【報告】街頭募金終了しました

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。

本日、栄三越前と松坂屋前にて街頭募金を実施いたしました。

午前3名、午後4名のボランティアの方にご協力いただき、57,212円の募金を賜る事ができました。

寒い中、小人数での活動でしたが、一人ひとりが声を張り上げて募金の呼びかけを行っていただきました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

今後も街頭募金を実施していく予定です。RSYのボランティアMLや、Facebookにて告知させていただきますので、ご都合が合う方はぜひご参加ください。よろしくお願いいたします。

【報告】街頭募金終了しました

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。

本日、栄三越前とラシック前にて街頭募金を実施いたしました。

午前19名、午後5名のボランティアの方にご協力いただき、192,927円の募金を賜る事ができました。

 

寒い中での活動でしたが、一人ひとりが声を張り上げて募金の呼びかけを行っていただき、多くの募金を集める事ができました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

今後も街頭募金を実施していく予定です。RSYのボランティアMLや、Facebookにて告知させていただきますので、ご都合が合う方はぜひご参加ください。よろしくお願いいたします。

 

【報告】街頭募金3日目終了しました

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。

本日、栄三越ライオン像前、松坂屋前にて、街頭募金3日目を実施いたしました。

午前28名、午後25名のボランティアに協力いただき、462,111円の募金を賜る事ができました。

 

昨日と同様に、報道を見てボランティアに駆けつけてくれた方や、募金を持ってきてくださる方が非常に多く見られました。冷え込みが激しい1日でしたが、一人ひとりが精一杯に声を張り上げ、募金の呼びかけを行ってくれました。

 

3日間で延べ186名のボランティアにご協力いただき、146万6,143円もの募金を賜る事ができました。急な呼びかけにも関わらず、ご協力いただいたボランティアの皆さま、私たちの活動に大切なお金をご支援下さった皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

次回の街頭募金は1月20日(土)、27日(土)に実施いたします。復興までまだまだ長い道のりとなっています。現地の情報発信だけではなく、応援する気持ちを多くの方と共にお届けしたいと思います。ひとりでも多くの方のご協力、お待ちしております。

 

【日時】
・1回目:1月20日(土)10:00~12:00/13:00〜15:00(RSY事務所集合組は9:30)
・2回目:1月27日(土)10:00~12:00/13:00〜15:00(RSY事務所集合組は9:30)
※募金箱やパネル等の運び出しがあるため、ご協力をお願いいたします。
※13:00〜参加のみご希望の方は直接現地集合して下さい。
【実施場所】
・名古屋市栄三越ライオン像前
ご協力いただける方は、以下の申し込みフォームから参加表明をお願いいたします。
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。

 

 

【参加者大募集】令和6年能登半島地震 被災者支援活動募金

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
令和6年能登半島地震で、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
RSYでは昨日先遣隊が、現地入りし活動を展開しており、本日より後発隊が現地入りを予定しています。
そして、名古屋でも今週末の3連休に、街頭募金を実施いたします。

集まった募金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

少しの時間だけの参加でも構いません。1人でも多くの方のご協力をお待ちしています。よろしくお願いいたします。

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街頭募金日時】
・1回目:1月6日(土)10:00~12:00/13:00〜15:00(RSY事務所集合組は9:30)
・2回目:1月7日(日)10:00~12:00/13:00〜15:00(RSY事務所集合組は9:30)

・3回目:1月8日(月)10:00~12:00/13:00〜15:00(RSY事務所集合組は9:30)
※事務所から現地まで、募金箱やパネル等の運び出しがあります。可能な限りご協力をお願いいたします。

※13:00〜参加のみご希望の方は直接現地へ集合して下さい。

【実施場所・その他】
・名古屋市栄三越ライオン像前
・内容/令和6年能登半島地震 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)

ご協力いただける方は、以下の申し込みフォームから参加表明をお願いいたします。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1rzxiVwYfGyVTlPPxi77gVAH_nk_vqIJCrZz3Ubj-LEZeKQ/viewform
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。=======================
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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。以下のURLより、寄付をする事ができます。ご協力をお願いいたします。
【クレジットカード決済】
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【急募】福井県南越前町への資機材搬出ボランティア

RSY事務局です。

福井県南越前町の災害ボランティアセンターより、資機材貸出の要請がありました。
ついては、下記の日時で搬出ボランティアを募集します。
急な募集となりますが、ご協力お願いいたします。
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南越前町への資機材搬出ボランティア
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●日時:8月12日(金)11:00~ 今日です
●場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1
 アクセス:https://goo.gl/maps/yGIfj
●作業内容:4トントラック1台分の資機材搬出(一輪車・スコップ・バケツなど)
●当日連絡先:090-5000-8386(担当・RSY林)
▼ご協力頂ける皆さまへ
お手数ですが、info@rsy-nagoya.comまで
①お名前、②携帯電話の番号 をお知らせください。
当日連絡先まで、直接お電話いただいても構いません。
・各自で飲み物を用意するなど、体調管理をお願いします。
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【ボランティア大募集】年初めのボランティア!元旦募金@熱田神宮!!

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

来る新年を迎えた2020年元旦。
毎年恒例となっています、RSYの被災地支援活動を目的とした『元旦募金』を熱田神宮にて行います。

継続的な支援の必要性や、災害を風化させないための発信を、
『元旦募金』という形でRSYの活動支援を通して多くの方々に届けられればと思います。

新年を迎えた最初のボランティアにぜひ『元旦募金』を!
年初めのボランティア、なんだか一年いいことがあるかもしれませんよ?

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元旦募金@熱田神宮
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・日時/2020年1月1日(火)①10:00~12:00②13:00~15:00
両方参加、どちらかの時間帯、途中参加も大歓迎です。
・場所/熱田神宮東門入口前(名鉄/神宮前駅西口より徒歩1分)
・集合/基本は現地集合とします。
※物品搬出のため、9:00に事務所集合できる方はお知らせください。
・内容/台風19号を中心とした今年度の被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)

参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。

①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加時間:10:00~12:00 / 13:00~15:00 / 両方参加
④参加人数(代表者が申込む場合):
⑤集合場所:現地集合/9:00に事務所

※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。

ひとりでも多くのみなさまと熱田神宮で新年のご挨拶ができることを心より楽しみにしております。

また、当日参加が難しい場合、以下の窓口でもご寄付を募集しております。
期間:2019年12月25日(水)~2020年1月7日(金)

<銀行振込>
銀行: 三菱UFJ銀行 本山支店
口座: 普通3505681
口座名: 特定非営利活動法人レスキューストックヤード
*お振込される際に、お名前の前に「ガンタンボキン」とご入力ください。
例)ガンタンボキン ○○○○

<郵便振替>
口座番号:00800-3-126026
加入者名:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
通信欄に「元旦募金」とご記入ください。

【第19報】北海道地震におけるRSYの支援活動(12/27)

皆さま

お世話になります。RSY事務局です。

北海道胆振東部地震地震から3か月半が過ぎました。RSYは現在も被災したむかわ町、厚真町を中心に支援を継続しています。
現在むかわ町、厚真町、安平町では、避難所から仮設住宅への引っ越しが落ち着きつつあり、仮設住宅の環境整備や自治会づくりなどへの取り組みが進みつつあります。
RSYは、来年も現地のニーズに応じて、生活再建を考える相談会や、仮設住宅の環境改善、北海道足湯隊による足湯と集いの場づくり、などのサポートを継続してきます。引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
11月29日~31日まで浦野・松山(震つな)、12月14日~16日まで吉林・松山が現地入りしました。以下、報告です。
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◆11/29~31までの活動
浦野・松山は、11月24日にむかわ町仮設住宅の『仮設住宅暮らし方講習会』にて、棚の取り付けを実施した方々へのアフターヒアリングと、追加希望世帯(1件)への棚の取り付け、企画第2弾となる『棚取り付けプロジェクト(12月15日実施)』のチラシポスティングをしました。当日は、技術系ボランティア『Open Japan』の谷口さんと、熊本地震でお世話になっている福岡県の『Project九州』代表の吉村さんが駆け付け、活動をサポートして下さいました。

▼被災者のつぶやき

・11月に取り付けしてもらってから、何も問題なく快適に使っているよ。自分も触発されて、これから食卓テーブルを作ろうと思って材料を用意したところ。料理も自分で全部やってるし、この間震災後久しぶりに医者に行った時も、思ったより数値が悪くなっていなくてホッとした。避難所でも体調管理は大分気を付けていたからね。あとは足の筋力が落ちないようになるべく動くようにしているよ。今一番心配なのは、水道の凍結だね。部屋は暖かいのだけど、水道が止まったらトイレも料理も何もできなくなるから。ここはマイナス15度まで下がるから、今からこんな調子で本当に大丈夫かと不安になる。(60代・男性)

・今日家の解体に立ち会ってきた。目立つ場所にあるからマスコミにもよく取材されたよ。一応大事な物は取りだせたけど、全部は無理だよね。仮設では置き場所もないし。だからちょっとした棚があると便利でいいよ。ここは若い人達が多くて、日中はほとんど働きに行ってて留守だし、仮設も2年っていうことだから、自治会を作るのは難しいんじゃないかな。もともと住んでいた場所の自治会の活動もあるしね。(70代・男性)

松山はその後、ルーラル地区での第2回相談会の調整および、厚真町役場主催の住民説明会にオブザーバーとして参加しました。

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◆むかわ町仮設住宅支援第2弾

12/15(土)棚の取り付けプロジェクト

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当日は5世帯が棚の取り付けを希望。そこで、地元の技術系ボランティア2名と、サブボランティア2名、収納アドバイザー3名、精神保健福祉士2名が協力し、チームに分かれ、お宅を訪問しました。

住民からの要望の中には、突っ張り棒の支えや神棚のすべり落ち防止など個別性の高いものもありましたが、ボランティアの技術を駆使して、それぞれのお宅の状況に合わせた設置を行いました。また、限られたスペースの有効活用や収納グッズの選び方は、収納アドバイザーが買い物に同行し、収納グッズ選びを手伝うなど、きめ細かく対応していました。訪問時には精神保健福祉士も同行し、棚の取り付け作業の傍らで、住民の皆さんと世間話に花を咲かせていました。中には「地震の後なかなか眠れず、昼間に寝ている」と体調面の不安を話される方もいらっしゃため、専門家の視点で注意深く対応して頂きました。

今回も、棚の取り付けと同時開催で、談話室で炊き出しと足湯も実施しました。談話室を利用されたのは8名。炊き出しは『食愛カフェMina*Hana~皆花~』と『末日聖徒イエス・キリスト教会ヘルピングハンズ』から3名、足湯は北海道足湯隊(ヘルピングハンズ足湯隊、一般社団法人北海道介護福祉士会、WellbeDesign足湯チーム他)から4名のボランティアが行いました。メニューは、野菜の煮物やお肉のような触感の大豆ミートなど、野菜中心のあたたかいお弁当と汁物を提供。また、足湯には3名が利用されました。小規模ではありましたが、ボランティアの来訪を楽しみにまっていて下さる方もおり、食べることや足湯をきっかけにして住民同士が集い、気楽に話せるあたたかい交流の場となりました。

尚、炊き出しや技術系ボランティアの調整は、『一般社団法人WellbeDesign』と、『北海道NPOサポートセンター』からご協力を頂きました。今回の取り組みは、多数の地元の支援団体と協力して行うことができました。ボランティアの中からは、「継続的に関わりたい」「同様の活動を厚真・安平町でも横展開したい」という声が上がっています。RSYは、このような地元の動きを最大限に応援していきたいと思います。

 

▼被災者のつぶやき
・手、綺麗かい?そうかい?手は仕事柄、大事にしてたよ。車の運転が出来なきゃこの辺は不便だね。  車ね、若い頃はたくさん乗ったな~色んな車に。 車好きでね。2台持ってた時期もある。乗る人は1人なのにね。(60代・男性)※足湯での会話より

・最近少し筋力がついてきたのか、今までできなかった膝立ちが出来るようになったんだよ。麻痺が残ってから地道に続けてきたんだけど、地震で避難所にいた頃はなかなか身体を動かすことが少なくて、どうなることかと思った。今でもイスじゃなくて座布団にしたりして、筋力が落ちないようにしているんだ。前みたいに花でも育てて、草むしりして身体を動かせたらなぁ。(70代・男性)※訪問した時の会話
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◆被災後の生活再建を考える第2回無料相談会(厚真町ルーラル地区)
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厚真町の移住者促進エリアであるルーラル地区は、地震の影響で大規模な地滑りが発生しました。これに伴い、地割れや家の傾き、地滑りなどが至る所で見られ、今後の再建に向けてどのような動きを進めて行けばよいか分からないという声が多く聞かれていました。
そこで、RSYは12月16日(日)に第2回目の相談会を実施しました。当日は21世帯23名が参加。前回(11月)の相談会で住民から「家の修繕より先に、地区全体の地盤のずれが気になっている」という不安の声が多いことが分かり、今回の実施に繋がりました。前回に引き続き増川弁護士、今回新たに地盤の専門家として上野氏にご協力いただきました。
冒頭に全体説明として、上野氏から厚真町主催の住民説明会で使われた資料の解説や、液状化の説明などがありました。いずれも住民の目線にたった分かりやすい解説をして頂き、熱心に話に聞き入る住民の姿が印象的でした。
質疑応答の時間では「地盤のずれは地震後も続いていた。いつまで続くのか。」「出来るだけ早く修復したいが地盤修復を行うタイミングはいつがいいか」等、今後の見通しについて切実な質問が多く聞かれました。上野氏は、2004年新潟県中越地震や2016年熊本地震など、過去の被災地の事例などを用いて、地盤のずれは雪解け後に進行する可能性があることや、それまでの間に出来る準備についても解説して下さいました。住民からの質問も多く、過去の事例から自らも学び、解決策を見出そうとする積極的な姿が印象的でした。
全体説明の後は、各専門家による個別相談会。ボランティアが相談の順番を待つ間の話し相手になったことで、相談したい内容を落ち着いて整理する時間に繋がったようです。今回は、精神保健福祉士協会のボランティアが参加していたため、心身の健康状態についても、気にかけて頂くようにしたところ、「自主避難所の時より食事が偏っている方もいて、集まる場の重要性を感じた。特に一人暮らしの方は災害後に皆で助け合っていただけに、今孤独を感じるのかもしれない。第三者が話を聞くきっかけには有効だった。苦労を伺うことが多かった。」というコメントが寄せられました。
その後、『災害支援ネットワーク北海道本部・チームやんじー』と『あゆみ会(厚真町内の主婦によるボランティア団体)』によるトン汁とおにぎりの炊き出しがふるまわれました。その傍らでは、『北海道足湯隊』による足湯に5名が参加。ほっと一息つける場も設けることができました。

 

◆協力
・専門家
北海道みらい法律事務所・増川拓(弁護士)
日特建設㈱技術本部・上野雄一(地盤技術士)

・炊き出し
災害支援ネットワーク北海道本部・チームやんじー
あゆみ会
・個別相談コーナー&足湯&サロン
北海道足湯隊(WellbeDesign足湯チーム)
北海道精神保健福祉士協会
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラ
ムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【第18報】西日本豪雨被害・北海道地震におけるRSYの支援活動

みなさま

 

お世話になっております。RSY事務局です。

RSYは現在も西日本豪雨水害で被災した岐阜県関市、および北海道胆振東部地震で被災したむかわ町・厚真町・安平町の支援を継続しています。

北海道では11月末から12月にかけて、第2期の仮設住宅やみなし仮設(公営住宅)の鍵の受け渡しが順次始まっています。

11月19日~24日に、栗田・浦野・吉林・岡田が入れ替わりで現地入りし、11月29日~31日に浦野・震つな松山が現地入りしています。

私たちは今後も被災自治体や、北海道足湯隊などの地元支援者、また震災がつなぐ全国ネットーワークで現地入りしているメンバーとともに連携協働し、継続的に支援していきます。引き続き皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

以下報告です。

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北海道胆振東部地震(むかわ町・厚真町・安平町)

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11月24日(土)10:00~12:30にむかわ町仮設住宅にて、「ちょっとした工夫でお家をもっと快適に!仮設住宅暮らし方交流会」を実施しました。当日8世帯が参加。宮城県七ヶ浜で4年間仮設住宅での暮らしを経験した渡辺功さん(大工)・洋子さん夫婦をゲストにお招きしました。洋子さんには収納の工夫や住まい方の心構えなど、浦野からは当時と北海道の仮設住宅の違いも含めた住まい方の工夫をお伝えしました。洋子さんのお話の後、むかわ町仮設の入居者にご協力いただき、事前にモデルハウスとして棚の取り付けした部分を見学させていただきました。

功さんには棚の取り付けをサポートしていただきました。主にはトイレと寝室(タンスのある部屋)の鴨居の上の2箇所に棚を取り付けました。5世帯が設置を希望され、3世帯は「自分でやってみる!」と部材の提供のみを希望されました。棚の取り付けには北海道NPOサポートセンターからご紹介いただいた道内のボランティアチーム「石狩思いやり心届け隊」や収納アドバイザー、OPEN JAPANにも協力していただきました。追加で取り付けて欲しいという希望の声もあるため、12月15日に第2弾を計画中。好評につき、他町でも展開できないか検討中です。

他に北海道足湯隊による足湯や、七ヶ浜でも炊き出し経験のあるBOND&JUSTICEによる秋鮭の炊き込みご飯と肉厚豚汁が振舞われました。

講習会参加者からは「棚の取り付け以外に、冷蔵庫や洗濯機の配置を工夫すると限られたスペースでも広く使える」「実際に取り付けた棚を見られてイメージしやすかった」などの声が聞かれました。また取り付け以外にも参加者同士で「うちの物音とかご迷惑かけていないかしら?」「うちは気になったことないよ」など、普段なかなか聞きにくい話題もあがりました。「仮設で住める環境にはしてあるけども、たまにある余震が怖くて住む気になれていない。知り合いの家に行ってるの。今日は様子を見に来たの。ご近所さんの顔も見ておきたかったから。」という声もありました。

当日の運営にはRSYスタッフだけでなく、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターや北海道NPOサポートセンター、北海道足湯隊の事務局も担っている一般社団法人Wellbe Designにもご協力いただきました。

現地入りしている浦野・震つな松山は、棚の取り付けの追加ニーズの対応、第2弾の棚の取り付け講習会の調整、厚真町ルーラル地区での第2回相談会の準備を進めています。

 

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西日本豪雨水害(岐阜県関市)

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11月25日(日)上之保温泉ほほえみの湯で開催された「上之保ゆず祭り」にて陶器市&足湯コーナーを担当。ボランティアが7名(一般:2名、愛知淑徳大学学生3名、名古屋芸術大学学生2名)、RSYスタッフ2名が活動しました。また10月関市社協主催の「足湯DE災害ボランティア講習会」に参加した地元ボランティア6名も合流しました。足湯と陶器市は2手に別れ、実施。足湯は5名が利用されました。中には今年7月の被害を受け、災害ボランティアに参加された方も足湯を利用され、地元ボランティアとの交流が生まれました。地元ボランティアからは「災害ボランティアに来てくれた人が今回も来てくれた。お祭り楽しんでいってほしい」と笑顔で話していました。

また陶器市コーナーでは、「私の家は被害は無かったけど、停電が4日間も続いたからお風呂に入れなくて、このほほえみの湯に通ったんだよ。」と当時の慣れない生活を笑顔で話してくれた小学生や、「この前の豪雨で陶器がダメになってしまったから、思い切って捨てた。家も、生活するところは大丈夫だったけど、昔お店をやっていたところはここ(顔が半分隠れるくらい)まで水が浸かってしまって大変だった。」と胸の内を話してくださる上之保在住の女性など、多くの方が陶器市を利用されました。他にも「テレビを見てゆず祭りに来た。」と他県から来られた方々や、「はじめて参加した。」という関市周辺にお住まいの方々が多くいらっしゃいました。「7月の豪雨があったから今年こそは来ようと思った。」「大きな力はないが、このお祭りで地元の名産品を買って上之保に還元できればなと思う。」などと、上之保を支えたい、盛り上げたいというお話もお聞きすることができました。陶器市の売り上げ(11,209円)は関市社会福祉協議会へ寄付させていただきました。

お祭り終了後には、初めて被災地を訪れた名古屋芸術大学の学生2名を、被害がひどく今も家屋の修理が終わっていない川合地区を案内していただきました。関市社協の職員や当時活動していた災害ボランティア2名から、水害発生直後から現在までの住民の様子、地区の被害状況を確認しながら歩いて時の印象、災害ボランティアを通して関わった住民との交流についてお話しいただきました。学生からは「こんなに被害が大きいとは思わなかった。さっき見たお祭りのにぎやかな感じとは全然違う」「これから自分たちに何ができるのか考えたい」と話しました。その声に対し、関市社協の職員や当時を知るボランティアからは「私たちからだけではなく、被災した住民たちからも話を聞いてほしい。辛い記憶であることには変わらないから勇気がいるが、私たちの話には支援した自分の想いや想像が含まれている。違いがあると思っている。」というお話がありました。

次回は年明けに実施予定の関市社協が実施している「ふれあい・いきいきサロン代表者   連絡会」に参加予定です。

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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【第17報】西日本豪雨被害・北海道地震におけるRSYの支援活動

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYは現在も西日本豪雨水害で被災した岐阜県関市、および北海道胆振東部地震で被災したむかわ町・厚真町・安平町の支援を継続しています。
北海道では11月1日から順次仮設住宅の鍵わたしが始まりました。これまで避難所を巡回していた「北海道足湯隊」の活動は、仮設住宅の談話室でも継続する予定です。
また、11月19日~24日、栗田・浦野・吉林・岡田が入れ替わりで現地入りします。
足湯と共に、11月24日(土)にむかわ町仮設住宅で、『ちょっとした工夫で、お家をもっと快適に!仮設住宅暮らし方講習会』を開催予定。宮城県七ヶ浜町で4年間の仮設暮らしを経験した渡辺功さん(大工)・洋子さん夫妻をゲストにお招きし、収納の工夫や近所とのコミュニケーションの大切さ、談話室の使い方などの事例を伝えて頂きく予定です。既に「棚が欲しい」「段差があるので踏み台があるといいかも」などの声も聞かれているので、生活するために最低限必要な環境改善については、できるだけニーズに応えられるよう応援していきます。
私たちは、今後も被災自治体や北海道足湯隊等の地元支援者、また、震つなネットワークで現地入りしているメンバーとともに連携協働し、継続的に両地区を支援していきます。引き続き、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。
以下、報告です。
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▼西日本豪雨水害(岐阜県関市)
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水害から4か月が経ち、各地区で中止していたサロン活動や、復興に向けた地域のイベントが行われています。地域住民が協力し合い、少しでも楽しい時間にしようと準備されてきた成果が表れていました。少しずつ日常の生活を取り戻しつつあるようですが、いまだに家の片付けや田んぼに水が入っていない農家もあるようです。そんな住民を、片付けがひと段落した住民が心配する声が聞かれています。
●西洞サロン
10月17日(水)13時~15時まで、武儀地区の西洞集会所にて足湯&サロンを行いました。RSYからはボランティア3名、スタッフ1名が活動しました。約20名が参加され、足湯や折り紙を楽しんでいただきながら、RSYボランティアと交流していただきました。
●粟野サロン
同月21日(日)13時~15時まで、武儀地区の粟野集会所にて愛知淑徳大学の学生たちによるレクレーションと、東海豪雨で被災されている胡弓演奏家・石田音人さんによる演奏、足湯の3本立てで行いました。RSYからはボランティア10名(大学生8名・一般2名)、スタッフ2名が活動。約30名が参加され、ビンゴゲームや歌を楽しみ、温かいお茶と足湯でホッと一息ついていただきました。
●富野ふれあい文化祭
 同月27日(土)10時~15時まで、富野ふれあいセンターにて足湯&ミニ喫茶コーナーを担当させていただきました。子どもから高齢者までが参加するイベントで、地元の中学校の合唱発表や、中学生が進行する全員参加型ビンゴゲーム、地域の方々の作品展示もありました。RSYからはボランティア2名、スタッフ1名が活動しました。約30名が参加されました。足湯を初めて参加される方も多く、足湯を通してボランティアや参加者同士の交流が生まれました。
●鳥屋市ふるさと大同窓会&富野本郷サロン
同月28日(日)午前中は鳥屋市大同窓会に陶器市・足湯コーナーを担当させていただきました。約20名が利用されました。就職などで引っ越された鳥屋市出身者と、鳥屋市の住民が集う会でした。地元のお母さんたちによるもつ煮の振る舞いや、鮎の塩焼きなどの販売がありました。男性の参加者が多かったです。同窓会には約60名が参加されました。午後には本郷集会所にて足湯・レクリエーションを行いました。約20名が参加され、広告を活用した座布団づくりや、ロープを使った災害時にも役立つ結び方を行いました。またお子さんの参加もあり、参加された高齢者やボランティアを笑顔にしてくれました。
●つぶやき(住民の声)
 【武儀地区】
・80代/女性
最近、血圧が高くて3日前にも病院に行ってきた。100歳のおばあさんの介護をしていた。その頃からストレスがあって疲れたんだと思う。200超えたときには驚いた。運動も食事も気を付けている。血圧の記録は最近さぼってきたからまた続けるわ。
・70代/女性
自分の家は水が浸からなかった。田んぼは少し浸かっただけで自分が食べる米はとれた。でも下の家は水に浸かったし、他の田んぼはまだ水がこないところがある。
・80代/女性
いつも一緒にサロンに来ている3人組のうち1人が最近会えていなくて心配。私の家は高いところだったから水はこなかったけど、深夜2時に急に来ると怖いわよね。
・70代/女性
最近になってやっと自宅の片付けが終わった。
・70代/女性
雨は本当に怖い。全てを流しちゃうんだもの。今でもいつか来るかもと思って眠れないことがあるわ。
・60代/女性
水害にあって田んぼの中に泥が入ってきてね。もう一回は稲刈りが終わっていたけど何か泥の中に栄養があったのか、又、穂がでてきて収穫ができそうだったの。台風の被害が21号のときはすごかった。車庫の屋根が吹き飛ばされた。
・50代/女性
この前の水害で自宅は助かったが、息子の家と畑が水に浸かった。畑にも大量のごみが流れ込んだが、畑の中やさらに土のごみの除去は危険もあって、ボランティアや周
りの人には頼めなかった。
【上之保地区】
・80代/女性
この前会ったことあったかしら。若い人と一緒に家に来てくれた、あー。あのときはどうも。あれからもいろんな人に助けてもらってね。ほんとにありがたかった。お風呂もトイレも修理が終わったの。今日はお父さん来てないけど、だいぶ調子良くなったのよ。
・40代/男性
水害でネイチャーランドに土砂が流れ込んで飼っていたアマゴが半分くらい死んでしまった。7月8月はネイチャーランドの稼ぎ時期にもかかわらず、お客さんが半分以下だった。ようやく復旧してきた。営業は5月から11月くらいまでやっているので、是非来て欲しい。
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▼北海道胆振東部地震(むかわ町・厚真町・安平町)
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先日、厚真町内で「被災後の生活再建を考える無料相談会」の運営サポートをしました。RSYでは現地入りした当初から足湯の活動をさせていただいていた地域で、活動を通し住宅再建の悩みをお聞きし、今回の実施へとつながりました。
●被災後の生活再建を考える無料相談会
 11月3日(土)14時~16時に厚真町ルーラルマナビィハウスにて、ルーラル地区の住民向けに相談会を実施しました。弁護士や建築の専門家(工務店)のみなさんにご協力をいただき、30名の参加者が集まりました。これから本格化する生活再建に向け、受けられる支援制度に関しては弁護士、住宅の修繕費用に関しては工務店が住民の不安や疑問に丁寧に対応していただきました。
RSY・震つな松山が司会進行し、冒頭の30分は弁護士の増川先生(北海道みらい法律事務所)から「弁護士は人と人、モノとモノなどのトラブルを法律や制度に基づき解決する専門家です」と弁護士の役割や、時事ネタを交えた過去の事例から法律や制度の解説をしていただきました。後の約1時間程度を個別相談の時間に設け、20名ほどの方が参加されました。工務店の相談コーナーでは参加者のお宅を実際に身に行き対応していただきました。相談後には打ち立ての温かいお蕎麦と、足湯でホッと一息ついていただきました。
自主避難所として閉所後は住民同士で会う機会が減っており、久しぶりに住民同士が集う場となったそうです。相談会開始直後は険しい表情や不安の表情をされて席につく方、忙しい合間を縫って少し遅れて参加される方もいらっしゃいましたが、終了後にはやわらかな表情で帰られる方が多かったように思います。
以下、足湯で聞かれた参加者の声です。
●つぶやき(参加者の声)
・女性
数年前に旦那を亡くして1人で野菜をつくって暮らしている。2か月くらい避難所で暮らしていて、いろいろやってもらっているからお嬢さんみたいな暮らしだよ。それまでは草むしりで手がカサカサだった。今は草むしりもしなくて遊んでいるようなものだから、手もカサカサしてないの。自宅へ戻るつもりだけど、もう野菜は作らない。
今日の相談で家の中はもう一度見てもらった方がいいんだね。弁護士さんの話を聞いて分かったの。
・80代/男性
地震で頭をぶつけて手がしびれて、何があったんだと思いながら朝を迎えた。すぐに病院に行ったけど電気が止まって、レントゲンとれなくて、むち打ちって言われたけど。今もあまり上がらなくて、ペットボトルを使って動かすようにはしているけど、やりすぎて筋肉痛になったりした。
・20代/男性
家族で来ました。相談会でお蕎麦もふるまわれるからって言われて。普段は寮生活で帰省中です。地震の時、なかなか電気がつかなくて、気持ちまで暗くなりました。家は傾いているけど、今のところ生活できています。
●主催
ルーラル自治会
●専門家のご協力
・増川弁護士(北海道みらい法律事務所)
・ニチハグループFPコーポレーション
・災害復興学会復興支援委員会
●炊き出し&足湯のご協力
・そばで加わるネットワーク
・災害支援ネットワークじゃがネット
・北海道足湯隊
●運営サポート
・レスキューストックヤード
・震災がつなぐ全国ネットワーク
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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