★募集締め切りました!【募集】阪神・淡路大震災から20年「1.17KOBEスタディツアー」参加者募集

★おかげさまで定員数に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
いつもご協力いただきましてありがとうございます!

 

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。

 

2015年1月17日で阪神・淡路大震災から20年を迎えます。
毎年、RSYの活動の原点であるKOBEを振り返る貴重な機会としてスタディツアーを実施しておりますが、
今期は特に大きな節目を迎えたKOBEから、震災復興の本質について改めて学びたいと思います。ぜひご参加ください。

※前回のKOBEスタディツアーの報告はこちら

 

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1.17KOBEスタディツアー
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◆日時:2015年1月16日(金)夕方出発~17日(土)夕方着
※発着はRSY事務所前(名古屋市東区泉1-13-34)
※16日は神戸市内のホテルに宿泊予定

◆行き先(1月17日スケジュール)
1)5時46分・追悼式(被災地NGO恊働センター)
2)被災高齢者との交流(阪神高齢者・障害者支援ネットワーク「伊川谷工房」)
3)長田区商店街の復興過程を学ぶ町歩き(西神戸センター街商店街)
※詳細スケジュールは参加者が確定次第、個別にご連絡致します。

◆参加費:10,000円(交通費・宿泊費含む)

◆参加人数:スタッフ含め15名程度。
※定員になり次第、募集を締切らせていただきます。

◆申し込み方法:
お名前/所属/連絡先(携帯電話およびe-mailアドレス)をメール(info@rsy-nagoya.com)にてRSY事務局までご連絡下さい。
※件名に「KOBEスタディツアー申込み」と入れてください。

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◇問い合わせ(担当:森本・浦野)
特定非営利活動法人レスキューストックヤード事務局
TEL:052-253-7550 (月~金 10:00~18:00)
※年末年始は事務所閉所のため、お電話でのお問合せは2015年1月5日(月)から受付させていただきます。
Email:info@rsy-nagoya.com
※件名に「KOBEスタディツアー問合せ」と入れてください。

 

【報告】長野県白馬村へ陶器をお届けしました。

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。

昨日、長野県白馬村へ陶器をお届けしました。

長野県白馬村は先月22日に発生した「長野県神城断層地震」の被害を受けた地域で現在は仮設住宅への入居の準備が進んでいます。白馬村社協の方から「入居に合わせて陶器があれば提供してほしい。」という話があり、スタッフ2名で白馬村へ陶器を届けにいきました(RSYの白馬村支援報告はこちら)。

仮設住宅は本日完成し、明日29日に鍵渡しが行われ、陶器も一緒に配られるそうです。初めての仮設住宅での生活で、心の準備もままならないままお正月を迎えることに複雑な想いを抱える方も多いと思いますが、少しでも不安や不便さの軽減に繋がればと願っています。

被災地の1日も早い復興をお祈りします。

 

※元旦募金ボランティア募集中!

元旦には、熱田神宮近辺で恒例の「元旦募金」も実施致します。2月・3月に長野の被災地の子どもたちを愛知に招く招待企画や、スキー&ボランティアバスツアーの企画運営費を募りたいと思います(昨年の初夢募金の様子はこちら)。
ボランティア、募金の協力、いずれも大歓迎ですので、引き続きご協力をお願い致します。
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元旦募金
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・日時/2015年1月1日(木)①10:00~12:00②13:00~15:00
     両方参加、どちらかの時間帯、途中参加も大歓迎です。
・場所/熱田神宮東門入口前(名鉄/神宮前駅西口より徒歩1分)
・集合/基本は現地集合とします。
・内容/長野県神城断層地震での被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加時間:10:00~12:00 / 13:00~15:00 / 両方参加
④参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
熱田神宮で新年のご挨拶ができることを心より楽しみにしております。
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募金・寄付振込先
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銀行・郵便で募金・寄付を賜ります。
長野県神城断層地震での被災地支援活動募金です。
RSY事務所へ直接持参いただくことも歓迎です。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。
みなさまのご協力お待ちしております。よろしくお願いいたします。

 

あるある77号発送しました

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。

 

昨日、あるある77号の発送作業を行いました。
前日に1名の方が発送作業の準備に来てくださり、当日は2名の方にご協力いただいて発送作業を行いました。
前回に引き続き少人数での作業でしたが、前日の準備を万全にしていただいたおかげで、スムーズに作業することができました!

 

最新号、77号の読みどころは・・・

▼特集1
新潟県中越地震から10年、阪神・淡路大震災から20年。
1.17当時を知らない若者へ、RSY代表理事の栗田からメッセージです。
中越で開催された10周年イベント参加者からの報告も掲載しています。

▼特集2
東日本大震災により福島県いわき市から愛知に自主避難されてきた方が、
愛知で繋がった仲間からの声で実現した「いわき市ツアー」。
ツアー参加者に「今」のいわき市を訪れての感想やそれぞれの想いを伺いました。

お手元に届くまでしばしお待ちください。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

RSY事務局 年末年始の事務所閉所のお知らせ

皆様
お世話になります。RSY事務局です。
年末年始に伴い、RSY事務所を下記の期間閉所させて頂きます。
ご不便をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い致します。
本年も災害の多い年となりました。
11月22日に発生した長野県神城断層地震の被災地である白馬村では、年末に応急仮設住宅への入
居が決定し、新生活に向けた準備が始まっています。
RSYでは、明日スタッフの手により、地元社協からの要請を受け、岐阜県瑞浪市陶町や、京都市炭山
地区の皆さんよりご提供いただいた、お茶碗やお湯のみなどの陶器を応援グッズとして届ける予定で
す。
初めての仮設住宅での生活で、心の準備もままならないままお正月を迎えることに複雑な想いを抱
る方も多いと思いますが、少しでも不安や不便さの軽減に繋がればと願っています。
元旦には、熱田神宮近辺で恒例の「元旦募金」も実施致します。
2月・3月に長野の被災地の子どもたちを愛知に招く招待企画や、スキー&ボランティアバスツアーの
企画運営費を募りたいと思います。
ボランティア、募金の協力、いずれも大歓迎ですので、引き続きご協力をお願い致します。
文末にご案内を添付致しますのでご覧ください。
それでは皆様もお風邪など召されぬよう、十分にご注意下さい。
本年も皆様のご支援・ご協力で多くの活動を実施することができました。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
来年も何卒よろしくお願い致します。
○名古屋事務局閉所期間
12月27日(土)~1月4日(日)
○七ヶ浜事務所閉所期間
12月29日(月)~1月4日(日)
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元旦募金
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・日時/2015年1月1日(木)①10:00~12:00②13:00~15:00
     両方参加、どちらかの時間帯、途中参加も大歓迎です。
・場所/熱田神宮東門入口前(名鉄/神宮前駅西口より徒歩1分)
・集合/基本は現地集合とします。
・内容/長野県神城断層地震での被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加時間:10:00~12:00 / 13:00~15:00 / 両方参加
④参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
熱田神宮で新年のご挨拶ができることを心より楽しみにしております。
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募金・寄付振込先
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銀行・郵便で募金・寄付を賜ります。
長野県神城断層地震での被災地支援活動募金です。
RSY事務所へ直接持参いただくことも歓迎です。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。
みなさまのご協力お待ちしております。よろしくお願いいたします。

【報告】街頭募金を行いました。

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。

 

本日14時から16時の時間帯で、久屋大通駅南改札口で街頭募金を行いました。

 

スタッフを含めて4名での活動でしたが、一人ひとりが休むことなく声を出し続けてくれ、2時間という短い時間でしたが15,485円の募金を賜りました。

 

今回の募金は、先月発生した長野県神城断層地震での被災者の方々の支援を行う目的にRSYで使用させていただきます。

   

今回の募金活動に協力していただいた皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

宮城県七ヶ浜町報告【第183報】七ヶ浜事務局移転のお知らせ&「きずなハウス」OPEN

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。

この度、七ヶ浜事務局は七ヶ浜町ボランティアセンター内から、
七の市商店街内の「きずなハウス」へ移転しました。
住民の皆さんのご協力の元、12月14日(日)にOPENしました。
今回は作成風景や、OPENイベントの様子をご紹介します。

★きずなハウスとは?
七の市商店街内に出来た「住民交流スペース」であり、一部スペースを事務局として、RSYが運営を行っています。

「気軽に寄れて、ゆっくりできる場所が欲しい」という住民の皆さんの声から、住民憩いの場として休憩所/駄菓子販売/七ヶ浜町グッズ販売(きずな工房商品等)/七ヶ浜町イベント情報掲示板等の要素を持ち、年明けからは喫茶店/コロッケなどの揚げ物販売も予定してます。

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今回、設置したテーブルやイス/棚/カウンターなど全てが手作りです。
七ヶ浜町の大工さんやボランティアさんに来て頂き、一緒に意見を出し合いながら作りました。
作成中に通りがかった皆さんから「私もイスや棚を作ってほしい!」という声が絶えないくらいの完成度です。

大工さんにも手伝ってもらいました!利用するお客さんのことを考えて、使いやすいように作っています!
『七の市商店街3周年記念感謝祭』と同日開催になったOPEN当日・・・!
店内はずっと満員・・・!
雪の舞う寒い日でしたが、本当にたくさんの住民の皆さんがお祝いと遊びに来てくださいました。

鍵の授与式(写真左が商店街会長の星さん、中央がRSY常務理事浦野、右が夢麺店主の岩本さん)七ヶ浜事務局スタッフによる建前「駄菓子蒔き」

店内で休憩する住民の皆さん手作りテーブルもイスもいい具合!

「きずなハウス」が七ヶ浜住民の皆さんの憩いの場となるように住民の皆さんと一緒に考えて作っていきたいと思います。
七ヶ浜町に来られた際には、是非お立ち寄りください!
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【住所】
宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 七の市商店街101号「きずなハウス」
【定休日】
毎週水曜日
【時間】
10:00~18:00
【電話】
090-9020-5887(水曜日を除く10:00~18:00)
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★住民の皆さんの声

〇商店街に買い物に来た時に、コーヒーとか飲める場所が欲しかったの、待ち合わせ場所とかでもいいね。
(女性:40代)
〇仮設集会所が休みの日に寄れるとこできたわー。また遊びに来るね。
(女性:60代)
〇めったに七の市商店街来なかったけど、結構いろんなのあるんだな。ラーメン屋あるぐらいしか知らなかった。
(男性:70代)
〇これで七の市商店街が活性化すればいいねぇ。今、全国的にもこういったところ少なくなってるから。
(女性:70代)
〇すごい楽しい。なんかすごく明るいところって感じ。お母さんにも教えてあげて一緒に来たい。
(小学生の女の子)

宮城県七ヶ浜報告【第182報】ボランティアバス第68陣報告【11月14日~17日】

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

去る11月14日から17日にかけてボランティアバス68陣は七ヶ浜住民と一緒に会津美里町の交流会に参加しました。14日(金)に名古屋を出発し、15日(土)は宮城県七ヶ浜町で住民との交流会を行い、16日(日)は福島県会津美里町にある宮里仮設住宅で交流会を開催し、17日(月)の早朝に名古屋へ帰着しました。以下、ボランティアバス68陣の活動報告です。

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ボランティアバス68陣は、七ヶ浜町の漁師さん達と一緒に福島県会津美里町に行って福島原発から仮設住宅へ避難している福島県楢葉町の方たちと七ヶ浜で採れる旬の魚「ぼっけ」を食べて交流しよう!という企画でした。きっかけは「被災地間の情報交換や復興へ向けて歩む被災者同士で励まし合える機会を作りたい」という七ヶ浜の漁師さんの発案です。

2014年11月15日(土)宮城県七ヶ浜町での活動

東北自動車道の菅生サービスエリアで6時頃朝食を取り7時半頃七ヶ浜へ到着しました。集合時間の8時半まで時間があるのでそれまでは付近のきずな公園などを自由散策。RSY七ヶ浜事務局の郷古さんがやってきて8時半からボランティアセンターでミーティングを行ないました。9時から七ヶ浜住民の皆さんとの交流会が始まりました。全員車座になって座り3人の住民の方から津波の体験、避難所での生活、震災後の状況、行政の対応などについてお話を聞かせていただきました。

住民との交流会

10時から昼食までは各自自由行動でした。私たちは漁師さんたちの職場である菖蒲田浜の漁港へ行って午後から捌くことになるぼっけを見せてもらいました。ぼっけを抱いている時のまるで愛しい我が子を抱くかのような慈愛に満ちた漁師さんの表情が印象的でした。メスは卵がたくさん入っていて体が大きいのですが、オスは痩せています。オスの身の方が刺身にするには美味しいそうです。

菖蒲田浜の漁港から歩いて中央公民館まで戻り、昼食は夢麺さんで念願の裏夢麺をいただきました。思ったほど辛くはなく、ベースのスープがすっきりして美味しくさらに豆板醤を追加して辛くしていただきました。参加者の1人はきぜん寿司さんで昼食を取られたようですが、握り寿司が美味しかったと言っていました。

 

昼食後は中央公民館の調理室をお借りして、ぼっけの解体、ぼっけ汁用の野菜等の食材準備、ぼっけの卵の醤油漬け作りを行ないました。住民の方々にぼっけの解体方法を教えてもらいながらボランティアメンバーも解体に参加しました。昨年までのぼっけ祭りでぼっけの解体経験があるメンバーがいたりして、解体作業は順調に進みました。

 

ぼっけの解体は、基本的に皮を剥きヒレやエラなどを撤去しますが、内臓など残りの部分はほとんどすべてが食べられるそうです。頭の部分やガラなどもきちんと出汁を取るために使用しました。胃袋は中身を出して胃袋は食べられます。ぼっけは雑食で大きい口で何でも食べるので胃袋の中にある未消化の物は取り出す必要があるそうです。胆のうは苦いので撤去しますが、つぶしてしまうと苦くなってしまうので、胆のうをつぶさないよう注意して取り除きます。

 

私はちょっとぼっけにさわってみましたが、普段魚の調理には慣れていないので、なるべく邪魔にならいように解体の様子を見学しながらブログ用の写真を撮影したり後片付けをメインに手伝いました。漁師さんによると予定より早く終わったとのことでした。不慣れな私が不用意に手を出さなかったことも結果としては良かったのかもしれません。食材を準備しながら名古屋から一緒に来たバスのドライバーさんが持ってきてくれた柿を剥いてみんなで食べました。

 

食材の準備が順調に終わり、名古屋から乗ってきたバスに七ヶ浜の住民の方、RSYの郷古さんが加わり、用意した食材や調理器具を載せて今夜宿泊する国民宿舎さぎの湯のある福島県猪苗代町へ向かいました。名古屋から乗ってきたバスは中型のバスで車体構造上荷物を載せるスペースはあまり多くありませんでした。名古屋から七ヶ浜へ向かう道中では二人用の座席を一人で使用することが出来ました。七ヶ浜から追加になった三人と調理器具や用意した食材を全て載せることができるだろうかと不安がよぎりましたが、後部の座席を二列分横向きに回転させ最後部座席とのあいだに広い空間を作り出し、用意した食材や調理器具などの荷物をなんとか乗せることができました。福島までの道中は荷物のすぐ隣に横向きに座ったメンバーが走行時の振動で崩れそうになる荷物を時折手で押さえながら乗車しました。

 

日が暮れてバスは福島県に入り宿に近づくにつれだんだん道路上の積雪が多くなっていきました。宿の直前で積雪のためバスのタイヤがスリップし始めましたが、無事宿に到着しました。宿につきまず夕食を取り、食後にミーティングを行ないました。ミーティング後は各自温泉に入り、同室のメンバーとしばらく話をしていましたが、そのまま眠ってしまいました。

2014年11月16日(日)福島県会津美里町での活動

宿で朝食を取り会津美里町へ向かいました。会津美里町では七ヶ浜町の住民の皆さん、東北学院大学のボランティアサークルの皆さんと合流しました。交流会会場の準備、調理場の設営、ぼっけ汁の調理、各種催し物の準備、仮設住宅の中を練り歩いて住民の方の呼び込みなどをボランティアメンバーで手分けして行いました。

RSY七ヶ浜事務局の松永さんの司会で12時から交流会が始まりました。ぼっけ汁、ぼっけの唐揚げ、海苔の佃煮、ぼっけの卵の醤油漬けをのせた七ヶ浜産新米を炊いたご飯が参加者の皆さんのテーブルに配られました。七ヶ浜の漁師さんから七ヶ浜町やぼっけと言う魚の紹介、震災時の津波等の状況などのお話がありました。

漁師さんは「津波で家も漁具も失ったけれど好きな漁師を七ヶ浜で続けたいと思い頑張っています。今の季節にだけ採れるぼっけには特にこだわりがあってぜひ楢葉町の皆さんに食べてもらいたいと思って今回やって来ました。楢葉町の皆さんも一緒に頑張りましょう!」と仰っていました。この熱い思いに楢葉町の住民の方からも「ぜひ私たちも七ヶ浜へ行きたい!」との声が聞かれました。

 

その後仮設住宅の自治会長さんと楢葉町社会福祉協議会の方から楢葉町の紹介、震災や震災後の状況のご説明がありました。楢葉町では地震や津波の影響はさほど大きくはなかったようですが原発の問題により避難生活を送らざるを得ないつらい状況についてお話しがありました。

 

食後は、会津美里町の仮設住宅に住む皆さんと一緒に事前に用意していた各催しの方へ移行しました。靴下を使った雪だるまとクリスマス・リースづくり、足湯、ジャンボ麻雀が行われました。交流会は終了し、後片付けをして、最後にボランティアメンバーと仮設住宅自治会長さん、楢葉町社会福祉協議会の皆さんなど全員で今回の交流会について振り返りました。社協さんから仮設に住む楢葉町の皆さんが作ったミニわらじをお土産にいただきました。その後七ヶ浜の皆さん、東北学院大学の皆さんと名残を惜しみながら会津美里町を後にし名古屋への帰路につきました。

今回のバスツアーは、七ヶ浜と福島の被災地間交流のお手伝いが出来て大変意義深い活動になりました。特に福島では原発の問題が今後も長期化することが予想される厳しい現実が感じられましたが、七ヶ浜の皆さんから発せられた「被災地同士共に頑張りましょう!」というメッセージが楢葉町の皆さんだけでなく被災者ではない私たちの心にも深く届けられました。被災者の皆さんと共に私たちも東日本大震災からの復興を支えたいと思いました。

最後になりましたが、今回のイベントにご参加いただいた七ヶ浜の皆さん、楢葉町の皆さん、東北学院大学の皆さん、名古屋から参加されたボランティアの皆さん、RSYスタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました。

 

【協力団体(会津美里町でのイベント協力)】

サポートみさと/宮里仮設住宅自治会/楢葉町社会福祉協議会/東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)/東北学院大学災害ボランティアステーション/七ヶ浜町民有志

※68陣の七ヶ浜町へ向けたボランティアバスは、生活協同組合連合会アイチョイス様、あいち生活協同組合様、コープ自然派くらぶ生活協同組合様からの寄付助成で運行いたしました。

【ボランティア募集】 12月26日(金)13:30~あるある発送ボランティア

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
「あるある77号」発送作業のボランティア募集です。

 

「あるある」は2ヶ月に一度、RSYの会員様向けに発行している機関紙です。
毎週(火)19:00に、ボランティアを中心とした編集委員で会議を開き、毎号作り上げており、
RSYの活動や今気になる災害や防災の情報をお届けしています。
今号も盛りだくさんの内容となっております。

 

師走の慌ただしい毎日ですが、発送作業にご協力いただけると幸いです。
発送作業にお越しいただいた方には、 あるあるをいち早くお届けさせていただきます。

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あるある77号発送作業!
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▼日時:2014年12月26日(金)13:30~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:宛名シール貼り、あるあるの三折り など
主に単純作業がメインですが、毎回ワイワイと作業中の事務所は賑わっています。

▼ご協力いただける皆さまへ:info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。

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前号の発送作業は、3名の方にご協力いただきました。
ありがとうございました!
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2014/10/aru2hassou76gou.html

 

ご協力よろしくお願いいたします。

宮城県七ヶ浜町報告【第181報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第17号](2014年11月1日~11月30日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。

宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2014年11月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。

2014年11月11日で震災から3年と9ヵ月が経過しました。11月の七ヶ浜と云えば、七ヶ浜町の名物『ぼっけ』の季節。たまごを持っているメスが海底から上がってくる10月~11月の時期が一番おいしいお魚です。
七ヶ浜には他にも皇室献上品となっている海苔やウニ、アワビなどの美味しい海産物が獲れており、町内外で食べられています。しかし、七ヶ浜の漁業は震災直後は個人海苔業者は8割が辞めざるを終えない状況であったり、原発の風評被害で苦しんだりと、とてもこれから漁ができるかは見通しがつきませんでした。

震災前から漁師を続けている漁師さんは『海苔を乾燥させる機械も一台で家を建てられるくらいの高価なものだ。太平洋に面していてもろに津波の被害を受けたならまず、買い直さないといけない。でもそこまでやって海苔ができるかもどうかも分からなかった』と話してくれました。
そして・・・今。
震災前よりは事業者は減ってしまいましたが漁再開ができて、仮設暮らしながらも元気に漁師を続けている漁師さんたちがいます。
『俺たちは丘(海以外)での仕事はできない。その点では、浜や漁港近く、道路など綺麗にしてもらって本当に助かった。整備してくれて仕事ができるようになった。全国のボランティアさんたちに自分たちの頑張りで恩返ししていきたい。まだもうちょっと時間は掛かるけどね。』

震災関連の問題に加え、後継者不足、魚を食べない人(調理できない)の増加などで厳しい状況ではありますが、七ヶ浜の海の幸をみんなに美味しく食べてもらうことが一番と頑張る七ヶ浜町漁師さんの応援を宜しくお願いします!
※七ヶ浜町の海の幸の産直を行っている『七ヶ浜ぼっけ倶楽部七友会』も宜しくお願いします!

2014年度セットメニュー案内2014年度注文書

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〇震災当時、アパート3階の自宅の部屋まで水がきた。震災の時に同級生をなくした。10年間の友人だったからショックだったよ。
震災時、着るものをくれた優しい人がいた。世の中良い人もいるって思ったよ。
(女性:60代)

 

 

〇(集会場にはよく皆で)集まってなにかしてるけど引っ越す人もいて前より人が集まらなくなった。
子どもは名古屋に、孫は大宮で一人暮らしをしている。若い人は仕事が一番だからねえ。
(女性:70代)

 

 

〇本当だったら仕事して帰ってきてゴロっと横になりたいけど、仮設がせまくてゆっくりできねぇ。
新しく家が建ったらやろっと。
(男性:50代)

 

 

〇週に三回デーサービスを行っているんだけど行くと疲れるんだ。
知らない人いっぱいいて疲れてしまって帰ってくるとソファーで寝ちゃうの。週一でいいんだよね。
(女性:80代)

 

 

〇ボランティアセンターあるまで(足湯に)来るの?
(ボランティアは)皆「また遊びに来る」って言ってるけどこないんだよなぁ。一人も来たことないよ。
(男性:70代)

 

 

〇皆(ボランティアが)がこうやって来てくれて仮設の生活もいいな。もう1年が終わってしまう、早いな。
建てて4年の家、やられたんだ。4年だぞ。4年。本当に悔しかったよ。
(男性:50代)

 

 

〇今の仮設は寒いよ。今はとても楽しいね。大学生ボランティアさんが来てくれるから。
もう少しで公営住宅に移るから、大学生ボランティアさんと会えなくなる寂しい。
(女性:40代)

 

 

〇来年は、もうここ(仮設生活)も終わりよね。高台に増設されたとこの行くの。
震災時は、家の近くの避難所に行かないで別の高台にすぐ逃げたの。
「明日の朝には、家に帰ろう。」と言っていたのに戻ったら言えないの。もう悔しくてね、、、、薬も何も持っていかなかったから。
(女性:70代)

 

 

〇毎回この足湯が楽しみなんです。すごく良いわー。
生まれつき小指曲がってるの。手も小さいのよ。よくこの手で色んな作業してたなぁって褒めたい。
また来月お願いしますね。
(女性:70代)

 

 

〇仮設住宅にいたころは良かったけど、(再建した私たちとは)やっぱり壁がある。
中央公民館とかの施設が仮設の近くにあるとそこにも行けないなぁ。
(女性:60代)
※仮設住宅から自立再建された方