「311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~」冊子のご紹介

みなさま
RSY事務局です。

東日本大震災から10年7ヶ月が経過しました。東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)には、現在でも約1,300名の方々が避難登録をされています。

RSYでは、東日本大震災や避難を経験した当時の子どもたちの体験談や、現在の心境などを綴った冊子を作成するため、アンケート調査を通して「冊子作成に協力できる」または「もう少し詳しく知ってから考えたい」と回答いただいた高校生・若者16人にヒアリングをさせていただきました。このアンケートやヒアリングで伺った若者の声をもとに、2021年9月に『311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~』冊子を発刊しました。

「県外避難されている方々の状況を知りたい」「地域の方々に県外避難者の現状を伝えたい」という方々向けに、本冊子データは以下よりダウンロードいただけます。広域避難者への理解や支援の輪を広げていくことに役立てていただけますと幸いです。

■冊子ダウンロード
表紙-目次.pdf
〇Story01-05.pdf
〇Story06-10.pdf
〇Story11-12.pdf
〇参考資料.pdf

 

また現在、冊子の無料配布(※送料はご負担いただきます)もしております。在庫に限りはございますが、ご希望の方はRSY事務局までご連絡ください。
■冊子(印刷版)ご注文方法
ご希望される方は、下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/zTApa7DLF7Jfk8hN8

 

■関係情報

東日本大震災を経験した高校生・若者アンケート調査結果報告書
『311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~』啓発ポスター

 

※本事業は「Yahoo!基金 2020年度被災地復興調査助成プログラム」の助成を受けて実施しました。

※「311県外避難者について考えよう」冊子(第1弾・第2弾)ご紹介

RSYは「避難者の存在を忘れないで欲しい」「地域の人にも理解して欲しい」といった声を受け、広域避難者について広く知っていただくための冊子を発刊しています。第1弾は2016年3月、第2弾は2017年3月に作成しました。どちらも4コマ漫画で避難当事者の状況を紹介し、「避難指示区域」「母子避難」など広域避難者に関わる言葉についての説明や、当事者団体や支援団体などの活動紹介を掲載しています。こちらも、ご希望の方はRSY 事務局までお問合わせください。

 

「311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~」ポスターのご紹介

みなさま
RSY事務局です。

RSYでは、東日本大震災や避難を経験した子ども・若者たちから聞いた声を綴った4コマ漫画入りの冊子を発刊しました。その冊子をもとに、より多くの方に避難した子どもたちの状況を知っていただけるよう、ポスターも作成させていただいています。

ポスターデータは、以下よりダウンロードいただけます。広域避難者への理解や支援の輪を広げていくことに役立てていただけますと幸いです。
■ポスターダウンロード
ポスター01_避難時の状況は?
ポスター02_避難先の住まいは?
ポスター03_避難による家族関係の変化
ポスター04_避難先での新しい学校への不安
ポスター05_避難先での子どもたちの順応性
ポスター06_避難先での新しい友だち
ポスター07_子どもたちへの支援
ポスター08_被災や避難の経験を伝える
ポスター09_震災前の友だちとの関係
ポスター10_自分がいた場所・ふるさとへの今の想い
ポスター11_若者一人ひとりの今の想い
ポスター12_震災や避難を経験した若者からのメッセージ①
ポスター13_震災や避難を経験した若者からのメッセージ➁
ポスター14_震災や避難を経験した若者からのメッセージ③
ポスター15_震災や避難を経験した若者からのメッセージ④
ポスター16_震災や避難を経験した若者からのメッセージ⑤

 

※ポスター例

  
■関係情報
『311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~』冊子のご紹介
東日本大震災を経験した高校生・若者アンケート調査結果報告書

 

※本事業は「Yahoo!基金 2020年度被災地復興調査助成プログラム」の助成を受けて実施しました。

 

東日本大震災を経験した高校生・若者アンケート調査結果のご報告

みなさま
RSY事務局です。

RSYは、東日本大震災を小学生から高校生の年代で経験し、現在、東海地域に暮らしている高校生や若者の皆さんから、当時の体験談や現在の心境を伺うことを目的に、アンケート調査を実施しました。この結果は、支援関係者等とも共有し、今後の広域避難者支援や今後起こりうる災害への備えにも活かしていきます。

【調査概要】
■調査対象
・東日本大震災を経験し、東海3県に避難・移住した高校生から29才までの若者
■主な質問項目
・基礎情報(年齢、家族構成、避難元・避難先の県)
・避難理由
・困りごとや必要な支援
・震災や原発事故への思いや考え
・震災を経験していない子どもや同世代に向けてのメッセージ
■調査期間
・2021年2月下旬~6月末まで
■有効回答数
・52件

■報告書ダウンロード
東日本大震災を経験した高校生・若者アンケート調査結果報告書

■調査背景
2011年に発生した東日本大震災による津波や原発事故により、東北3県や関東地域から愛知県・岐阜県・三重県に避難された方は、2012年3月のピーク時で約2,100人、2021年3月時点でも約1,300人に上っています。その中には、未就学児や児童・生徒もいますが、親の苦渋の決断によって避難を余儀なくされ、友人に別れの挨拶もできないままであったり、避難先が変わる度に学校も変わったりしたことは、大きな負担となりました。地震や津波の体験、原発事故からくる恐怖や不安で、身体や心の調子を崩すなど、PTSDの症状が現れる子どももあります。当事者として避難先の学校や友だちに震災の感覚を理解してもらえないことや、中にはいじめを受けるなどの辛い経験をし、震災のことや避難について口を閉ざす子や不登校となる子もいます。しかし、こうした実態は殆ど知られていません。そのため、まずは震災や避難を経験した子ども・若者世代の状況を把握できればと、今回のアンケート調査を実施しました。

■関係情報
「311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~」冊子のご紹介
「311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~」啓発ポスター

※本事業は「Yahoo!基金 2020年度被災地復興調査助成プログラム」の助成を受けて実施しました。

【参加者募集】9/23 東日本大震災で避難した子どもたちの現状とこれからの支援を考えるフォーラム

みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。

9月23日(木・祝)に「東日本大震災・原発事故から10年 東海地域に避難した子どもたちの現状とこれからの支援を考えるフォーラム」をオンラインで開催します。

小学生の時に東日本大震災を経験し、東海地域に避難をされた若者から体験談や現在の心境を伺い、私たちにできることを一緒に考えます。東日本大震災から10年を機に、避難当事者の若者対象に実施しましたアンケート調査の報告もさせていただきます。関心のある方、どなたでも大歓迎です。ぜひご参加ください!

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【東日本大震災・原発事故から10年】
東海地域に避難した子どもたちの現状とこれからの支援を考えるフォーラム
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◆開催日時:9月23日(木・祝)18:30~20:00
◆実施方法:オンライン開催(Zoom)
◆参加費:無料

◆内容:
〇県外避難の子ども・若者アンケート調査の結果報告
〇パネルディスカッション「避難当初・これまで・今の思い」
子どもの頃に東日本大震災を経験し、東海地域に避難した当事者の若者にお話しいただきます
〇質疑応答「私たちができること」

◆お申込み:
以下の参加申込みフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/jUH17nAhigYTjZEq8

※お申込みいただいた方に、後日ZoomURLをご案内送付いたします。
※メール(info@rsy-nagoya.com)でもお申込み可能です。メールの件名を「311県外避難者・子どもフォーラム申込み」としていただき、【氏名】【ご所属】【メールアドレス】【電話番号】をお知らせください。

 

◆主催/問合せ:認定NPO法人レスキューストックヤード
[TEL] 052-253-7550
[Mail] info@rsy-nagoya.com

◆開催概要
東日本大震災による津波や原発事故により、福島県などから愛知県・岐阜県・三重県に避難された方は、2012年3月のピーク時で約2,100人、2021年3月時点でも約1,300人に上っています。その中には、未就学児や児童・生徒もいますが、親の苦渋の決断によって避難を余儀なくされ、友人に別れの挨拶もできないままであったり、避難先が変わる度に学校も変わったりしたことは、大きな負担となりました。地震や津波の体験からくる恐怖や不安で、身体や心の調子を崩すなど、PTSDの症状が現れる子どももあります。当事者として避難先の学校や友だちに震災の感覚を理解してもらえないことや、中にはいじめを受けるなどの辛い経験をし、震災のことや避難について口を閉ざす子や不登校となる子もいます。しかし、こうした実態は、殆ど知られていません。
そこで、長らく広域避難の課題と向き合ってきたRSYは、当時の子どもたちの体験談や現在の心境などを綴った『311県外避難者について考えよう~子ども・若者の声~』を発刊するにしました。そして、このフォーラムでは、当事者から直接お話しを聞く機会を設けることにしました。

 

※本企画は、「Yahoo!基金 被災地復興支援助成プログラム2020」の助成を受けて実施いたします。


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みなさまのご参加、お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.46

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しておりました、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」の閉所式等の様子を掲載した、
『きずなハウス通信』VOL.46を発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.46(PDF版はこちら

 

○きずなハウス閉所式

2021 年3⽉13 ⽇(⼟)、これまでにたくさんの皆さまにご愛顧いただいた「きずなハウス」の閉所式を⾏いました。

コロナ禍により⼈数を限っての開催となりましたが、町⻑はじめ、旧仮設店舗「七の市商店街」の皆さま、住⺠代表などに加え、これまでご⽀援いただいた企業・団体の皆さまにオンラインで参加いただきました。また、式の様⼦は全国の関係者の⽅々に観ていただけるようYouTube にてライブ配信を⾏いました。

ご参加いただいた皆さまからは「RSYのおかげでたくさんのボランティアさんが七ヶ浜に来てくれたから、いち早く復興できたと思う」(住⺠)、「このような状況なので、七ヶ浜を訪れることができないけど、いつかまた皆さんに会いに⾏きたい」(⽀援者)などの声が聞かれました。

3⽉をもって、RSY は拠点を引き上げますが、今後もスタディーツアーやオンライン交流会などを通じて、引き続き七ヶ浜の皆さまとつながり続けていきたいと思います。

※閉所式動画はこちらから視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=VC6ENsk0J4s

QRコードはこちら↓

 

○七ヶ浜拠点引き上げ完了のご報告

4 ⽉19 ⽇〜21 ⽇にかけて、名古屋から代表理事・栗⽥を含めスタッフ5名が七ヶ浜⼊りし、現地スタッフ3 名と合流の後、地域の⽅々にもお⼿伝いいただいて、拠点引き上げが無事終わりました。

RSYスタッフとお手伝いいただいた住民の皆さま

RSYスタッフとお手伝いいただいた住民の皆さま

 

きずなハウスとして使⽤していた施設は、今後は町の貸館として活⽤されます。
他にも、住⺠の皆さまのご協⼒により、以下のものを引き継いでいただけることになりましたのでお知らせします。

ファームガーデン(きずなハウス前庭)

町⺠有志が引き続きお世話をしていただけることになりました︕

 

ぼっけのボーちゃん焼き(ブランド七ヶ浜認定のたい焼き⾵焼き菓⼦)

菖蒲⽥浜中⽥地区で、焼きそばやたこ焼き等の販売されている「かぼちゃ」さんが引き継ぎ、今後もイベントなどで、町の名物として販売が継続されます。

 

スマートボール

きずなハウスで⼦ども達から⼤⼈気だった「スマートボール」は、今後、町で駄菓⼦屋を始められる「やまに荘」さんにお譲りしました。お店の⽅からは「早ければ6 ⽉には始めたい気持ちでいて、我が家の⼦たちが「ママ、駄菓⼦屋やるって〜」とみんなに⾔ったらしく、会う⼈会う⼈みんなに「いつやるの︖」って⾔われ、それがますますやる気UP にさせてくれています。射的みたいなものとかあるといいなーと考えていたので、きずなハウスから引き継げるなんて素敵︕何かいろいろ夢が広がります︕」との⾔葉をいただきました。

遊び道具⼀式(⼀輪⾞や⽵⾺、ボードゲームなど)

2017 年7⽉の「きずなハウスリニューアルオープン」の際に、企業から寄贈いただいた⼀輪⾞や⽵⾺、ボードゲームなどは、町内の放課後児童クラブを運営する企業の⽅に譲渡させていただきました。

2017年7月 贈呈式の様子

2017年7月 贈呈式の様子

 

いずれも皆さまに⼤変喜んでいただき、拠点引き上げにあたり、町⻑をはじめ、関係者の皆様からも、温かいねぎらいの⾔葉を頂戴しました。

なお、きずなハウスの引き上げにあたり、住⺠の皆さまからメッセージをいただきましたので、そのうちのいくつかをご紹介させていただきます。

・震災後、⼦ども達のそして私たちの⼼の拠り所としてあり続けてくれて、ありがとうございました。場所は⼀旦閉じますが、きずなでの思い出は、ずっとずっと⼦ども達の⼼の中に⽣き続けると思います。感謝です。

・⼦ども達がまだ⼩さかった頃からきずなハウスにはお世話になりました。お⼩遣い握りしめて駄菓⼦を買ったり、当たり付のゲームをしたり、⺟達はボーちゃん焼きでお茶したり…いろいろなことが思い出されて懐かしいです。たくさんの思い出をありがとうございました。

・お引越しお疲れまでした。きずなハウスというみんなの居場所を提供していただき、たくさんサポートしてもらい、本当にありがとうございました。私も七ヶ浜に来てプレーパークの活動を始める前からずっと⽀えていただきました。きずなハウスがあったからこそ、私にも何かできるって思えました。⼼より愛と感謝を送らせていただきます。これからの七ヶ浜がさらに幸せですばらしい町となりますように。

 

最後に、名古屋にも2 度お越しいただき、多くの⼈々の⼼に感動の渦を巻き起こした、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーNaNa5931 様から、動画メッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。ぜひご覧下さい︕

【動画URL】
https://drive.google.com/file/d/1TJCNAChpTZyVMqpYBbqGCIasFofpk5IE/view

QRコードはこちら↓

拠点引き上げに伴い「きずなハウス通信」の定期発⾏は、本号をもちまして最後となりますが、今後もスタディーツアーやオンライン交流会などを通じて、引き続き七ヶ浜の皆さまと、学びと交流を深め、何かあった時にいつでも⽀えあえる「きずな」を強めていきたいと思います。

これまで、ご⽀援いただいた皆さまには、⼼から感謝申し上げます。本当にありがとうございました︕


RSY七ヶ浜の主な取組

3月

3月13日(土)
・きずなハウス閉所式

3月14日(日)~31日(水)
・ありがとうキャンペーン開催
きずなハウス最後のお楽しみ企画!スーパボールすくいや千本引きなど、閉店までにぎやかに終えることができました!

3月31日(水)
・きずなハウス閉店
皆様ありがとうございました!


発行:認定NPO法人レスキューストックヤード
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
TEL:052-253-7550/Mail:info@rsy-nagoya.com

七ヶ浜拠点引き上げ完了のご報告

みなさま
お世話になります。RSY常務理事・浦野です。
東日本大震災の支援活動として、私たちが10年間関わらせて頂いた、宮城県七ヶ浜町の拠点「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」の引き上げが、昨日、無事に完了しました。
4月19日~21日にかけて、名古屋から代表理事・栗田を含めスタッフ5名を七ヶ浜に派遣し、現地スタッフ3名と合流の後、地域の方々にもお手伝い頂いて、全ての荷物を車に積み込むことができました。 きずなハウスとして使用された施設は、町の貸館としての2次活用が検討されています。
ハウスの前に広がるファームガーデンは、町民有志が引き続きお世話をして下さるとお申し出頂きました。たい焼き風焼き菓子「ぼーちゃん焼き」の金型は、焼きそばやたこ焼きなどの販売でおなじみの、「かぼちゃ」さんにお譲りし、今後も町の名物として販売が継続されます。また、きずなハウスで子どもたちから大人気だった「スマートボール」は、6月から町で駄菓子屋を始められる「やまに荘」さんにお譲りすることになり、いずれも皆さんに大変喜んで頂いております。
町の最終チェックもクリアし、七ヶ浜町長をはじめ、関係者の皆様からも、温かいねぎらいの言葉を頂戴しました。また、名古屋にも2度お越しいただき、多くの人々の心に感動の渦を巻き起こした、七ヶ浜ミュージカルグループ「NaNa5931」様から、メッセージ動画を頂きましたので、下記にご紹介致します。ぜひご覧下さい。
拠点は引き上げますが、今日からまた新たな一歩が始まりました。
今後もスタディツアーやオンライン交流会などを通じて、引き続き七ヶ浜の皆さんと、学びと交流を深め、何かあった時にいつでも支え合える「絆」を強めていきたいと思います。
まずは、これまで、ご支援頂いた皆様には、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

広域避難:子ども若者アンケート調査

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。

東日本大震災および原発事故から10年が経ちました。
東海地域には、東北および関東地域から避難されて来られた方々が未だに約1350人いらっしゃいます。

RSYは、避難された方々への支援を継続していますが、これまでお子さんや20代の若者世代の方々から震災への思いや考えを伺うことはあまり多くはありませんでした。しかし、10年経過して大きく成長した今だからこそ言えることや、伝えたいこともあるのではないかと考え、「Yahoo!基金 被災地復興支援助成プログラム2020」の助成を受けて、現在、アンケート調査を実施しています。
このアンケートでは、東日本大震災を小学生から高校生の年代で経験し、現在、東海地域に暮らしている方々が、どんな日々を過ごしているか、震災や原発事故について、どんなことを思っているかを聞かせていただきます。

その結果は、支援関係者等とも共有し、これからの支援や、今後起こりうる災害への備えにも活かしていきたいと思っています。
お一人でも多くの若者からの声を聴かせていただきたく、もしお知り合いに避難された方がいらっしゃいましたら、RSY事務局までご連絡くださいませ。

ご協力よろしくお願いいたします。

きずなハウス閉所式【YouTube配信はこちら】

みなさま
RSY事務局です。
七の市の仮設商店街の一角にオープンして以来
子どもから大人まで、多く方に利用していただいた
きずなハウスは、この3月末をもって閉所となります。
これまでのRSYの活動のご報告と感謝の気持ちをお伝えするため
閉所式を行います。
その様子を、Youtube同時配信いたしますので、
ご覧いただければ、幸いです。

オンライン配信は、以下YouTubeよりご覧ください。(13:30より開始予定)

※シェア大歓迎です。その場合は、本ページのURLをお使いいただけますと幸いです。

https://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2021/03/kizunahouse20210313.html

【ご参加ください】東日本大震災犠牲者追悼式あいち・なごや

もう10年。まだ10年。やっと10年。10年がなんだ。

…いろいろな想いが交錯する日が巡ってきました。

犠牲になった方々へ追悼の意を愛知・名古屋から。

忘れない想いを、共に、捧げましょう。

日時:3月11日(木)  

追悼式13:30 ~ 15:00
(14:46には、黙祷いたします)

場所:鶴舞公園 普選記念壇

(地下鉄鶴舞駅下車)

夕方の部17:00 ~ 19:00
(キャンドルを灯し、18:46には、黙祷いたします)

場所:真宗大谷派名古屋別院(東別院)

(地下鉄東別院駅4番出口より徒歩5分)

★レスキューストックヤードは、実行委員の一員です。

七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.45

みなさま
RSYが東日本大震災の復興支援として宮城県七ヶ浜町にて運営しております、
「七ヶ浜みんなの家きずなハウス」にて『きずなハウス通信』VOL.45を、
発行いたしましたので、ご案内させていただきます。


七ヶ浜みんなの家『きずなハウス通信』VOL.45(PDF版はこちら

 

We Love 七ヶ浜︕〜10 年間、ありがとうございました〜

東⽇本⼤震災から遡ること約5年前、七ヶ浜町社会福祉協議会の災害ボランティアセミナーの講師として、当法⼈代表理事の栗⽥が七ヶ浜国際村で講演をさせていただきました。
その際、当時の町⻑から「宮城県沖地震が警戒されている。万が⼀の際は本町に応援に来て下さい」との⾔葉があり、社協さんはRSYの賛助団体会員になってくれました。
その時の出会いをきっかけに、RSYは震災発⽣⼆⽇後の2011 年3⽉13 ⽇に先遣隊を派遣し、3⽉25 ⽇から、本格的な⽀援体制づくりを開始しました。
まもなく震災から10 年。この間、たくさんのボランティアさんや企業の皆さまからのご⽀援があり、七ヶ浜の住⺠の⽅々と復興に向け、様々な活動や交流を⾏ってきました。

 

【避難所・応急仮設住宅での取り組み】

ボランティアバスの派遣

ボランティアバスの派遣

72 便・延べ3,133 名が七ヶ浜を訪れました。

 

足湯

足湯

たくさんの方々からお話をお聞きしました

 

ボランティアきずな館

ボランティアきずな館

宿泊施設として、また、住民の皆さまとボランティアさんが交流する喫茶スペースとして運用。
延べ8,000人ほどの利用がありました。

 

炊き出し

炊き出し

まさに飲まず食わずで活動する社協の職員さんやボランティアに駆けつけた地元の中高生さんに、「少しでも温かく、栄養のあるものを食べてもらおう!」と炊き出しを行いました。

 

たべさいんプロジェクト

たべさいんプロジェクト

「今まで毎日食べていたであろう漬物やおひたしを食べさせてあげたい」との地元住民の方の活動をサポート。
新燃岳噴火で被災した宮崎県の農家さんや愛知県安城市の農家さんが野菜を提供してくれました。

 

きずな工房

きずな工房

裁縫や木工のものづくりを通じて、住民同士が交流できる場として活動し、工房品は名古屋市の洋菓子店でセット販売されるなどしてきました。
2015 年末からは、サークル活動として続いています。

 

仮設店舗七の市商店街

仮設店舗七の市商店街

町の復興に向け、被災された地元商店さんによる店舗の運営と、新たなにぎわいづくりに向けた交流イベントなどが開催されました。

 

表札プロジェクト

表札プロジェクト

地元大工さんから、津波で流されてしまった家屋の材木を提供いただき、地元中学生がデザインして、各応急仮設住宅に表札を贈らせていただきました。
どれも素敵なデザインで、今でも町内の災害公営住宅や高台住宅団地の玄関先などで飾っていただいているのを見ることができます。

 

きずな公園

きずな公園

当時あった仮設住宅のそばに整備され、子ども達の元気な声に励みをもらいました。
今でも子ども達の遊び場として、親しまれています。

 

きずな号

きずな号

はじめは、仮設住宅には十分なスペースがないことから、子ども達が落ち着いて勉強できる場として運用を開始。
のちに、自分たちの町の良さを知るため、釣り体験や海苔づくり体験にも活躍しました。
また、仮設住宅や移転後の地区での出張ミニ喫茶の場としても活躍しました。

 

 

【仮設住宅閉所後、災害公営住宅・高台住宅団地での取り組み】

きずな食堂@松ヶ浜

きずな食堂@松ヶ浜

 

菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

菖蒲田浜地区ぼっけ汁祭り

 

花渕浜クリスマス交流会

花渕浜クリスマス交流会

 

出張きずなハウス

出張きずなハウス

※町内各地区で開催。写真は吉田浜

 

代ヶ崎浜もちつき大会

代ヶ崎浜もちつき大会

 

笹山ちゃせご

笹山ちゃせご

 

 

【七ヶ浜みんなの家きずなハウスでの取り組み】

町のコミュニティ施設としての運営

町のコミュニティ施設としての運営

 

植栽を通じた交流の場「ファームガーデン」での活動

植栽を通じた交流の場「ファームガーデン」での活動

 

住民によるボランティアやサークル活動団体「きずなネット」のサポート

住民によるボランティアやサークル活動団体「きずなネット」のサポート

 

この他にも、ここでは挙げきれないほどの様々な活動を⾏ってこられたのも、たくさんのボランティアさんや団体・企業の皆さまの七ヶ浜を愛する想いのおかげです。
そしてまた、なによりも、⾃分たちの町を愛し、みんなで⽀え合い、⼀歩⼀歩前に進もうとする、七ヶ浜の住⺠の皆さまの⼒があってこそだと思います。
この度、RSYによる「きずなハウス」の運営は終えることとなりますが、これまで培ってきた「きずな 」を⼤切にしてまいりたいと思います。

10年間、ありがとうございました︕

 


~お知らせ~

3⽉13 ⽇(⼟)は、「きずなハウス」は臨時休業とさせていただき、閉所式を⾏います。
新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌のため、参加はご招待させていただいた⽅のみとさせていただきますが、YouTube での⽣配信を予定しております。
配信時間・URL 等は近⽇、きずなハウス通信メーリングリスト・Facebook 等でご案内させていただきますので、是⾮ご視聴ください。


きずなハウス ありがとうキャンペーン開催!

内容:
★ワクワク︕駄菓⼦のつかみ取り︕︕(有料)
★わらすこ☺スーパーボールすくい(有料)
★きずなハウスメモリアル⽸バッチづくり(有料)
★ガチャ⽟プレゼント(無料)

※上記イベントはそれぞれ開催⽇時・料⾦等が異なります。詳しい内容は、きずなハウス内のイベント案内でご確認下さい。

◎「きずなハウスオリジナルグッズ」お買い得セー ル︕(期間中、毎⽇開催)

これまで10 年間の感謝の気持ちを込めて、最後まで笑顔あふれるイベントを開催します!
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております!


RSY七ヶ浜の主な取組

2月

2月27日(土)、28日(日)
・生涯学習フェスティバル出展
東日本大震災から、まもなく10年。
七ヶ浜の皆さまとの復興への歩みの写真展を開催しました。



3月の予定

3月13日(土)
・きずなハウス閉所式
※きずなハウスは臨時休業とさせていただきます。

3月14日(日)~31日(水)
・ありがとうキャンペーン開催!


大切なお知らせ

これまで、たくさんの皆さまにご利用いただいてきた「きずなハウス」ですが、2021年3月31日(水)をもちまして閉店させていただくこととなりました。
これまでのご愛顧、心より御礼申し上げます。
感謝の気持を込めて、3月14日(日)から3月31日(水)まで、「ありがとうキャンペーン」を開催させていただきますので、是非、足をお運びいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


七ヶ浜みんなの家きずなハウス
〒985-0802 宮城県宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 生涯学習センター敷地内
TEL:090-9020-5887/Mail:info@rsy-nagoya.com
運営:認定NPO法人レスキューストックヤード