ぼらチャリパークに出展しました

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
先週末26日に、名古屋市・栄のナディアパークで行われた、「ぼらチャリパーク」に出展しました。

 

「ぼらチャリ」とは、昨年度から始まった、
ボランティアやチャリティを気軽に楽しむ、名古屋発の新しい取り組みです。
http://www.n-vnpo.city.nagoya.jp/boracharivol2/

また、本企画には、日ごろよりお世話になっている、
一般社団法人名古屋建設業協会(名建協)より特別協賛をいただいています。

 

当日のイベントには、1800名の方が来所されました。各NPOなどのブース出展の他、元中日ドラゴンズ・山崎武司さんのトークショーや、ブラスバンドやダンスショー、ボランティアについて学べる体験コーナーなど、老若男女多くの方が楽しいひと時を過ごされていました。

 

RSYでは、災害時のボランティア活動に必要な、スコップなどの資器材の展示や七ヶ浜町のきずな工房商品の販売を行いました。資器材の展示では、2000年の東海豪雨をきっかけに始まった、名古屋市・名建協・ボランティアで管理している資器材の変遷を紹介する「パネル展示」。
実際に資器材に見て・ふれたいただける「資器材見本市」。そして新企画、選んだ資器材で性格がわかる「資器材診断」の3つを行いました。

  

 

きずな工房商品の販売は、中京大学からのインターン3人が担当し、工房の成立ちや様子を説明しながら対応していました。

 

ブースに訪れた方からは、
「東海豪雨の時に被害にあって、道具(資器材)を使ってきれいにしましたよ。」
「昔、農作業で一輪車とか使っていたから懐かしいね。」
などという声も聞かれました。

 

今回の資器材の展示は、3月21日(金・祝)に開催する「ボランティア大交流会」でも展示予定です。
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2014/01/daikouryuuannnai.html

 

ぜひお得なクーポンを使用し、自分もちょっぴり得しつつ、市民活動の応援をしてみませんか?
3月2日(日)までクーポンはご使用いただけます。RSYは13番です。

クーポンはRSY事務所にお越しいただくか、ぼらチャリホームページからも印刷いただけます。
http://www.n-vnpo.city.nagoya.jp/boracharivol2/coupon.html

 

応援よろしくお願いいたします。

 

 

【大募集】ボランティア大交流会2014を開催します

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
日ごろお世話になっている皆さまへの感謝を込めて、今年も「ボランティア大交流会2014」を開催します。

 

  

 

ボランティア大交流会は、東日本大震災をはじめとする災害に対して、被災地を想い続けることや、他人事ではなく、私たちにも襲いかかる災害に負けないために、みなさんと一緒にできることを共有していきたいと思い、昨年より開催しています。また、会員・ボランティア同士の、新たな出会いや再開の場にできればと思っています。

 

今年もボランティア(実行委員)を中心に、ランチ交流会や防災展示、ワークショップなど、当日に向けて準備を進めています。どなたでもご参加いただけますので、お申込みいただき、お誘い合わせの上ぜひお越しください。

 

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●日 程:3月21日(金・祝日)
●時 間:11時会場(13時開演~17時閉会)
※11時から物販や各種展示、12時からはランチ交流会の予定です。

●場 所:名古屋工業大学講堂内・2階会議室
●参加費:500円

●主 催:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
●共 催:名古屋工業大学高度防災工学センター
●企画・運営:RSY758、ボランティア大交流会実行委員会

●参加申込み:
①お名前、②電話番号、③メールアドレスを、info@rsy-nagoya.comまでお知らせください。
または、下記URL、チラシ内のQRコードからもお申込みいただけます。
http://bit.ly/LSJNu7

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昨年は130名近いみなさんにご参加いただきました。
今年も多くのみなさまとお会いしたいです!
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/02/vol_0224.html

 

 

1.17 KOBE2014スタディーツアー

みなさま

お世話になっております。RSY事務局の松永です。

毎年1月17日、RSYスタッフはボランティアさんとともに神戸を訪問しています。2014年も1月16日の夜に名古屋を出発し、1月17日の午前5時46分は神戸の被災地NGO恊働センターで迎え、黙祷しました。今回はスタッフ・ボランティア合わせて16名で参加し、また当法人と関わりの深い「おとつむぎネット」より5名、合わせて21名で神戸を訪れました。

今回のスタディツアーに、「震災から3年目あたりに精神的ストレスが高まり、自殺も増えたと聞いていたので、神戸での支援がどうだったのか知りたかった。また阪神高齢者・障害者支援ネットワークの黒田さんにお会いしたかった。」と仙台からの参加もありました。

 

黙祷の後は、被災地NGO恊働センターの村井氏のお話を伺いしました。常に相手を尊重しながら物事を捉えていくことの重要さを再認識しました。

 

その後は、神戸市でも特に阪神・淡路大震災の被害が大きかった長田区へ移動し、NPO法人まち・コミュニケーションの吉田氏をガイドに招き地域散策を行いました。

長田区には、震災で焼け残った電柱・木が、現存する「語り部」として今も残されています。長田区の被害は、全焼棟数が4,759棟、全壊棟数が15,521棟、焼損面積は延床で524,000平方メートル(全市では819,000平方メートル)と甚大なものでした。震災で焼失・倒壊など大きな被害を受けた地区の被災者対策、市街地の復興と災害に強い安心のまちづくりを早急に進めていく必要から、土地区画整理事業を行ったため、震災以前の町並みは全て変わっています。しかしこの焼け焦げて傾いた電柱だけは、移転・撤去を免れ当時の現地を表す唯一の証人となっています。

 

長田区散策の後は、伊川谷工房(阪神高齢者・障害者支援ネットワーク)を訪れました。ここへも毎年お世話になっています。今回は「おとつむぎネット」より胡弓・ギターでの演奏会が開催されました。また阪神高齢者・障害者支援ネットワークより振る舞われた炊き出しと一緒に住民の方と交流も行いました。

「家が大きく揺れた。家族は無事だったが、家は半壊。職場に行くと、本棚が倒れるなど、めちゃくちゃだった。その道中は、高速道路が倒壊したりと、すさまじい光景だった」と、85歳男性から当時の生々しい話もお聞きしました。

1月17日にRSYスタッフ一同、毎年神戸を訪れていますが、こうして原点である「阪神・淡路大震災」の話、経験や教訓を語り合う特別な日となっています。

 

宮城県七ヶ浜町【第150報】3.11東日本大震災メモリアル企画 意見交換会開催しました!

皆さま

お世話になっております。RSY七ヶ浜事務局郷古です。

震災から間もなく3年が経ちます。昨年度は東日本大震災の節目となる3月に「3.11メモリアル企画」を実施しました。(昨年度の様子はコチラ
本年度は、昨年度より多くの人たちと共に手作りの企画を開催できないかと考え、地元のボランティアグループや町外から継続して応援してくれているボランティア団体などを含めて意見交換会を行ないながら企画の実行委員会を作り、運営していくことにしました。
今回は顔合わせも兼ねての第一回意見交換が1月15日(水)に行なわれ、30団体以上、合わせて約40人が参加してくださいました。
3.11東日本大震災 意見交換会3.11東日本大震災 意見交換会
各団体の自己紹介が終わった後、まずは班に分かれて個々に思っていることや伝えたいメッセージを書き出していきました。一部ですが皆さんが書いた内容を下記にご紹介します。
【町民からボランティアへ】

・「ありがとうございます」の一言。本当は町民がしなければならないだろう作業を寒い中、熱い中本当に「ありがとう」です。この言葉を一人ひとりに伝えたい。

・ 震災から3年を迎え町も一歩ずつ前進し、ボランティアにおいでの町外の方々に、変わっていく町の姿を見ていただきたい。そして、七ヶ浜の名物を食べていただけるよう着々と準備をしているところです。

・もっと他の七ヶ浜町民に「こんなにたくさんのボランティアさんに応援して頂いたこと」を解っていただきたい

・もっともっと話したい。いつも名残惜しい気持ちでお別れします。お茶のみじっくりしたいですね

3.11東日本大震災 意見交換会3.11東日本大震災 意見交換会

【ボランティアから町民へ】

・ボランティアに来た私たちをいつも温かく迎えていただきありがとうの想いばかり、逆に自分達はさらに何ができるのか

・七ヶ浜で出会った多くの人との付き合いが今でもあり、嬉しい。もっと交流を深めていきたい。

・町の良さを誇りに思って積極的に外にPRしてほしい。人情、景観、歴史、国際交流など。七ヶ浜はいいところたくさんあるよ!

などなど、とても「これからの七ヶ浜町」に必要なキーワードらしい言葉が続々出てきました!
次は「ではどうやったらこの想いを実現できるか?」「これをやった方がいいのでは?」という意見出しを行ないました。

3.11東日本大震災 意見交換会3.11東日本大震災 意見交換会

・町の復興計画を町全図に表示して展示して、共有しボランティアがお手伝いできそうなところを一緒に考える。

・これまでの七ヶ浜の人たち、ボランティアの活動の歩みの写真・ビデオをみんなで見る。

・七ヶ浜の地元の郷土料理やボランティアさんの地元の郷土料理を食べれる場所を作り、食の交流をする。

・ボランティアさんに感謝の気持ちを伝えるおもてなしをする場を作る

・浜清掃をし、追悼の気持ちを再確認する。

・防災講習会、災害に備えるために色々な団体の防災の取り組みや教訓を聞く時間を設ける。

などがでました。

3.11東日本大震災 意見交換会3.11東日本大震災メモリアル企画 意見交換会

 

この想いを伝える場所にしようと3月15日(土)に七ヶ浜町で東日本大震災メモリアル企画を行います。
※RSYではボランティアバスを運行予定です。(詳細は後日にUPします。)
大きく分けて「追悼・交流・食・展示・語り継ぐ」の5本の柱で企画を七ヶ浜町民と七ヶ浜町を応援してくれているボランティアで作り上げていきます。
「この震災で失ったものは数多くあるが悲しいことばかりだけじゃない。震災を通じて出会った人たちとの縁はかけがえのないものだ 。これからどうやってこの縁/絆が絶えず続いて行けるかが課題だ」とおっしゃった住民の方もいました。
次の打ち合わせは1月29日(水)になります、続報をお待ちください。

宮城県七ヶ浜町報告【第149報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第6号](2013年12月1日~12月31日)

皆さま
お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2013年12月号をお伝えします。

つぶやきからは被災者の様々な現状をうかがい知ることができます
年末には顔なじみになったボランティアと「また来年にね。」とあいさつを交わす姿も見られました。
それと共に、また仮設住宅で年を越すということに複雑な想いをこぼす方もみえました。

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【つぶやき】
指輪のダイヤが気がついたらどこか行っていたよ。
もう1つのは本物の金で、2つとも震災の時は付けていたから無くなんなかった。
ネックレスは付けてなかったから無くしちゃった…。
年をとると指が曲がってく。いたくはないんだけど、としだね。
手が冷え性。足は大丈夫。今日はぐっすり寝れそうだよ。
(女性/70代)


以前に来たことあるよね?
昔は家中(車や船)にお正月飾りを飾っていたんだ
※今は仮設住宅で狭いのでそこまではしていない。

(女性/60代)


仮設はとなりの声が良く聞こえるから、「隣の人はケンカでもしているのかも」と思っているかもしれないけど2人で楽しくやってるよ。
(集会所とかの)共有で使う場所はグループが出来ているから・・・輪に入りづらい。
(女性/90代)
仮設が4畳半で、狭くて子供が遊べないの。だからほぼ毎日集会所には来てる。
子どもを抱っこするから手がぱんぱん。(足湯の一環で行う手のもみほぐしは)すごく気持ちいい。
(女性/30代)
(年末はどう過ごされるんですか?の問いに対し)どこにもいくところはないねぇ。
集会所さえ空いていればここ(同じ仮設の友達)のみんなと一緒に過ごすんだけどね。
集会所が年末年始は鍵が閉まっちゃうでしょ?だからダメなんだよね。
みんなで集まろうにも家の中は狭いし、人呼べない。。。
だから集会所にみんな集まって毎日お茶会やってんだ。
他の集会所はよく知らないけど、仮設サポートセンターも私たちに集会所のカギを預けてくれたら良いのに。
(女性/60代)
右足は大丈夫だけど左足が痛えんだ。
昨日だか病院行ったんだけど痛い。14年も痛えんだ。
来年もお待ちしてます。私は毎日ここにいるから。
(男性/80代)

娘と孫と住んでいる。ひ孫もいるんだよ。
家ではやることがないからテレビばかり見て過ごしているよ。
こういうイベントがある時は必ず参加するようにしている。
ボケ防止、外に出る機会を与えてくれてありがとう!
(女性/80代)

血のめぐりが悪くて。最近寒いわよねえ。
お医者さんから(標準体重より)20kgも多いって言われたのよ~
でも野菜嫌いだから…
娘には、死にたくないなら食べなさいって言われるのよぉ。
手があったかくなってきたわ。ありがとう。
(女性/60代)自分でやるのと人にやられるのとだとマッサージって全然ちがうね
家新しく建てるんだ。元取るためにもっと生きなくちゃね。
12月27日に家引き渡しだけど、お正月はここ(仮設)でゆっくりして、
1月にゆっくり引越する予定なんだ。
(女性/80代)

 

私は戦争も津波も2回経験したのよ。津波の前の年の3月10日にヒザの手術をしたんだ、だから歩けるし無事だった。
仮設は台所が狭くて、鍋も流されて小さいのしかない。作ったものを置く場所もない。
だから料理する気にならないよ。(仮設を出て)新しい所に入ってから死ぬって決めてんの。
(女性/80代)

 

【参加者募集】2/20(木)19:00~「RSY de ないと vol.2 災害ボランティアはじめて講座」

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。

RSYの活動や防災・災害救援に関する様々な情報をお届けし、
皆さんと一緒に考え、お互いに共感するイベント「RSY de ないと」。

 

「RSY de ないと」は、毎回テーマを変え開催しています。
今までに2回実施し、併せて50名近い方にご参加いただきました。

 

そして、来月2/20に以下の通りvol.2を開催いたします。
今回のテーマは「災害ボランティアはじめて講座」です。

 

 

災害時にボランティアをしたいけど何するのかわからず一歩踏み出せない…
イロイロ活動してきたけど、もう一回原点に振返ってみたいな…
災害ボランティアのなんたるかをみんなで考えてみたいな…

などなど、今回のテーマを聞き気持ちがウズウズした方、不安を解消したい方は、ぜひご参加ください。

 

☆☆☆=======☆☆☆
●日時:2014年2月20日(木)19:00~21:00
●場所:名古屋建設業協会 一階会議室(RSY事務所と同じ建物)
名古屋市東区泉1-13-34
●定員:30名(先着順)
●対象:RSYの活動、防災に興味のある方
※はじめての方も大歓迎!参加していただいた方には、防災グッズプレゼント!
●参加費:500円
●申込み:以下URLよりお申込みください ※2月19日(水)締切り
→→→→→ http://p.tl/5reg

※当日はRSYの会員募集の告知もさせていただきます。
☆☆☆=======☆☆☆

 

以上です。
多くの方のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

 

<今までの開催テーマ>
2013/11/13 vol.0「緊急地震速報アンケート結果報告」
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/11/13rsydenaitovol-0.html
2013/12/19 vol.1「栗田から聞く~RSYができるまで」
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/12/rsydevol-1houkoku.html

 

 

宮城県七ヶ浜町報告【第148報】サンタが家にやってくる2013

皆さま

いつもお世話になっております。RSY七ヶ浜事務局-郷古です。

昨年12月24日に行われた「サンタが家にやってくる2013」をご報告を致します。

今年度も生活共同組合連合会 アイチョイス様のご協力で今年も行うこととなり、震災後から数えて今回で3回目となりました。

【2011年度の様子はコチラ、2012年度の様子はコチラ

プレゼントには皆さまから送っていただいたクリスマスカードも同封し(詳細はコチラ)、お渡ししました。たくさんの心温まるメッセージありがとうございました。

3チームに分かれて、仮設住宅の対象世帯を回ります。

サンタが家にやってくる2013サンタが家にやってくる2013サンタが家にやってくる2013

「すごい!ママの言った通りサンタさんきた!わー!」と喜ぶ子どもたちや
「寒い中ありがとうねぇ。サンタさん寒いでしょう?お茶飲んで温まっていってよ」と話すお母さんたちみんな喜んでくれました。

しかし、中には「また来年も仮設住宅で冬を越すことになると思う。長いよねぇ・・。寒い日が続いたけど、このプレゼントで暖かくなったよ。ありがとうねぇ」と涙ながらに話す方もいらっしゃいました。

私たちサンタチームは気を引き締めて、「これからも七ヶ浜町の人のために・・・!」と
思っていた矢先に「サンタさ~~~ん」と走ってくる少年が見えました。

 

「これ、あげる」

ちびっこサンタからのプレゼント

 

「ありがとう!でもなんで?」
と聞くとその子のお母さんが

「この子、去年にサンタさんたちにお礼がしたい!って言ってたんです。今年もサンタさんが来るはずだからずっと準備してたんですよ。渡せてよかったぁ。」

これも続けていたから・・・と思うと嬉しくて嬉しくて・・・。「また来年ね!」と別れを告げました。

年が明けて2014年になりました。震災からまもなく3年です。
私たちはこれからも声を聴き、寄り添った支援を行っていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

サンタ2013集合写真

それともう一つ嬉しい報告です。

今回公募したクリスマスカードが予想していた以上の数が集まりましたので、仮設住宅の子どもたち以外に児童館へ遊びにきている子どもたちにもお届けしてきました。

皆さま、たくさんのクリスマスカードをありがとうございました。

クリスマスカードお渡しクリスマスカードお渡し2

 

主催:NPO法人 レスキューストックヤード

協力:生活共同組合連合会 アイチョイス、仮設住宅総合サポートセンター、東北学院大学災害ボランティアステーション

※本企画は生活共同組合連合会 アイチョイス様からの寄付助成にて実施いたしました。

宮城県七ヶ浜町報告【第147報】足湯・七の市商店街2周年イベント ボランティアバス64陣報告

みなさま

お世話になります。RSY名古屋事務局の松永です。

12月20日(金)に名古屋を出発したRSYボランティアバス64陣は、21日(土)に福島県会津美里町でイベントを行なった後、同日に七ヶ浜入りし、22日(日)は七ヶ浜町内の仮設住宅3か所で足湯を行い、23日(月・祝)は七の市商店街2周年イベントの運営サポートやブース出展を行いました。

ボラバス64陣の活動一日目の会津美里町での様子はコチラ

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▼12月22日(日) 内容:足湯

午前中は足湯の講習です。

 

 

 

 

 

 

住民の方々に足湯を行う前に、講習を受けて頂いています。まず、足湯の効能やポイント等を七ヶ浜事務局スタッフからお話し、次はボランティア同士で予行練習を行います。足湯を行う際に手のもみほぐしもするのですが、昼間は利用者の左手から行い、夜間は右手から行います。そういった細かい点についても講習会で勉強していきます。

 

午後は、実際に仮設住民の方々に足湯を行います。

今回は、七ヶ浜町の仮設住宅3か所(七中グランド・湊浜・謡児童遊園)での同時開催だったため、ボランティアバス64陣は3班に分かれて足湯を行いました。

初めて七ヶ浜を訪れ足湯を行ったボランティアは「逆に住民の方に(足湯を)教えてもらいながら楽しく足湯を行うことができました」と話していました。足湯の活動は、震災以降継続して行っているため、住民の方のほうが足湯を熟知しています。逆に足湯をボランティアに教えようと来て頂ける方も少なくないかもしれません。

また、今回の足湯で出たつぶやきは、「月間つぶやき@七ヶ浜」でお伝えします。

 

 

 

▼12月23日(月・祝) 内容:七の市商店街2周年イベント

2011年12月12日にオープンした七の市商店街が2周年を迎えました。(七の市商店街とは?

昨年同様、記念感謝祭(10時~14時)を七の市商店街の店主さん達が企画しました。(七の市商店街1周年記念祭の様子

 

最初は七の市商店街会長の星さんが
「なによりもこうやって二周年を迎えられたのは本当に嬉しいことです。
応援していただいた町民皆さんやボランティアの皆さんに感謝の意を伝えたい。今日はいろいろうまいものやたのしいものがありますのでどうぞ楽しんでください。」
と お話しして、感謝祭スタートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝祭では、メインイベントの大抽選会(有名ホテル豪華ランチ券や海産物詰め合わせセット等の景品)を始め、餅つき大会、カニ汁の無料試食やブース出展(あわびカレー、海産物BBQ、激安フリーマーケット、ポップコーン等)などなど、盛りだくさんの企画でした。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは抽選会の様子です。七の市商店街で買い物をされた方を対象に抽選券(2000円で一枚)を配布しました。当日は、30枚程の抽選権を持ってこられる方もいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

RSYボラバス64陣は、子ども達を対象にした2つのブースを出展(プラ板キーホルダー作り、クレープ作り)しました。
プラ板キーホルダー作りとは。プラスチックの板に好きな絵や色を塗ります。絵を書くのが苦手という方のためにも下絵を準備しています。下絵(キャラクター)を使って子どもたちが楽しそうに絵を書いていました。絵を書いたプラ板をトースターで加熱します。すると元の大きさの半分以上に縮み、オリジナルキーホルダーになります。

どちらも子どもたちが楽しそうに作っていました。

 

商店街特設コーナーはお馴染みの「七ヶ浜復興バーガー:350円」と「七の市商店街ビスケット:350円」が売っています。ビスケットは七の市商店街「夢麺」(022-357-7278)に電話すると送料は別途掛かりますが、買えますよ~♪

 

 

 

 

 

 

 

こちらは七ヶ浜産の海産物を売っている「鈴政丸」のブースです。
菖蒲田の漁師さんのお店ですので、直売で安い!すぐ完売でしたー。
(前回のボラバスでお手伝いした「七ヶ浜を食べようボッケ祭り2013」の主催者の方です。)

 

 

 

 

 

 

 

星さんは
「この二年間をただ店を続けていたら得られない人/力で支えられた商店街です。
他にない物を持っていると思う。今回のイベントもこれまでも沢山のご支援/ご協力によって成り立ちました。 本当に感謝です。ここにいないけど応援してくれている人たちにも感謝します。」と最後におっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

今年度のボランティアバスはあと1便となりました。3月14日(金)夜・名古屋より七ヶ浜町に向けて出発、3月17日(月)早朝・名古屋着のボランティアバス65陣です。このボランティアバスの内容は現在調整中ですが、震災から3年が経過することから「メモリアルイベント(仮称)」がメインとなりそうです。また近くなったらRSYブログやMLで広報致します。ご参加頂ければ幸いです。

【報告】福島県会津美里町宮里仮設住宅でイベント開催しました!(ボランティアバス64陣)

みなさま

お世話になります。RSY名古屋事務局の松永です。

RSYボランティアバス64陣は、12月21日(土)に福島県会津美里町の宮里仮設住宅で「大交流会」と題したイベントを行いました。

 

会津美里町の宮里仮設住宅には、福島第二原発が立地する福島県双葉郡楢葉町から避難された230名程の住民が生活をしています。原発の影響により、震災から2年半以上が経った現在でも地元に帰ることができていません。

RSYは、東日本大震災全国ネットワーク(JCN)が開催する「現地会議in福島(2013年9月)」で宮里仮設自治会長W氏と繋がり、その際にW氏は「最近支援が少なくなってきた。仮設住民を対象としたイベントを開催してもらえないか」と話していました。そういった背景からイベントを開催することを決め、RSY、JCN、サポートみさと、宮里仮設自治会長W氏でイベント開催二ヶ月前より、打ち合わせ等を行ってきました。

 

当日、午前中は炊き出しの準備や午後からの交流企画の調整を行い、12時より炊き出しと神楽、13時より交流企画を開催しました。

 

会津美里町では、前日夜に雪が降ったため、炊き出しの準備は(炊き出し)会場の雪かきから始まりました。やはり名古屋と違ってやっぱり寒いですね。名古屋名物のきしめんを始め、こんにゃく田楽と炊き込みご飯の3つのメニューを作りました。また、今回炊き出しで使用させて頂いた食材は、【生活協同組合連合会アイチョイス/あいち生活協同組合/コープ自然派くらぶ生活協同組合】様よりご提供頂きました。

 

さて、準備も無事終わりイベントの開催です。

 

美里町の高天ヶ原盆踊り愛好会さんより「たこやき」と会津美里町商工会青年部さんより「ライスコロッケ」が仮設住民の方々に振る舞われました。炊出し準備等では、宮里仮設住民の方々、楢葉町社会福祉協議会さん、NPO法人会津NPOセンターさん、また宮城県七ヶ浜町からレインボーさんがご協力下さいました。会津美里町のイメージキャラクターの「あいづじげん」も会場を沸かせてくれました。

美里町の方々は、「仮設の方が気掛かりだが、仮設の中に入る機会がない」と話しており、サポートみさとさんのお声掛けにより、美里町から多くの団体がご協力下さいました。

 

 

炊き出しには、仮設住民50名程にご参加頂きました。食事会場としていた、サポートセンター内では、下小島民俗芸能保存会さん(西会津町)と藤の和芸能保存会さん(会津柳津町)より神楽が披露されました。「福島県指定重要無形民俗文化財」に指定されています。ハラハラドキドキした曲芸では、釘いるように見つめていた住民の顔がとても印象的でした。

 

その後は、「喫茶・足湯コーナー」「ジャンボマージャンコーナー」「モノづくりコーナー」の3つの交流企画を開催しました。

 

 

喫茶では、お抹茶と名古屋銘菓を準備しました。住民の方からは、「なかなか自分で抹茶をたてられるチャンスがないので、いい体験ができました。」と話していました。

 

こちらは、ジャンボマージャンコーナーです。

片手でようやく1つの牌を握れる程の大きな牌を使います。そのため軽い運動にも効果がある他、次の牌を取るにもみんなの協力が必要でコミュニケーションを取りながら楽しく遊ぶことができます。小学生の参加もあり、「他の知らない人とできるのがよかった。他の人との触れ合いができる。」と嬉しそうに話していました。

 

モノづくりコーナーでは、子ども達を対象としたプラ板キーホルダーと2014年の干支である馬の折り紙を使った壁掛けを作りました。大人も子どもたちも夢中に取り組んでいました。

 

もうすぐ震災から三年を迎えます。そんな中、報道の減少や風評被害もあり現地への支援が少なくなっています。会津美里町宮里仮設住宅への支援を初めて行い、「地元に帰りたくても帰れない方」や「支援が少なくなり、孤独を感じている方」など様々な問題・課題を抱えている方とお会いしました。今後、定期的に現地を訪れ、住民に寄り添った企画や催し物を行っていきたいと考えています。

 

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【住民の声】

30代女性/会津美里町の仮設ではイベントがないので、今日は来てくれてありがとうございます。炊き出し、お抹茶もおいしかったです。来てくれるだけでいいので来てください。

70代女性/楢葉町に家があり、壊れていもいない。だから、踏ん切りがつかない。オリンピックより原発の方が大事だと思うけど。。

60代男性(麻雀の企画に参加)/楽しかったです。頭の体操になりました。またやってみたいです。

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【協力】

サポートみさと/宮里仮設住宅自治会/楢葉町社会福祉協議会/東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)/会津友の会/会津美里町商工会青年部/特定非営利活動法人会津NPOセンター/下小島民俗芸能保存会(西会津町)/藤の和芸能保存会(会津柳津町)/高天ヶ原盆踊り愛好会/レインボー(宮城県七ヶ浜町傾聴ボランティアグループ)

【協賛】

生活協同組合連合会アイチョイス/あいち生活協同組合/コープ自然派くらぶ生活協同組合

 

【報告】初夢募金@熱田神宮を行いました

みなさま

 

新春の候お慶び申し上げます。RSY事務局です。

 

旧年中は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
新たな年2014年も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

新年早々ではありますが、本日熱田神宮付近にて街頭募金を行いました。
2014年は「初夢募金」と銘打ち、昨年に引き続き年始に街頭に立たせていただきました。

 

寒空の下、天候の心配もされましたが、雨に降られることもなく10時から12時、13時から15時の計4時間声を出しました。午前午後合わせ、16名のボランティアにご協力賜り、募金してくださる方々も含め、改めてRSYは人に支えられ活動できていることを実感いたしました。また、東日本大震災は過去ではなく、今も進行形で続いている現状を、多くの方が考えるきっかけになったのではないかと思います。多くのみなさまにご協力賜り御礼申し上げます。

  

気になる募金額ですが、191,070円もの募金を賜りました。
今回の募金は、東日本大震災への継続的な支援や震災を風化させないための発信などを目的に、RSYの活動に使用させていただきます。

 

みなさまのお気持ちに応えられるよう、2014年も活動を続けてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

  

 

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初夢募金は、以下の期間で引続き募集しております。
★2013年12月9日(月)~2014年1月10日(金)

銀行振込または、郵便振替において窓口を設けさせていただいております。

<銀行振込>
銀行:三菱東京UFJ銀行 本山支店
口座:普通 3505681
名義:特定非営利活動法人レスキューストックヤード

<郵便振替>
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