県外避難者を支える
RSYの前身である「震災から学ぶボランティアネットの会」では、1995年の阪神・淡路大震災の際に愛知県へ避難して来られた西田公夫さんとの出会いから、「県外避難者」という課題に取組んできました。
多くの課題をかかえる県外避難について、私たちの取り組みの一端をご紹介します。
東日本大震災における県外避難の取り組みについては、2011年6月に設置され、RSYが受託をしている愛知県被災者支援センターの取り組みをご覧ください。
東日本大震災でいち早く愛知県の県外避難者に対しての支援を模索するRSY会員に、その取り組みなどをお聞きしました。
「ありがとう うれしかった」西田公夫記念誌
阪神・淡路大震災の際に愛知県へ避難して来られた西田公夫さんの足あとを「公夫さんありがとうの会」が本にまとめました。以下は、その抜粋となります。
西田さん夫婦は地元神戸に帰ることができました。
そして、愛知での出会いを「大事な孫たち」と慈しんでくれました。
1人が1人に最後まで寄り添えば、たとえ地元に帰ることができなくても、
なにか素晴らしい未来が待っていると信じたいです。
ダイジェスト版−1
- 阪神・淡路大震災からこれまでの西田さんと私たちの年表
- 避難所生活「不安と限界」
- 新川町に来て「新たな出発と募る孤独感」
- 「神戸恋し、でも家がない」(朝日新聞)
- 「炎暑」
- 「関西弁で話したい」
- りんりん愛知発足「独りじゃない。仲間とともに」
- 県外避難者の会「りんりん愛知」発足
- 「愛知県での会発足」
- 「情報不足が悩み」(毎日新聞)/「東山植物園散策レポート」
- 「心和ます震災被災者」/「県外移住...孤独な被災者」(中日新聞)
- 「県外避難者支援めざし ボランティアら連絡会議」(産經新聞)/「県外避難者を支えよう」(朝日新聞)
ダイジェスト版−2
- 「震災記事をのせ風化を防いで」(中日新聞)/「避難いつしか3年に」(出典不明)
- 「被災者のくせに大きな顔をするな!」「被災地へ帰れ!」
- 「尾張の国から」
- ひょうご便り掲載記事
- 帰郷「ようやく戻れる」
- 「定住帰郷、手探りの選択」(日本経済新聞)
- 「支え合い3年 やっと神戸へ」(朝日新聞)
- 「被災者は県外にもいるんや!!」他 記事2点
- 県外避難者支援全国ボラネットりんりん記事
- 「友の会の励ましに支えられて」
ダイジェスト版−3
- それぞれの5年ー「県外避難者の声に耳を」(神戸新聞)
- 晩年の日々「出会いは宝、毎日を大切に」
- 「素晴らしき 孫との出会い」
- 「孫が出来た」
- 災害復興とは人間復興、それは被災者と支援者が共に救われること
真宗大谷派玉龍寺住職 五百井正浩 - あとがき「迷ったときはいつも」