宮城県七ヶ浜町報告【第28】仮設住宅での足湯

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みなさま。石井です。
6月からの足湯の報告です。
七ヶ浜町では6月18日に仮設住宅への最終入居がありました。その結果、全体で421戸・7か所の仮設住宅に入居となりました。
仮設住宅は抽選で入居が決まっていきます。
だんだんと人が少なくなっていく避難所の中で、まだ仮設に入る日程が決まっておらず残っている方は苛立ちや焦りなども見られました。
足湯はそんな中避難所が終わりになるまで活動を続けました。
18日以降は仮設住宅の集会所に場所を移し活動を行っています。
仮設住宅は1次入居と最終入居では1カ月以上の時間差があり、1次入居の方へは久しぶりの足湯となりました。
以下つぶやきは仮設住宅の集会所からです。
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女性92歳
・入院していた病院が高い所にあったから無事だったよ。
・足がむくんできたけど、痛くはないよ。けど、薬飲んでも効かなくなってきたよ。
・初めてきたけど、私みたいな(92歳の)人は来るの?
女性70歳代
・私物の船6そう、2台が流されたよ。
・魚をよくとるよ。
・外は暑いから部屋の中に来ると急に冷えるね。
男性70歳代
・(足湯は)前に国際村でやってます。
・3・4年前に(仕事を)辞めてね、それまで漁師でした。海苔と、北のほうに漁に行きました。カムチャッカのほうまでね。
・母船式(?)だと6か月、独ッコだと2ヶ月くらい行ってましたね。
・南のほうはいいんですよ。ハワイとかね。でもね、北はロシア・アメリカ領でね。
・病気になるとソ連の医者で、まあー、通訳がいましたけどね。
・母船式では船に医者がいたんですよね。
女性70歳代
・(仮設の台所の面した)窓が狭いんだ~ここは。
・これから暑ぐなっから、また大変だあ。
女性50歳代後半
・国際村(避難所)でも足湯をしてもらい、気持ちよかった。
・お母さんとも一緒に来ていて、お母さんは毎回足湯に来ています。
・仮設も手狭で、料理を作るのも、お風呂に入るのも窮屈で大変。
・仮設は2年で出ないといけないけど、どうだろう。
・以前の花渕にはもう住みたくない気持ちもあるなあ。
男性75歳くらい
・漁(アサリ)ができないのがさみしい。
・漁をしないから体が(腕・足)が細くなった。
女性80歳代
・避難所にもいろんな人いてさー。意地悪な人のいんだよー。
・仮設住宅は、洗濯の音もガランガラン響くからうるさいんだよ。
女性85歳
・津波はこわかったわあ。真黒い波が来て、目の前で家が流されたのよ。
・私85歳になるんだけども、長生きするもんじゃないわねえ。
・海沿いは皆持って行かれたのよ。欲のある人は何かを取りに帰って流されちゃったのねえ。
・実家が高台にあったから、10人家族みんなでしばらくそこにいてそれからアパートに2週間はいて、抽選で当たってここに来たの。
男性80歳代
・郵便が不便だと要望を出したら、ポストを設置してもらえた。要望を出してみるもんだ。
男性87歳
・かつては80キロくらい体重があったが、今は47キロだよ。
・戦争にも行ったんだ。ニューギニア、フィリピン…と行ってきた。
女性60歳代
・膝がずっと痛い。
・温泉が好きで足湯をやってもらえてうれしい。
・仮設住宅は暑くて狭い。”
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仮設住宅は夏暑く、収納も狭く、居住スペースも限られていて生活面での不自由さを訴える声をよく聞きます。
また、家族構成によっては生活の時間帯が違う中で同じ部屋で過ごすのもお互いに負担がかかり、この生活を長く続けるのはとても大変なことです。
すべてを解消することはできないかもしれませんが、つぶやきからも拾い上げられた問題点を1つずつ丁寧に拾いあげながら活動を続けていきます。
足湯は週2回、4カ所ある仮設住宅の集会所を起点としながら今後も活動を続けていきます。
最後に講習の風景。
みんな額に汗をかきながら練習しています。
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宮城県七ヶ浜町報告【第27報】七ヶ浜の土地と、人と、ふれあう

みなさま石井です。
ボランティアバス25陣(7月5日-7月11日)からの活動報告をご紹介します。
今回より活動期間が伸びたことにより、今まで泥かきや、足湯、お茶のみ喫茶といった活動のみで名古屋に戻っていたのを、七ヶ浜町という「場所」とそこに住む「人」とをより深く関わることで、知る機会が増えました。
報告も地域との関わりについてをより濃く書いてくれました。
7月6日にはボランティアセンター、お茶のみ喫茶
7月7日にはボランティアセンター、お茶のみ喫茶、足湯の活動をしています。
以下、25陣の報告です。
◆7月8日 地元の被災者との交流会
Aさん、Bさん、Cさんの3名にきずな館へ来ていただき、七ヶ浜の良いところ、震災時の状況、現在の状況などをお話いただきました。
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あと3秒逃げ遅れていたら自分も津波に飲み込まれていたかもしれないという本来なら思い出したくないようなことや、自宅が全て流されてしまい全壊したのに、独身という理由で通常の4分の3しか義援金がもらえず家が建てられないという現状の辛いこと、震災に対する復興政策等、行政への不満など、赤裸々に話していただけました。
3名ともがお金に不安を感じているとのことで、町の復興が進む影で苦労されている被災者の思いを直接聞くことができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
お願いして来ていただいたにも関わらず、皆さんは、私たちボランティアとお話しすることを楽しんでいただけた様子でした。
◆7月9日 町内散策
昨日の交流会でのお話をふまえて、七ヶ浜町を自転車や徒歩で散策しました。
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町民おすすめのスポットはもちろんのこと、町外から来た私たちだからこそ見つけられる町の素敵なところを探して歩きました。
また、七ヶ浜町歴史資料館では学芸員さんの説明を聞きました。
宮城県が日本で3番目に貝塚が多い県で町にもたくさんあること、町の中心部にも貝塚があることから長い歴史の中で海のその時々の状況によって生活の場を変え、海と上手くつき合ってきた町であることなどを知りました。
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散策では、海で囲まれている町の美しい景色と、被害を受けてしまった景色の対照的な部分を見て違和感がありました。
本来の絶景を少しでも早く甦らせるためにも継続的な、息の長いボランティア活動の重要性を実感しました。
そして、自分たちもそれに関わっていきたいという声が多くあがりました。
今回の散策はマップにしてきずな館に掲示しているので、ぜひ見に来てください!
◆7月10日 浜そうじ、警報、防災意識
活動最終日、25陣全員で菖蒲田浜に浜そうじに行きました。
サーフショップを経営されていたDさんと大谷学院の学生の皆さんと一緒に作業をしました。
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Dさんは海岸の目の前でサーフショップを経営されていて、ご自身も被害にあったにも関わらず、きれいな浜を取り戻そうと独り黙々と浜そうじを続けている方で、今回お手伝いをすることになりました。
砂浜に打ち上げられた木材や金属等を拾い集めている最中に突然「作業中止!」という大声を聞き、地震があって津波注意報が出ている事を知りました。
急遽作業を中止しボランティアセンターに戻ることになりましたが、大人数ということもあってか、避難に時間がかかってしまったことが反省点です。
もしすぐに津波が来ていたら、私たちボランティアが巻き込まれる可能性があり、まわりに迷惑をかけることになってしまいます。活動時は事前に何かあるかもしれないことを想定した上で、各々が防災意識を高くもって活動しなければいけないと感じました。
今回お会いした町の方々は、挨拶をすると「ご苦労様です」と、とても丁寧にお返事をしてくださって、私たちボランティアを優しく受け入れてくれています。
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七ヶ浜は景色も人も本当に素敵な町。
やっぱり七ヶ浜!!
また帰ってきたいと思わせる町です。
(報告者: 宇地原、佐藤)
活動最終日に行われた被災者との交流会の様子は、別途ご報告いたします。

新燃岳噴火災害について[第 57 報]灰干しプロジェクト!

みなさま
RSY加藤です。
7月8日の夜から11日まで新燃岳噴火災害で被害を受けている宮崎県の高原町に行ってきました。10日には大分県社会福祉協議会の研修のみなさんが高原町を訪問されました。高原町社協の方のお話や地元の方、県外ボランティアを交えた車座トークなどが行われ、噴火災害の特徴、当時の様子や活動について、高原町の現状についてなどの話がでました。
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6月28日に梅雨明けした後、最近また噴火していると聞いていましたが、夏場は風向きが変わり、えびの市や小林市で降灰が見られています。
高原町はすっかり夏の空気でした。2月に来た時、マスクなしでは外に出られませんでしたが、今回は車の窓を開けて走れるほど、空気が澄んでいました。ずっと通行止めだった高原町から鹿児島県霧島市へ通じる道も通れるようになっていて、所々工事中でしたが、雨が降ったこともあり、道中でほとんど灰は見られませんでした。最近は地元の方も、この道を通って高千穂牧場に行ったり、霧島神宮の方に出掛けています。
地元のみなさんはそれぞれ様々な取り組みを始めていました。そんなお話をする時は”わくわく””イキイキ”した表情でお話してくれました。
その取り組みのひとつが「灰干しプロジェクト」。3月頃に灰干しの取り組みを大学の先生を通して知ったことをきっかけに、「最初はどんなものかと半信半疑だった」そうですが、徐々に地元のNPOや女性を中心に試作を繰り返し、お肉や魚、野菜の灰干しを広げていこうという動きがでてきました。日曜日には宮崎の女性を対象に講習会も行われていました。鹿や猪肉も柔らかくて食べやすくなる、ということで、実際に私も美味しくいただいてきました。今回の噴火災害で鹿が山から下りてきている、という話が以前ありましたが、畑を荒らしたりする問題もあるらしく、その対策にもなっているようです。実際に、今回私もなんと野生の鹿に遭遇しました。
8月には宮崎県のコンテストにも出展を予定しています!「話題性だけじゃなく、味で勝負するぞ!」と意気込んでいました。「いろいろ大変だけど、諦めない。」という言葉がとても印象的でした。灰干しの取り組みは他でもやっているようですが、たまたま高原に降った灰はサラサラと粒子の細かい灰だったので、当時はその細かさで部屋まで入り込んで大変でしたが、今はそのおかげでその灰がこのプロジェクトに使えるとのこと。まさに「ピンチをチャンスに!」と言った笑顔がとっても素敵でした。今後の灰干しプロジェクト、要注目です!!
しかしながら降灰が続いている以上、みなさん「季節がめぐり、風向きが変わればまたこっちにくるよね…」と、まだ終わったわけではない、という気持ちは忘れてはいませんでした。次の避難についての不安を口にする方もいました。梅雨の間には台風が接近したり、避難準備が発令されたりしましたが、河口付近にはそれ以前と変わらないくらいの大量の火山灰が堆積しているため、引き続き土石流の心配が残っています。また有識者によると、桜島でも火山活動が活発化するなど、新燃岳でもいつ大きな噴火があるかわからないとの話です。
★灰干しとは?
火山灰を敷き詰めた上に新聞紙・セロハンを敷き、その上に野菜や肉・魚をのせます。さらにセロハン・新聞紙をのせたものを冷蔵庫で一昼夜ねかせます。そうすることで食材がなぜか柔らかく、クセがなくなります。さらに炭火で焼くと美味しさがアップします。
三宅島でも他地域とのネットワークを利用した灰干しプロジェクトによる地域再生の取り組みを行っています。

【参加者募集中!!】RSY七ヶ浜行きボランティアバスの事前説明会

RSY七ヶ浜行きボランティアバスに参加申込をされる方は必見!
(七ヶ浜へのボランティアに参加しようか迷っている方もどしどしご参加ください!)
RSY七ヶ浜行きボランティアバスの事前説明会を以下の日程で行います。
■日程
7月21日(木)19:00~21:00
7月23日(土)18:30~20:30
当法人の活動方針やボランティアの心構え、現地の最新状況などについて説明します。特に、「ボランティアは初めて…」「災害ボランティアは初めて…」「七ヶ浜ってどんなところ?」「RSYのバスに乗るけど、RSYってどんな団体?」という方は説明会への参加をお勧めします。事前に知っておくことで、「私でもできるんだ!」「何か役に立てるかも」という気持ちになったり「RSYの大事にしていることってこんなことなのね!」ということを理解していただいた上で現地での活動に参加してもらえると思います。何より同じ気持ちで集まった仲間と顔をあわせられるので、現地での活動に向けてより結束が深まるかも!?
■ここがポイント!
・一緒にいくメンバーに事前に会える!
・現地の最新情報が知れる!
・持ち物や活動についての疑問が解決できる!
・不安が解消され、心構えができる!

【募集を締め切りました】宮城県七ヶ浜町支援ボランティア第29~33陣(8/3~9/13)

 皆さま
 いつもお世話になっております。
 このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。現地では仮設住宅の生活支援や、復興を見据えたまちづくりへの協力も求められています。力仕事以外にも幅広い活動の機会がありますので、ぜひふるってご応募ください。
1.活動期間
・第29陣:8月3日(水)~8月9日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第30陣:8月17日(水)~8月23日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第31陣:8月24日(水)~8月30日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第32陣:8月31日(水)~9月6日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第33陣:9月7日(水)~9月13日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
 ※第30陣からは名古屋学院大学のチャーターバスで学生さんたちと一緒に現地入りしていただきます
2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)
・第29陣:7月26日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第30陣:8月9日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第31陣:8月16日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第32陣:8月23日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
・第33陣:8月30日(火)※定員を超過したため、募集を締め切りました。
 ※キャンセル待ちは受け付けておりません
3.募集人員
各陣15名程度
4.応募条件
以下の6つの条件を満たす方
(1) 心身ともに健康な方
 ※20歳未満のかたは保護者による「参加承諾書>>様式」の提出をお願いします。(高校生以上に限る)
(2) お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
 ※毎日全員がシャワーなどを使えない可能性があります
(3) 事前に出発資料をすべて読んでいただける方(出発当日、印刷したものを持参してください。なお7/21、7/23に>事前説明会>>詳細はコチラを開きます。当法人の活動方針やボランティアの心構え、現地の最新状況などについて説明いたします。スタッフや他の参加者と直接顔を合わせる機会にもなりますので、ぜひご参加ください)
(4) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に当日朝8時までに来られる方
(5) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後の活動に役立てます)
(6) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方
5.参加費(出発日の朝、受付時にお支払いいただきます)
 一般:8,600円(移動費5,000円、宿泊費600円×6泊)
 学生:6,100円(移動費2,500円、宿泊費600円×6泊)
 ※宿泊場所のきずな館にエアコンを設置したため、光熱費としてこれまでより宿泊費を100円多くいただくことになりました
6.保険
 お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。参加が決定した方は、加入を証明する書類のコピーを出発の2日前までにFAXかメールの添付画像でお送りください。出発時に未加入の方は参加をお断りします。
7.申し込み方法
 以下のメールフォームからのお申し込みに限ります。
 >>七ヶ浜行きボランティアバス申し込みフォーム
8.日程と活動内容
 1日目 8:00 当法人事務所集合、受付
      8:10 事務所内でミーティング
      9:00ごろ 事務所前をバスで出発
      20:00ごろ 七ヶ浜到着予定
      ※食事は各自道中のSAでとります
 2日目~6日目
       終日、ボランティア活動>>参考:第17陣の一日流れ(前陣との引き継ぎや朝のラジオ体操など現在とは違う内容もあります)
      ※食事は自炊のほか、1食350円程度の宅配弁当も注文できます。地元の経済支援にもなりますのでご利用ください
 7日目 9:00ごろ 七ヶ浜出発
      20:00ごろ 事務所前到着予定、解散
      ※食事は各自道中のSAでとります
 ボランティア活動の内容(時期によって変わる場合があります)
 ・きずな館や仮設住宅集会場での喫茶運営、足湯ボランティアなど
 ・家屋や浜の掃除、泥かき、被災者の写真の洗浄など
 ・地域散策、MAP作成、住民の方との交流会参加など
 ※泥かきなどの作業は少しずつ終息傾向にありますので、必ずしも現地で作業をマッチングされるわけではありません。女性でもできる、力仕事以外の活動がたくさんあります
 ※その他、きずな館での食事や掃除などは参加者が協力して行います。次の利用者が使いやすいように工夫を反映しながら行ってください
 
9.滞在場所
 〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9、屋内ゲートボール場スパーク七ヶ浜内「ボランティアきずな館」
・2階建てプレハブ/畳敷きの宿泊室あり(30畳2室、布団なし)/水道、電気、ガスあり(ただし余震によって止まる可能性あり)/風呂なし/台所あり(あいち生協様よりご提供いただいた食材を使って参加者で自炊することができます)/洗濯機、乾燥機あり(1回それぞれ100円で利用できます。洗剤あり)
 ※すぐそばに公衆トイレあり
 ※近隣の施設でシャワーが使用可能(ただし、時間が限られているため、参加人数や活動内容によって全員が毎日使えるとは限りません。定休あり)
 ※徒歩20分ほどの範囲にヤマザキショップ(~21時)とSEIYU(24時間)あり
>>・きずな館利用の注意事項
 ※利用者の状況により2階宿泊部屋が手狭になることがあります。その際は4人用テントでご宿泊いただくこともありますのでご了承ください
10.必須の持ち物
 寝袋/着替え(長袖のTシャツなども作業時のけがを防ぐため必要です)/帽子/日焼け止め/デジタルカメラ(町の散策時の記録用。すでにお持ちの方はご持参ください)/水筒/洗面用具/シャンプー/タオル/石鹸/使い捨てマスク/自分用の食器(コップ、はし、スプーンなど)/食器拭き用ふきん
 ※泥だしなどの作業ボランティアをご希望の方は、汚れてもよい丈夫な靴/作業用の厚手のゴムや革の手袋/長靴/防塵マスク/ゴーグルをご持参ください。お持ちの方は安全靴(ステンレス入り)やうがい薬なども。詳しくは、>>水害ボランティアマニュアルを参考にしてください。ただし、必ずしも希望の活動に参加できるとは限りません。
 ※支援物資なども積み込みますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。紛失や盗難に対して当法人は責任を負えません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

【募集】東日本大震災の街頭募金( 7/16)

皆さま
RSY事務局です。
RSYでは毎週土曜日に名古屋栄で活動支援に関する街頭募金を行っております
ので、そのためのボランティアを募集します。
今回の募金活動では、
1.ボランティア活動支援金募金
2.支援の輪の拡大の広告塔としての役割
3.被災地への支援メッセージを集める「メッセージ募金」
4.「輪っか和っかプロジェクト」メッセージ集め
を行います。
時間を追うごとに関心が薄れていってしまいますが、まだまだ長期的な支援が必
要となっております。
ご協力よろしくお願いします!!!
日程は下記の通りです。
———-ボランティアで参加していただける方へ————-
◆募金実施日時 :
       7月 16日(土)15:00~17:00
◆集合場所 :
       現地集合の方  ⇒名古屋栄三越ライオン前に15:00集合
       備品の持ち出し可能な方  ⇒事務局に14:30集合
       初めて街頭募金に参加される方  ⇒事務局に14:15集合
◆暑さ対策
 ・非常に暑くなっていますので、飲み物・帽子・タオル・日焼け止め等をご用意ください。
◆ボランティア保険
 ・自転車との接触事故・熱中症などの心配がありますので、ボランティア保険
に加入しコピーを持参いただくと万全です。
◆街頭募金申し込みフォームからお名前・ご連絡先(電話・メール)をご連絡く
ださい。
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEJnRFMzTEUxTWVpUWdxY0NUT0VBZnc6MQ
※街頭募金に初めて参加される方は簡単な事前説明を実施します。募金当日の午
後14時15分までにレスキューストックヤードの事務局までお越し願います。
(初参加でもお時間の都合が付かない場合は、現地に直接来ていただいてかまい
ません)
※7月15日の18:00までにお申し込みください。
◆ボランティア募金チーム(チームB)コミュニティ
チームBでは情報共有や意見交換するためのコミュニティを立ち上げました。
下記のURLから登録をお願いします。
登録にはYahoo!IDが必要です。
http://groups.yahoo.co.jp/group/rsy_b/
◆RSY事務所アクセス:
http://rsy-nagoya.com/rsy/access
☆これまでの街頭募金活動は下記の通りです。
日時              参加人数   募金額 応援メッセージ数
03月17日(木)16:30~18:30 50人  444,888円
03月18日(金)16:30~18:30 40人  321,876円
03月19日(土)14:00~17:00 50人  314,503円
03月20日(日)14:00~17:00 60人  425,522円
03月25日(金)16:30~18:30 17人   56,370円
03月26日(土)14:00~16:00 23人   74,919円 19
03月27日(日)14:00~16:00 23人   64,821円 54
04月09日(土)14:00~16:00 27人   65,821円 61
04月10日(日)14:00~16:00 20人   56,523円 47
04月16日(土)14:00~16:00 25人  108,463円 83
04月23日(土)雨天中止(おしゃべり食堂で実施) 24,204円
04月30日(土)14:00~16:00 18人 47,871円 93
05月07日(土)14:00~16:00 11人 20,352円 66
05月14日(土)14:00~16:00 14人 32,611円 63
05月21日(土)14:00~16:00 13人 31,728円 43
05月28日(土)雨天中止
06月04日(土)14:00~16:00  8人 10,005円 27
06月11日(土)雨天中止(有志で実施) 8人 6,036円 20
06月18日(土)雨天中止
06月25日(土)13:00~15:00 20人 24,209円 41 (総会会場でも実施)
07月02日(土)15:00~17:00 30人 31,464円 35 ※2
07月09日(土)15:00~17:00 18人 22,367円 21 ※2
述べ人数:475人、募金総額:2,185,553円
※1 場所はいずれも名古屋栄三越周辺の大津通り・久屋大通り
※2 “輪っか和っかプロジェクト”の応援メッセージの募集を実施しました
【問い合わせ】特定非営利活動法人レスキューストックヤード
〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
Tel 052-253-7550 / Fax 052-253-7552
Mail info#rsy-nagoya.com(#を@になおして送信してください。)
————————————————————
また、下記の通り、郵便振替またはクレジットカードでも
ボランティア活動支援募金をお願いしています。
【1.郵便振替】
口座番号 00800-3-126026 
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
 ※通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。
【2.クレジットカード】
VISA又はMastercardをお持ちの方は、1口2,000円より、
こちらのURLから寄付して頂けます。
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東日本大震災」とご記入ください。

東日本大震災の街頭募金19日目

皆さま
本日は東日本大震災の「メッセージ募金」19日目を行いました。
今回の募金活動ではボランティア総勢18名で15時から17時まで名古屋栄三越前で実施しました。
本日の募金合計金額は22,367円でした。また、”輪っか和っかプロジェクト”の応援メッセージも21件頂きました。
たいへん暑い中ご協力いただきましたボランティアの皆さま、募金して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
今後も引き続きメッセージ募金を予定しています。
また、レスキューストックヤード事務局での作業ボランティアも併せて募集しております。
ご協力よろしくお願いいたします。
●ボランティア活動資金とは?
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足湯ってこんなカンジ!講習会開きました

 皆さま
 お世話になっております。
 私たちが東日本大震災の被災地で重点的に行っている「足湯」のボランティア活動について詳しく知っていただこうと、神戸から被災地NGO恊働センタースタッフの吉椿雅道さんを招いて8日夜と9日午前の2日間、「足湯ってこんなカンジ!講習会」を開きました。
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 吉椿さんは東洋医学を学んだ経験などを生かし、1995年の阪神・淡路大震災のときから被災地での足湯ボランティア活動を続けています。東日本大震災でも神戸からいち早く被災地に入り、山形・米沢や宮城・名取などを中心に支援活動を展開。3年前から続けている四川大地震の被災地支援と並行して活動を行っています。
 今回は当法人事務局が入る名古屋建設業協会の会議室で、実際にお湯やバケツを用意し、吉椿さんから足湯の仕方を手ほどきしていただきました。参加者はほとんど初心者でしたが、互いにマッサージをしたり、されたりすることで足湯の効能などを体で感じることができたようです。
 実習の後には災害ボランティアの意味や心構えなどについて講演し、足湯が「一人ひとりのつぶやき」を拾うことで「一人ひとりの復興」を実現する手段であることを強調。四川大地震で、崩れた煉瓦や材木も再利用しようとする村人の思いを聞き出しながら一つ一つの煉瓦を片付けていったのに、何も知らない軍が来てすべてを壊してしまった話などから、「まず被災者の文化や生活を知ることが大事」「一人ひとりの被災者が違うから、ボランティアもいろんな人がいていい。力は被災者の裡(うち)にある。それを引き出すのがボランティアの役割」などと説きました。
 参加者の中には今後、七ヶ浜へのボランティアバスに参加する予定の方も多く、「実際に体験できてよかった」「ボランティアの心得がわかった」といった声が聞かれました。
 ボランティア初心者、ボラバス参加者向けのこうした説明会などは随時開催していきます。7月16日(土)10:00~12:00には「集まれ!RSYボランティアvol.2>>申し込みフォーム」がありますので、ぜひご参加ください。

輪っか和っかプロジェクト「第1回みんなの輪っかをつなぐ会」

今日のボランティアDAYでは「輪っか和っかプロジェクト」の輪っかをつなぎました。7月4日までに!の呼びかけに、色とりどり・柄付きの折り紙の短冊にメッセージ入りのにぎやかな輪っかが届き、机いっぱいになりました。
今日集まったボランティアさん、7名の方にもたくさんのメッセージを書いていただきました。13:30から始めましたが、意外と時間がかかることが判明…。次回はもっとたくさんの人数でできるといいね!との声もありました。
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■発表!
本日あつまった輪っかの数は・・・2,464個
距離にすると・・・123m
・・・名古屋のRSY事務所をスタートして久屋大通を横断しました!
この輪っかを集めると同時に呼びかけていただいた寄付は、合計46,260円です。
本プロジェクトを含めた、東日本大震災の被災者支援に関わるボランティア活動資金として活用させていただきます。
今日つなげた輪っかは明日出発するボランティアバスに乗せて七ヶ浜へ届けます。
お届けして展示した様子などは、また後日報告します。
お楽しみに!
【次回の締め切り】
8月23日(火)にしたいと思います。→8月16日(火)に変更します
13:30~つなぐ作業を行います。お時間つく方はぜひお越しください!
夏休み中の学生さんも大歓迎!
☆お願い!
メッセージの書いていない輪っかがいくつかありました。メッセージを書いた輪っかをつなげてくださいね!
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★個人で呼びかけて集めてくださった方を紹介します。
・緑区のOさん(小学校のPTAとゆめりあサポーターズクラブで)
・武豊のHさん
・千種のKさん
・6/18の準備会に参加されたSさん
・13陣のボラバスに参加されたHさん
・13陣のボラバスに参加されたNさん(お勤めの会社の長野工場のみなさんに呼びかけ)
・Uさんと奥様
・3陣と4陣に参加されたIさん
・金城学院中学校H先生(クラスで呼びかけ)
★その他、イベントなど
・6/13・14東京でのLUSHのチャリティーイベントにて
6/18の「輪っか和っかプロジェクト」準備会にて
津賀田中学校の1年生17名
・6/25のRSY総会出席者
・7/4街頭募金の呼びかけにて
※土曜日に行っている街頭募金活動でも、「輪っか和っかプロジェクト」を始めました。
こちらをチェック

宮城県七ヶ浜町報告【第26報】 大漁旗に希望をのせて

お世話になっております。RSY浦野です。
ボランティアバス第24陣(6月28日~7月2日)が3日間の実地活動を終えました。
様々な活動のなかから一部をピックアップし、活動報告としてご紹介します。
編集は中村さんが担当して下さいました。
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◆6月30日 きずな喫茶、オープンカフェの開設
29日の作業を終えた2日目の夜、きずな館事務局からきずな館で行っている喫茶を「オープンカフェ」として仮設住宅エリア内の休憩所に新たに開いてほしいと提案されました。喫茶は「仮設住宅の人たちの語らいの場を」とレスキューストックヤードが運営している重要な行事であり、これをさらに充実させようとの計画でした。
翌日は朝から喫茶担当の3人で開設準備を進めました。
ポスターや招待状(ドリンク無料券)を手作りし、机、いす、ポットなどの備品を調達。もちろん、定例作業の合間を縫ってのこと・・・。
招待券は、ローラー作戦のように仮設住宅で直接「来てね」と手渡ししました。
路上で会えた人には直接呼びかけて、オープン前の対策もバッチリ。
開店時間の午後1時には、「きずな喫茶オープンカフェ」の場所にはすでに一人の男性が待ってくれていました。それに勇気づけられ、慌しくオープン。開店時間を数分遅れでスタートしました。
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オープン間もなくして、招待券を手にした方が来てくださいました。
飲み物を渡し、話を聞くのは通常の「きずな喫茶」と同じなのに、人待ち顔の時とは違う雰囲気。さすがに暑いのでオーダーは冷たいものが売れます。
来てくださった方とお話をしているなかで、七ヶ浜自慢の海水浴場があることを教えていただきました。
菖蒲田浜といって、明治21年に開設された日本で3番目に古い海水浴場です。その歴史ある菖蒲田海水浴場と、外国人避暑地となっている表浜海水浴場が七ヶ浜にあるけれど、『今回の津波でだめになってしまった。この夏、ひとつでもいいから海水浴場がオープンできたらいいね』とおっしゃっていました。
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それから、レスキューストックヤードのスタッフも加わり、皆で根付細工をしました。このオープンカフェに笑顔を呼びました。
お葬式帰りの方、巡回中のお巡りさんも呼び込んで、結局16人のお客様が途切れることなくカフェを賑わしてくれました。
ただ待つだけではお客様は来ない。
良い見本になりました。
(報告者:中野さん)
◆6月30日 お祭り用の旗洗浄
朝9時からの作業マッチングで応募したのは11人、第24陣からは3人、他には福岡出身、山口出身、そして外国人という多彩な顔触れでした。
作業は津波被害で泥砂まみれになってしまった代ヶ崎地区の、地元のお祭り用で公民館に保管していた思い出一杯の大漁旗や鯉のぼりなどを洗浄するという内容でした。
そのお祭りは、もともと7月1日に行う予定の行事でしたが、今年はやるかどうかを躊躇していたのだそうです。早く綺麗にしたいと思いながらも被災後の復旧活動についてはなかなか気力が出ず、ボランティアの依頼もやっとできたと言っていました。
私たちは大漁旗一枚一枚、鯉のぼり一つずつ心を込めて洗いました。
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洗った大漁旗や鯉のぼりは、地元の皆さんが被災した場所にロープに繋ぎ、順次天日干し。
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折りからのさわやかな青空のもと、高く舞い上がった大漁旗と鯉のぼりは被災から立ち上がる代ヶ崎地区の皆さんを大いに元気づけたことと思います。
他にテントやブルーシートなども洗い、作業を終わって帰る私たちを代ヶ崎の皆さんが手を振って見送ってくれました。作業をした私たちも嬉しい気持ちになり、明日もまた頑張ろう!と思いました。
(報告者:稲垣さん)
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最後の写真は事務局イチオシショット。高知のTシャツアート展みたい!