宮城県七ヶ浜町報告【第34報】コンテナ撤去、始まりました!

皆さま
お世話になっております。
きずな館事務局の清水です。
皆さまに嬉しいご報告でございます。
七ヶ浜町の皆さんの努力が実り、
ついに、ついに、コンテナの撤去作業がスタートしました!!
震災から5ヶ月、ようやく重機が菖蒲田浜に入り、目下作業が行われています。
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まずはコンテナのまわりの砂をかき出し、コンテナ全体が見えるまで続けます。その間、コンテナは引っ張られたり向きを変えられたり、縦(!?)になったり…
作業している皆さんはクラクションで仲間とコミュニケーションをとりながら、すばらしいコンビネーションでコンテナが集積所まで運ばれていきました。
コンテナが地面から離れて運搬車の荷台に積まれるまでわずか1分。あっという間でした。これからどんどんコンテナの数は減っていくことでしょう。
重機といっても種類は様々で、砂を掘ってコンテナをかき出し持ち上げたり、砂をすくってふるいにかけて木くずなどをすくったり、荷台に載せられたコンテナを運んだり、コンテナを引き裂いたりと様々で、運転をしている方々がスムーズに、自在に、そして丁寧に作業を行っています。
毎週土日には多くの人が集まって浜の清掃をしてくださっています。
皆さまの力で少しずつきれいになっておりますが、コンテナは、どうしても人の手の力ではうんともすんとも動かず、浜を見てその数の多さや状況に衝撃を受ける方も多いと思います。
そのコンテナがようやく撤去されることになり、大きな勢いがついたのではないでしょうか。
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そして、お盆前には菖蒲田浜の公園がプレオープンしました。
流木で作られたモニュメントが力強く建ち、
そのまわりにはお花で彩られ、
これからの菖蒲田浜の復興の道しるべのようです。
現在も、ボランティアさんが頑張って公園づくりをしています。
七ヶ浜町の復興活動、どんどん進んでいます!