夏期休業のお知らせ

レスキューストックヤード事務局です。
新型コロナ感染症拡大の第7波のただ中であり、
連日街中で救急車を見かけることが多いです。
そんな中でも自然災害は待ったなしで
山形、新潟、石川、福井が水害となっており、
水害冊子や資機材貸し出しの問い合わせが入っておりまして
本日は、急な呼びかけにもかかわらず、
6人のボランティアさんが協力してくださり
無事に南越前町に資機材を搬出しました。ありがとうございます。
台風の接近、上陸の予報もでており
スタッフ一同緊急体制でおりますが
通常業務は、下記の日程で夏期休業させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

名古屋事務所(ふくしま支援室共)

8月13日(土) ~ 15日(月) 

★8月16日(火)より、通常通りです。

【急募】福井県南越前町への資機材搬出ボランティア

RSY事務局です。

福井県南越前町の災害ボランティアセンターより、資機材貸出の要請がありました。
ついては、下記の日時で搬出ボランティアを募集します。
急な募集となりますが、ご協力お願いいたします。
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南越前町への資機材搬出ボランティア
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●日時:8月12日(金)11:00~ 今日です
●場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1
 アクセス:https://goo.gl/maps/yGIfj
●作業内容:4トントラック1台分の資機材搬出(一輪車・スコップ・バケツなど)
●当日連絡先:090-5000-8386(担当・RSY林)
▼ご協力頂ける皆さまへ
お手数ですが、info@rsy-nagoya.comまで
①お名前、②携帯電話の番号 をお知らせください。
当日連絡先まで、直接お電話いただいても構いません。
・各自で飲み物を用意するなど、体調管理をお願いします。
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加賀地方を中心とした記録的大雨に関するRSYの対応について

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYは昨日、以前に「こまつ災害ボランティア連絡会」の講座をお手伝いした
ご縁でつながりのある、石川県小松市へ、常務理事・浦野を派遣し、被災後の
生活再建の手引書「水害にあったときに」(震つな発行)等のお役立ち資料
や、栄養ドリンク・水などをお届けしながら、地元の方々と情報交換しました。
以下、現地から戻った浦野の報告です。
1.小松市内の被害
・半壊:1、一部損壊:10、床上浸水:181、床下浸水:168(7日・県発表)
※他、白山市、能美市にも数十件の被害。
★家屋被害の状況
・梯川が氾濫し、その支流・鍋谷川が決壊。川沿いの中海(なかうみ)・古府
(こふ)・平面(ひらおもて)町が大きく被災。
・梯川はくねくねと蛇行しており、視察に入ることができた中海町の川沿い
200~300mぐらいの範囲に、泥を多く含んだ水が150㎝程度入り、泥が堆積。
鍋谷川沿いの古府町付近は、50㎝程度の浸水・泥はほとんどなく、サラサラと
した水が入った印象。
・中海町は、被災付近の道路幅が狭く、大型車両などの往来も多かったため、
全体をくまなく巡回することは控えた。途中降車し、歩ける範囲を視察。ボラ
センボラ、親戚縁者、消防団、地元ボラグループ等が、泥かきや家財道具運び
出しを行っている様子が見られた。
(住民の声)
・ここは酒屋で私は遠い親戚。家主は今不在で被災した工場の方にいる。冷蔵
庫もひっくり返り、泥だらけでここまでひどい状況になっているとは思わなか
った。まだ水が出るからありがたい。いったいいつになったら元に戻れるの
か…。家主は少し離れた親戚の家にいて、食事・風呂などは不便ない様子。親
戚みんなで助け合っているので何とかなると思う。
・車のガレージで休憩中。暑い中、やってもやっても終わらないよ。(地元ボ
ランティアさんの軽食・ドリンク差し入れ)こういうのが本当にありがたい。
★ライフライン・災害廃棄物
・視察できた中海・古府町では、水道・電気の供給あり。高圧洗浄機やホー
スで泥を洗浄。断水地区は、中ノ峠、麦口、上麦口町計61戸。給水車対応。
・災害廃棄物は、市のごみ処理施設や小松ドームを町の仮置き場として指定。
しかし「一本道でもともと渋滞しやすい。1時間以上並ばなければならない」
などの声も聞かれている。(7日・北國新聞より)
被災エリア道路周辺道路の廃棄物はある程度撤去されている印象。
★生活実態
・1階部分が大きく被災しているため、食事・トイレ・入浴・洗濯等は自宅で
はできないと見込まれる。
・被害は局所的で、車で5分程度離れた場所のコンビニ・スーパー・ドラッグ
ストア・病院・飲食店等、通常営業中。
★避難所
・昨日の段階で、県内避難所はほぼ閉所(小松市内はホテル避難者6名を残し
全て閉所)
★罹災証明書
・本日8日より申請受付開始。
2.小松市災害ボランティアセンターの様子
ボラセン立ち上げ2日目を迎えた災害ボランティアセンターを訪問し、今後必
要な支援についてお話を伺いました。
・近隣市町からの応援社協職員、こまつ災害ボランティア連絡会(事務局市社
協)メンバーらとの協働で、ニーズの電話受付・ボラ送り出し機能はスムー
ズ。日ごろの活動の積み重ねの賜物。受付は女性協議会、送迎はJCメンバー、
マッチング・資機材は、石川県災害ボランティア協会小松支部、こまつNPOセ
ンターなどが分担。
・ニーズ件数95件、ボラ数は、7日180名程度、8日200~250名程度。ニーズ1
件に対し、4~5名のボラを派遣。現状では需要と供給はある程度賄えている
が、平日のマンパワー確保が課題。コロナを考慮し、市内・県内のNPOに声を
かけて協力してもらおうと検討中。
・地縁・血縁が強い地域なので、食事や入浴等は、ほぼ親戚縁者がサポート。
一人暮らし高齢者は民生委員が対応。コミュニティが強いので、地域の助け合
いで皆さんよく頑張られている。
・ボランティア活動資器材は、県・県社協、民間からの寄付等を通じて調達で
きる見込み。
・がなくなった後の、乾燥・消毒・修繕の過程における家屋保全のやり方につ
いては、今後個別に相談が上がってくる可能性あり。
3.RSYの今後の関わりについて
市社協を中心とし、地元ボランティアの方々が協働して懸命に対応されている
姿が印象的でした。一番被害がひどかった地域の泥かき、家財道具の運び出し
の進捗は3割程度の印象です。今後も県内からの多くのボランティアの協力が
必要です。
一方で、過去の災害では、災害後1週間ぐらい経った頃は、お互いへの気づか
れで、親戚等宅から被災した自宅に戻られたり、5分の距離の買い物・食事調
達ですらしんどくて行けないという重い疲労感、1日数百・数千円のお金がジ
ワジワ家計を圧迫する不安感、近くの人だから話しにくいという繊細な心の
揺れ、鬱憤などが溜まるなどの声が増え、心身共に限界を感じるほど辛くな
る時期でもあります。
これらの状況をサポートする形で、被災エリアの中にある、お寺の境内やちょ
っとした広場スペース、家のガレージなどで、地域とボランティアが協力を
して、冷たい飲み物やお弁当などの軽食、物資提供を行う休憩所ができたケー
スも数多くありました。ここが結果的に、住民同士の結束を高める心の拠り所
となり、看護師・保健師の専門職が巡回し、健康相談や、災害ボラセン新規ニ
ーズをキャッチする場としても機能していました。
小松市の本来の地域力を考えれば、被災していない地域の方が協力すること
で、今後もこれらの対応も十分可能ではないかと感じています。
RSYとしては、引き続き現地キーパーソンの方々と連絡を取り合い、時間の経
過と共に移り変わる、家屋保全関連(資材貸出、相談会の開催サポート等)
や、生活物品の提供、生活支援プログラムの実施サポート等のニーズに随時協
力できるよう、体制を整えていきたいと思います。

RSY主催 「災害ボランティア研修会」参加者募集のお知らせ

RSY事務局です。
この度、RSY主催事業として、下記の研修会を開催することとなりました。各地で災害が発生している状況の中、いざという時に困っている人のために役立つスキルを一緒に身に着けましょう。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
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RSY主催
「災害ボランティア研修会」参加者募集のお知らせ
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〇目的
災害時に被災者の困りごとを早期発見すると共に、心身の健康と活力を守るための、コミュニケーションツールとして効果的な、「炊き出し」「足湯ボランティア」「サロン」の3つのプログラムについて学び、実践力を身に着けます。コロナ禍でも安全に活動するためのポイントも学びます。
〇日時/場所
・日時:2022年8月22日(月)~24日(水)の3日間
・場所:RSY事務所(〒461-0001名古屋市東区泉1-13-34名建協2階)
〇募集人数
10名程度
〇参加条件
・参加条件:災害が発生した際に、可能な限りRSYボランティアとして現地(名古屋市内外)で活動する意思のある方(現地入りの際は、交通費・宿泊費はRSYで負担を検討します)
・下記のいずれかのパターンで参加可能な方
パターン1:8月22日・24日参加
パターン2:8月23日・24日参加
パターン3:8月22日~24日参加
〇参加費用
・無料
〇スケジュール・プログラム内容
※社会情勢に応じて、一部内容が変更になることがあります。
【8月22日(月)】
9:30~10:00 自己紹介・アイスブレイク
10:00~12:00 講義①「炊き出し&場づくり」について学ぶ
12:00~13:00 休憩
13:00~15:20 演習①「炊き出しを作ってみよう!(炊き出し実践)」
15:20~15:30 休憩
15:30~16:00 ふりかえり・まとめ
【8月23日(火)】
10:00~10:30 前日の振り返り・アイスブレイク
10:30~12:30 講義②「足湯ボランティア」について学ぶ
12:30~13:30 休憩
13:30~15:20 演習②「やってみよう!足湯ボランティア」
15:20~15:30 休憩
15:30~16:00 ふりかえり・まとめ
【8月24日(水)】
9:30~11:45 炊き出し・足湯&サロン準備
11:45~13:00 演習③「あったか食堂(実践)」
※実際に周辺地域住民の方を招いて、食事と足湯&サロンを提供します。
13:00~13:30 食事・休憩
13:30~14:00 片づけ
14:00~14:15 休憩
14:15~15:00 ふりかえり・まとめ
〇参加申し込み
8月15日(月)までに、下記の申し込みフォームよりお申込み下さい。
〇問い合わせ
認定NPO法人レスキューストックヤード(RSY)/担当:浦野
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2F
TEL:052-253-7550   FAX:052-253-7552
Mail info@rsy-nagoya.com
※この研修会には、愛知淑徳大学「災害時活動支援演習」の一環として学生も参加します。

【拡散希望!震災つな企画】 オンライン研修会(生活支援・技術系)のご案内

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
RSYが事務局をつとめる「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」の取り組みとして、2つのオンライン研修会が開催されますのでご案内します。
参加費無料・どなたでも参加可能です。
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【拡散希望!震災がつなぐ全国ネットワーク企画】
オンライン研修会(生活支援・技術系)のご案内
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新型コロナの第7派到来や、各地で大雨・地震の被害が心配されています。震つなでは、2021年度・真如苑・助成事業の一環として、2つのオンライン研修会を開催する
ことになりました。
会員の皆様のスキルアップと共に、周囲にぜひ「これからボランティアを始めたい」と思っている方、または、「コロナ禍で活動に思うように取り組めていない」という方があれば拡散下さい。沢山の方々の参加をお待ちしております。
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★研修1/7月25日(月)19:00~21:00
つながろう!足湯ボランティア
~コロナ禍の被災地で活動を続ける想いを語り合い、
お互いのノウハウを共有しよう~
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<目的>
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、被災地での生活支援プログラムの在り方が見直されています。「感染しない、させない」ために、気を付けるべきポイントを押さえながら、今現在、被災地で活動に取り組んでいるボランティア団体をお招きし、活動への想いや悩み、工夫したことなどを共有します。
出水期を迎える中、各被災地で被災者一人ひとりの声に耳を傾け、心と身体を支える「生活支援プログラム」が途切れることのないよう、互いに学びを深め、励まし、協力し合える団体・個人のつながりづくりを目的とします。
<内容>
★足湯ボランティアのツール
「知ってみよう!やってみよう足湯ボランティア」
動画&パンフレット(新規)の紹介
※参加された方の中で、希望者には、動画データ(MP4/DVD版)と
パンフレット(紙)を進呈致します。
★リレートーク
コロナ禍で足湯ボランティアを継続している学生ボランティアグル
ープを招いて、活動の様子を伺います。
●地域社会災害サポートチーム(DCST)「おれんじぴーす」(熊本
県)
●被災地支援チーム「OKBASE」(佐賀県)
●東北大学課外・ボランティア活動支援センター学生スタッフSCRUM
(宮城県)
●福島大学災害ボランティアセンター(福島県)
★参加者交流・感想の共有
<申し込み/期限7月24日(日)>
下記フォームにご記入ください。
※前日までにZoomアドレスをお送り致します。
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★研修2/7月27日(水)18:30~20:30
水害後の修繕待ち家屋等でのDIY事例
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<目的>
毎年各地で発生する水害。被災件数が多いと修繕までに数ヶ月待つことも多く、夏場に発生した水害であっても業者による修繕が冬場になることも珍しくありません。また、修繕費用を捻出できない世帯もあり、住環境が整わないまま生活を続けなければならない方々も居ます。本企画では、被災地支援を行う者同士が、水害後の家屋
等への業者による本修繕前に、日曜大工レベルでできる事例を出し合い、互いのスキルアップにつなげることを目的にしています。
<内容>
★事例紹介
・「水害にあったときに」(冊子およびチラシ)、「水害後の家屋への適切な対応」では触れられていない、清掃・乾燥・消毒・修繕前の工夫など
・特別な工具(電動工具等)を必要とせず、材料がホームセンター等で揃う程度の内容
(例)プチプチシートやプラダンの活用、清掃時の工夫(道具類や養生方法等)、床下乾燥期間中は生活動線にコンパネを敷く、家にあるもので活用できるモノの紹介
(事例発表者)
●風組関東(小林さん)
●災害救援レスキューアシスト(中島さん)
●ピースボート災害支援センター(上島さん)
★参加者意見交換
<申し込み/期限7月25日(月)>
下記フォームにご記入ください。
前日までに、Zoomアドレスをお送り致します。
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この研修は2021年度・真如苑助成金のご協力を頂き開催致します。
<問い合わせ先>震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな事務局)
461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階 RSY内
TEL:052-253-7550 / 080-2047-0271
FAX:052-253-7552
<企画・運営>震つな幹事
避難生活チーム
薮田栄和(個人会員)
北村育美(個人会員)
青山織衣(団体会員・大阪ボランティア協会)
浦野愛(事業担当/RSY)
技術系チーム
上島安裕( ピースボート災害支援センター)
小林直樹(風組関東/代表)
中島武志(災害救援レスキューアシスト)
松山文紀 (事業担当/災害対応NPO・MFP)

6月19日に発生した能登半島沖の地震について

みなさま

お世話になります。
RSY事務局です。

6月19日(日)の午後3時ごろ、能登半島沖でM5.4の地震が発生しました。これに伴い、RSYは、2007年3月25日の能登半島地震の支援で繋がりのあった、石川県穴水町の社会福祉協議会、同町ボランティア連絡協議会、輪島市在住の方などを通じて、情報収集を進めてまいりました。

報道にもあったように、震源地となった珠洲市を中心に、神社の鳥居の倒壊や、お寺の墓石のズレ、家屋の散乱、ガラスの飛散などが散見されたようですが、いずれも局所的であることと、穴水町をはじめとしたその他の地域では特に被害の報告はないということで、スタッフ一同、ホッと胸をなでおろしたところです。

<地域の皆さんの声(6月19日~20日の聞き取りより)>
・珠洲市社協の担当者と連絡が取れました。社協事務所に向かう道中の見える範囲では、大きな被害は見当たらないものの、鳥居が崩れていたという報告がありました。(穴水町社協職員Hさん)
・大丈夫です。しかし、けっこうな揺れでしたから心配した人もいたと思います。町内で聞いた範囲では、被害はないみたいです。珠洲市の知り合いに連絡を取ったところ、棚の荷物などは落ちたようですが、家屋の被害はなかったようです。(穴水町ボランティア連絡協議会Tさん)

・輪島市や能登町では屋内散乱などはほとんどない様子です。珠洲市内は、屋内散乱は特に商店が酷いほか、道路の地割れなども発生しています。珠洲病院は、水道もガスも復旧しており、入院患者などへの影響はなくなった模様でした。(輪島市在住/病院勤務Kさん)

この地域では、昨年9月に発生した震度5弱を含め、直近1年半で150回以上の地震がが観測されています。今年は能登半島地震から15周年ということで、穴水町に代表理事・栗田が基調講演の講師として招かれ、今後の発生が心配される災害として、珠洲群発地震にも触れていました。
その中で紹介した、殻変動学の専門家・鷺谷威教授(名古屋大学減災連携研究センター)の下記のコメントを皆さんにも共有致します。
<珠洲群発地震について>
「能登半島の群発地震は2020年頃から続いており、現在も衰えていません。これは地震の多い日本列島でもかなり珍しい現象で、従来あまり注目されていなかった場所ということもあり、その原因が何なのか、今後どうなるかについて、専門家も首をかしげている状況です。活動開始以降、地震は場所を変えながら続いているように見え、ただ、全体としての活動は落ちていません。これまでのところマグニチュード5、震度5位が最大だったと思いますが、群発する中で一回り大きい地震が起きる可能性もありますので、当面(数ヶ月単位)は注意を続けて欲しいと思います。特に家具を固定する、寝る部屋の安全を確保する、といった点が重要と思います。」

今回の地震の影響も含め、今後しばらくは予断を許さない状況です。現地の皆さんには、改めてこれらの情報をお伝えしつつ、各自の備えにつなげて頂けるよう、働きかけていければと考えております。

RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第14報)

みなさま
お世話になります。
RSY事務局です。

RSYは昨年8月より、令和3年8月豪雨で被災した佐賀県武雄市を中心に支援活動を継続しています。

地元カウンターパートとしてご協力頂いている、一般社団法人おもやい、NPO法人みつわ(武雄市久津具地区)、被災地支援チーム「OKBASE(オカベース)」の皆さんには、心から感謝申し上げます。
5月は、NPO法人みつわが開催する「地域共生カフェ(久津具地区)」の運営サポートを行いました。3月に開催した「くつく・ながの交流会」での出会いを経て、地区の皆さんの新しい取り組みが始まりつつあります。また、RSY看護ボランティアの同行のもと、おもやいやオカベースが見守りを継続している世帯の個別訪問も行いました。

これから梅雨や台風シーズンを迎えるにあたり、住民の不安は大きくなっていますが、「被災を前提とした防災の備えと工夫」を念頭に入れた取り組みが、市内各地で展開されています。

以下、報告です。
#おもやいボランティアセンター#NPO法人みつわ#オカベース
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NPO法人みつわ「地域共生カフェ」
武雄市・久津具地区との交流
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3月20日に開催した「くつく・ながの交流会」を経て、5月15日(日)13:00~16:00に開催された「地域共生カフェ」の運営サポートを行いました。今回のテーマは、『モノづくり×防災対策』。14名の住民が参加し、裁縫の手習いのある方は、長野のボランティアさんから提供頂いた「ねこ半纏」と「猫ピンチ」の制作に、時を忘れるほど没頭されていました。材料やレシピは、長野市災害ボランティア委員会から提供して頂きました。

また、「ものづくりをきっかけに、ボランティア活動や防災対策などに対する住民の主体性を引き出したい」というみつわ・荒川代表の言葉を受け、RSYボランティアが、別コーナーでバスタオルなどで作る「手作り防災頭巾名古屋バージョン」を解説。既に武雄でも取り組まれている活動ですが、ご当地ならではの特徴もあり、知恵や工夫の交換の場にもなりました。
★名古屋バージョンの詳しいレシピ
地域の方の体験談やアイデアは以下の通りです。
<名古屋バージョンに新たに加える、とよいと思ったもの>
持病の薬、衛生用品(マスク・バンドエイド・手指消毒)、家の鍵、靴下、飴やチョコ、ウェットシート、ペット用シート(濡れた場所を拭く、簡易トイレ)など
<その他の意見>
・避難のタイミングは家に水が入ってきてから(基本的に2階以外に逃げることが避難という認識)
・前回水害時はひざまで水が入ってきてから2階へ移動。携帯電話を忘れ腰まで水に浸かりながら1階に戻り、水浸しで床が見えないため、脚で探って見つけた。水没した時間が短かったからか故障はしていなかった。
・履物は水に流されてしまったので、靴下を2枚履いてしのいだ。

・電話のバッテリーは絶対必要だと思う。安否確認の連絡をもらうのは嬉しいが、充電が無くなることが怖くて「もうかけてこないで!」と思ったほど。

・2階の屋根裏に上がって、そこからボートで救助された。ボートは狭いので「身一つで乗って」と言われた。公民館についても着替えがなく濡れたままでしばらく過ごさなければならなかったのが本当につらかった。
・公民館ではクーラーをつけてくれていたが、寒くて仕方なかった。皆さん暑さの感じ方は様々なので、温度を上げて欲しいとも言えず遠慮していた。保温のブランケットやコンパクトな寝袋があるといい。
・ウェットシートは、汚れた手、身体、箸や器など、何をするにも清潔を保つために便利。この話題に刺激を受け、ねこ半纏制作チームからは、これをアレンジして、くつくバージョンの防災グッズを作れないかという話が盛り上がっています。
また、手作り防災頭巾の講師をしていたという女性会の方は、「名古屋バージョンの中身を見せてもらい、縫い方、中に入れるものの工夫など今までなかった視点が得られてとても参考になった。この地区は、浸水が深いお宅もあるので、公民館やお寺へ早めに避難をする気持ちをもっと後押ししなければと思う。とにかく直後は着替えの確保が大変だった。また、土砂降りの時には何ももって逃げられない。どうしたらよいか?」などの相談もありました。
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要配慮者宅への個別訪問
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おもやいや、「あったかごはんプロジェクト」を通じてオカベースが見守りを続けている世帯を、RSY看護ボランティアと訪問しました。昨年の水害から9カ月が経った住民の方々の様子です。・3月の訪問時よりもますます顔色良く、食事量も増え、体格もしっかりしてきたように感じた。口数も多く、表情も明るかった。最近、週2回リハビリにも通い始めた。おもやいスタッフが「防災安心セット」を紹介すると購入即決。「出水期前に大切なものを2階に上げておいた方がよいので必要なら手伝いに来る」という申し出も好意的に受け入れていた。また、1月の「あったかごはんプロジェクト」の記憶も鮮明で、「次はいつやるのか?」という言葉や、メニューの相談をすると「俺は好き嫌いがないから何でもいいよ。うちなら広いし、いつでもみんなで来てくれていいよ」と、楽しみにしてくださっている様子だった。(ボランティアの聞き取り/80代・男性/高齢者世帯)
★1月の「あったかごはんプロジェクト」の様子はこちら
https://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2022/01/010311.html
★おもやい「防災あんしんセット」の関連記事はこちら
「水害は水が引いた後も大変」 知っておきたい被災者の経験
元RSYスタッフで、フリージャーナリストの関口さんの記事です。
・おもやいスタッフから、最近元気がないと聞いていたため、心配していた。しかし、ボランティアの顔を見た瞬間に満面の笑顔が見られた。また、3月の「あったかごはんプロジェクトはすごく楽しかった~!」という言葉と共に、当時の記憶がよみがえってきた様子。オカベースメンバー作のメッセージアルバムを見せながら、「若い人たちと一緒にやることが楽しかった」と話も弾んだ。また、「こんなにしてもらって嬉しかった」と涙。途中「でも私はなんのお返しもできない」と涙。何度か涙を見せる場面はありながらも、合間に冗談も飛び交い、笑顔も見せて下さった。「次に水害にあった時のために畳は折り畳み式で軽いものに変えたの。壁もプラダンで養生して、なるべくお金をかけない修繕にしてもらった」と話されていた。(ボランティアの聞き取り/70代・女性/一人暮らし)
★3月の「あったかごはんプロジェクト」の様子はこちら
https://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2022/04/0406.html
・今年もまた雨がふるかも知れないから、1階には重い物、大事なものは置かないようにしている。食器類や収納棚はプラスチック製のものにして、水が来そうになったらそのまま担いで2階に上げられるよう工夫している。おもやいさんの「防災安心セット」も、水が来ても濡れない高さの場所に置くようにしている。昨年の水害では、1階部分が水に浸かって、2階にはトイレが無かったので、中に入っていた簡易トイレがすごく役立った。(70代・女性)
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長野市災害ボランティア委員会発
「ぬくぬく珈琲」を飲んで
久津具地区を応援しよう!
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長野市災害ボランティア委員会が、「地域共生カフェ」の活動を応援するべく、NPO法人みつわへの寄付付き商品の販売を開始しました。
パッケージは武雄市北方中学校の生徒さんのデザイン。武雄の特産物がキャラクターとなってデザインされています。珈琲豆は東ティモール産のフェアトレードのドリップタイプ。1パック(10g)150円。ご希望の方はRSY事務局、または長野市災害ボランティア委員会までお問い合わせください。
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2021年度
ハーゲンダッツ&ユニー共同社会貢献活動
被災地の子どもたちにおもちゃをプレゼントしよう!
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この取り組みは、2011年東日本大震災から継続されているもので、ハーゲンダッツのアイスクリーム1個につき、1円が寄付されます。RSYはそのコーディネート役を担っており、今回は、おもやいと児童支援事業所ガラパゴスに仲介頂き、
武雄市の被災した沢山の子どもたちへ、おもちゃを届けることができました。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
★2021年度報告書はこちら
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今後の取り組みについて
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RSYは引き続き
①気になる方への個別訪問継続
②久津具地区「地域共生カフェ」の企画・運営サポート
長野・愛知との交流の継続
③オカベース「あったかごはんプロジェクト」の企画・運営サポート
④武雄の現状を伝える情報発信の4つを柱に据え、武雄市への支援を継続していきます。

【本日開店】第1回あったかごはん食堂

RSY初めての試みとして「あったかごはん食堂」を開催しました!
この企画は、「炊き出し訓練」と「地域食堂」を掛け合わせて、災害時と平常時の両面から、食の改善と地域交流、一人ひとりの活力を守るための居場所づくりを目的にしています。
初回の今回の目標は「タイニーステップ」。
小さくとも丁寧な取り組みを重ねてくため、町内会長さんの承諾を得て、RSY事務所が入っている建物と、隣接するマンションの住民の方々にチラシをポスティングしてお知らせしました。
作り手は、なごや環境大学「地球エコ防衛隊」(生物多様性や防災などをテーマに持続可能な社会づくりに取り組む団体)の皆さん。もともとは、この団体さんが行う炊き出し研修(企画・運営をRSYが担当)の企画に、抱き合わせという形で開催させて頂きました。
RSYは3年ほど前からこの研修のお手伝いをしてきましたが、回数を重ねる度に、皆さんのスキルが向上していたので、「きっとおいしいごはんを作ってくれるはず!」と思い、協力頂きました。
第1部は、作り手に向けて、災害時の食の実情や、地域で炊き出しに取り組む意義、食事の場がもたらす相乗効果などについて講話。テキストは、数年前にRSYが作成した「炊き出し&場づくりの知恵袋」を使用。(この冊子をマスターすれば、間違いなく炊き出しのプロになれると自画自賛の1冊・笑)
第2部は、1階ピロティに移動し、①お米炊きチーム②みそポトフづくりチーム③お湯沸かし・煮炊きチーム④食事の場づくりチームに分かれ活動。

そして「あったかごはん食堂」オープンの時間を迎えました。
一人暮らしのマンションの住民や、ご近所さん、すぐ近くの美容院のスタッフの方など、6名がご来場。
味の評判も上々で、ポリ袋で調理したお米や、新聞紙で作ったお皿にも興味深々。担当者が、調理方法などを解説すると、熱心に耳を傾けていました。

「チラシを見て行ってみようと思った」
「ご近所さんに誘われて」
「身体が悪いし、ひとり暮らしだから何かあった時不安だと思っていた。ここに来れば誰かいるということが分かって安心した」
「もし次も食堂があるなら、その時は手伝わせて欲しい」
「ポトフも優しいお味で、お米もおいしく炊けていた。次も絶対食べに来たい!」
など、様々なお声も頂戴しました。次につながる確かな手ごたえを感じて、やってよかったなぁと、しみじみ。
開催にあたっては、久屋町自治会、オアシス21オーガーニックファーマーズ朝市村の皆さんにもご協力頂きました。ありがとうございました。
今後も、コロナや食中毒対策に細心の注意を払いながら、何とか定例化していけるよう、地域との信頼関係づくりや資金調達などの戦略を試案中です。都会の片隅でも、寂しい人や誰かの役に立ちたいと思う人が、食事の場を経由して、自然に交われる場所を作っていきたいな。それが災害時にも、一人ひとりの命と健康を守るための大切な場所になってくれるはず。

RSY・令和3年8月豪雨水害への対応について(第13報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは昨年8月27日より、8月11日からの大雨で被災した佐賀県武雄市を中心に支援活動を継続しています。

1月~2月は、佐賀県内にも新型コロナウイルスの蔓延防止措置が発令され、現地の活動も縮小・中止が相次ぎました。しかし3月になって活動が再開したため、RSY浦野とボランティア3名で再び武雄市を訪問することができました。
今回は、長野市の皆さん(令和元年台風19号水害被災地)にも同行して頂き、ようやく久津具地区の皆さんとのリアル交流会も実現しました!
私たちは、これまでの活動を通じて、地元とよそ者が一緒に時間を紡ぎ出す「場」を積み重ねることの意義を改めて感じています。たまに行き来する立場だからこそ気づく小さな変化や、普段と違う顔ぶれが加わることで、日々の営みに、ちょっとした特別感を演出できる場面もあります。
地元カウンターパートとしてご協力頂いている、一般社団法人おもやい、NPO法人みつわ(武雄市久津具地区)、被災地支援チーム「OKBASE(オカベース)」の皆さんには、心から感謝申し上げます。このような地元の皆さんとの取り組みが、連続性を損なわない生活のサポートを可能にしてくれているのだと感じました。RSYは4月以降も引き続き、細く長く、この関係性を継続していければと思います。
以下報告です。
※この取り組みは、赤い羽根共同募金「ボラサポ・令和3年8月豪雨」、日本財団「令和3年8月豪雨」の助成金を頂いて実施しています。
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武雄市・久津具地区の皆さんとの交流
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★お弁当配布サポート
NPO法人みつわさんは、1月に続き3月10日も久津具地区64世帯へのお弁当の配布を行いました。RSYはこれに合わせて、桜茶と名古屋名物ういろうセットを春のお楽しみとしてお贈りしました。
セットには、手作りういろうのレシピや、ういろうこぼれ話、お家でできる健康体操など添えて、くすっと笑えるネタや、季節を感じてホッと一息ついて頂ける内容を心掛けました。地元区長さんや民生委員さんをはじめ、地区のボランティアさんの手によって、お弁当と一緒に各戸に届けて頂きました。
★地域共生カフェ運営サポート
1月22日に開催した「くつく・ながのオンライン交流会」を経て、3月20日(日)のカフェで、待ち焦がれていた直接交流を果たすことができました。
当日は、長野市災害ボランティア委員会のWさん、豊野区まちの縁側ぬくぬく亭のSさんをお招きし、これまでの久津具地区との関わりや、2019年水害の様子、現在取り組んでいる集いの場「まちの縁側ぬくぬく亭」の成り立ちや活動の様子を紹介。
「思いついた人が思いついたことをやれるごった煮のような場所」というSさんの言葉の通り、人がつながり、一人ひとりの存在が際立つ工夫が至るところに散りばめられていました。また、ぬくぬく亭で作られた手作り品を参考に、住民の方からは「くつくでも作ってみよう」という提案も。長野名物手作りおやき(野沢菜・あんこ)に舌鼓を打ちながら、お互いの近況を語り合う姿が印象的でした。
交流会の後、区長さんと地区を見下ろせる高台に移動。区長さんは、「この地区は水に浸かると孤立する。64世帯・189人中、高台の公民館やお寺に避難したのは50人だけ。これまで2階にいれば何とかなったからと家にとどまる人が多い。今後の災害の甚大化と高齢化が重なれば、2階にまで水がくる心配や、2階まで上がることができない高齢者も出てくるだろう。とにかく早めの避難行動をどう促すか。これが大きな課題」と切実な想いを話されました。
交流の様子は、地元のケーブルテレビのサイトからご覧いただけます。ぜひ!
★Cable One
久津具区地域共生カフェ 水害被災地を縁に交流
放送日 : 2022/03/23
<ながの・Sさん、Wさんの感想>
◆Sさんより
六角川の内水氾濫で2回被災した久津具地区を訪ねた。ネギ焼き交流した高齢女性の「2回も被災し何もする気が起きなくても、お腹は減る。食べて寝れば朝になる。人と話して、泣いて、笑っていれば明日に、明後日になる。そうして過ぎればいい。」と語る姿が印象に残っている。

自分が被災した時、泥片付け、情報把握、各種申請など、毎日を追われるように過ごした。間に合わない、取り残されると感じ、そうしなければ落ち着いていられなかった。無理に自分をあきらめさせて処分したものも多く、今になって少しの痛みがある。ゆっくり決めてもいいものは処分を急がず、話す、食べる、寝る、泣く、愚痴を言う等の時間をもっと取れば良かったと思う。

彼女が「でも私は元気だよ。」と言えるのは、自分のペースを知り、自分で考えて、自分で決めてきたからかもしれない。地域でも後悔の言葉を今になって耳にする。今更ではなく、今こそじっくり耳を傾けたいと思った。
◆Wさんより
令和元年台風19号で長野市は60年に1度と言われるほど、記録的な大雨で甚大な被害を受けました。千曲川の堤防が決壊し、6地区が被害を受けました。今回、佐賀県武雄市の2年続けて被害を受けたことをNPO法人レスキューストックヤードの浦野さんを通して知りました。今回の笑びすさんでの交流会の場で、2年続けて被害を受けて復興状況等をお聞きしました。
「2年続けて被害は受けないだろう」
「きれいになったばかりなのに」
「またか」
「また、被害を受けるかも」

長野でも、「長野は山があるから台風なんて来ないだろう」とみんながおもっていました。「これからは、何が起こるかわからない。被害を受けるかもしれないと思って準備はしたい」と高齢の方が最後に話してくれました。交流会に来てくださった皆さん、とても明るく優しかったです。長野のことも心配してくださいました。交流の場を作っていただき、ありがとうございました。

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あったかごはんプロジェクト
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あったかごはんプロジェクトは、おもやいとオカベースさんとの協働プロジェクトとして、昨年12月からスタートしました。
水害によって心身の健康状態や生活機能、活力の低下がみられている世帯の方々と、一緒に食事を作り、一緒に食べることを通じて、その方が本来持つ持つ暮らしへの意欲や、人と関わる場を通じた楽しみや喜びを創出し、活力回復の機会につなげることを目的としています。
今回は、自宅が被災しながらも、水害直後から、地域の世話役的存在として頑張り続けてきたひとり暮らしのEさんと、ねぎ焼き・たこ焼きを作りました。「家に人が来たら、100%の力でおもてなししたいの。でもまだ修繕は全部終わっていないし、沢山の人が来たら恥ずかしいから」ということで、おもやいさんの拠点の台所をお借りしました。
メニューを相談して買い物に行くと、「みんなで買い物するのがこんなに楽しいなんて。調味料や材料のことを、あーでもない、こーでもないって言いながら会話するのがすごく楽しい。」と一言。その後も、オカベースの学生さんたちに、ねぎ焼きの作り方を伝授したり、常に目配り・気配りを働かせていました。「昔うちは人が大勢集まる家だった。お客さん用のお膳なんかもあって。亡くなった主人も気が利くところが好きと言ってくれてたの。」と思い出話に花が咲きました。
水害で一時元気をなくしていたEさんも、周囲の継続的な関わりによって、体調や表情の回復が見られています。水害当初、Eさん宅に毎日通い、信頼関係を築いてきたRSY看護ボラは、「随分顔色や体格がよくなって安心した。周囲のために頑張る自分が、きっと自分自身を支えてきたのだと思う」と話しました。
つかの間の交流でしたが、別れ際に、「本当に楽しかった。ありがとう。」と、Eさんの心からの笑顔を見ることができました。水害の辛い記憶が、様々な人達との関わりの中で、少しでも楽しい記憶に置き換えられたらと願っています。
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RSYボランティアの感想
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◆Kさん
3ケ月ぶりにカフェにいらした方のお顔の表情が明るくなんかが吹っ切れた様に思いました。長野の方との交流会も皆さん和気あいあいと熱心に話しを聴いていらした様に思いました。おやきも美味しい、隣の人にも、持ち帰りの人が何人かいらっしゃいました。これからは、カフェが久津具地区だけではなく地域の拠り所になって行くと良いなと思いました。気になっていた方の訪問も皆さんの顔がふっくら、顔色もよくお元気そうでしたので少しずつ被災前に戻って落ち着かれた感じがしました。
◆Tさん
今回、時間を作って何件か心配なお宅を看護ボラのFさんと一緒に回りました。被災直後は、畳も上げたままでの生活でしたのでそれから思うと室内も落ち着いた様子でした。被災の困難というよりは、高齢者の日常の生活の中での困難を感じるものでした。おもやいさんからも心配なお宅には足を運んでいただいているので、皆さんの様子は把握されているようですが、久しぶりにお会いすると顔色だとか、前よりはふっくらしたなど小さな変化に気がつくところがあり、人が変わり、様子を見るというのは大切だなと思いました。
今回の支援で看護師チームの関りは、本当に勉強になりました。看護師さんのような目線はなくてもたまにお邪魔して様子を見せていただくことや日常のつぶやきなどを伺うことならできるので、看護師さんと一緒に二人組で回るシフトも考えてもいいと思いました。多くのボランティアが被災後の生活を垣間見ることは、自分の地域でのものの見方が変わるし、いざ被災した時にこの経験が生かせると思います。また、訪問した時に記入している訪問シート(?)などは、地元で高齢者の訪問時などに応用できるものだと思いました。今回も学びの多い支援でした。
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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード

【追記】宮城・福島県沖で発生した地震について

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
昨夜発生した地震について、RSYは直後からつながりのある方々への安否・状況確認に努めています。現在も断続的な揺れに見舞われており、住民の方々の恐怖感は計り知れません。幸いなことに、RSYが10年間拠点を置き、復興のまちづくりに関わってきた宮城県・七ヶ浜町は、現在までに家屋倒壊や火災、怪我等の情報はなく、皆さん「大丈夫」とのこと。ただ、海に近い災害公営住宅は、一部の場所で、ガスや水道が漏れたり、地盤沈下や建物への亀裂が見られているそうです。
また、愛知県の県外避難者のサポートをしている、愛知県被災者支援センターより、南相馬市に帰還された方へ連絡を取ったところ、「大きな揺れが2回あった。けがはなく無事だが、家の中はぐちゃぐちゃ」とおっしゃっていたそうです。
一夜明け改めて皆さんの様子をお聞きすると、余震への恐怖を抱えながらも、迷わず高台の避難所へ向かった子どもたちや、ご近所同士で声をかけあいながら支え合っている姿が見えてきました。
「3.11と同じぐらいの揺れだった」「とにかく長かった」と、口々に直後の様子をお話下さいます。私たちの他にも、それぞれにこの11年、被災地を気にかけ、つながり続けて下さった皆様が、メールや電話で声掛けをしてくださっていたようで、「ホッとできた」「元気が戻った」という住民の方も沢山いらっしゃいました。しかし、一方で気持ちの揺れ戻しが起こり、不安で一睡もできなかった方や、体調を崩した方もおられます。
以下は、RSYが聞き取りをした七ヶ浜町の住民の声です。
今後も引き続き、揺れへの警戒は続きますが、今一度、生の声から、自身の防災対策を見直す機会にして頂けたらと思います。
RSYは引き続き全国の仲間と情報交換をしながら、必要に応じて対応を検討していきます。
★とにかく頻繁に余震があり、怖くてたまりません。揺れ始めるとどんどん大きくなるイメージがあり、脚が震えます。落ちた物はたいしてありませんが、片づける気も起きず、早く夜が明けて欲しいです。揺れが少しおさまった後、家の中にいるのが怖くて、パジャマに半纏を羽織って外に出ました。パチッと電気が切れる音や、家がきしむ音が怖くて、ずっとしゃがんでうずくまっていました。町内には12カ所の地区避難所が開設され、避難している方もいたようです。(現在は津波注意報が解除されたため閉所)孫が仕事に行こうとする娘に泣きながら「いかないで」と訴えていたそうです。感受性の強い子どもは、こういう記憶が残りやすいので、後から私も様子を見にいくことにしました。これから連絡が取れず、気になる人の様子を見に行ってこようと思います。(60代・女性)
★ものすごく怖かった。なんで3月はいつもこんな風になるのか。家にあるものが少し落ちた程度だったので怪我はない。揺れてから玄関の扉を開けて出口を確保し、しばらく立っていた。津波は1m程度ということなので、高台にある自宅にいた方がよいと考え待機中。状況に応じて、より高台の親戚宅へ避難することも検討する。これから震度4ぐらいの余震がきっと続くと思う。朝まで寝られない。(60代・女性)
★棚に置いてあった電気釜が落下して破損。家の中のものがいくつか落ちた。災害公営住宅にいるため安否確認に回っていたところ、男性陣も出てきて協力してくれた。区長が避難所を開設。一部の住民が避難している。長く揺れていた。海が近いので、真っ暗な中の避難はかえって危険と判断し、しばらく自宅待機している。この住宅は海に近い場所にあるが、高齢化率が9割を超えるため、「どこにも行きたくない」とお年寄りたちが避難所になかなか行こうとしない。もしもの際は上階へ避難を促すなどの対策を取らなければと思う。(60代・女性)
★久しぶりに大きい地震が来てしまい、過呼吸が止まらず母に病院に電話をかけてもらった。海が近い災害公営住宅にいるので、高台にある地区の避難所に家族で行き、その後親戚の家に身を寄せさせてもらった。11年前の震災並みに揺れた。電話が繋がらず仲間の安否が分からなかったけど、RSYからの情報で無事が分かって安心できた。(10代・女性)
★大丈夫。かなりの揺れだった。津波の危険が高まったら、みんなで逃げるつもり。本当に怖かった。油断しないで気持ちを引き締めたい。(50代・男性)
★とにかく怖かった。長い揺れで、必要なものをかき集めようとしたけれど、パニックになって何もできなかった。外に出ようと思ったが、11年前の地震の時に、外に出た瞬間、瓦が落ちてきて地面に刺さったのを目撃し、その光景がフラッシュバックして動けなくなってしまった。でも、以前にRSYのプログラムをきっかけに親しくさせてもらっている能登半島地震の穴水町の方からも連絡をもらって、すごく安心できたし嬉しかった。(70代・女性)