新燃岳噴火災害について[第 28 報]

皆様
RSY事務局加藤です。
本日3月1日の活動報告をさせていただきます。
本日は、中越・KOBE足湯隊の頼政良太さんと青山学院大学の学生ボランティアと一緒に活動しました。
今日は午前中に、前回足湯隊が個別訪問したお宅を2軒再訪した。お二方とも避難所で足湯をさせていただいた方々だ。久しぶりにお会いし、学生ボランティアがたくさんいるということで、お手伝いできることがないかも併せてお伺いした。果樹園をされているお宅では、ちょうど遠方に出かけるとのことだったので、すぐにというわけではなかったが、「それじゃあ…ぶどうの手入れを手伝ってほしいのよね。」との声があった。また、玄関先には新聞紙が敷き詰めてあり「(玄関先は)風に舞いあがって灰が入ってくるから、水を撒くんだけど、そうすると靴が汚れて、また灰が玄関に入ってくるのよ…。」と困った表情だった。
もう一軒のお宅は、牛を競りに出したということを足湯の際に教えてくださった方だ。ちょうど今日はお寺に雛祭り用のお花を届けようと思っていたとのこと。


牛舎の方の片づけは「灰は降ろして集めたんだけど、集めたものがそのままで…それを手伝ってもらおうかな…」とおっしゃったが、「週末息子が作業するから、ちょっと相談してからにするわ。」ということになった。役所に提出する書類なども遅れているようだ。「こんな時だから仕方ないよね…。」「毎日夜も気になって起きてしまう。よく眠れない。」などとおっしゃっていた。
午後は青山学院の学生さんたちが高原に到着した。頼政さんによる足湯講習会を行い、全員に足湯を体験してもらった。明日から地域を回り、灰の除去作業や足湯を行う予定だ。その後はお寺さん周辺の掃除を行った。住民の方が生活で利用するのは家
のまわりだけではないことを改めて実感する。歩道や駐車場、舗装されていない道路、側溝など、優先順位はあとになるかもしれないが、そこを使う住民の方がいる。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
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