【ボランティア募集】11/8(金)・9(土)金山駅で復興応援物産展&防災グッズ販売

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。
11月8日(金)・9日(土)に金山で行われる商店街の美味しい物が集まるイベント「逸品・名品」にRSYも出展します。
RSYは宮城県七ヶ浜町の復興応援物産展&防災グッズの販売を行います。
このイベントは、金山駅構内~南口広場という人通りの多い場所で行われ、昨年出展した時も沢山の方にお立ち寄りいただきました。
今年も盛り上げていきたいと思いますので、ぜひ販売ボランティアにご協力ください!

■日時:11月8日(金)9:30~19:00
11月9日(土)9:30~18:00 ※両日とも終了後、片づけがあります。

■場所:金山総合駅 南口広場

■内容:搬入・搬出、物品販売、呼び込み

申し込みは以下のフォームにご記入いただき、メールでinfo@rsy-nagoya.comまでご連絡ください。

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名前:             ふりがな(            )
携帯電話番号:
メールアドレス:
参加できる日: 8日(金)
9日(土)
※全日でなくても結構です。参加できる時間帯をお知らせください。
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★昨年の様子はこちら

宇治市炭山スタディーツアー 【炭山窯元まつり2013】に参加しました!

みなさま

お世話になります。RSY事務局松永です。

京都府宇治市炭山区で10月19日(土)に開催された「炭山窯元まつり2013」に行ってきました。今回は、「炭山窯元まつり2013」のイベント運営のお手伝いの他、スタディーツアーとして炭山町内会役員の方から現在の状況やその後の活動等をお聞きしてきました。

 

2012年8月中旬、京都南部豪雨水害によって宇治市炭山地区は家屋・陶芸工房の浸水被害や主要道路が土砂崩れによって通行止めになる等の被害にあいました。発災後、炭山町内会では災害対策本部を立ち上げ、被災家屋のニーズ調査やボランティア受け入れ、また行政からの支援情報やボランティアの活動報告等を掲載した「炭山通信」を住民に配布する等の活動を行いました。RSYでは、なごや防災ボラネット・震災がつなぐ全国ネットワークとの連携のもと、災害ボランティア活動資器材の提供、ボランティアバスの運行による人的派遣等を行い活動しました。また、復旧・復興応援として「炭山窯元まつり2012」に参加、イベントのお手伝いや足湯を行いました。去年の活動の様子はコチラ→【宇治市・京都南部豪雨水害報告・第1報

 

 

さて、以下今回のスタディツアーの報告です。

10月19日【土】、炭山では明け方に雨が降り、炭山窯元まつり2013は屋外での開催だったため、お客さんが少なくなることが懸念されていましたが、無事雨も上がり、多くの来客がありました。陶器の激安市や陶芸の無料教室、うどん等の販売も行っていました。

 

昨年同様、RSYはイベント運営のお手伝いで、駐車場整理等を行ってきました。

 

 

そして、スタディーツアーの目玉である、「勉強会」を炭山町内会ご協力のもと開催致しました。勉強会の内容は、2012年京都府南部水害の被害状況や発災直後の町民内での対応、町内会で災害対策本部を立ち上げた経緯やその後の対応、炭山の地域性などをお話頂きました。

 

 

以下、炭山町内会防災担当K氏のお話です。

 

宇治市炭山区は、山間の集落で、南北に細長く集落の中心を志津川が通り、160世帯(300名以上)が生活をしている。醍醐寺の炭を焼いていたため「炭山」という地名が付けられた。40年前、廃村寸前まで追い込まれたが、清水焼の陶芸家が炭山に移住し立て直した経緯もあり、炭山では外部の人を受け入れやすい文化がある。

2012年8月14日未明の記録的な大雨により、炭山では府道など市内へ続く3本すべての道路が土砂崩れ等で通行止めとなり数日の間孤立した。大量の雨水が川を流れ、護岸が削られるなどし、また山からの泥水が家屋に流れ込み床上・床下浸水被害が多数発生した。炭山区の北(上炭山)と南(下炭山)の境目の山で土砂崩れが発生し、その下を流れる志津川に土砂が流れ川を塞ぎ、行き場をなくした川水で周辺一帯が深さ1m程の池となった。そのため、北と南と行き来ができなくなり、また被災により携帯・PC等の通信手段が一切絶たれてしまったため双方の状況がわからなかった。

被災初日・翌日は、住民総出で道路の片付けを行った。三日目からは、区長を中心に災害対策本部を立ち上げ、以降は被災状況の把握・行政との調整・ボランティア受け入れなどの活動を行った。毎朝、上炭山7組、下炭山7組の組長が集まり被害状況把握や住民の要望等を共有した。夜の本部会議では情報の共有や行政へ住民からの要望を伝えた。「炭山通信」という災害支援情報誌(道路復旧状況や要望への回答等)を作成し翌日の朝に各戸へ配布し、住民に周知した。

元々、行事など「地域でなにかをする」ことが多かった。行事として、秋・夏祭り、小学校の運動会は全校生徒が30名程しかいないため、住民の多くが一緒に参加して競技を行う。そういった取組が重なり地域の団結力を生むきっかけになったのではないか。

炭山にある、山の構造は下から岩盤・土・木となる。山の所有者はすべて外部の人間で、木々の間伐等の手入れはされていなく、伸び放題となっていた。生え過ぎた木々の重みと豪雨の雨が重なったことにより、岩盤の上を滑って土砂崩れが多発したことがわかった。このことから里山の会(住民14名で構成)を作り、木の間伐を行うなど、山の手入れを行っている。

 

その他、教訓を活かした炭山の減災・防災への取り組みは、

①炭山MLリストの作成

災害情報(道路通行止め等)を住民に周知する。また、高齢者でメールが使えない人については各組長さんに共有し個別訪問等で対応する予定。

※大雨で道路が通行止め(80㎜規制)になり孤立状態になるなど、インフラについては依然として不安定な状況が続いている。

②ハザードマップ作り

2日間ワークショップを行い住民30名が参加した。炭山の地図に、2012年の被害状況や60年前の災害時の情報を記し危険個所を考え、その他、次の災害に備え、重機を所有している人(オペレーターを含む)、チェーンソーを持っている人、井戸がある場所、災害時に電波が入る場所、電気工事者等も地図に落とし込んだ。来春には防災マップが完成する見込み。

③要援護者リストの作成

④炊き出し資器材の確保・予行練習

2012年の水害で行政からの弁当に依存してしまったため、今後災害があった場合は町内会で炊き出しを行えるように、資器材の確保、その後炊き出し練習を行う予定。

 

2012年の水害の教訓から、次の災害の減災・防災へ炭山町内会はいろいろなことに取り組んでいました。前区長Wさんが「災害に向き合っていかなければいけない」と話していたように、災害大国日本では、災害(水害・地震等)を止めることはできませんが、被害を少なくすること、起きる前、起きた後の減災・防災への活動が一番重要なんだと再認識させられました。

 

■ツアー参加者の声

・講演を聞き、被害状況や水害後の対応等の話が住民から直接聞けてたことが貴重だった。また、昨年のボランティア活動後に陶器を頂いた。どの陶芸家の作品かわからなかったが、今回のスタディーツアーで作者とお会いすることができてよかった。

・自由散策で窯元を回った際に、「去年、お手伝いしてくれたボランティアさんじゃない?」と覚えていてくれたことが嬉しかった。

 

■住民の声

・2013年8月に砂防壁が出来た。40㎝程の配管を取り付けているため、多少の雨水や土砂は大丈夫だと思う。今後の水害への心配が和らぎ、ホッとしている。市の予算が付き、来年には炭山林道の整備が完了する予定。去年の泥だし後、床下に消毒液をまいたが、時間の経過とともに今まで見たことない虫が出てきたことがあった。

・住民だけじゃなにもできなかった。ボランティアに助けられたありがとう。

・去年土砂崩れのあった箇所が台風18号の影響で、上方が崩れ出した。

 

 

 

 

東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第8報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
引き続き、台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島の続報です。

現地では、大島社協が設置した災害ボランティアセンターを中心に、毎日
30名~40名が支援に当たっています。これに対し、を継続的に支援し
ていくための拠点として「東京都災害ボランティアセンター」が28日、新た
に設置されました。
詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.tvac.or.jp/special/oshima
大島災害VCでは新たにホームページも開設されました。
基本情報は、こちらをご覧ください。
http://oshima.vc/

大島災害VC facebookページ


以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏(東京ボラ
ンティア・市民活動センター)からの情報を一部抜粋し、転送させて頂きます。
今後RSYとしては、これらの関連団体と連絡をとりつつ、必要に応じて支援
を検討して行きます。

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「東京都災害ボランティアセンター」では、大島社会福祉協議会災害ボランティ
アセンターへの支援を行い、それを通じて大島町の被災された方がたの支援を
行っていきます。

この取組みには、「災害ボランティア活動支援に関する協定」に基づき、東京都
も側面支援を行うことになっています。

○目的
  被災者のニーズに即したボランティア活動がおこなえるよう、市民活動団体
等が協働し、大島社会福祉協議会災害ボランティアセンター等を支援する。

○活動内容
  大島社会福祉協議会災害ボランティアセンターへのコーディネーター派遣
  大島社会福祉協議会災害ボランティアセンターの運営支援
  ボランティア受入状況等の情報発信
  資器材やボランティア等の調整
  ボランティア活動の環境整備

○構成団体 (*…役員団体)
    社会福祉法人 大島町社会福祉協議会協議会 *
    特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
    特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム *
    公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
    東京災害ボランティアネットワーク *
    東京ボランティア・市民活動センター *
    公益財団法人 東京YMCA
    公益社団法人 日本青年会議所関東地区東京ブロック協議会

よろしくお願いいたします。

あるある70号を発送しました!

本日、あるある70号の発送作業を行いました!

昨日から編集員のSさんと一緒に準備を進めてきました。

今日は雨の中、4名の方が事務所に来てくださり、久々に来ていただいた方同士の嬉しい再会もあり、皆で楽しくおしゃべりしながら作業することができました。

皆さん、ありがとうございました。


70号の読みどころは・・・

●特集1「情報で変わる もしもの判断 ~あるある的水害講座~」
名古屋市内でも浸水被害がでるなど、今年の夏は水害が相次ぎました。
水害から自分の身を守るには?いざという時に役立つ情報の取り方などを“あるある的に”紹介。
表紙にも「雨雲レーダー活用術」を紹介、裏表紙のまめ豆では「水害避難時に役立つグッズ」を紹介するなど、今号は水害について深めてみました。

●特集2「緊急地震速報 そのとき、あなたはどう動いた?」
8月8日に結果としては誤報だった緊急地震速報が関東以南のほぼ全域に流れました。
速報を受け取った人はどのように動いたのでしょうか?RSYでとったアンケートに128名の方が回答を寄せてくださいました。
そのレポートをお伝えします。気になる結果は・・・?

他にも読みどころ満載の機関紙「あるある」はRSYの会員さん向けに2ヶ月に1回発行しています。
被災地での教訓、日常やいざという時に役立つ防災プチ情報をわかりやすいイラスト付きでお届けしています!

★「あるある」についてもっと詳しく・・・
★RSYの会員になるには・・・?

今号には、他にもたくさんのお知らせを同封してお送りしました。
ぜひ色々目を通してみてくださいね!

★あるあるの編集会議を平日の夜に行っています。様々な方が関わって、わかりやすい情報発信をみんなで考えています。
毎回わいわいと、時に雑談しつつ、時にお菓子を食べつつ・・・。「参加してみたいな~」という方はお気軽に事務局までご連絡ください!
<<現在、編集員大募集中!>>

東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第7報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
引き続き、台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の
10月24日の現地報告です。

以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏
(東京ボランティア・市民活動センター)からの情報を一部抜粋し、
転送させて頂きます。

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ボランティア活動者数:42名(島内:33名、島内9名)
ニーズ対応:15件(内訳:台風対策14件、環境整備1件)
継続11件、終了4件、残ニーズ26件

<25日のボランティア活動見込>
活動者数:10人~配置予定
ニーズ対応:3件(土のう積みを中心に活動する)

<活動現場報告>
・重機が入って4軒分の主に水路作りの台風対策を行った。
・側溝の片付け、元町2丁目の路地関連の側溝洗いを行った
・岡田地区の現場1件は、台風対策済みで、あとは連絡待ちの状態。
・身内でがんばっているが年配で疲れがたまっているお宅がある。家屋内外の作
業がまだある。明日も引き続き対応予定。

何度も活動に来てくれるボランティアは島民リーダーになれるのではないか。
継続的に関わってもらえるようにして、作業のコツ・ルール・段取りを理解して
もらい、活動終了時の確認(活動終了時の的確なケース判断等)ができるように
現リーダー層が伝えていくことが大事である。

○島民ボランティアは、地域のつながりが強いので、知り合いからのやりたいこ
と・頼まれごとが多く、依頼先以外のお宅での活動も多くなっている。まずは事
故のないように気をつける。そして、やみくもに制限するのではなく、基本的な
ルールを作って臨機応変に対応することが必要である。(例えば、追加での依頼
は必ずリーダーに声をかけるなど。)

<社協関係>
○23日午後、要援護者の島外避難者が実施され、社協では車いすの方7名を岡
田港に移送した。

○要援護者の島外避難では、70名が島外に避難している。

○TVACと調整の上で、「避難先でのお困りの方へのご案内チラシ」を作成し、岡
田港の待合所と乗船前にチラシの配布を行った。15時発の大型船にも自主避難
者が乗っているのでその方にも配布し、残部は東海汽船の乗船名簿記入台に置か
せてもらっている。

<被災者の声>
「このあいだは活動してくれてありがとう。台風が過ぎたら、また様子を見にき
てね。」
「(台風対策の土のう積みが不十分なお宅にお声かけしたところ)消防団の詰所
があり今は置けないのでこうしているの。気にかけてくれて、ありがとう。」
(80代女性のご自宅にて)
「頑張っているね。」「みんなも頑張っているんだから!」(活動しているボラ
ンティアに住民が声こえかけしたところ、ボランティアが返した言葉)
「私は一日手伝えないかもしれないけど、1時間や2時間だったら大丈夫だか
ら!」(ボランティアセンターに立ち寄った女性がスタッフにかけて頂いた言葉)

東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第6報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の10月22日分
の現地報告です。

以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏
(東京ボランティア・市民活動センター)からの情報を転送させ
て頂きます。

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ボランティア活動者数:52名(団体20名、個人32名)
ニーズ対応:9件(泥かき・台風対策、資材整理1件、避難所対応1件)

<23日のボランティア活動見込>
活動者数:20人~
ニーズ対応:台風対策の緊急度の高い3件(内訳:10人+4人+5人)+他

<避難所>、
・日中避難所まわりを行った際は、避難者数はゼロであった。(家屋流出の世帯が避難している役場避難所を除く)

<災害ボランティアセンター関係>
・役場からの依頼により、避難所に安眠セットを配布した。
・個人宅に提供された土のう袋について、泥だしで出来た余分な土のう袋は赤いスプレーでマーキング後まとめておく。活動終了時に、個人宅名と数量を報告するとともに、センターで住宅地図上に記載しておく。
・器材スペースの整理・コンテナの移動を行い、器材スペースが広く使えるようになった。
・一輪車とスコップに大島社協のシール貼りを行った。テントは風が強いときは脚を倒してつぶしておく。
・備品の提供が多くあった。今後、泥だし後のニーズ対応で必要になる物品がある。(園芸用シャベルなど)
・島内から借りている備品は早めに返す。
・23日に受付を担当してくれる島民ボランティアさんがおり、朝から入ってもらう。
<現地の様子>
・消防団の捜索活動が継続される予定であり、消防団の活動がある間は団員のボランティア活動は難しい。
・以前ニーズ調査で回ったお宅で大きな流木があり、車を動かせないとチラシを見て連絡があった。台風が過ぎた週明けから作業か。
・来週に被災状況調査が行われるお宅がある。調査までは作業が出来ない。
⇒ニーズ表の現調ボックスを作成して、ニーズ件数の増加を見越した管理を行う必要がある。
・民生委員に島外ボランティアが宿泊できる空き家がないか確認したところ、何軒か提供頂けそうな声を頂いた。
・元町以外に泉津地区3件、岡田地区1件。また、泉津地区でトタンが飛んだのが1件という連絡がきている。
・23日予定の要援護者の島外避難について、東村山市社協に連絡をとったところ2時間で調整をとってくれたケースがあり。
<被災者の声>
「これまで夢のような感じだった。(→状況を伺うと、ボランティアが入るまで気を張っていたようである。これからは、現実と向き合うことになると感じている様子。)」
・自分が被災した当時の状況を何度も繰り返し話す方がいた。

宮城県七ヶ浜町報告【第142報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第3号](2013年9月1日~9月30日)

皆さま
お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」9月号をお伝えします。つぶやきからは被災者の様々な現状を聴くことができます。
震災の記憶、生活の現状、家族について、主だった内容をトピック別に分類してご紹介します。
——————————————————————————-【仮設をめぐる生活環境】
俺の子どもは(仮設ではない)○○浜地区に住んでる。孫もそこにいる。5歳、3歳、2ヶ月の3人。
仮設には住まわせられないわ。壁が薄くて、隣の人に迷惑かけるからな。孫はときどき遊びに来るよ。
(60代/男性)

仮設の中で転んでしまう。キッチンと居間のスロープにつまづく。転ぶときには金具の入った足をかばうので頭を打ってしまうんだ。
(60代/女性)

妻は少しの間施設にいたが今は入院しているんだ。
仮設住宅の冬は寒いから退院させるのは来年の春がよいな。
名前なんていうの?気にかけてくれている人がいると喜ぶから伝えておくよ。
(60代/男性)
※奥さんを訪ねて行った際

【足湯】
足湯にはいつも来るの!楽しいから。
でもマッサージしてもらうのは久しぶり。気持ちが良い。
明日、明後日まで秋休みで、学校休みなんだ!
(10歳/小学生)
【津波】
山形はなじみ深い。蔵王には若い時に2回も登った。温泉には毎年1回は行っていたけど今は行けていない。津波は大変だった。体一つで逃げてきた。あとはもう何もない。
(60代/女性)

 

【津波・生きがい】
津波がきたとき、孫のために生きないとって思った。長生きしないと。
(60代/女性)


【ボランティア】
集会所にずっとボランティアさんが来てたときは、にぎやかだったねぇ。
毎日何からしら(催し物が)あったもんねぇ。みんな元気にしてるのかねぇ?
(70代/女性)

※現在は仮設住宅集会所に来るボランティアや催し物が少なくなっている。
【復興計画・将来設計】
私の元住んでいた土地はイエローゾーン(土地の買い上げか、再建を選択することが可能)なんだ。
町に買い取ってくれって申請を出しているよ。
自分だけ家建てても、周りに誰もいないんじゃねぇ?直して家入っている人もいるんだよ。
(80代/女性)


【被災体験】
「○○(内陸地区)で被災?津波来てないでしょ?○○まで津波が来たら七ヶ浜はないだろう」って言われるんだよ。実際は津波が堀から上がってきて被災受けたんだ。
レッドゾーン(家を建ててはいけない場所)に指定されてるんだ。
(50代/男性)

【被災体験・仮設をめぐる生活環境】
足湯には何度か来たことがあります。
震災の時は8時間かけて車で帰った。嫁さんのお腹が大きかったから。
あと2年ぐらいは仮設でお世話になると思う。
でも、この前の台風の時は雨漏りした。
(40代/男性)

東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第5報)

 

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の10月21日分
の現地報告です。

以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏
(東京ボランティア・市民活動センター)からの情報を転送させ
て頂きます。
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<役所関係>
・午前8時に避難勧告が解除された。
・21日午後7時半にセンター長(大島社協事務局長)、災害ボランティアセン
ター職員(大島社協職員)、東社協職員で役場へ行き、情報交換を実施 した。
・役場から避難者宅の土砂を取り除くために土のう袋を提供いただいた。「土嚢
袋を多めに作り、各世帯の前に出してもらいたい」とのこと。
・午前中、けんこうセンターで物資搬入及び各避難所への配布の手伝い4名の依
頼あり。
・報道でもすでに既報の通り、台風接近に伴い要援護者を島外へ避難させる計画
があり、そのための調査が始まっている。

<避難所>
●泉津地域センター
確認した避難者は0名だった。

●けんこうセンター
確認できた避難者、高齢の方が2名、寝たきりの方1名。

●さくら小学校
確認した避難者は0名だった。

●北の山出張所
12時頃に確認できた避難者数は13名だった。

●大島高校
避難者数は0名。避難者は北の山出張所に移動する。

●大島老人ホーム
・避難所担当は包括の職員が対応している。

※各避難所全体を通して
・どの避難所も基本的に閉鎖をしない。ただし、食事(炊き出し)は北の山出張
所のみ

<災害ボランティアセンター関係>
・出されていた避難勧告が21日午前8時に解除され、21日午前8時半よりボラン
ティアの受付を開始した。
実績:ボランティア活動者数39名 活動件数8件(泥だし7件、避難所支援1件)
・島外のボランティアについては、宿の確保ができていることが条件になってい
るため、今後、宿の確保ができていないボランティアは帰りの船の予約 を取っ
て船の時間まで活動可能とする。
・現状ではボランティア数が落ち着いているため受付から送り出しまで丁寧なや
り方でやれている。しかし、今後大人数を受け入れた場合のシステムを 考えて
おいたほうがよい。
・ボランティアを依頼先に追加派遣する場合、次々に送り込まれた現場側では人
数の把握が困難になる。
・また、チームを周辺で分散させると目が行き届きにくくなるため、やり方を考
えた方がよい。
・外部からの問い合わせについては、「島外からの受付条件」と「装備面」につ
いての問い合わせが多い。
→装備について配布している資料がレスキューストックヤードのホームページに
掲載されているので、リンクの了承を得てフェイスブックに掲載した い。
・物資提供の申し出も多い。
→「物資が不足する場合は、今後こちらからお願いしたい」と案内するととも
に、物品募集を行う前に災害ボランティアセンターに確認をいただきたい 旨を
お知らせしたい。
・活動を始めたところ、現場で直接泥だしを依頼されるケースが増えている。台
風対策(土のう積み)など緊急性の高いケースが多く、臨機応変に対応 してい
るが、今後は流れに沿った(災害ボランティアセンターに連絡してもらう、ニー
ズ受付をする等)対応をしていく必要がある。
・ニーズ調査を行い、声かけを行いながらチラシを個別配布した。また、周辺の
被害のないお宅にもチラシを置いてきた。
・岡田地区、泉津地区のいくつかの被害地域を見てきた。元町地域以外にもいく
つかの被害が出ていることを確認。今後、丁寧に島内をまわる必要があ る。

<現地の様子>
・避難勧告が解除され、捜索活動が再開された。今もなお、メディアが多数、大
島に入って取材を続けている。ボランティアセンターのメディア対応も 続いて
いる。
・昨日の雨の影響で水はけの悪い箇所は泥になっている一方で、粉じん化してい
る場所がある。今後、健康管理に留意が必要である。
・要援護者避難の件も含め、台風27号、28号の影響に今後も留意する必要が
ある。
・今後、避難勧告がだされる可能性がある。センターとしても、臨機応変に対応
できるようにしておく。

<被災者の声>
・「自主避難で避難してきた。地域の婦人会の人たちが炊き出しをしてくれると
言ったんだけど、車もあるし、家もある。負担をかけてしまうので、各 自でう
ちで食事をしてくるようにしたんだ。」(50歳代女性 避難所にて)
・「台風27号がとても心配である。前回の台風のときは、床上浸水にはならな
かったが、土砂が取り除けていないので、これ以上降られた床上浸水し てしま
う。どうにかならないものだろうか。」(60歳代女性 避難所にて)
・「これから重機で大きな土砂や家具は取ってもらう予定だが、最後は手作業で
取り除かなくてはいけない。そのときはボランティアさんに協力しても らいた
い。」
・「土砂を取りたいが台風27号がくるのであれば、取ってもまた土砂が流れて
きてしまうかもしれない。台風27、28号が通り過ぎた後、片付けて いきた
い。」
・「床上まで泥が入って、一人ではとても片付けられないけど・・・。大切なも
のが埋まっているので、それを探しながら少しつづ取り除いている。台 風
27、28号が過ぎてからお手伝いしてほしい。」
・「ただ呆然とするばかりだったけど、ボランティアの皆さんが一緒に片付けて
くれて少しやる気が出てきた。」


【募集締め切りました】「七ヶ浜町の漁師を応援しよう!名物ボッケを食べに行こう!」宮城県七ヶ浜町支援ボランティアバス第63陣(11月15日~11月18日)

みなさまお世話になっております。
RSY事務局です。
このたびの東日本大震災におきまして、当法人が名古屋からの支援を続けている宮城県七ヶ浜町を拠点にボランティア活動をしていただける方を、下記の要領で募集いたします。

 

今回は今が旬!七ヶ浜名物のボッケ(特産魚)が食べれます!

【ボッケとは?】学術名ケムシカジカ。七ヶ浜町のマスコットキャラクターになるほど、町民に愛される特産物の魚です!七ヶ浜の町花「ハマギク」の花が散る頃がボッケのシーズン!10月下旬~11月下旬までの約一ヶ月間しか水揚げされないため、この時期しか食べることができません!

七ヶ浜町は7つの浜に囲まれる港町。「七ヶ浜町の名物を震災以降お手伝い頂いたボランティアさんに食べてもらいたい!恩返しがしたい!」、「七ヶ浜町も頑張っているところをみてもらいたい」という漁師Sさん(震災で船を失うも、2011年秋に船を購入し漁を再開した。)の想いのもと、2011年の震災の年からボランティアさんへぼっけを振る舞う「ぼっけパーティー」を開催し、今年で三回目になります!(※一昨年・昨年は「ぼっけパーティー」という名で開催されました!今年度は「七ヶ浜を食べよう!復興ボッケまつり2013」に名称を変更しています。)

ぼっけパーティー2011年度の様子は→コチラ

ぼっけパーティー2012年度の様子は→コチラ

 

本ボラバスでは、漁師Sさんと交流しながら、イベントのお手伝いを行います!また、参加者として美味しいボッケを味わって下さい!また、今年7月15日に完成しオープンしたばかりのきずな公園のイベント運営や、足湯ボランティア、七ヶ浜町ボランティアセンターでの活動も17日(日)に予定しています。

きずな公園オープニングセレモニーの様子は→コチラ

 

【活動内容・スケジュール】

11月15日(金)20:00 久屋事務所(名古屋)出発
11月16日(土) 「七ヶ浜を食べよう!復興ボッケまつり2013」イベント運営サポート(炊き出し準備等)・漁師さんとの交流会・地域散策(住民語語り部の同行を検討中)

11月17日(日) 子ども達を対象にしたきずな公園イベント運営、足湯ボランティア、七ヶ浜町ボランティアセンターでの活動

11月18日(月)6:00 名古屋着

※地元のニーズに合わせて活動が決定します。活動内容は変更になる場合がございます。

※詳細スケジュールは参加申し込みをされた方へ別途お送り致します。

 

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1.活動期間

11月15日(金)~11月18日(月)

※11月15日(金)と11月18日(月)は移動日です。
※【11月15日 20:00 名古屋発 ~ 11月18日 07:00 名古屋着】のバス運行予定です。
天候や交通状況により変更される場合があります。

2.申込締切(定員に達し次第、締め切らせていただく場合があります)

【11月14日(木)18:00まで】 >延長しました。

※なお、事前説明会終了後にお申し込みされた方・説明会欠席者には、説明会資料等を申込フォームに記入頂いたメールアドレスにお送り致します。出発までにご確認下さい。

3.募集人員

25名程度

4.応募条件

以下の5つの条件を満たす方

(1) 心身ともに健康な方

※20歳未満のかたは「保護者による参加承諾書」提出のをお願いします。(高校生以上)承諾書はこちらからダウンロードしてください。

未成年承諾書

(2) 事前説明会に参加頂ける方(※ボラバスに参加したいけど、事前説明会にどうしても参加できない方は事務局までご相談下さい。)

(3) 出発場所(当法人事務所:名古屋市東区泉1-13-34 名古屋建設業協会2階)に
当日19:30までに来られる方

(4) 帰着後にアンケートにご協力いただける方(今後より良い活動にしていくために、役立たせていただきます!)

(5) 自らの意思で活動に参加し、仲間とともに被災された方々の立場に立って行動ができる方

★事前説明会について

・日程 11月8日(金)19:00~21:00

・会場 名建協 1階会議室 または RSY事務所 (名古屋市東区泉1-13-34)

・内容 RSY活動紹介/ボラバス概要説明/活動内容説明/その他連絡

※ 事前説明会は参加者同士の顔合わせや活動内容の説明を行う重要な場です。

募集定員を越えた場合は、事前説明会に参加頂ける方を優先します。ご了承下さい。

 

5.参加費

一般:15,000円

学生:10,000円

※17日(日)の風呂・食事代は参加費に含まれておりません。

※今年度より、リピーター割制度を取り入れます。今回参加頂いた方は次回以降参加費を割引致します!是非継続してご参加ください!

【リピーター割制度とは?】本年度RSYが企画した七ヶ浜行きのボランティアバスに乗車された方は、次回以降10%割引きが適用されます。(例えば、62陣ボラバスに乗車された方は、63陣のボラバス参加費が10%引きされ、一般15,000円が、13,500円になります!)

6.保険

お住まいの市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」(地震や津波によるケガも補償する「天災プラン」BかCを推奨)の加入手続きをしてください。

掛金は自己負担(地域によって違いますが300円~1000円ほど)。

RSYのボランティアバスに参加される方は加入証明のコピーを事前説明会の受付でご提出ください。ご持参いただいていない方は加入の有無を問わず参加をお断りします。※2011年度、2012年度にRSYの七ヶ浜行きボランティアバスに参加されたことのある方でも、年度が変わりましたので改めて今年度加入した証明をお持ちください。

7.宿泊先

七ヶ浜町「旅館麻屋」 宮城県宮城郡七ヶ浜町松ヶ浜字西原47-2
(シャンプー・タオル・歯ブラシ・浴衣あり、バスタオルは宿泊者で用意)

TEL:022-357-3520

8.食事に関して

・宿泊先の「旅館麻屋」にて16日朝夕食、17日朝食が出ます。

・15日の夕食、17日の夕食はお弁当を用意します。
※16日のお昼は炊き出しを食べます。
活動場所の近くにコンビニ(徒歩5分)、ラーメン屋(仮設商店街内『夢麺』)があります。

9.必須の持ち物

・11月8日(金)事前説明会:ボランティア保険加入証写し

・11月15日(金)ボランティアバス当日:参加費/着替え/タオル/軍手/防寒具/雨具
※七ヶ浜の11月は名古屋に比べ冷え込みます。防寒対策をしっかりしてください。 

※寝袋不要。

※学生の方は学生証をご提示ください。

※未成年の方は承諾書のご提出をお願いいたします。

※支援物資や食材などを積み込むことがありますので、荷物はできるだけコンパクトにまとめてください。
※ また活動内容が変更された場合はこの募集要項を更新いたしますので、ご確認ください。

10.申し込み方法

コチラからお申し込み下さい→【参加申し込みフォーム】

 

 

※紛失や盗難に対して当法人は責任を負いません。すべての荷物に名前を記入するなど自己管理を徹底してください。

いままでボランティアバスで七ヶ浜に来られた方はもちろんのこと、東北に行くこと自体初めての方も大歓迎です!ぜひ本ボランティアバスに参加し、ボッケや漁師の復興への想い等、現地で見て聞いて知って下さい!

【重要】ボラバス参加お申し込みを済まされた方へ
申込締切以降のキャンセルにつきましては、宿泊費を含む5,000円のキャンセル料が発生致します。キャンセルの場合は、お早目に名古屋事務局までご連絡下さい。

※本年度の七ヶ浜町へ向けたボランティアバスは、生活協同組合連合会アイチョイス様、あいち生活協同組合様、コープ自然派くらぶ生活協同組合様からの寄付助成で運行しています。

—————————————————————————

☆お問い合わせ☆

【RSY名古屋事務所】

TEL: 052-253-7550 (月~金 10:00~18:00)

FAX: 052-253-7552

Email: info@rsy-nagoya.com

(件名に「ボランティアバス問い合わせ」と入れてください)

東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第4報)

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の10月20日分
の続報です。
以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏
(東京ボランティア・市民活動センター)からの情報を転送させ
て頂きます。
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<役所関係>
・昨日夕方の避難勧告と同様に、元町地区・泉津地区を含む地区に避難勧告が継
続中。(災害ボランティアセンターのある地域も対象地域)
・19日午後6時半、センター長(大島社協事務局長)、災害ボランティアセン
ター職員(大島社協職員)、東社協職員で役場へ行き、情報交換を実施した。
・災害ボランティアセンターによる避難所のプログラム実施について、各避難所
の運営を担っている役場の了解を得た。資材の提供についても、一部協力をいた
だけることになった。

<避難所>
避難勧告の発令により、役場内の避難所とは別に新たに6か所避難所が開設され
ている。昨日回れなかった避難所を含めて、2班に分かれて改めて避難所の状況確認を
行った。

※以下の避難者数は昨日夜時点のもので、避難勧告の対象者数は2295人、内
1116人が各避難所に散らばって避難した。
●大島高校(避難者数:513名)
大島高校の避難所は、体育館・柔道場・剣道場にあり、同じ敷地内だが別棟に分
散され設置されている。
体育館では、簡易的ではあるが食事スペースがある。各避難スペースの間仕切り
はないが、ダンボールや卓球台など活用可能なものはある。
トイレは洋式が一つ(格技場の離れたところにも一つあり)
格技場は畳スペースであるが狭い。更衣室、授乳室、相談室、救護室が設置され
ている。
高校生、教員が動いて運営はスムーズになっている。ボランティア依頼のチラシ
を掲示板に貼っていただくとともに受付にお渡しすることができた
掲示板が自主的に随時更新されている。(午前・午後で掲示板の内容が変わって
いた。)

●北ノ山出張所(避難者数:75名)
食事スペースと居住スペースが一緒になっている部分があった。
二階にフローリングスペースあり、一階は和室スペースになっている。
どちらも洋式トイレがある。役場の人によると、洋式ポータブルトイレのニーズ
はないという。

●大島老人ホーム(避難者数:36名)
デイルームを開放し、要介護者と家族が入っている。
昨日時点でベッドが不足、10台午後設置する予定だが、デイの職員で人員は足
りてる。
施設長によれば「長期化すれば、有資格者の専門ボラがいれば応援をお願いする
可能性がある。」とのこと。

●泉津地域センター(避難者数:162名)
旧小学校の体育館で、校庭の水はけが悪い。
泉津地域の伝聞情報で2件の浸水被害があるという。
トイレ環境が悪いためポータブル二つを搬入したが、
座るとドアがあたるため設置はせず、現地においてきている。

●健康センター(避難者数:21名)
巡回中の日赤医療班と情報交換「すべての避難所で、巡回健康相談を実施してい
る」とのこと。
避難者は少ない人数ながらも、要援護者が避難している。

●さくら小学校(避難者数:183名)
新しい校舎の体育館が避難所となっている。テレビの視聴コーナー、パーテー
ションで囲われた休養スペースもあり。
マスク、ウエットティッシュなど衛生用品が自由に持ち出せるようになっている。

※各避難所全体を通して
・各避難所も運営は役場・支庁によって行われている。
・すべての避難所で地域の婦人会が朝・昼・晩炊き出しを行っている。
・各避難所内での取材はお断りしている状況である。

<社協関係>
・避難勧告の発令により、ボランティア活動は終日中止となった。
・ニーズ調査として立ち上げ時の3日前から訪問している世帯に再訪問する予定
(12軒)だったが、ほとんど留守だった。
・電話のみ相談があった1世帯のみご挨拶に伺えた。作業自体は危険性があり、
すぐの活動は難しい判断している。
・島民ボランティアを募集するため、島内関係機関にボランティア募集の打診を
実施した。
・避難所のプログラムについて、スタッフで検討し、プログラム化に向けて動く
ことを確認した。

<現地の様子>
・予報では明け方まで強い風雨の予報であったが、午後も強い雨と小康状態が断
続的に続いた。
・これまで被害の報告がなかった岡田地区に被害の報告があるため、ボランティ
アで対応できるかも含めて状況把握を行う必要性がある。
・大島支庁の駐車場で給水実施があったが、避難勧告地域に近いためボランティ
アのニーズはなかった。
・高速船がかなりの欠航が出ていたこともあり、大型船の上り便についてはかな
りの乗客が出ている。
・強い風雨で冠水のため、都道(一周道路)の一部が通行止めになった(元町地
区⇔野増地区間)

<被災者の声>
・「段上の家から水が入ってきてしまうので、上の住人に土嚢袋をおいてくれる
ように頼んだがどうなったかな・・・」
・「家に置いてきた猫が心配・・・」
・「喫煙者の匂いといびきで寝られないので、ロビーで寝ることになった」
・70代男性に避難所において洋式トイレのことを伺うと、「車に乗って家に
帰って用を足している」という。