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事業内容

災害救援の基本的な考え方

阪神・淡路大震災では、130万人のボランティアが被災地に足を 運びました。あれから10年。被災地では欠かせない存在となっ た災害救援ボランティアの役割と今後の課題について考えます。

ノウハウを伝える  〜災害ボランティアの文化の創造〜

阪神・淡路大震災ボランティア模様阪神・淡路大震災が「ボランティア元年」と呼ばれましたが、その 後10年の歩みは、ひとたび災害が起これば、ボランティアが不可欠 だという「災害ボランティアの文化」として日本社会に定着してきま した。ボランティアは全国各地から集まり、水害で浸水した家屋の清 掃や土砂のかき出し、地震で避難された方への炊き出しや物資の搬送 など必要な支援活動を献身的に行いました。しかも、一被災地で何千人、何万人という貴重かつ大きな力となりました。

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様々なボランティア活動

 災害時のボランティア活動は多岐にわたります。家の中の掃除、水汲み、子どもの遊び相手、高齢者の話し相手、救援物資の仕分けや配布、炊き出し、避難所でのサポート、高齢者や障害者の介助、外国人への通訳などなど他にも創意・工夫次第でやれることは沢山あります。

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現地で活動するだけが災害ボランティアではない

2004年の災害では、被災地へ当方のスタッフを派遣したり、2000年東海豪雨水害で使用し保管してあるスコップやデッキプラシなどのボランティア使用資機材を全国各地へ搬出し、また福井、三重、兵庫などへボランティアを送迎する「ボランティアバス」を運行するなどのお手伝いをさせていただきました。

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幾重にも重なるボランティアの輪が被災地の復興につながる

ボランティア模様今回は後方支援に徹したわけですが、それは例えば資機材の搬出には、トラックを実費提供していただいた企業、積み込み作業に携わっていただいた毎回数十人のボランティア、そしてその資金提供をしていただいた多くの市民や各種団体からの善意があってはじめて実現しています。つまり、被災地に駆けつけ、被災者に直接支援の手を差し延べた人だけを災害ボランティアと讃えるのではなく、こうしたボランティアを支えるボランティアの輪が幾重にも重なり、被災地の一日も早い復旧・復興につながっていることを忘れてはならないと思っています。


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ノウハウを伝える  〜災害ボランティアセンター〜

災害ボランティアセンターとは?

ボランティア模様被災した方々のもとに、ボランティアさんをいち早くつなげる拠点です。現在は、被災地となった社会福祉協議会やNPO、企業、各種団体などが中心となって運営する公設民営型が主流となってきました。

 

 


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災害ボランティアセンターの課題

第1の課題:被災した自治体が必ずしもボランティアセンター設置への協力体制が整っていない。

水害なら、水が引いた後の晴れた日には一斉に掃除が始まります。その時に行政やその任を受けて主体となる場合が多い社会福祉協議会の判断が後手に回ると、タイムリーなボランティアの支援にはならないことになってしまいます。

第2の課題:「指示」ではなく「支持」の災害ボランティアセンター

ボランティアの模様ボランティアは本来「ヨコ社会」であるはずです。ボランティアセンタースタッフはボランティアが活動しやすい環境を整え、被災者と一番近い関係となるボランティアからその生の声を聞く姿勢、つまり「指示」ではなく、「支持」という概念が大切であると思っています。

第3の課題:災害の種類や地域によって体制も異なる

水害の場合は「掃除」という一斉作業が中心となるので、ボランティアセンターとしても取り組みやすい側面があります。しかし、地震の場合は、恐怖・悲しみ・耐え難い避難生活・先行きの不安など、「こころ」を扱う場面が多いので、支援内容も単純構造ではないはずです。ボランティアセンターを形から作るとうまくいきません。

第4の課題:主役はあくまでも地元

平穏に過ごしてきた地域が突然被災地になったことで、たとえばもともと職員が少ない社会福祉協議会に他地域・県外からの経験者等が押しかけ、かえって混乱を助長させたり、結果として対応の不備を責めたりする場面もあったようです。主体は地元であることを決して忘れてはいけません。

災害救援の基本的な考え方

2004年度の活動実績

新潟・福島豪雨

台風16号災害

台風21号災害

台風23号災害

福井豪雨

新潟県中越地震


新潟・福島豪雨

■活動状況

「震災がつなぐ全国ネットワーク」からの要請で、RSYから災害ボランティアセンターの立ち上げのため、浦野が派遣されました。三条市社会福祉協議会、青年会議所(JC)、地元NPOとの連携のもと、市社会福祉協議会内に「三条市災害ボランティアセンターが設置されました。災害ボランティアセンターの中には、「災害時要援護者対策チーム」が設けられ、市・市社会福祉協議会・地元福祉NPOらと協力して高齢者や障害者、子どもへのサポートを行った。

*資機材の送付

現地からの要請を受け、2000年東海豪雨水害で使用したデッキブラシやバケツなどの資機材を7/15三条市・見附市(10tトラック1台)、7/17中之島町(4tトラック1台)の各ボランティアセンターへ送付しました。

*募金活動

水害時の掃除には大量に必要になるタオルとタオル1本につき\10の募金を併せて募集する「タオル募金」を実施。全国から1万枚を超えるタオルが寄せられ、被災地へと送りました。同時に現地でのボランティア活動を支える「ボランティア活動支援募金」も実施。

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福井豪雨

*資機材の送付

現地からの要請で、資機材の送付を行うことになり、同日7/21新潟県見附市より資機材返却のため、名古屋に向かっているトラックを急遽、福井県福井市へ向かってもらいました。

*ボランティアバス

7/22・23福井県今立郡今立町水害ボランティアセンターへ、ボランティアバスを運行。
7/22:41名、7/23:92名の参加者が活動しました。

*募金活動

水害時の掃除には大量に必要になるタオルとタオル1本につき\10の募金を併せて募集する「タオル募金」を実施。全国から1万枚を超えるタオルが寄せられ、被災地へと送りました。同時に現地でのボランティア活動を支える「ボランティア活動支援募金」も実施。現地へのボランティアバス派遣などに使われました

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台風16号災害

*資機材の送付

高潮被害が発生した香川県高松市からの要請を受け、9/2・9/4の各日4tトラックにて送付しました。

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台風21号災害

*資機材の送付

10/1三重県伊勢市・海山町(10tトラック1台)
10/2 海山町(4tトラック1台)

*ボランティアバス

10/5・6海山町災害ボランティアセンターへボランティアバスを運行。
10/5:30名・10/6:40名の参加者が活動しました。

*募金活動

現地でのボランティア活動を支える「ボランティア活動支援募金」も実施。現地へのボランティアバス派遣などに使われました。

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台風23号災害

*スタッフの派遣

事務局支援のため、神戸の震災がつなぐ全国ネットワーク事務局/被災地NGO恊働センターにスタッフ清野が派遣されました。関係団体の災害ボランティアコーディネーターなごやメンバー(計4名)は豊岡市水害ボランティアセンターに派遣され、ボランティアセンター運営の支援を行いました。

*資機材の送付

10/21兵庫県三木市・出石町(4tトラック1台)・岐阜県高山市(4tトラック1台)・香川県さぬき市(海山町から転送)
10/22兵庫県豊岡市(4tトラック1台&海山町から転送)
10/23岐阜県郡上市(現地からの引取り)
10/25兵庫県洲本市(4tトラック1台)・の各ボランティアセンターへ資機材を送付。 台風21号災害の三重県海山町へ貸し出していた資機材を、香川県さぬき市・兵庫県豊岡市へ転送してもらうなど、被災地から被災地への連携が生まれました。

*ボランティアバス

10/29・30豊岡市
11/4出石町の各ボランティアセンターへボランティアバスを運行。
10/29:  44名
10/30:  42名
11/4:  20名の参加者が活動しました。

*募金活動

水害時の掃除には大量に必要になるタオルとタオル1本につき\10の募金を併せて募集する「タオル募金」を実施しました。同時に現地でのボランティア活動を支える「ボランティア活動支援募金」も実施。現地へのボランティアバス派遣などに使われました。また、水害で被災した障害者を支援する「豊岡水害被災障害者支援募金」を行い、現地窓口へと贈りました。

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新潟県中越地震

*スタッフの派遣

11月上旬、愛知県内のNPO・ボランティア有志先遣隊が、川口町災害ボランティアセンターの紹介で同町田麦山地区を訪問し調査を行いました。

*支援ネットワークの結成

先遣隊の調査結果を受けて、愛知県内のNPO・ボランティア団体、自治体有志など約30団体からなるあいち中越支援ネットワークを結成。3〜7日のローテーションで同ネットワークメンバーが現地入り。現地でのニーズ対応のほか、中長期的な視点での「まちの再生」へ向けて、住民からのニーズを探るなどの活動を行っています。(現在も継続中)

*物資の送付

協力関係にある企業からの提供で、ストーブ100台、脚立・足場板などを贈りました。

*ボランティアバス

現地に駐在しているネットワークメンバー、現地ボランティア事務局と田麦山地区連絡協議会の連携のもと、ボランティアバスを運行。 12/10〜12仮設住宅への引越しをお手伝いする「引越し隊」
12/17〜19仮設住宅入居後手すりや棚を設置する「日曜大工隊」
12/25〜26クリスマスプレゼントの配布や健康状態の聞取りを行う「クリスマス隊」
1/7〜9愛知の七草がゆを一緒に食べながら住民のまちづくりへのニーズを探る「七草隊」
2/11〜13復興へむけて住民の団結を再確認する機会となった「ゆきまつり応援隊」などこれまでに5回、のべ171名の参加者が活動しました。

*募金活動

あいち中越支援ネットワークの活動を支える「活動支援募金」を実施。ボランティア派遣やバスの運行費用などに使われました。

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