2009 年台風 9 号水害(兵庫県佐用町)【第 6 報】

皆様
RSY事務局松田です。兵庫県佐用町で支援活動を続けている当方スタッフ柚原(ゆはら)から報告が入りましたのでお送りします。
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RSYスタッフ柚原です。お世話になります。
8月18日の災害ボランティアセンターでの活動の様子を報告します。
■各部署の内訳
○本部
ボランティア数364人/次の日へ持ち越しニーズ32件
○作用支部
ボランティア数417人/次の日へ持ち越しニーズ不明(18日18時現在)
○久崎支部
ボランティア数383人/次の日へ持ち越しニーズ46件
■19日以降の動向
ひょうごボランティアプラザより、金~土にかけて、ボランティアバスを運行。
○力万集落が、まだ手つかずで、水害当時のままの状態。21団体、約600名のボラ
ンティアが入る。
■災害ボランティアセンター久崎支部の報告
○本日は作用社会福祉協議会、大阪府社会福祉協議会、京都府社会福祉協議会、兵庫県社会福祉協議会、RSY柚原の9人体制で運営を行う。
○団体が多く来てくれたことで、活動作業が進み、作業完了というお宅が35件。
○泥出し作業から、家の中の掃除、片付けの作業に変わりつつある
○被災者の疲れがピークにきていて、『疲れた』『どうにもならん』という声をたくさん聞く。
○被災者の方で、隣の家にはボランティアが来るが、自分の家には来ないとボランティアセンターに怒りにくる方がみえる。各家庭によって、まだ家の中の泥出しをしているところもあり、作業の差を感じる。ボランティアの派遣方法を考える必要がある。
○一緒にボランティアセンターを運営しているKさんは、19日の運営について、団体がくるので、動ける方に全体を見てまわってもらいたい。また、Aさんは、被災者のお宅に行ったボランティアが作業完了と判断しているところもあり、実際のところ、ボランティアに頼んだ作業が完了かわからない。自分たちが確かめる必要がある。被災者の声が大事。
○ボランティアは早く被災者のお宅を片付けてあげたいという思いがある。しかし、被災者は今何を一番してほしいのか、被災者の気持ちを聞くことが一番大事
だと感じる。
■柚原所感
今日は帰る前に、現場へ行き、被災者の家をまわって、被災者の声を聞いて帰りたいと思います。声をどう反映できるか分かりませんが、今私にできることをして帰ります。