7.28山口県への水害支援【8月2日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害支援において、RSYでは以下の対応を行っています。現地からの情報と併せてご報告します。
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
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ご協力お願いします!
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1.ボランティア活動資器材の提供
7月30日、「山口県萩市災害ボランティアセンター」に向けて、4tトラック1台分の資器材を搬出しました。当日は13名のボランティアがサポートして下さいました。
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2.コーディネータースタッフの派遣
本日より現地に向けて、RSY高木を派遣しました。
主に被害の大きかった須佐町と阿東町の支援をサポートします。
※RSYが事務局を務める震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)からは、7月30日から先遣隊として2名のスタッフを派遣し、地元社協らと共にボラセン立ち上げや被災状況把握に努めています
明日より松山(事務局長)他、2名が現地に向かいます。支援は被災地NGO協慟センター、NPO法人ADRA Japan、NPO法人ジャパンプラットフォームなど、震つな加盟団体や、信頼関係のある団体が協働で取り組んでいます。RSY高木もここに合流します。
3.現地の状況
【萩市須佐(旧須佐町、旧田万川町)】
・床上浸水700棟、床下浸水800棟(1日17時県庁公表)。
・7月30日「萩市災害ボランティアセンター」設置
※萩市・萩市社協・山口県社協の三者共同運営
【山口市阿東(旧阿東町)】
・床上浸水71棟、床下171棟(1日17時県庁公表)
※市役所からかなり離れており、アクセスしにくいため十分な支援体制が整っていない。
RSYが西伊豆に搬出したボランティア活動資器材をそのまま送り込めるよう調整中。
4.課題
〇水不足
水道が不通のため、生活用水、飲料水(住民・ボランティア用)が不足し、清掃時にも支障が出ている。
※8月2日現在:依然として断水は続いているが、役場や社協のある地域は本日復旧。しかし、断水地域の要援護者から「水を届けて欲しいという」問い合わせがチラホラ聞こえている。給水車等も対応しているが、十分足りていない様子。
※山口県社協がコカ・コーラにスポーツ飲料の提供を呼びかけ、8月3日に1,000本がボラセンに届く予定。(活動の長期化で不足する可能性大)
〇圧倒的なボランティア不足
1日数十人~100名程度しか確保できていない。
ニーズ件数が増える一方でボランティアの確保がままならない状況。アクセスが不便なため、他地域からのボラバス派遣が期待される。