宇治市へのボランティア用資器材積み込みました

皆さま、お世話になっております。スタッフ関口です。

集中豪雨による水害で大きな被害の出ている京都・宇治市へ向けて、ボランティア活動用資器材を24日、ボランティアさんの協力を得てトラックに積み込みました。

急なお呼び掛けにもかかわらず、スタッフ合わせて11名が名東倉庫に集合。一輪車15台、角コップ、剣スコップをそれぞれ50本、デッキブラシを100本…といった具合に数をそろえました。

トラックは事務局でレンタルした2トントラック。通常より小さいため、積み方を工夫して収めました。ちょうど日陰ができて直射日光は浴びませんでしたが、汗だくになりながら全員で力を合わせて作業を終えられました。ありがとうございました。

資器材を積んだトラックは25日朝、ボランティアバスとともに名古屋から宇治市へ向かいます。まだ台風シーズンでもあり、すでに資器材を提供していた九州からの返却もあるなど、今後もこうした出し入れが必要になります。皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

宇治市・京都南部豪雨水害【第4報】

 

みなさま
震災がつなぐ全国ネットワーク・NPO法人レスキューストックヤード事務局@浦野です。
京都府南部豪雨水害で甚大な被害がもたらされた、宇治市炭山地区に繋がりのある「日本災害救援ネットワーク(NVNAD)」からの応援要請のもと、震つなからの派遣要員として8月20日より現地入りしている松永さん(RSYボランティア)よりレポートがありましたので報告します。
(8月23日の報告)
▼住民の生活状況
・世帯数:130、人口330名
・浸水被害エリアと、土砂崩れエリアに分かれ被害が分散
・現在地区独自で災害対策本部を設置し、ニーズ調査、ボランティアマッチング、派遣、行政支援等に関する情報提供等を行っている。
・数日前までボランティアのほとんどが地域の中高生。地区役員の中に教師がおり、学校への呼びかけや「炭山新聞」の制作・配布に当たっている。
・「炭山新聞」は、毎日発行されており、住民からの行政による復興支援に関する疑問や地区のボランティア情報等が掲載されている。弁当の配布時などに、被災世帯を中心に配布されている。
・水道、電気は復旧
・プロパンガス世帯は復旧しているが、都市ガス世帯は不通。不通世帯は入浴など親戚やご近所、銭湯などで対応
▼復旧活動状況
・ニーズ件数25件(対応完了4件、未対応9件、継続11件、放棄1件(手作業では対応できないため))
・道路や被害家屋の木の伐採なども課題
・被害の度合いに応じて、粘土質の泥、水分を多く含むササラらの泥、土砂崩れの土砂の3つのタイプの泥N分かれる。粘土質の泥が非常に扱いずらい。
・住民で床板をはがし、床下の処理を行っている家屋もあるが、処理・消毒の方法が周知徹底されていないため戸惑いの声もある。
・山間部のため、はちにさされる危険性もあり、長袖・長ズボン・ぼうしの装備は必須。
・2基の重機が活動可能。しかしオペレーターが不足。
・災害VCよりニーズ調査、地区と今後の応援体制の検討がなされた。
▼住民の方々の様子
・KOBE足湯隊やNPO法人チームレスキューによって、住民らと共にニーズ対応を行っているが、「ボランティアさんが一生懸命やって下さっているのに、俺たちが休んでいられない」と一緒に作業する姿が見られる。支援が頑張る心を支えているとも取れるが、『申し訳ない』という想いから作業に加わる気持ちも読み取れる。水害から1週間以上が経ち、体の疲れもピークであると思う。土日の活動では、まめに休憩を取る、住民の方とゆっくり話す部隊と作業部隊を分け
る等、住民のペースにできるだけ合わせた配慮が必要。
・今の住民の気持ちを支えているのは「土日になれば、沢山のボランティアさんが助けに来てくれる。それまで頑張ろう」という気持ち。ボランティアへの期待が高まっていると感じる。
▼今後の支援体制
〇震災がつなぐ全国ネットワーク
・NPO法人とちぎボランティアネットワーク:24日~26日
・KOBE足湯隊:21日~25日
・被災地NGO恊働センター:25日
・NPO法人レスキューストックヤード:~26日
※26日以降の体制は調整中
〇他団体との連携
・日本災害ボランティア救援ネットワーク(NVNAD)25日~26日
・IVUSA・ひのきしん隊(宇治市災害VC経由)25日~26日
・NPO法人チームレスキュー(RSY団体会員)23日~
・各団体のネットワークから呼びかけられた個人の方々(数名)
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ボランティア活動支援金のお願い
現地までの交通費、資器材の運搬等、長期的なボランティア活動実施には資金が必要です。
私たちの活動をご支援ください!【郵便振替】
郵便振替00920-7-75997
加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
※いずれも通信欄に「近畿水害」とご記入ください。

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再送【ボランティア急募】名古屋・宇治発 8/25,26発 京都府宇治市ボラバス

皆さまいつもお世話になっております。
震災がつなぐ全国ネットワーク・NPO法人レスキューストックヤード

事務局浦野です。
急を要する内容のため、遅い時間でのご案内をお許しください。
先日、京都府南部豪雨水害で甚大な被害を受けた、京都府宇治市
炭山地区に向けてボランティアバスを運行する旨ご案内しましたが
参加者が不足しております。
そこで、近畿地方の方にも参加して頂けるよう、JR宇治駅を経由して
ボラバスに乗車できるルートに修正しました。
水害から1週間余りが経ちますが、道路の不通等の理由もあり、同地
区のような孤立集落にはこれまでほとんど支援が届いていませんで
た。行政や災害ボランティアセンターも支援体制を整えておりますが、
ボランティアの手がまだまだ必要です。現地には住民が主体的に「
絡所」を設け、地縁血縁で助け合ってきましたが、その頑張りも限界
にきています。
炭山地区は昔ながらの陶器の町で、住民からは住宅や道路の泥かき
などの力仕事だけではなく、「陶器類の洗浄をお願いしたい」と、女性
や年配者の方でもできる仕事も沢山あります。
ぜひ皆さんのお力をおかしください!!
現地の様子は、RSYブログ「宇治市・京都南部豪雨水害1報~3報」をご覧下さい。
住民の方の「生の声」が掲載されています。
ーーーーーーーーーーーーーーー以下募集要項
1.活動期間
・第1陣:8月25日(土)
・第2陣:8月26日(日)2.募集定員
・各日40名

3.応募条件
・心身ともに健康な方
・趣旨に賛同し、ボランティア保険(天災プランBまたはC)に加入済みの一般市
民(大学生も歓迎、ただし未成年の場合は保護者の同意書が必要)。掛金は自
己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。
ボランティア保険の詳細はこちら
※原則として事前の加入を必要としますが、どうしても当日までに手続きの取れ
ない方は、出発当日の受けも可能です。

4.参加費

①RSY事務所集合の方:一般5,000円、学生2,500円
②JR宇治駅集合の方:一律1,000円
※当日受付時に参加費をお支払いください。おつりのないようにお願いいたします。
※当日ボランティア保険の加入を希望される方は加入料(天災Bプラン390円、Cプ
ラン470円)を別途お支払い頂きます。
5.集合場所
①名古屋出発の方
・集合場所:RSY事務所
※アクセスマップ
・集合時間:6:50
※ただし、当日ボランティア保険に加入される方は6:30までにお越しください。
②JR宇治駅出発の方
・集合場所:JR宇治駅南口(平等院方面)ロータリー
・集合時間:10:00
※RSY理事@松田が「レスキューストックヤードボランティアバス」と書かれたプレートを持って立っていますので、お声掛け下さい。
6.応募方法
・以下のメールフォームからご応募ください。
https://docs.google.com/spreadsheet/embeddedform?formkey=dDdBQy1Hbm53NDRmU3dJbk1qSmVrbHc6MQ
・インターネットの環境の無い方は、FAXでも受付ます。申し込み用紙を印刷の上、(052-253-7552)RSY事務局宛にFAXして下さい。7.日程
【25日】
6:50  RSY事務所集合
※当日ボランティア保険に加入される方は6:30までにお越しください。

7:00  名古屋出発
10:00  JR宇治駅着

  11:00    炭山地区着
11:00~12:00 活動
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:30 活動
15:30~16:00 着替え・撤収
16:00 炭山地区発
 16:30  JR宇治駅着
19:00 RSY事務所着・解散【26日】
6:50  RSY事務所集合
※当日ボランティア保険に加入される方は6:30までにお越しください。
7:00  名古屋出発
10:00 JR宇治駅着

 11:00  宇治市炭山地区着
 11:00~12:00 活動
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:30 活動
15:30~16:00 着替え・撤収
16:00 炭山地区発
 16:30 JR宇治駅着
19:00 RSY事務所着・解散※道路渋滞等で突発的なスケジュールの変更が考えられます。目安としてお考え
ください。
※道中はRSYスタッフ及び、RSYボランティアが車内ガイダンスなどを担当します。

8.注意事項
・遅刻厳禁です。
・受付時に加入済みボランティア保険の控えをご提示ください。学生の場合は、学生
証もあわせてご提示ください。
・出発前にボランティア保険(天災プランBかC)の加入を済ませてください。どうしても
出発前に手続きができない場合は、出発当日の加入も可能です。
※道中の食事は自己負担です。
※必須の持ち物(自己調達)
・当法人発行の水害ボランティアマニュアルを参考に、以下のものをご持参ください。
・着替え(長袖のTシャツなども作業時のけがを防ぐため必要です。汗をたくさんかくこと
が予想されるので多めにもってくることをお勧めします)/帽 子/水筒(飲み物)/タオ
ル/使い捨てマスク(できれば防塵)/汚れてもよい丈夫な靴/長靴/雨具/軍手/
ゴム手袋/ゴーグル/除菌ウェットティッシュ/昼食・軽食(冷蔵庫が無く、暑さが予測
されるため、生ものは避けてください)
※あると便利な持ち物(自己調達)
・安全靴(ステンレス入り)/うがい薬/日焼け止め

7.支援金のお願い
現地までの交通費、資器材の運搬等、ボランティア活動実施には経費がかかります。
私たちの活動をご支援ください!

【郵便振替】
郵便振替00920-7-75997
加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
※いずれも通信欄に「近畿水害」とご記入ください。

宇治市・京都南部豪雨水害【第3報】

みなさま
震災がつなぐ全国ネットワーク・NPO法人レスキューストックヤード事務局浦野です。
京都府南部豪雨水害で被害を受けた宇治市炭山地区に支援に当たっている松田
(RSY理事)、松永(大分大学生、RSYボランティア)より報告がありましたのでお知
らせします。
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松田です。京都府南部豪雨に対応する支援活動のため、20日(月)より現地に滞在している松永(RSYボランティア)の報告を聞き取りました。

▼炭山区の状況
・今日までに地区の災害対策本部(地区災対)に挙がったニーズ19件の家を全て回ってお話を聞いた。既に終わったところが2件。しかし、新たにあと数件が見つかったので、少なくとも20件が手つかずのまま残っている。その他にもニーズが埋もれている可能性がある。【とにかく人手がいる】。
・各家のニーズを細かく見る。下炭山を中心に住家に泥が入った家が多く、泥かきや土砂かきを要する。床上げが必要な家もある。また、陶器を洗ってほしいというニーズも出てきているので、精細な作業ができる人、女性も必要。力作業だけではない。ただし、陶器なので人に任せることへの不安もある。
【地区災対の指示に従った形での活動が望ましい】。
・家の方とお話しした。地区の人はとにかく疲れている様子。田舎なので自分たちだけでやろうとしていたが、被害がそれにも増してひどすぎる。今はなんとか助けてほしいという様子に変化している。一週間どこからも助けがなく、放っておかれたことで、【今は人が来てくれるという声だけで安心】、落ち着くという。また、この先長いから気が滅入っているという声も聞かれた。※なお、今回の活動は「震災がつなぐ全国ネットワーク」に対する日本財団からの支援金により行われています。
▼松永私見
・区長のお人柄が町全体に及んでいると感じた。食中毒の件も、「ヘリが遅れたの
は仕方ない。朝3時からおにぎりを握ってくれたなんてありがたいことだから、治療
費の補償があればそれ以上は何も言わない」と仰っており、そういう姿勢が、この
地区の住民力を生んでいると思った。役員さんも「この町はつぶれないよ」と言って
いた。しかし一方、全てを自分たちだけでやってきたことで疲れ果てている。
・住民の力で災対がうまく回っているので、ボランティアはその指示に従う形での活
動が望ましい。
▼住民の声・様子
・家は大丈夫だったが、作業場がやられた。昭和28・30年に笠取で水害があって以降50年間災害はなかった。・人様に世話になったらいかん、なるべく地域でやれるところはやろうと言っていた。そのつもりでやってたけど作業内容が余りにもハード。目途がつかないので気が滅入っている。だからボランティアが入ると聞いただけで疲れも吹き飛んだ(すごい笑顔)
・ボランティアの声だけでうれしい。一生懸命自分たちだけでやってきて、役所もボランティアも最初入ってこなかったので、ボランティアが助けてくれるって声を聞くだけでうれしいんだ。・陶器の注文がすでに入っているのに。工場の復旧に時間を取られている。週末に人がたくさん入るといい。・蜂に刺された人が多いよ。(⇒ボランティアは長袖・長ズボン着用を徹底。)

・作業しっぱなしと疲れで熱中症のようになり、めまいがするという方もいた。本日保健師さんが来て処置をしていた。

・疲れはピークで夜も寝つけない。工場がやられていて、これからの仕事のことを考えて参っている。

・80歳の夫婦。おじいちゃんが「おれがやる!」、お母さんが「お父さんひとりでできるか!」と喧嘩になった。(松永が見ても)どう考えても自分たちでは無理。・買い物は生協が来ているが毎日は来ないので日持ちするものでしのいでる。買い物に行きたいけど、道が不安定だから出ていない。・ボランティアが助けにきてくれるという言葉だけでうれしい。(誰もが口をそろえてそう言う)

▼区長・地区災対役員の言葉
・昔炭を焼いて秀吉に献上していたから炭山という。その外れに陶芸家がいたが、バイパス建設のために炭山の地区に入ってきた。それが今の文化につながっている。

・この町はつぶれないよ。ただ、災害が終わった後にもこのままの町であることを願ってる。

 

▼今後の支援体制

〇震災がつなぐ全国ネットワーク
・松永(RSYボランティア):~27日まで
・松田(RSY理事):断続的に現地入り)
・矢野、他1名(NPO法人とちぎボランティアネットワーク):24日~26日
・1名(KOBE足湯隊):23日、以後も調整
・RSYボラバス運行:25日・26日
〇NPO法人チームレスキュー(22日~)
〇渥美・戸口(日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)):25日~26日
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支援金のお願い
現地までの交通費、資器材の運搬等、長期的なボランティア活動実施には経費
がかかります。私たちの活動をご支援ください!【郵便振替】
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加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
※いずれも通信欄に「近畿水害」とご記入ください。
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宇治市・京都南部豪雨水害【第2報】

皆さま

NPO法人レスキューストックヤード・震災がつなぐ全国ネットワーク事務局・浦野です。8月20日より京都府南部豪雨水害で被害を受けた宇治市炭山地区に支援に入っている松田(RSY理事)、松永さん(大分大学生、RSYボランティア)より報告がありましたのでお知らせします。
今回の水害の報道はあまりメディアで取り上げられていませんが、被害はかなり甚大です。特に発災後1週間、ほとんどボランティアの手が入っていない孤立集落への支援が急務です。また、市街地でもボランティアの手は不足しています。
近畿地方の皆さん、地元を支えて下さい。
また、東海地方の皆さん、1日でもかまいません。ぜひ週末のボランティアバスに乗って、被災地を支えて下さい。
▼8月21日の活動内容
・計17名(日本災害救援ネットワーク(NVNAD)15名(含KOBE足湯隊2名)・松田・松永)で炭山に入る。
・松田・松永は宇治市災害ボランティアセンターの資器材を借りる。金曜まで地区にて保管予定。
連絡所にて地域ですでに決めていた割り振りに従い4軒のお宅に分かれて活動開始。
・作業内容は家によって土のう積み、泥かき、陶器の洗浄など。
・お昼休憩をはさんで作業を行うが、14:30ごろ雷鳴が鳴り近くで雨が降り始めたため、活動を中止。
・土日のボランティアバスについて役員さんらに報告をし、宇治に戻る。
・ボランティアセンターにも活動内容を報告。
・松田は一旦宇治を離れる。松永は本日は宇治のホテル滞在。明日からは活動先で知り合った陶芸教室を営む
お宅のログハウスに宿泊し、27日まで滞在予定。▼炭山地区の状況(21日現在)
・役員さんたちは、活動先リストを持って私たちを待っていた。
・活動に入ったお宅は、家や庭に土砂が入り込んでおり、どこも圧倒的な作業量を要する。
ボランティアの人数が足りず、活動時間も短縮したため完了することができなかった。
・今日の地域の雰囲気は、食中毒のショックからようやく立ち直り、水、電気も復旧し、ボランティアも来たうえ、
道路等の自主清掃作業が一段落し、さて、家に取り掛かるか、という様子。
・まだお風呂に入れていないお宅もあり、近くの公共施設を使用している。○伺ったお宅の方の話
・上から見ていたら、家の前を濁流が二手に分かれて流れて行った。
・考えたくないけど、次に雨が降ったらどうなるか考えたら怖い。
・ありがとう。私が2週間でやろうと思っていたことが1日で終わった。○その他
・明日(22日)は、RSYが七ヶ浜町でお世話になったNPO法人チームレスキューのボランティアが宇治市災害ボランティアセンター経由で炭山に入る予定。▼松田私見
・毎日昼過ぎになるともくもくと成長する積乱雲が恨めしい。今日私が携わった2件のお宅は、次に雨が降る前に終えないと意味がない作業だった。今は人海戦術以外にない。
・ようやく作業ができるようになったばかりなので、まだみなさん前向き。しかしこれからどんどん疲れが溜まっていくだろう。別の方が 「疲れた…」とつぶやいているのを2回耳にしました。

※なお、今回の活動は「震災がつなぐ全国ネットワーク」に対する日本財団からの支援金により行われています。 

 

 

 

▼今後の支援体制
〇震災がつなぐ全国ネットワーク
・松永(~27日・月)まで
・松田(断続的に現地入り)
・RSY ボラバス運行(25日・26日)
・KOBE足湯隊 継続的なマンパワー等の派遣等、調整中
 〇NPO法人チームレスキュー(22日~)
 〇日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)、KOBE足湯隊
・ボランティアワゴン運行等調整中
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支援金のお願い
現地までの交通費、資器材の運搬等、長期的なボランティア活動実施には経費
がかかります。私たちの活動をご支援ください!【郵便振替】
郵便振替00920-7-75997
加入者:震災がつなぐ全国ネットワーク
※いずれも通信欄に「近畿水害」とご記入ください。
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【募集】 8 月 24 日(金)京都府宇治市への資器材の積み込み

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
記録的な大雨により水害被害がでている京都府宇治市に資器材を送ることにな
りました。24日(金)に名東倉庫での資器材積み込み作業を行いますので、お時
間のある方はご協力いただければ幸いです。

集合:8月24日(金)16:00
場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)
マップはこちら

※302号環状線「香南」交差点を東に。猪子石電話局交差点を左に入って一つ目の
交差点。
駐車場がありませんのでなるべくお誘いあわせの上お越しください
※公共交通機関の場合は名古屋市営地下鉄「上社(かみやしろ)」駅を下車して
ください。
※RSY久屋事務所からは1台車を出します。乗車希望の方は事務局までご連絡くだ
さい。RSYから出発される方は事務所に15:00の集合となります。
※怪我に備え帽子と長袖着用にご協力ください。(雨の場合はカッパなどの雨具
もご持参ください。

○RSY久屋事務所
マップはこちら

●ご協力いただける皆様へ
お手数ですが24日(金)の14時までに、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号
をご連絡ください。

当日連絡先:090-7435-2118(RSY藤田)
よろしくお願いいたします。


RSY事務局/藤田

宇治市・京都南部豪雨水害報告【1報】

みなさま

RSY浦野です。8月13日からの記録的な大雨によって、京都府宇治市が甚大な水害被害を受けました。RSYが事務局を務める「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」では、昨日よりスタッフを派遣し、情報収集等を行っています。特に被害が甚大で、支援の手もほとんど入っていない炭山地区を中心に、現地地区長と繋がりのある「日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)」と連携を取りつつ、継続的な支援を行うことを決定しました。震つなスタッフの松田(RSY理事)、松永さん(大分大学生・RSYボランティア)より報告が入りましたので、お知らせします。

▼炭山地区の状況(20日現在)
・これまでの被災状況は、NVNADのブログに詳しいです。
○区長さん・ご家族の話
・19日に水が復旧し、ようやく少しほっとした。各家の被災状況は大体把握している。20人来てくれたら配分はすぐにでもできる。

・(炭山は志津川に沿って下、中、上の3つの集落に分かれているが)集落を結ぶ道路は何か所も寸断されてしまった。誰も来ないので、住民が自ら土砂を避けて開通させた。

・下炭山は窯にたくさん被害があった、中炭山と上炭山は住家の被害がひどい。
・大雨のときは、音が凄まじく何が起きているかわからなかった。朝になってみたら、何もかも流されていた。
・ふだん運転している人でも、今唯一通じている道は細くて土砂崩れもあるので、怖くて外に出ることができないでいる人もいる。○集落の方の話
・自分の家より上手の被害はわからない。自分の家が精いっぱいで見に行ってもいない。▼
▼松田私見
・まず、宇治市内(しかも市街地からわずか十数分)のところに、こんな雰囲気を持つ集落があることに驚きました。疲れた表情を浮かべながらも泥出しの作業をしていたのは比較的若い男性たち。陶芸家が集まっているそうです。今日も被害のなかった窯からは煙が立っていました。
・しかしながら、集落内は何か所にもわたって鋭く削ったように土砂がえぐれており、正直言ってよくぞ人的被害を免れてくれたという状況です。しかも、一週間経ってもほとんど応急処置がされていない箇所もあり、次回の雨が非常に心配です。
・志津川に沿って非常に細長い集落なので、一見して被災住家がわかりにくいですが、川沿いに登っていくとまだ住民の方も全く手を付けていない家屋も含め、土砂の入った家が数十軒の単位で残っています。明日の作業で進められるのはわずかかもしれませんが、ようやく水も出て少しだけ落ち着いたよと仰るみなさんを後押しするような活動になればいいと思います。

▼宇治市全体の被災状況(参考まで)
・山間部の炭山、志津川の被災状況が宇治市内の中で共有されていない問題とともに、宇治市内全体の被害の大きさも案外報道されていないように思います。町部には連日ボランティアが入っていますが、上がってくるニーズに比べてボランティアの数が少なめのようです。

○経過
14日午前3~4時の雨量は78・5ミリ。前日の降り始めからの総雨量は300ミリを超える。

○把握されている浸水箇所(1.2.は市街地、3.4は山間地です)
1.五ケ庄西川原(ごかしょうにしがわら)・五ケ庄北ノ庄(ごかしょうきたのしょう)
・ 弥陀次郎(みだじろう)川(=小さな天井川)が決壊
・ ハザードマップの青い個所と概ね合致
・ 18日(土)夕方の局所豪雨で応急処置をしていた川が再度同じ個所で決壊。再度浸水。
・ 災害ボランティアセンター(VC)から連日ボランティア派遣。一日のニーズは1.2.の地域併せて25件程度。2.車田(くるまだ)・菟道(とどう)

・ 戦(たたかい)川が決壊

・ ハザードマップの青い個所と概ね合致

・ 19(日)初めてVCがローラー的に入り、ニーズがまだまだこれから上がってくるだろうと 
    いう見込。3.炭山(すみやま)・笠取(かさとり)
・ 土砂崩れにより通常使用するルートが途絶。ただし、京滋バイパス笠取インターを戻っ
    てくる形で入れる。
・ VCからの支援はまだ入っていない。4・志津川(しづがわ)
・ 1軒流出、土砂崩れにより、もっとも孤立している地域
■支援金のお願い
現地までの交通費、資器材の運搬等、ボランティア活動実施には経費がかかります。
私たちの活動をご支援ください!【郵便振替】
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※いずれも通信欄に「近畿水害」とご記入ください。