられた住民の表情は、最高の笑顔だったそうです。

ただし2世帯は地区内道路の損壊が激しく、自宅には入れなかったようです。とても残念ですが、あせらないで、道路の復旧を心待ちにしていただきたいと願っています。

さらに、明日もあさっても一時帰宅できるそうです。市の理解と自衛隊の協力、そして地区が一丸となって勝ち得たものだと感動しています。イワナもさらに元気なって欲しいですね。もっとたくさんのイチゴが摘み取れるといいですね。そして、最後は陸路が復旧して、みんなで戻れるといいですね。

■次回訪問の予定を第1報でお知らせしましたが、何と室崎先生(関西学院大学教授・日本災害復興学会会長)も参加していただけることになりました。少し長い目で「復興とは何か」について、住民と膝をつき合わせて懇談するつもりです。

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皆様
栗田です。お疲れ様です。
岩手・宮城内陸地震の件、こちらではめっきり報道が少なくなりましたが、栗原市耕英地区の「くりこま耕英復興プロジェクト」を支援していきたいと思っております。
この地区は報道で大きく取り上げられた駒の湯温泉があり、41世帯、100名程度の小さな地区です。現在は陸路が寸断(復旧まで1ヶ月かかる見込み)され、自宅に戻れないまま、避難生活を余儀なくされています。また、日本のパイオニア的な存在のイワナ養殖(3軒)とイチゴ農家(10軒)は、その状態すら確認できないまま、死活問題となっています。

同地区に「くりこま高原自然学校」があります。校長の佐々木豊志氏は、地元区長や振興協議会長らとともに地震当日から、被災者でありながらその支援や対応に尽力され続けています。(詳細はブログ参照) 
http://blog.canpan.info/master_kkns/daily/200806/14

この佐々木氏と懇意のある支援者のご縁で、6月24日と25日の両日、中越復興市民会議・稲垣氏、日本財団ご担当者らと、現地を訪ねました。長引く避難生活に、当然ながら肉体的にも精神的にも疲労がかなり深刻です。特にご高齢の方が心配です。あるイチゴ農家の方は、「あの時は助かったと思ったが、今は生き地獄だ」と語られました。しかし一方で、地区の全住民が再び耕英の地に戻り、再生復興することを最終目標に掲げ、「全員で山に戻ろう」と結束されていました。

このたくましい姿に敬意を表するとともに、このプロジェクトを応援したいと考えました。日本の国土の7割は中山間地です。東海・東南海・南海地震で孤立集落が2000箇所という予測や、活発期に入ったといわれる日本の地震事情を考えますと、今回の取り組みがいかに重要であるかはいうまでもありません。被災者にしっかりと耳を傾け、時には現実にぶち当たりながらも、結果として明るい復興への光を被災者とともに感じ、ともに喜び合えるような支援活動が展開できればと考えております。
引き続き、皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

■次回の訪問(住民との懇談会)
日時:2008年7月2日(水)16:00~2時間程度
場所:くりこま伝創館(栗原市栗駒岩ヶ崎松木田79)
内容:過去の災害における復興の事例紹介と各種制度や支援策についての懇談
参加者::木村拓郎(社会安全研究所)、上村靖司(長岡技術科学大学)、稲垣文彦、栗田暢之、その他、宮城の弁護士から応援参加あり(詳細は調整中)

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