栗駒・花山の現状と私たち宮城の市民に何ができるかを考える集い

皆様
栗田です。お世話になります。
昨年6月に発生した岩手・宮城内陸地震から 8ヶ月以上が経過しました。
RSY・震つなが支援し続けている被災地(主に栗原市耕英地区・花山地区)では、現在にも10名もの方が行方不明であり、かつ避難指示が続いており、いまだ山に帰ることができない状態にあります。
被災された方々は、義援金の配分では到底足りない日々の生活費を、アルバイトや臨時雇用を探し出したり、さらには預貯金を崩しながらの苦しい生活を余儀なくされています。早く山に帰るめどが立たないと肝心の「生業」の見通しが立たず、一日も早い避難指示の解除と仮設道路等の復旧が待たれているところです。
ボランティア支援も、震つな会員のとちぎやふくしまの仲間が「復興支援の会」を設立し、空き家店舗を借りて、被災者の憩いの場として地道に支援を続けています。また、栃木や福島も他県で遠方なので、「宮城」の応援が本格化されることに期待が寄せられていました。
そんな中、先月の15日に第1回の「栗駒・花山の現状と私たち宮城の市民に何ができるかを考える集い」が開催され、栗田も参加してまいりました。被災地の現状や課題が報告され、その後、参加者がグループに分かれて「栗駒・花山」の復興の姿について意見交換しました。主催は被災者当事者団体のほか、みやぎ・せんだいNPOセンターや宮城県社会福祉協議会など県内の著名団体が集い、いよいよ宮城の応援部隊が結成されることに、とても頼もしく充実した会であったと思っています。


3月13日・14日には、第2回の同会が開催されます。RSY・震つなとしても引き続き支援して参りますので、当日は浦野が参加予定です。支援されたい方、興味のある方など、どなたでも参加できますので、お申し込みいただければ幸甚です。
●栗駒・花山の現状と私たち宮城の市民に何ができるかを考える集いⅡ
 http://www.minmin.org/info/2009/02/19_1736.php
●2/15の様子はこちらから
<続・雨ニモマケズ風ニモマケズ>
  ■宮城県民による復興支援(2009年2月15日(日))
   http://blog.canpan.info/coco/archive/264
  ■くりこま自然学校からも(2009年2月15日(日))
   http://blog.canpan.info/coco/archive/265
それから、花山のおかあさんたちも動きだしてます。
こちら↓の 記事内容もぜひご覧ください。
  ●作品を復興の力に 仮設住宅の女性ら「工房」設立(2009年02月23日月曜日)
   http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1029/20090223_01.htm