1週間を振り返る

先週は1週間セントラルキッチンに通い詰めようと張り切っていましたが、何度か肩すかしに合い、結局実際活動できたのは、土・日・月・木、そして今日、日曜日となりました。
肩すかしというのは火曜日と水曜日の活動について。いつも通り学校が終わった後、午後5時にオフィスに出向くも、しーんと静かで厨房も真っ暗。不安に思いながら通りかかったスタッフに「今日ボランティアに来たんだけど・・・」と言うと「火曜と水曜は朝しか活動がないんだよ。夜はみんな休みになるんだ。残念。」と一言。
おそらく前日にスタッフの方がちゃんと説明してくれていたとは思うのですが、私が十分にそれを聞きとることができずに間違ってしまったようです。しかし、この2日間の朝は夜の分も含めて調理するということになると思うので、相当な修羅場なんだろうなぁと想像しました。「とにかくこの日は人が欲しい」といっていた理由もそこにあったのですね。。。学校さえなければ手伝いに行くのに・・・と少し悔しい気持がしました。
さらに土曜日は肩すかしパート2。いつものように朝9時にオフィスに行き、厨房にに入るとフレディさんが「ごめん、今日は一般のボランティアは受け付けない日なんだ」と申し訳なさそうな表情をしています。他のボランティアさんはほとんど事前に登録してから来ているのに対し、私はその過程を踏んでないので知らなかったのは私だけだったよう。
月に1回程度、特定の団体のみを受け入れる日を設けているようで、こんな特別待遇もあるんだなと興味深く思いました。その団体から大規模に寄付か何かを受けているのかもしれません。肩すかしには合いましたが、実際に行かなければ分からなかった部分もいくつかあったので、かえって得した気分です。
そして今日、日曜日のボランティアは31名。1つの団体が全体の3分の2を占めていました。その団体は、web上でボランティアと市民団体の中間支援を行っており、ボランティアとしてメンバー登録すると、自分が希望する活動日・活動先を調整し、当日行けるよう段取りを取ってくれるそう。ボランティア間の交流会なども企画しているそうで、ボランティアをやってみたい人にとってみれば、非常に便利で使いやすい仕組みになっています。
日本の身近な団体には、様々な団体のボランティア募集をwebやフリーペーパーに掲載するということはやっていても、その団体がコーディネートまでサポートするというスタイルを持っているところはありそうでないような気がします。
ここでは、カレンダーの日付をクリックすると、活動先や活動内容がパッと現れ、そこから申し込みフォーマットに移動できる仕組みになっているようです。RSYの場合、ボランティア募集のメインはブログかメーリングリストですが、一度読み逃してしまうと情報に戻りにくいという課題を感じてました。でも、この方法ならボランティアカレンダーを作って、HP上にずっと置いておけるので効果的だろうと思います。
また、この間キッチンに一緒に行った友達が、さらに別の友達を誘ってまた行きたいと言ってきました。キッチンでは、出会ったボランティア同士が「どうやってこの団体を知ったの?」と互いによく質問し合うのですが、トップは「口コミ」、次に「所属している会社、ボランティアグループからの紹介」、その他には宣伝やwebを見て、、、というパターン。
口コミで広がるというのは、当然ですが満足度が高いからということになります。その要因としては、スタッフの人柄の良さ、やるべき仕事が明確であること、ホスピタリティの充実(ブレークタイムにコーヒーやケーキが無料で食べられる)、ボランティアの意見をフィードバックする仕組みがある(活動の最後に必ずアンケートを書いてもらうようにしている)、、ということが関係していると感じました。
そういえばRSYでは、ボランティアさんの声をフィードバックする仕組みは十分に無いよなぁと反省。こんな風に少しずつですが、団体の実態を理解するにつれ、RSYと比較できることも増えてきました。
さて、今日はちょっといいことがありました。
あるボランティアさんと話をしていたところ、「私、仕事の関係で、シアターのチケットを無料で手入れられるから、あなたにもあげるわ。DCライフを存分に楽しんでね!」と、親切な言葉かけを頂いたのです。かねてからコンサートやミュージカルは行きたいと思っていただけにとってもラッキー。ぜひ!とアドレスを交換しました。来週は休みを取ってNYに一人旅に行ってきます。せっかくなので、ここでなければできないことにも、沢山挑戦していきたいと思います。
また、上記の内容とは全然関係ありませんが、今日の一枚は語学学校での授業風景。
一応、学校にもちゃんと通っています。
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