宮城県七ヶ浜町報告【第92報】きずな館に泊まろう! 子どもお泊り会 in きずな館(第2回)

みなさま
お世話になっております。
七ヶ浜ボランティアきずな館事務局元スタッフの大迫です。
4月初旬に小学校の春休みときずな館の休館日を利用して、第2回目のお泊り会を開催しました。前回よりも参加人数が増えて、にぎやかなお泊り会になりました。その様子をご報告致します。
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今回も前回同様、いつもきずな館に遊びにきてくれている子どもたちが泊まりにきてくれました。
集合時間に全員そろったところで、お約束のオリエンテーションです。今回は夕ご飯で何を作りたいか、自由時間に何をして遊びたいかなど、子どもたち主体で決めていき、今回は「カレーが食べたい!」ということで、食材の買いだしも全員で行きました。

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男子チームが銭湯にいっている間に、夕ご飯は女子チームが担当することになりましたが、
女子チームはカレーだけではなく、お菓子も作ってくれました。
お菓子作りに関してはきずな館で何度も作っているので慣れた手つきで進んでいきます。
カレー、クッキー、さつまいものケーキが出来上がりました。
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銭湯に行っていた男子チームが帰ってきたところでお待ちかねの夕食です!
帰ってくるなり「いいにおいがするー」「おなかすいたー」と言っていた男子たち。
女子チームが作ったカレーを美味しく頂きました。そのお礼をこめて、後片付けは男子チームがしてくれました。
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夕食後は1年間の思い出写真をスライドショーにして振り返りました。
写真を見ながら笑ったり、涙ぐんだり…。
子どもたちと過ごしてきた時間がこんなにも長く濃かったことを改めて実感しました。
それぞれの思い出に浸りながら…。

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就寝時間前には2階の寝室でお化け屋敷と読書タイムです。何日も前から楽しみにしてくれていた子どもたち。テンションが上がってなかなか寝ることが出来ず、ちょっぴり就寝時間をオーバーして1日目は終わりました。

次の日の朝食も自分たちで準備し、時間が許す限り外で遊んだり、中で読書をして過ごしました。

きずな館は昨年4月23日の開館以来、多くの子どもたちの遊び場としても開放していました。最初はただ遊ぶだけの場所でしたが、子どもボランティアなど、徐々に一緒に「何かをする」場所へ変わっていきました。
今年度からは常時受け入れという形ではなく、毎月イベントを開催して子ども支援につなげていきたいと思っています。
ただ参加してもらうだけではなく、企画から運営まで子どもたちと行っていく予定です。

長い支援活動の中で、子どもたちの存在、笑顔に助けられたことがたくさんありました。
この1年間きずな館で子どもたちと「一緒に過ごした日々」はスタッフにとっても、子どもたちにとっても何にも変えられない「大切な時間」だったと思います。
きずな館が「遊ぶ場所」ではなくなっても、お手伝いで来てくれている子どもたちへ。
1年間本当にありがとう。そして、これからもよろしく。

いつも来るたびに見せてくれている満面の笑顔が、これからも咲きますように。