宮城県七ヶ浜町報告【第187報】七ヶ浜町子ども会備品贈呈式を行いました。

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。

去る1月17日(土)に2011年度から七ヶ浜町に支援を続けて下さっている「国際ソロプチミスト名古屋」の皆さんが、津波によって公民分館流され、備品が流出してしまった地区子ども会へ、行事で使う備品(綱引き用シューズ・ビブス・タープテント)を支援をして下さいました。
1月18日(日)の町民綱引き大会に合わせ、来町され、贈呈式を執り行いました。
ビブスの贈呈タープテントの贈呈綱引き用のシューズを贈呈

子ども会の代表として話してくれたKくんのお礼の言葉の中では、
「子ども会のシューズが今回の震災で流されてしまい、装備が不十分のままで臨んだ昨年の大会では一回も勝てずとても悔しい思いをしました。今回頂いたシューズやビブスを使って勝てる様明日は頑張りたいです。」
と力強く話してくれました。

国際ソロプチミスト名古屋-会長の川村さんも「少しでも力になれれば嬉しい。これからも七ヶ浜町を応援していきたいので何かあれば是非言って欲しい。まずは明日応援するので頑張ってください!」
と子どもたちへ激励の言葉を掛けました。

国際ソロプチミスト名古屋-会長の川村様より挨拶参加した子ども会の代表 Kくんからお礼の言葉3地区から集まった参加者で集合写真
翌日、18日(日)は第29回目となる七ヶ浜町綱引き大会本番です。
小学生の部、中学生の部、一般の部の3つあり、子どもから大人まで 白熱した戦いを繰り広げていました。やはり地区対抗は熱い!みんな本気です!
昨日意気込んでいたKくんのいるチームも予選を勝ち上がり、決勝リーグまですすむという大健闘!(決勝リーグ一回戦で負けてしまいましたが・・・)

町民綱引き大会支援されたシューズ/ビブスを身に着け、綱引きを頑張る子どもたち

行事担当の町の方も
「綱引き大会は地区一丸となってできる町の行事の1つでもう30年近くも行っている。年々子どもの人数も減り、参加する地区が少なくなっていたところにそれを助けるような支援をしてくださって被災を受けた子ども会も出れるようになってよかった。」
と話されていました。

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【支援を受けた子ども会の皆さんの声】

〇この靴(支援を受けた滑り止め付きシューズ)、普段でも履きたいくらいカッコイイ!
(小学生の男の子)

 

〇地区の公民分館の中に子ども会の備品が入っていたので、それごと流されてしまったので何もなくなった。今回の綱引き用シューズは数をそろえるのに予算が足りず、ずっと体育館シューズでやっていたが、毎年すぐ負けて子どもたちのモチベーションも下がっていた。
今回は予選も勝てて、決勝トーナメントに進めて嬉しい。来年もみんなで頑張りたいです。
(女性:40代)

 

〇この小さな七ヶ浜も国内外からたくさんの支援を受けて、今こうして頑張っていますが、
仮設もまだありますし、これからも復興に向けてやっていかなくてはならない。
これからも何かあれば相談させてもらいたい。まだ地区の備品は買えずそのままになっているのもある。今後とも宜しくお願いします。

(男性:50代)