新燃岳噴火災害について[第45報]

皆様
RSY事務局藤田です。
3月18日(金)の報告をさせていただきます。
朝は冷え込むものの、日中は大分気温が上がったように思う。ただ風は依然強いままだ。
午前は、昨日午後に伺ったお宅に、高原ハートムのスタッフさんと共に再訪問した。昨日私たちが帰ってから、離れて暮らす息子さんに電話したところ、「どうしたの、お母さん。声が弾んでるけど。」と言われたとのこと。今日は、高原ハートムさんの存在を知ったため、思い切って行ってみようと思っていたとのこと。「(張り切って)5時30分に目が覚めたよ~。」と仰っていた。日向ぼっこをしながらお話をし、いつでも相談してください・遊びに来てくださいと伝え、お宅を後にした。
午後からは、昨日とは別の農家さんから大根提供のお申し出があったため、畑まで取りに伺った。そして昨日同様ボランティアさんが一つ一つ丁寧に手洗いをし、箱詰めを行った。箱には、品名・大きさ・個数とともに宮崎の高原町から応援している旨メッセージをつけている。また、箱は頑丈なバナナ箱が適しているが、それ故いただく際に有料のお店もある。町で一番大きなスーパーさんにて今回の使用の趣旨を説明したところ、無料で譲っていただけることになった。このプロジェクトにも本当にたくさんの方の理解と協力をいただいている。
その後、気になっていたお宅を一軒訪問させていただいた。
お住まいなのは、70代のご婦人お一人。12日の頼政さんのレポートにも登場した、「東北・関東の地震が起きたので家の作業は構わない。」とご連絡をいただいた方だ。今日も最初は「地震や津波の被害に比べたら…。」とご遠慮をされたが、噴火災害の被災地で何か自分にできることをしたいと駆け付けてくださっているボランティアさんが作業を行っている旨伝えると、「じゃあ…。」とお宅の周りの気になるところをご説明いただいた。明日徐灰作業を行う予定だ。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
http://shinmoedake.seesaa.net/
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。