新燃岳噴火災害から1カ月

ここ2週間ほどブログの更新が滞ってしまいました。
いくつか理由があるのですが、かいつまんで説明すると、先週2泊3日でニューヨークに一人旅に出て、今週はその疲れが出たのか、またまた大風邪を引いてしまいしばらく休んでおりました。昨日あたりから体調が戻り、ようやくブログが更新できました。
その間、ニュージーランドでM6.3の大地震が発生し、日本人留学生も被害に巻き込まれていることをニュースで知りました。ご家族の心情を考えると、本当に胸が痛みます。一日も早い救出を祈るばかりです。
国内でも新燃岳噴火災害救援活動が継続されています。
しかし残念なことに、日本図書館で各種新聞を確認した限りでは、既にこの話題は全く報じられていませんでした。それだけに、現地で活動しているスタッフからほぼ毎日送られてくるレポートの存在価値を改めて感じます。あのレポートは、今や被災者の生の声を社会に届ける唯一の資源と言っても大げさではないと思います。その役割を自覚しながら、現地で頑張っているボランティア・スタッフの皆さん、またさらにそれを外からサポートしている皆さんに心から敬意を表したいと思います。
発災から一カ月。
現在、被災された方々も、少しずつ日常生活に戻るためのこまごまとした作業に目が向き始めているようです。しかし、同時に体や心の疲れもピークに達しており、足湯ボランティアの皆さんの活動が現地で非常に喜ばれていることが分かります。足湯ボランティアのネットワークも次第に広がり、学生を中心にした多くのボランティアが現地を訪れ、被災された方々の心身を支えています。
しかし、一方で、仕事の再開や被災した自宅での高齢者の介護問題など、日常に戻ろうとするが故の新たな課題にも直面しているようです。過去の災害での経験智がここでも活かされることが期待されています。
いつもブログを読んで頂いている皆さまも、どうか周囲の方々に現地レポートを読んでもらって下さい。そして、引き続き息の長いご支援をよろしくお願い致します。
※新燃岳噴火災害緊急救援活動の最新ブログ記事はこちら
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/blog/2011/
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
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通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。