家庭でできる防災お役立ち情報
地震による被害とは?
地震が起こると、わたしたちの生活はどうなるの?
阪神・淡路大震災、新潟県中越地震…。この10年、大規模地震が続いています。さらに今後、東海・東南海地震などの発生が懸念されています。過去の地震災害から、わたしたちは何を学ぶべきでしょうか?
家屋の倒壊、家具の転倒
阪神淡路大震災では、亡くなった方の約8割が、家屋の倒壊や家具の転倒による圧死・窒息死でした。屋外では、窓ガラスが割れたり、看板や壁面タイルが剥がれて落下することもあります。
また、ブロック塀や、自動販売機などが倒れる危険性もあります。

夜間の地震の場合
地震が夜間に起こった場合、停電している可能性が高く、部屋の中は真っ暗闇。ガラスや割れ物などが床に散乱している場合もあり、素足で移動するのは危険です。
火災の危険性
地震発生後、最も恐ろしいのは火災です。
木造家屋が密集している地域で出火すると、あっという間に燃え広がる危険性があります。火災が同時多発した場合、消防での対応が間に合わないことが考えられます。
ライフラインの断絶
阪神淡路大震災では、完全復旧までに電気は約1週間、水道・ガスは約3ヶ月もかかりました。
停電によって、エレベーターが停止したり、自動扉が開かなくなったりすることも。
電話・FAXなど通信網の寸断
電話線も寸断される可能性があり、電話・FAX・インターネットなどが使えなくなることが考えられます。
電話が集中すると、つながりにくくなる「輻輳」の可能性も。
道路、公共交通網の寸断
高架式の高速道路や橋脚などが被害を受け、道路が寸断される可能性があります。鉄道・地下鉄などの公共交通機関もストップすることが考えられます。
医療機関の混乱
病院の建物や設備が被害を受けたり、電気や水道などがストップしている状態では、本来の機能が果たせないことが考えられます。
都市部における帰宅困難者の問題
地震が日中に発生した場合は、都市部への通勤・通学者が、交通機関の麻痺のために帰宅できなくなることが考えられます。
意外とコワイ「液状化」の被害
液状化とは、緩い砂地盤が水を含んだ状態で強い地震の揺れを受けると、地盤が液体のように流動化することです。阪神淡路大震災では、ポートアイランドと六甲アイランドなどの埋め立て地が液状化によって泥の海と化しました。
地震によってどれくらいの被害が出るの

気になる巨大地震?東海地震って何?
知っていますか「地震3兄弟」
ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界にあたる南海トラフと駿河トラフ。この2つのトラフに沿って、太平洋側の海底では、過去100年から150年の周期で巨大地震が繰り返されてきました。(下記図参照)これが、東海地震・東南海地震・南海地震です。この3つの地震は、過去、同時あるいは、連続して起きており、常に密接な関係があることから、地震3兄弟と呼ばれています。
特に駿河湾沖には、およそ150年間、大きな地震が発生していないため、東海地震はいつ起きてもおかしくないと言われているのです。また、今後10年間に東海地震が発生しなかった場合、東南海地震は60%、南海地震は50%の発生確率となります。

東海地震の予知に関する情報
東海地震に対する国の基本方針をまとめた「東海地震対策大綱」では、東海地震の予知に関する情報について、以下の3段階で流されることになっています。

ただし、予知ができるかどうかについては、専門家の間でも見解が分かれています。一人ひとりが、事前の備えをしっかりしておくことが大切ですね!
わが家の震度は??郵便番号で震度予測ができます!
岐阜大学地震工学研究室では、郵便番号を入力するだけでお住まいの地域の予測震度を検索できる「かんたん郵便番号対応情報検索システム」を公開しています。東海地震、東南海地震、およびそれらが連動する複合型東海地震について、それぞれ予測震度と液状化の危険度を調べることができます。このシステムを活用して、是非、ご家庭での防災対策に役立ててください。(なお、検索可能な地域は、岐阜県・愛知県・三重県・静岡県・長野県・山梨県となります。)
岐阜大学地震工学研究室「かんたん郵便番号対応情報検索システム」
http://eerl.cive.gifu-u.ac.jp/zip/



地震による被害とは?