【第6報】九州北部豪雨報告

みなさま
RSY浦野です。大分県竹田市災害ボランティアセンターにて活動している頼政さん
(被災地NGO恊働センタースタッフ)、岡田さん(ボランティアコーディネーターなご
や)より7月20日のレポートが届きましたのでお知らせします。
尚、21日(土)より、震災がつなぐ全国ネットワークからの派遣スタッフとして、清水・
佐藤(RSY七ヶ浜事務所スタッフ)、佐々木さん(七ヶ浜町復興支援センタースタッフ)、
椿さん(RSY会員・ボランティアコーディネーターなごや)が活動に入られています。岡
田さんは1週間の活動を終了し、名古屋へ戻ります。小野さん(RSY会員・NPO法人
チームレスキュー)は、都合により別途活動されることとなりました。
(情報提供)
■《募集》九州北部豪雨支援!ボラパック(近鉄四日市市初)7/24~26
RSY会員のYさん(みえ防災市民会議メンバー)より、7月24日~26日の行程で
竹田市災害ボランティアセンターへボランティアバスを運行のご案内を頂きまし
た。詳細は以下に掲載されていますので、ぜひ参加ご検討ください。

みえ防災市民会議 九州北部豪雨支援!ボラパック募集ページ

■震つな会員の被災地NGO恊働センターさんより、竹田市支援に関する情報が紹介
されています。

(竹田市災害ボランティアセンターの様子)
今日は、晴れのち雨 午後には、30℃になる。との天気予報から始まったボラセン
ですが団体予約で入っていたボランティアさんの到着時間が遅く、9時から集まって
いただいている一般ボランティアさんを、長く待たせる状況となり、待機ボランティア
の対応に、スタッフの力量を試されるのかと思うぐらいでした。

 

また、継続活動のニーズに、ボランティアを出動させたところ、すでに完了している。
とか、他のボラが入ってすでに終わったとか、ダブルブッキングがあったり、ボラが入
る事をお知らせしてあったのですが、ボラさん出発直前再連絡を入れたら、留守だっ
たりと事前の準備をどこまでやれば、完璧になるのか?と思考錯誤しています。 

支援で来て頂けるスタッフさんも、ブロック派遣で来て頂いている社協職員さんは、ボ
ラセンの経験がない方も多く、そのレクチャーから始まるので、午前中はドタバタして
います。午後からの活動を開始した ある班のボランティアリーダーさんから、「昼食時に疲れ
たのでボラセンに戻る。と帰ったボランティアさんが現場に帰ってこない。」と、リーダー
さんから連絡があり、ご本人に連絡しても繋がらないので、受付で連絡先を確認し連
絡をしましたが取れませんでした。その後連絡が取れ、無事帰っていましたが、受付
にはその旨を伝えたとの本人の弁で、受付・マッチング班の連携が不十分だったとの
反省を今後の活動に生かすよう改善しました。
(7月20日の活動状況)
ボランティア数:322人(個人:128人・団体:12団体・194人)
ニーズ:45件(新規ニーズ:11件・持越しニーズ:34件)
活動件数:26件
活動完了:14件
残り:12件午後、件数は少ないのですが被害の大きい、荻町地区に、調査に入りました。
84歳の独居の女性宅、腰も悪いのに、一人で作業をしていました。
ボランティアを入れましょう。話をしたのですが、「ほかに大変な方がいるので、自分の 

ところは、ぼつぼつするからいい。そんなに迷惑かけられん!お盆までに終わればいい
から・・」と強固に辞退される。
「ゆっくり大変だから・・ボランティアはいっぱい来てくれるので、心配しなくて頼んでいい
んだ。こんな材木は、道まで出すと行政が片付けてくれるけど、庭にある分は持って行っ
てくれないので、ボラに頼んだほうがいいよ!」と口説きました。もっと埋もれたニーズがあると思うのですが、なかなか掘り起こしが難しいです。
一方でニーズも多様化してきています。
多様なボランティア活動の必要性も感じつつ、明日からは支援スタッフも増員されるので
しっかりと聞いていきたいと思います。
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