【第12報】関東・東北豪雨に関わるRSY​の支​援活動について(11月30日)

みなさま

本日、2007年3月25日に発生した能登半島地震の被災地、石川県穴水町より、まごころ一杯の「ホットちゃん」が常総市の皆さんの手に届けられました。

穴水町の皆さんは、能登半島地震でRSYが支援に入らせて頂いたことがご縁で、2008年岩手宮城内陸地震(栗原市)、2011年東日本大震災(七ヶ浜)など、RSYと繋がりのある様々な被災地とも交流を持ってくださっています。

今回は、茨城県出身の女性会会長と穴水町社協、ボラ連が町民に呼びかけ、なんと550枚もの「ホットちゃん」を届けて下さいました。

「ホットちゃん」とは、ベビードレスを象った手拭タオル。もともとは、被災地NGO恊働センター が行っている「まけないぞう」事業をモデルに、仮設住宅の被災者の方の生きがいづくりとして始められたものでした。それが今や、穴水町町民が一体となって取り組む、被災地復興支援活動として定着しつつあります。今回のお届けにも、被災地NGO恊働センタースタッフの皆さんには大変お世話になりました。

常総市の社会福祉協議会さん、避難所生活を送る住民の方々に「能登半島地震の際の恩返し。少しでも皆さんがホッと一息つける機会となれば」と声をかけつつ手渡しされる姿が印象的でした。

明日の午前で、あすなろの里避難所は閉鎖となり、自宅再建ができていない方は2次避難所に移ります。2次避難所は、市内の旅館やホテルを行政が借り上げ、3ヶ月間滞在できることになっているそうです。「今回で3回目の引越し。落ち着かないね」「2ヶ月間の避難所生活は長かった」など、様々な声が聞かれました。

その他の避難所は12月の1週目を目処に閉鎖されます。既に市外の公営住宅に転出された方もいますが、「周囲に知っている人が全然いなくてさみしい」という声も聞かれているそうです。

復興まで道半ば。お正月は自分の家で迎えたかった方も多かったことと思いますが、叶わず、慣れない場所での生活が、またこれから始まります。

RSYでは、地元NPOを通じて、12月23日に在宅に戻られた方、在宅被災者の方を対象に、陶器市を実施したいと考えており、現在準備中です。「家では生活できるものの、キッチンが直っておらず鍋ややかん、食器類が揃わない」という声を聞いたことがきっかけでした。

また、東京災害ボランティアネットワークが週2回開催している在宅被災者向けのサロン活動には、RSYが仲介役となり、セカンドハーベスト名古屋さんの協力を得て、「和菓子の万寿や」さんより大変おいしい和菓子をご提供頂いており、住民の方々にも大好評です。残りのホットちゃんも、この活動を通じて皆さんにお届けしたいと思います。

 

まだまだ続く常総市の生活再建へ、ご支援・ご協力の程をよろしくお願い致します。

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