宮城県七ヶ浜町報告【第33報】濃密な5日間

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
第29陣(8月3日―8月9日)の活動報告をご紹介いたします。
今回は活動日すべての報告となっており、さまざまな活動や経験したことが伝わってきます。
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◆8月4日
活動初日は足湯、きずな喫茶、ボランティアセンターに分かれて活動しました。
きずな喫茶や足湯では、「方言で何を話されているのかわからなかった」「何を話したら良いのかわからなかった」などと、もどかしさを感じました。
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ボランティアセンターの活動では、29陣のメンバーは集会場の待機・喫茶担当と菖蒲田浜の整備を行いました。
菖蒲田浜は地震直後瓦礫であふれていましたが、多くの方の力できれいになり、そこに公園を作るための活動でした。防波林に小径や丸太のモニュメントも作ったので、お盆が来る頃には沢山の人に戻ってもらいたいなと思います。
また、他の団体で来ていたボランティアの方と一緒に活動したのですが、その方がとても情熱的に活動をされていて、メンバーはその方の情熱や取り組む姿勢に感動しました。
私たちもその方の姿勢を見習って、今後の活動をしていきたいと思います!
初日は全員で夕食を作りましたが、翌日の夜より2班に分かれて、夜&翌日の朝ごはんを1つの班が担当するように話し合いで決めました。
◆8月5日
午前中に小学校での子ども会のお祭り参加、午後は地元の方との交流会を開きました。
子ども会のお祭りでは地元の子ども達とふれあいました。子ども達の純粋に楽しんでいる様子を見て、メンバーも嬉しくなりました。
午後の交流会では3名の地元の方にお話を伺いました。1人の方は体育館に避難したが、いっぱいで入れず、車中で数日を過ごされたそうです。その時に、体育館での食事の供給時間などがわからず、少しでも時間がずれるとご飯が食べられなかった事や、物品の供給でも、体育館に居る方はもらえても、その方はもらえなかったということもあったそうです。この話を聞き、メンバーは「平等とは?」という事を考えました。また、もう1人の方は、地震後に電話が繋がらなかったが、娘さんが探しに来てくれて、再会された時はドラマのように抱き合って喜んだというお話を聞きました。家族の絆の深さ・大切さを感じました。
ご飯当番を2班制にしたことで、協力し合い効率良く早くなったことで自由時間も出来ました。
◆8月6日
2班に分かれて七ヶ浜町を散策しました。
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徒歩で散策中に1人のメンバーが面白いモノを見つけました。それは吉田浜地区の青少年健全育成会が作られているもので、
「大人が変われば子どもも変わる 出来る事から大人から」
「知らぬ間に、子どもは育つ 親を見て」
等々、少しきつめ?の標語でした。ちなみに、29陣メンバーのイチオシは写真の標語です!
また、七ヶ浜町の歴史資料館にも行き、学芸員さんから歴史・文化などの説明をして頂きました。
私たちボランティアのための活動でご協力して頂いたことにメンバーからは「感謝」の気持ちが溢れました。
◆8月7日
浜の掃除、ボランティアセンター、足湯に分かれて活動しました。
足湯はボランティアセンターのスタッフの方を対象に行いました。スタッフの方々も被災されているにもかかわらず、3月からボランティアセンターの運営を行っていました。私たちボランティアの受け入れのため奔走されたスタッフさんに、「感謝」の気持ちを足湯に込めました。
◆8月8日
午前中は一歩スマイルプロジェクトで、子ども達とキャンドル&うちわを作成しました。午後は夜のマイスポット発表会を行いました。
マイスポット発表では、4名の住民の方をお招きしました。メンバーが一人一人違う視点で七ヶ浜の3色々なことを見て、感じていることがわかり、熱い思いを感じました。
会食では手巻きすしをみんなで食べ、サプライズで足湯を行いました。住民の方だけでなく、メンバー、レスキュースタッフさん全員がとてもいい笑顔で、楽しく過ごしていたのが印象的でした。
今回の活動で体験したこと、感じたことを、それぞれが持ち帰り、今後どう活かしていけばいいかを考えたいと思います。
メンバーの1人が「絶対に七ヶ浜に戻ってくる!戻ってこない訳がない!」と言っていました。
きっと、戻ってくるメンバーがたくさん居ると思います!!
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報告者(石井 大迫)