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家庭でできる防災お役立ち情報
高齢者や障害者などを守るために
高齢者や障害者、妊婦、小さな子どもなど、災害時に援護が必要な人たちを「災害時要援護者」と言います。これらの人々の安全を守るために、どんな配慮が必要でしょうか?
過去の災害ではこんな困り事が…
視覚障害者夫婦の場合?浸水に気づかず逃げ遅れた!
東海豪雨水害、2000年
夫婦ともに視覚障害者の世帯。川が決壊したのが深夜、就寝中であったため、床上浸水で頭が濡れるまで気づきませんでした。すでに道路の冠水が始まってり、逃げ遅れることに。
高齢者夫婦世帯の場合?老老介護の深刻さ
東海豪雨水害、2000年
介護する側もされる側も共に高齢で、しかも介護者が心臓に持病を持っていました。そのため、要介護者をひとりで抱えて避難することができず、逃げ遅れることに。介護者が高齢で病気や障害を持っている場合、第三者の支援が無くては初期の避難行動に遅れが出ます。
避難所生活の困難
足の踏み場もないほど混雑した中を、視覚障害者や高齢者が杖をついて歩いたり、車椅子で移動することはできません。また、「車椅子で使えるトイレがない」「段差が多い」など生活は大変です。
災害時要援護者の安全のために
身の回りの安全性を高める
- 住まいの耐震化や家具止めなど、まずは日常の生活空間の安全性を高めましょう。
- 各自の症状にあわせて必要な備蓄品を備えておきましょう。
身近な人たちで支援体制をつくる
- 家族・親戚・友人・知人など、最も身近な人達で、いざという時の安否確認方法や避難方法について事前に決めておきましょう。
地域ぐるみでの取り組み
- 本人や身近な人だけでは十分な支援ができない場合は、隣近所や地域ぐるみでの支援が必要です。
- 自治体や町内会などの取り組みとして、日頃から災害時の対応について考えておくことが必要です。
障害者を守るための避難誘導ボランティア
〜静岡県御殿場市での取り組み〜
静岡県御殿場市のボランティア連絡協議会では、支援の必要な障害者に対し、2〜3名のボランティアが一組となり、安否確認と避難誘導を行う避難誘導チームを結成しています。あらかじめ、チームメンバーだけが見ることのできる「緊急システムカード」を作成しており、対象者の自宅から避難所までの避難経路とボランティアの連絡先が記入されています。対象者の個人情報を、チーム内だけで開示するというシステムは、プライバシー保護の観点からも優れているといえます。



地震による被害とは?