【募集!】10月27日(日)シンポジウム・2013年夏の水害を振り返って【震つな×RSY企画】

皆さま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。RSYが事務局を担っている「震災がつなぐ全国ネットワーク」(通称:震つな)の定例会が名古屋にやってきます!この機会に、震つなのメンバーを囲んでこの夏相次いだ豪雨災害の支援活動を振り返る機会を持ちたいと思います。全国各地にいる震つなの加盟団体・個人が集まる貴重な機会です。
今後の活動のヒントが見つかるかも?!新しいつながりができるかも?!

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「2013年の夏の水害を振り返って ~それぞれの被災地、どうなっていたの?」

★チラシはこちらから

■日時:10月27日(日)16:00~18:00
■場所:名建協1F会議室(名古屋市東区泉1-13-34、RSY事務所のある建物の1F会議室です)
http://goo.gl/maps/TpNFy
■内容:
【1】 シンポジウム
★ゲストスピーカー
① 松山 文紀(震災がつなぐ全国ネットワーク事務局長)西伊豆町の水害支援
② 頼政 良太(被災地NGO恊働センター)山口県の水害支援 ~神戸から~
③ 河内 毅(国際復興支援チーム中越)地元中越での支援 ~新潟から~
④ 笠原 一城(シャンティ国際ボランティア会)被災体験から支援へ ~気仙沼から~
⑤ 栗田 暢之(RSY) 名古屋での支援 ~名古屋から~

【2】 ざっくばらんに意見交換
事前に集まった質問にゲストが答える形で意見交換を進めます。
どんな話の展開になるかはお楽しみ!
素朴な疑問も大歓迎!ぜひ皆で有意義な時間を作りましょう。

★コーディネーター 渡辺 日出夫(ADRAJapan)~東京から~
★コメンテーター 矢野 正広(とちぎボランティアネットワーク)~栃木から~
★総合司会 松田 曜子(関西学院大学/RSY)~西宮からお久しぶりです!~

【3】 RSY事務局からの連絡 今後のイベント情報をいち早く参加者の皆さんにお知らせします!

■定員:30名 ※先着順
■参加費:500円 (※資料代・会場代等 として)
■申し込み締め切り:10月20日(日) →前日まで受け付けます。
お早目にお申込みください。

※終了後、懇親会を予定しています。場所は当日ご案内します。

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★申し込みはこちらから★
以下の内容を、info@rsy-nagoya.comまでご連絡ください。
————————————————

名前:
携帯番号:
メールアドレス:
懇親会参加希望: 参加 ・ 不参加
ゲストへの質問:

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皆様の申し込みをお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

【募集】 9月19日(木)15時/西伊豆~山口~島根からの資器材受け取り・荷下ろし作業

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。
豪雨水害による被災地に送っていた災害ボランティア活動資器材が10tトラックで名古屋に帰ってきます。
明日、19日(木)に名東倉庫での資器材の受け取り・荷下ろし作業を行いますので、お時間のある方はご協力いただければ幸いです。

集合:9月19日(木)15:00
場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)
http://kokomail.mapfan.com/receivew.cgi?MAP=E137.0.25.9N35.11.6.9&ZM=11&CI=R

※302号環状線「香南」交差点を東に。猪子石電話局交差点を左に入って一つ目の交差点。
※駐車場がありませんのでなるべくお誘いあわせの上お越しください。
※公共交通機関の場合は名古屋市営地下鉄「上社(かみやしろ)」駅を下車してください。
※怪我に備え帽子と長袖着用にご協力ください。
※各自で飲み物を用意するなど熱中症対策を心がけてください。

★RSY事務所から車に同乗を希望される方は、事務局にご相談ください。
事務所の集合時間は14:00です。
(※車に乗れる人員に限りがありますので、ご了承ください。)
○RSY久屋事務所
http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html

●ご協力いただける皆様へ
お手数ですが明日19日(木)の12時までに、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号
をご連絡ください。

当日連絡先:090-7614-5516(RSY高木雅成)
よろしくお願いいたします。

★名古屋から送った資器材、どこで活用されたの?
2ヶ月前の7月19日に名古屋から静岡県西伊豆町へ4tトラックで送った資器材は、その後8月頭に山口市阿東町へ、その後8月下旬に島根県江津市へ送られボランティア活動に役立てられました。
また、7/31に名古屋から山口県萩市へ4tトラックで送った資器材は、その後、9月頭に島根県浜田市へ送られ、ボランティア活動に役立てられました。

各地の災害ボランティアセンターで役割を終えたボランティア活動資器材に「お疲れ様!」の気持ちを込めて、荷下ろししたいと思います!

山口県豪雨水害支援 萩市『夏の思い出“縁日”』

みなさま

お世話になります。事務局松永です。

8月28日(水)に、萩市ボランティアセンター(旧奈古高校須佐分校)にて須佐・田万川の子ども達を対象に「夏の思い出“縁日”」が開催されました。

この縁日は、夏休みが始まったばかりの7月末に発災。その後、地域のイベントは中止になり、子ども達が悶々とした日々を過ごしている中、住民から「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまった。せめて子どもが楽しめる企画をやりたい」と声が上がりました。そこで、現地支援を行っている団体・個人が協力して子ども夏祭りイベント「夏の思い出“縁日”」を盛り上げることになりました。

 

天候にも恵まれ、未就学児から高校生までの子どもたち200名以上、そのご家族も合わせると300名近くの地域の方々が来場しました!

 

RSY事務所でパック化した文具セットを参加してくれた子ども達にお渡ししました!

※文具パック化作業の様子は→こちら

 

縁日では、飲食のブースと催し物のブースを準備しました。飲食ブースでは、綿菓子・ポップコーン・カレーライス・フライドポテト・かき氷・フランクフルト・フルーツポンチ・焼きそば。催し物では、ヨーヨー釣り・足湯・マジック・似顔絵・輪投げ・ビンゴなどがありました。これらは外部支援者から無償で提供されました!

 

 

レスキューストックヤードは、震災がつなぐ全国ネットワークとして、お手伝いさせて頂ました。

震災がつなぐ全国ネットワークでは、フルーツポンチ・ヨーヨー釣り・フランクフルト・文具セットや石鹸セットの提供しました!

子ども達に「フルーツポンチはいかがですかー?」と言うと「あとでたべる!このかき氷たべたあと、カレーライスたべて、フライドポテトたべて。あ、わたがしもあったなー。さいごにくるねー。」と楽しそうに飲食ブースを回っていました。

 

フルーツポンチ300食・フランクフルト300食・ヨーヨー釣り200個を準備しましたが、好評でなんと完売しました!

 

また萩市災害ボランティアセンターが、これまでの災害ボランティアセンターの活動の様子や自分の町で起こったこと等をスライドショーにして上映しました。地域の方々の真剣に見入る姿が印象的で、中には涙を流す方もいました。

 

今回は、須佐・田万川地区の約250名の子ども達を招待しました。その中で8割以上の子ども達が『夏の思い出“縁日”』に参加してくれました。夏休みの楽しいイベントが水害によって軒並み中止となったため、こういった楽しく遊べるイベントを待ち望んでいたことが伺えました。

 

山口県萩市では、仮設住宅40戸(3か所)を建設予定です。その内の1つは萩市ボラセンの敷地内に10数戸の仮設を建設するため、土台作り(整地・砂利引き等)が既に始まっていました。市は9月中旬から約30人態勢で、「復興局」を新設、被災者支援を通常業務から切り離し専門職員に担わせるとのこと。復興まで3年以上はかかるとしており、仮設入居後の個別ケアやコミュニティー作り等、今後も息の長い支援が必要になってきます。

 

 

○主催 萩市災害ボランティアセンター

○協力 震災がつなぐ全国ネットワーク(ADRA Japan・レスキューストックヤード・被災地NGO協働センター)・ピースボート災害ボランティアセンター・ひのきしん隊・ボーイスカウト・ピエロのPちゃん・公益財団法人シャンティ国際ボランティア会×山口県曹洞宗青年会・ジャパン・プラットフォーム・じょうじ亭

 

●メディア 山口テレビ 2013年8月28日19:16 県内ニュース

http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CAT=News-Local

●萩市災害ボランティアセンターからの報告

山口県萩市須佐地区の子どもたちへ、文具セットをお送りしました

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

過日よりRSYはじめ、震災がつなぐ全国ネットワークや協力団体と連携し支援を続けております、山口県萩市須佐地区での豪雨水害から間もなく一カ月が経とうとしております。現地では、引き続きボランティアと住民が協力し、復旧に向けて日々歩まれています

 

日々の復旧復興に尽力される中、住民から「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまった。せめて子どもが楽しめる企画をやりたい」と声が上がりました。これを受け、8月28日(水)に地元(災害ボランティアセンターや地縁組織など)と外部支援者で、子ども向けの夏祭りを実施することとなりました。

RSYでも子ども夏祭りに協力しようと、震災がつなぐ全国ネットワークや協力団体と連携し、ブース出展や当日のお手伝いをします。
RSYからは、8月27日(火)から28日(水)まで、スタッフの松永を派遣予定です。

 

そして名古屋市からできることとして、お祭りに遊びに来た子どもたちのためにお土産を渡せないかと思い、今回の文具セットのパック化を行いました。
パック化は、本日より一カ月、RSYでインターンしてくださる名古屋市立大学の学生さんが頑張ってくれました。

今回のパックは、新学期応援文具セットと題し、ノートや鉛筆、消しゴムなど計7点の文具をパックにさせていただきました。パック化に際する物資は、様々な企業や個人の方から寄付いただいたもので、港区にある東海建設さんの倉庫をお借りし保管しています。

 

パック化中の学生さんからは・・・

・この色は女の子がもらったら嬉しいかもね
・小学生ってなんだか懐かしい。当時何が好きだったかなぁ。今の小学生は何がすきなんだろ?
・ノートも古いものがあって、(紙が焼けて)汚れているからキレイなものを入れよう
・男の子っぽいのと、女の子っぽいのがたまに混ざってしまうけど、これをきっかけに交換とかして仲良くなれるといいね などなど。

 

学生さんたちが、貰う子どもたちが嬉しいかどうか、相手の身になって考え作業してくれる姿がとても印象的でした。

みんなの気持ちが子どもたちにも届くことでしょう。

 

子どもたちの夏休みの思い出に、笑顔あふれる楽しいお祭になることを願っております。
また、一日も早い復旧復興をお祈りしております。

 

    

 

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RSYマンスリーサポーター募集中!
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では被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
詳しくはコチラ・・・・
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/07/rsy_monthlysupporter.html
ご協力お願いします

7.28山口県への水害 現状報告と今後の支援について

皆様

RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県萩市(須佐地区)・山口市(旧阿東地町)での水害支援につ
いての現状と今後の支援に関するご報告です。

現在震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)を通じて阿東町入りしている頼政さん(被
災地NGO協慟センター)と、継続的に萩市災害ボランティアセンターにて活動を行って
いる佐藤さん(ジャパンプラットフォーム)からの報告、地元災害ボランティアセンターか
らの情報発信と合わせてお知らせします。

※なお、RSY松永は8月12日で一旦現地を離れています。

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〇被災地の様子
【萩市須佐地区の様子】
・お盆中も活動は継続され、連日500名以上のボランティア募集の呼びかけがあります
が、実際は1日平均200~300名に止まっています。被災件数が多かったこともあり、ま
だまだ人手が足りません。当初は大量ボランティアによる活動時期を今月一杯と見込ん
でいましたが、ニーズ件数はまだ多く大変厳しい状況となっています。引き続きボランテ
ィア募集の呼びかけが継続されています。

・須佐地区では「今回の水害で行事ごとが軒並み中止になってしまったので、せめて子
どもが楽しめる企画をやりたい」と住民から声が上がりました。これを受け、8月28日(水)
に地元(災害ボランティアセンターや地縁組織など)と外部支援者で、こども向けの夏祭
りを実施します。RSYでは8月27日~28日にスタッフ松永を派遣し、震つな加盟団体と共
にお手伝いします。
【山口市・旧阿東町の様子】
・お盆明けより活動が再開されていますが、連日250名以上のボランティア募集に対して
ボランティア活動実数は150名前後にとどまっています。今月末で泥かき等の大方の清
掃作業には目途を立てる見込みですが、そのためにはもう少し多くのボランティアの力が
必要です。

・高齢者が多い地区であり、遠慮や気兼ね、よそ者に対する抵抗感などあもり、いまだに
作業に入れない世帯もあるようです。このような世帯には、地元社協や地域包括支援セン
ター、外部支援者等が連携して連日お宅を訪問し、声掛けを継続しています。

・被災地NGO協慟センター同地区の避難所で行った足湯ボランティアでは
「今日も一日泥かきと片付け、家は柱と屋根しか残ってなくてね。流されちまえばなんもな
いけど、残ってるから。今は、泥かき終わったけど、小さい粒子が流しても流しても取れなく
て、今度大工の人呼んで取って貰うつもりでね。まだまだ終わらないんですよ。人の家を転
々としていたが、迷惑掛かるしね、作業の内容が変わってきたから、この避難所で泊まりま
す。みんな、自分の家がいいゆうて帰りよるけど、みんな実は寝付けてなくて、私もそうでし
たから。」

「この前農協を退職して、これからぼつぼつやろうと思ってた矢先、稲も牧草もやられたから。
JAから保険があるからまだしも、保険の内容的に対応してくれなかったりもあるから。牛舎と
家が離れていたから家が流されなかった。ボランティアさんのおかげでさっと復旧したけど、
これからどうしようね。」

などのつぶやきが聞かれています。

12日に一旦現地を離れた松永からも「ボランティアが頑張っているから!」と一緒に汗を流す
住民の姿が多く見られが作業後に畳の上で大の字になって寝ている方もおり、気を張ってい
るうちはいいが盆明けに疲れがドッと出て体調を崩すのではないかと心配」という報告が上が
っていました。

泥かきや土砂の撤去など大まか作業は終息しても、本当に安心して暮らすための環境整備
にはまだまだ時間がかかります。ボランティアへの感謝の声も多く聞かれますが、住民の不安
や気の抜けない状況が続いていることが読み取れます。

また、頼政さんの報告によれば、町の9割が農業従事者とのことで、田んぼへの土砂流入の
被害やリンゴ園の被害も多く出ており今後の再建支援が課題となっています。
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高速道路無料措置
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山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両高速道路無料措置が8月末まで実施!

★詳細はこちらから
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10900/a10900bousai/201308060001.html

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RSYマンスリーサポーター募集中!
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では被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
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⇒http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/07/rsy_monthlysupporter.html
ご協力お願いします

7.28山口県への水害支援【8月10日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、山口市災害ボランティアセンターを拠点に
活動を行っているRSY松永からの報告です。一緒に現地入りしている震つな事務局長の松山
からの情報と併せてお知らせします。
暑い中での活動で、住民の皆さんにも相当な疲れが見られていますが、お盆を一つの目標に置きながらきながら日々の作業を頑張っておられます。しかし、現状としては、8月一杯までは萩市・山口市ともに作業が継続される見込みで、ボランティアの支援が必要です。
また、西伊豆災害ボランティアセンターで使用した名古屋のボランティア活動資器材は、現地からの要望により、そのまま現在萩市災害ボランティアセンターへ転送され、活用されています。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
実施中です。
ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っております。
引き続きご協力をお願いします!
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
詳しくはコチラ・・・・
ご協力お願いします!
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■8月10日(土)山口市阿東地区報告
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新規受付数:4件
活動件数:16件
継続件数:10件
完了件数:6件 (個人174名、12団体121名)
本日活動人数:295名
活動内容:家屋・家屋周りの土砂出し、通路確保など
--------------
〇山口市災害ボランティアセンターの様子(震つな・松山より)
・本日(8/10)は災害後2度目の土曜日ということで、ボランティアの数が多くなると想
定していましたが、結果は295人と少数でした。そのような中でも新たなニーズが上
がるなど、まだまだ潜在的なニーズがあるように思います。これも、ようやく体制が落
ち着き始めて、阿東支所の社協職員がニーズ調査に廻れるようになったことの成果
といえます。
・山口市災害VCの活動期間は、13日から16日まで活動休止の後、17日から再開す
ることが正式に公表され、住民の不安はいくらか軽減しと思われます。
・明日はニーズ班のサポートに入り、活動完了や活動進捗状況の確認の他、ローラー
未実施地域にお宅訪問に行く予定です。活動終了時のミーティングでは今後の方針の
発表があり、開設以来走り続けてきたVCがようやく少し先を見通せるようになってきた
ように感じました。

〇本日の活動内容(RSY・松永より)
最高気温が35度近くになるため、ボランティアの熱中症が懸念されました。ボラセンか

ら冷たいタオルをもったおしぼり班、看護師がいる救護班が現地を回りボラへ配慮して
いる中、本日は3名の熱中症患者が出てしまいました。
あるお宅に土砂で半分土に埋もれた犬小屋があり、ボランティアが撤去してる場面に遭
遇しました。西伊豆や過去の被災地でも持ち主に十分な検討の時間が与えられないま
ま作業が進んでしまうという場面があったので心配になり、家主さんに「あの犬小屋は思
い出があるものではなかったですか?」と尋ねました。
「前、猟犬を飼っててね。犬は長生きするって聞いてたんだけど去年死んでしまってね。歳
だからもう飼えないから、犬小屋はいらないの。持って行ってもらえるなら有り難い。」との
回答だったので、そのまま廃棄するようにしました。
ボランティア側も、「捨てる?捨てない?」という聞き方だけではなく、「思い出の物ではな
かったですか?」などとと一言添えると、そのモノにまつわるこれまでの経緯や歴史を話し
てくれることもあり、家主もその間に過去の記憶を振り返ったり、手を休めたりできる時間
を持てるのではと感じました。
1.嘉年地区にあり、家の裏山土砂を取り除いて欲しいというニーズ。高校生が38名が活動して水路まで確保できました。
80歳になろうかというお父さんが重機で作業(ボラが掻き出した側溝の泥の移動)をしていました。発災時、浸水被害が出た後に避難所に避難されたようです。この日は5名程のボラが手伝い、お父さんも一緒に汗を流していました。
======================================
■萩市災害ボランティアセンターの様子
・現在ジャパンプラットフォームの佐藤さん、SVAの笠原さんが派遣され、活動にあたっています。
・連日多くのボランティアが入り支援を展開中です。詳しくは関連FBをご覧ください。
〇宮城県七ヶ浜町からの支援
東日本大震災でRSYが支援拠点を置いている宮城県七ヶ浜町社協が、萩市への職員・ボランティア派遣を検討中です。東日本大震災の際には、萩市社協より数名のスタッフを派遣してもらい、とてもお世話になったとのことで、「今こそ恩返しがしたい」と、募金の呼びかけ等も行っています。被災地から被災地へ、助け合いの輪が広がりつつあります。
※スタッフ派遣について
RSYが事務局を兼務する震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)より、事務局長・松山をはじめ、加盟団体(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)・NPO法人ADRA Japan・認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク・被災地NGO協慟センターなど)より数名のスタッフを派遣(又は調整中)しています。さらに、震つなと信頼関係のあるジャパンプラットフォームらとも協働しながら支援活動を実施しています。

7.28山口県への水害支援【8月9日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、山口市災害ボランティアセンターを拠点に
活動を行っているRSY松永からの報告です。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
開始されました。
ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っており、300名以上のボランティアの方々が活動されています。引き続きご協力をお願いします!
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!詳しくはコチラ
ご協力お願いします!
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☆8月9日山口市阿東地区報告
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本日新規受付数:2件
本日活動件数:18件
本日継続件数:7件
本日完了件数:11件
残り件数:継続を含め30件程
本日活動人数:団体を含め248名

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●山口市災害ボランティアセンターの今後について
・開設期間を延長することを決定。移設等はなく、場所は現在地のまま変更なし。お盆期間である

8月13(火)~16日(金)までは休み、17日(土)から活動を再開します。

以後の広報は下記ブログを参考にして下さい。

●活動内容
・本日は、昨日ニーズ調査に行った嘉年地区の現場にボランティアを派遣するということで、その作業現場のリーダーを担当しました。そのお宅は80歳を越えるご夫婦が依頼主でした。自宅に密接した山の土砂崩れにより、家の裏手に土砂(10トントラック2台分程)が堆積。自宅は少し浸水したようでしたが、土砂は家主で撤去したそうです。その現場に山口県の高校生ボランティア38名(内女の子が10名程)が派遣され、泥搬出作業に汗を流しました。依頼主のお母さんに「今日は山口県内の高校生がボランティアに来てくれたそうで、男の子はみんな野球部みたいですよ」と話したところ、「うちの孫も野球部だったから試合でいろんなところに応援しにいったんだよ」と嬉しそうに、笑顔で話していました。 

・その他、嘉年地区内の作業現場3件程まわったところ、「他の部屋の床をはぐってみたら大量のヘドロが出てきた」という話しをした住民もいらっしゃいました。
・また、「床下は多分大丈夫だと思う」というお宅についても、過去の被災地では、床下の処理を十分にしなかったことで、湿気が菌を繁殖させ畳にカビやキノコが生えてきたり、外の通気口からも土砂や水が入ってくることもあったことなどをお伝えしました。すると、「ちょっと見てくれ」と住民の方に言われ、確認させて頂く場面もありました。結果として問題のないお宅でしたが、きちんと床下の状況を確認しないまま大丈夫と言っている方もいらっしゃるのではないかと感じたため、ニーズの調査や個別訪問等で確認の周知をする必要があると感じました。

 

 

 

7.28山口県への水害支援【8月8日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害支援において、RSYでは以下の対応を行っています。現在山口市災害ボランティアセンターを拠点に活動を行っているRSY松永、震つな松山からの現地情報と併せてご報告します。
山口市、萩市、阿武町への救援を目的とした車両に高速道路無料措置が8月末までの期間で
開始されました。ボランティアのみなさんもより現地に入りやすい環境が整っています。
被害規模に対してボランティアの数が足りていないため、ぜひご協力をお願いします!
詳細はこちらから
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!詳しくはコチラ・・・・
ご協力お願いします!
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1.スタッフ派遣について
・RSYより8日午前まで高木を派遣し、引き継いで松永が現地入りしました。また、RSYが事務
局を兼務する震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)より、事務局長・松山をはじめ、加盟
団体(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会・NPO法人ADRA Japan・認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク・被災地NGO協慟センターなど)より数名のスタッフを派遣(又は調整中)しています。さらに、震つなと信頼関係のあるジャパンプラットフォームらとも協働しながら支援活動を実施しています。
2.現地の様子
■山口市災害ボランティアセンター(旧阿東町)
・お盆期間の開所:現在検討中
・その後の活動継続についても検討中。山口市災害ボランティアセンターの様子は下記ブ
ログで紹介されています。
☆活動地域 坪の内、下山畠田、上半久、鍋倉、大山、吉部野上・下、羽波
・活動件数19件(うち、完了6件)
・活動人数 個人115人/団体14団体(109人)
・活動内容 泥だし、家財移動、土砂の袋詰め、家屋内の床板はがし など
。活動依頼 7件受付
(復旧状況・住民の声)
・旧阿東町は、2010年に山口市へ編入合併、篠生(しのぶ)を始め、地福(じふく)、生雲(い
くも)、嘉年(かね)、徳佐(とくさ)という地区に分れています。阿東町は、去年の宇治炭山
と同じように谷に集落があり、山に密接して民家が建っています。若者はほとんどいなく、どの
お家もご年配の方が猛暑の中、汗だくになりながら片付け作業や泥だし等を行っていました。
周辺にコンビニや信号はほとんどありません。ボラセンまで向かう道中、土砂崩れが各地で発生しており、被害を受けた全壊家屋も見られました。
・嘉年地区の新規ニーズの3件の現場調査に入りました。70代の住民の方が現場を案内して頂きました。自宅に密接した山の土砂崩れにより、家の裏手に土砂(10トントラック2台分ほど)が40cmほど溜まっていました。4人家族と話していましたが、他3人は仕事で出かけお父さん一人で作業をしているようでした。
・(70歳男性・床下浸水世帯の様子)
水害発生から電気は1日、水は1週間で復旧。ガスはプロパンだったため無事だった。奥さんと娘さんは汗だくになりながら、家の片付けを行っていました。
「うちのお母さんは100歳になるけど(現在入院中)、今まで阿東でこんな被害はなかったと言っていた。」
「床下の泥かきのニーズをボラセンに出したけど、すぐにボランティアを派遣できるかわからないと話されたため、友達を20人くらい呼んで家の泥かきをした」
「まだ床下が乾かないため消毒ができない」
「田んぼが水害で全滅だ」
雑談等を交え30分程会話をすると、床下のまだ乾かない泥を少し取り除いて欲しいと言われ、短い間でしたが僕も作業を行いました。ようやく支援の手が入り元気が出たのか、「お父さんゆっくり休んでて下さい」と話すと「大丈夫」だと、お父さん達も一緒に作業を行っていました。作業中、お母さんが「自宅裏の土砂も取り除いて欲しい」と僕達に話すと、お父さんは「まずは家の中だ」、続けてお母さんが「もうすぐボランティアさんもいなくなるから早くしないと」、お父さんは「ボランティアさんはまだ来てくれるだろう」と夫婦で口論になる場面がありました。ボラセン継続期間の方針が間もなくでる見込みとのことで、これにより住民の不安や焦りも多少軽減されるのではないかと思います。
■萩市災害ボランティアセンター
・お盆も平常通り運営
※FBより引用
(ボランティア参加人数)
個人107人/団体31団体249人/計356人
活動件数58件/終了22件/継続36件
残ニーズ/154件
(活動内容 家財出し・床下の泥出し・雑巾がけ・その他)

7.28山口県への水害支援【8月3日報告】

みなさま

RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害において、萩市須佐町に設置された「萩市災害ボラ
ンティアセンター」にてサポートに当たっているRSY高木より報告が入りましたのでお知ら
せします。
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本日はボラセン開設後、初の週末となり、総勢約500名のボランティアが活動した。
・活動件数:119件
・活動終了:29件
・活動継続:90件
・ニーズ新規:26件
・ニーズ総計:178件
・ボランティア:31団体287人、個人241人、計528人
高木は、地元ボランティアのYさん(小学校教師)とボラセンオリエンテーション部門を担
当。ボランティアを送り出す際に、Yさんより「泥かきなどの身体を動かす作業になるが、
ご自宅の方の心のストレスや疲れもかきだせるように、笑顔で気持ちいい活動をしてくださ
い」との一言が添えられたことが印象的だった。
ボラセンでは山口県の看護協会が、保健師や看護師を派遣し、住民への訪問活動や、ボラン
ティアの体調管理などを実施。
振返りの際、看護協会よりボランティアが休憩を十分に取れていないことを指摘され、休憩
の必要性や泥が乾き始め道路等で粉じんが舞うためマスク装着の必要性、熱中症対策など、
手短に話してもらうようオリエンテーションへの同行を依頼した。
後半はマッチング部門を担当。ボラセンに直接足を運ぶ住民から(ほとんどが高齢者)は、
・高齢者二人でしょ。今日明日と息子が手伝いにきているけど、終わりそうにないからお
願いしにきたの。
・なかなか電話をかけてもつながらないし、つながって話を聞いてもらったけど、一向に
ボランティアは来ないし、どうなっているのかわかんなくて。大変なのはわかるけどね。
・タンス出したり、畳あげたり、ちょっと腰痛くてね。力のある人をお願いしたい。
・床上まで泥きてね。廊下はきれいにしたけど、押入れの中とか台所とか手がつけられない
ところばっかり。
・泥にかぶったものをどうしようか迷われていて、判断に時間がかかりそうな雰囲気でした
(ボランティアの声)
・あそこの○○さんに家が気になるけど、手伝いに入っているの?
などの声が聞かれた。この数日でセンター機能も安定することが見込まれるため、徐々にト
ラブルも緩和されると思う。また、今も自宅を離れられず作業を続けているお宅の声が聴け
ておらず、少しずつ現場に出て、声を聴いていければと思います。
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※RSYが事務局を務める震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)は、7月30日の先遣派遣をきっかけとし、地元社協らと共に支援活動にあたっています。
活動は、被災地NGO協慟センター、NPO法人ADRA Japan、NPO法人ジャパンプラットフォームなど、震つな加盟団体や、信頼関係のある団体らが協働で取り組んでいます。

7.28山口県への水害支援【8月2日報告】

みなさま
RSY事務局です。
7月28日に発生した山口県での豪雨水害支援において、RSYでは以下の対応を行っています。現地からの情報と併せてご報告します。
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RSYでは被災地支援を支える活動として「マンスリーサポーター」を募集中!
詳しくはコチラ
ご協力お願いします!
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1.ボランティア活動資器材の提供
7月30日、「山口県萩市災害ボランティアセンター」に向けて、4tトラック1台分の資器材を搬出しました。当日は13名のボランティアがサポートして下さいました。
詳しくはコチラ
2.コーディネータースタッフの派遣
本日より現地に向けて、RSY高木を派遣しました。
主に被害の大きかった須佐町と阿東町の支援をサポートします。
※RSYが事務局を務める震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)からは、7月30日から先遣隊として2名のスタッフを派遣し、地元社協らと共にボラセン立ち上げや被災状況把握に努めています
明日より松山(事務局長)他、2名が現地に向かいます。支援は被災地NGO協慟センター、NPO法人ADRA Japan、NPO法人ジャパンプラットフォームなど、震つな加盟団体や、信頼関係のある団体が協働で取り組んでいます。RSY高木もここに合流します。
3.現地の状況
【萩市須佐(旧須佐町、旧田万川町)】
・床上浸水700棟、床下浸水800棟(1日17時県庁公表)。
・7月30日「萩市災害ボランティアセンター」設置
※萩市・萩市社協・山口県社協の三者共同運営
【山口市阿東(旧阿東町)】
・床上浸水71棟、床下171棟(1日17時県庁公表)
※市役所からかなり離れており、アクセスしにくいため十分な支援体制が整っていない。
RSYが西伊豆に搬出したボランティア活動資器材をそのまま送り込めるよう調整中。
4.課題
〇水不足
水道が不通のため、生活用水、飲料水(住民・ボランティア用)が不足し、清掃時にも支障が出ている。
※8月2日現在:依然として断水は続いているが、役場や社協のある地域は本日復旧。しかし、断水地域の要援護者から「水を届けて欲しいという」問い合わせがチラホラ聞こえている。給水車等も対応しているが、十分足りていない様子。
※山口県社協がコカ・コーラにスポーツ飲料の提供を呼びかけ、8月3日に1,000本がボラセンに届く予定。(活動の長期化で不足する可能性大)
〇圧倒的なボランティア不足
1日数十人~100名程度しか確保できていない。
ニーズ件数が増える一方でボランティアの確保がままならない状況。アクセスが不便なため、他地域からのボラバス派遣が期待される。