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事業内容

災害時要援護者対策の基本的な考え方

災害時要援護者をサポートしていくために、当事者を取り囲む地域住民、 行政、ボランティア、保健・医療・福祉の専門スタッフなどがそれ ぞれの立場から何ができるのかを考えます。

自力で行動を起こせない

車椅子の人災害が起こった時、自力で「情報が得られない」 「適切な判断ができない」「移動ができない」「誰に 助けを求めていいか分からない」という理由で逃げ 遅れ、そのまま何日も外からの助けを得られなかっ た人たちがいました。

避難所で生活できない

何とか避難所に移動できた人でも、段差があったり車椅子用のトイレが無くて生活できない、アレ ルギーをもっていたり、噛む力や飲み込む力の弱い人たちが食べられる食事が配られない、日本語の 分からない外国人や知的・精神障害を持っている人が周囲の人たちと上手くコミュニケーションが取 れないなどの問題がありました。 その結果、半壊した危険の高い自宅に戻ったり、遠くの親戚や普段利用している施設に移動せざる をえなかった人が多くありました。そしてその大部分が普段から地域の人たちとの関わり合いが薄く、 体の弱い高齢者や障害者だったのです。

たったひとりの命も助かる地域に
〜「個」の情報を把握し、いち早く救援につなげる〜

災害時要援護者支援のための基本戦略コンセプト

複数の関係主体を結ぶコーディネート

過去の災害を見ていくと、災害直後から復興支援に至 るまでの間に、災害時要援護者の支援の要になっていたのは、 一番近くに住んでいるご近所さんと日ごろからご本人と 関わりの深い、日常生活支援者、すなわち医療や福祉、 保健の専門スタッフ、ボランティアさんなどでした。 これらのつながりを日常からの仕組みとして整えておく ことができれば、確実に救援・救助から取り残される人た ちを減らすことができると考えています。 そのためには、行政や社会福祉協議会がコーディネーター  役となり、地域住民による防災運動の機運づくりや、災害救  援NPO等の支援、福祉施設事業所同士の連携促進など、地  域防災を総合的にバックアップする体制づくりが求められ  ます。

もっと詳しく知りたい人は・・・・

  1. 災害時要援護者とは?
  2. 災害時要援護者支援に必要な要素
  3. こんな風にサポートしよう
  4. RSYの実践例の紹介

1.災害時要援護者とは?

災害時要援護者とはどんな人たちをさすのでしょうか?

主に大規模地震や水害などの広域自然災害において、

災害時要援護者のイラスト

  1. 災害直前・直後に危険情報を自ら入手できない入手したとしても自ら判断できない人
  2. 移動手段が無い人
  3. 行政から指定されている避難所での生活が困難な人
  4. 特殊な医療や介護を必要とする人で、家族や周囲からの援助を受ける体制が日常から十分に意整っていない人を指します。

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2.災害時要援護者支援に必要な要素

子供の写真

  1. 災害時要援護者への社会的な理解を深める
  2. 当事者や家族の防災に対する主体性を高める
  3. 災害時要援護者を取り巻く主体がそれぞれに何ができるのかを見極め連携する。

3.こんな風にサポートしよう

  1. 防災カルテの作成
  2. 地域における災害時要援護者支援員の養成
  3. 地域における避難システムの構築
  4. 防災訓練の実施
  5. 日常生活支援スタッフへの防災研修会の実施
  6. 地域における防災リーダー育成

4.RSYの実践例の紹介

独居老人の命を地域みんなで守ろう!当事者と住民の顔の見える関係づくり

RSY実践の実例1人口約1万8000人の東山学区には、一人暮らしの高齢者が180名いらっしゃいます。  自分の力で備えたくても備えられない高齢者に対し、学区からボランティアを募って、  家の耐震診断と家具の転倒防止を行いました。→PDFファイル

 

重症心身障害者通所施設「風の会」小規模作業所防災プログラム

RSYの実践の実例2過去の災害で、最も被害の集中を受けた施設は、小規模で無認可の作業所でした。利用者の状況、職員の人数、建物の耐震性、地域との関わりなど、職員が必要な準備を自分たちで考え、オリジナルの防災プログラムを実施しました。キーワードは「地域」です。

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