【募集8・9月分】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

おかげさまで、ボラまち喫茶がオープンし、
少しレイアウトが変わったこともあって、
新しいお客様もいらしています。
しばらく穴水に行っていない方、
これから行こうかなという方、ぜひ、参加をお待ちしています。
ボラまち亭限定販売の「ボラまちグッズ」も人気ですよ~!

【概要】

日程:
107陣:8月7日(木)~8月10日(日)
108陣:8月21日(木)~8月24日(日)
109陣:8月28日(木)~8月31日(日)
110陣:9月4日(木)~9月7日(日)
111陣:9月11日(木)~9月14日(日)
112陣:9月18日(木)~9月21日(日)
113陣:9月25日(木)~9月28日(日)

8月分はこちら

9月分はこちら

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 19:00帰着(交通事情によります)

月曜日が祝日であっても、木曜~日曜の3泊4日で変更はありません

※配布用のチラシも添付します。告知にご協力ください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

活動内容:
交流会や足湯&カフェサロン等の運営補助、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)

各種イベントのチラシポスティング等

活動時間:原則として、9:00集合・オリエン。内容により活動時間は前後します。

活動場所:ボラまち亭を起点として、穴水町内に出向くこともあります。

ボランティア登録場所:ボラまち亭。

宿泊場所:ボラまち亭
宿泊料:無料

宿泊施設備品等:暖房器具、電子レンジ・冷蔵庫・エアコン・トイレ・シャワー。公衆浴場(有料)へは徒歩で行けますが、お弁当などは、タイミングを見て買い出しに行きます。ゴミは各自お持ち帰りください。簡易ベッドは、ありますが寝袋等の寝具をご持参ください。

第63回社会貢献者表彰

このたび、当法人が公益財団法人社会貢献支援財団による第63回社会貢献者表彰を賜ることになり、7月14日、帝国ホテル東京で開催されました表彰式典に代表理事・栗田が参列して参りました。

 

歴史あるこの賞に、今年度は30団体が選ばれました。子どもの居場所づくりや難民支援、発達障害児への楽しく安全なヘアカット、男の介護教室などなど、全国から信念を貫き活動している方々とお会いでき、とても刺激的な機会となりました。

 

愛知県からは、愛知県被災者支援センターでもお世話になっている名南病院の早川医師や能登半島地震支援でご一緒いただいた、つなぐ子ども未来の安藤さん、他にもアイキャンらも受賞されていて、ともに普段の活動をねぎらいあう機会にもなりました。

 

また、同財団の会長は安倍昭恵さん。「ぜひ能登へお越しください」と、お願いをしました。

副賞はなんと100万円!

安倍会長も、選考委員の吉永みち子さんもご挨拶で、「自分や家族、スタッフでおいしいものを食べたり、皆様方自身の英気を養ったりしください」、と言われましたが、そんなことはやはりできませんね。穴水はもとより、今後の支援活動に大切に活用させていただきます。

 

【報告】ウクライナ料理“ボルシチ”の炊き出しを行いました!

日頃よりRSYと共にウクライナ避難者支援活動を共に行っている日本ウクライナ文化協会(以下、JUCA)は、“日本で受けた支援のお返しがしたい“という避難者の声を受け、昨年4月に穴水町でのウクライナ料理の炊き出しを行いました。
会場となった川島第3団地の皆様に喜んでいただけたことと、今もなお頑張っていらっしゃる皆様にもっと元気になってもらうべく、今年もJUCAが炊き出しを企画し、ウクライナ避難者とともに2025年6月7日に、2回目の“ボルシチ”の炊き出しが行われました!!

出発前日には、炊き出しには参加できないが事前の準備だけでも、とボルシチエキスパートメンバーが準備に励み、とても良い香りが充満していました。

準備も整い、9名の避難者とJUCAスタッフ1名そしてRSY からもウクライナ担当者が2名同行し、3台の車に機材や材料などを詰め込んで、一泊二日の炊き出しの旅へ出発!

現地に夕方到着し、早速明日の下ごしらえを始めました。

翌日、天気にも快晴!
昨年同様、川島第3団地に今回もお邪魔し、ウクライナの代表的な家庭料理である”ボルシチ”と”黒パン”と”手作りレモネード”を振る舞いました。

ビーツと言う野菜から作られる真っ赤なスープのボルシチは、日本にはまだ馴染みがなく、どんな味なのか想像ができない方も多いです。ですが!川島第3団地の皆さんは初めてではありません!

『今年も食べに来たよー!どんな味かは忘れたけどっ!あはは!』
『去年も来てくれたね!見覚えがあるよ』
『去年より風味が増して、もっと美味しく感じたよ』
『初めてだからどんな味かわからなかったけど、見た目よりさっぱりしてる!とっても食べやすいわ~』
『暑かったけど、レモネードがさっぱりしていて本当に美味しくて、三回もおかわりしちゃったよ』

6月初旬でしたが、天気に恵まれとても暑い中の炊き出しとなりましたが、40名程の方がお越し下さり、会話も弾みました。

昨年は仮設住宅への入居が始まったばかりで、被災者同士の交流もそこまで多くなかったとのことでしたが、今回は昨年の思い出話をしたり、昨年参加した方が初めての方を誘って参加してくださったり、とてもわきあいあいとした雰囲気でした。

ウクライナ語で『ありがとう、おいしかった!』を何度も練習したり、ウクライナの方との交流だけでなく、団地入居者同士の会話にも花が咲き、いつまでもおしゃべりを楽しんでくださる方もおり、本当に良い交流の一時でした。

避難している方にしかわからない心の傷に、国籍や言葉は関係ありません。ウクライナ避難者だからこそできる支援があります。
日本語を話せる避難者は増えてきて、炊き出しに参加したウクライナ人も通訳なしで会話もできました。避難者同士、支え合い、言葉を掛け合う場面がとても印象的でした。
日頃から多くのウクライナ避難者の方が、『これまで日本で多くの支援を受けたので、何か恩返しがしたい』とおっしゃっています。
その為、昨年の能登半島地震発災直後に行われたRSY の募金活動にも多くのウクライナ避難者が参加してくださいました。
彼らは帰り道で『次の炊き出しは何を作ろうか!』と話をしていました。
来年と言わず、この冬にでも再会できそうな勢いです!!

☆ちなみに…
避難者の雇用の場を作ることを目的に、2024年にウクライナ料理レストラン『ジート』が名古屋にオープンいたしました!
現在は栄にあるマルエイガレリア3階に移転し、リニューアルオープンいたしましたが、こちらでは炊き出しで振舞った”ボルシチ”をはじめ、数々のウクライナ料理が楽しめます。避難者が腕によりをかけ、心を込めて調理したおいしい料理を皆様に振舞います。是非お越しください!!
また、この度名古屋市のふるさと納税の返礼品で避難者を支援する取り組みが始まりました。
返礼品の内容は、ウクライナ料理レストラン「ジート」のお食事券、避難者の方々が手作りしたウクライナ伝統刺繍のコースターを選ぶことができます。
寄付方法などの詳細は、名古屋市WEBサイトをご覧ください。

【あいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワークの取り組み】

2022年にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、東海エリア(愛知岐阜三重)には現在130名程の方が避難されています。中でも名古屋市は多く、約80名ほどとなります。
RSYはあいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワークの事務局を担い、JUCA とは日々協力しながら支援活動を続けており、日々の困り事や問題など、避難者からの相談に対応しております。
初めはすぐに戦争が終わり、一時的な避難として滞在を考えていた方ばかりでした。残念ながら未だ終戦の見通しが立たず、避難生活から定住というフェーズに変わってきました。
就労、日本語習得、日本独特の生活ルールの定着、精神的ストレス、子どもの教育等…課題は尽きませんが、それぞれの想いを抱きながら毎日を過ごしています。
長い方で、避難生活は早3年となりますが、これまで自分達が日本の方に多くの支援をいただいていることに、何か役に立ちたい!と多くの方が思っています。
これからは支援を受けるだけではなく、避難者自身がその想いを実現できるよう、私たちも活動していきます。

★日本ウクライナ文化協会のボルシチ炊き出し報告
https://www.facebook.com/groups/492414314494363/permalink/2301546526914457/

★参加避難者の炊き出し報告YouTube
https://youtu.be/X08TKqTAvbU
→ご本人のチャンネルはこちらです:ウクライナのリザちゃんネル

★あいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワーク
https://www.aichinagoya-borsch.com/

RSY令和6年能登半島地震への対応(第27報)ボラまちフェスタ報告

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

 

★ボラまち亭開所1周年記念「ボラまちフェスタ」開催!

「みんなの居場所・ボラまち亭」は穴水陸上競技場の管理棟をお借りして昨年6月より物資支援や駄菓子販売、イベント開催などを行い、多くの方にご利用いただいております。

今回は、開所1周年を記念して、同じ敷地内にある由比ヶ丘団地の2つの集会所もお借りして「ボラまちフェスタ」を開催。

心配だった天気にも恵まれ、町民・町内外のボランティア合わせて約500名が参加し、思い思いの1日を楽しんでいただきました。

各コーナーでは、キッチンカーや炊き出し会場の「お食事処」、足湯や美味しいお茶の淹れ方教室、ヘアカットなどの「癒し処」、野菜販売や子ども縁日、コンサートなど、てんこ盛り。

これまでのボラまち亭での活動の総まとめのようなイベントとなりました。

 

「久しぶりに祭りのような雰囲気になって楽しいね」

「仮設団地にキッチンカーが4台も集まって何を食べようか迷っちゃった」

「和太鼓の演奏で元気をもらった」

 

など、さまざまな感想をいただきました。 

ここで全てのご紹介はできませんが、これまでご支援・ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

ボラまち亭はこれからも、住民のみなさんやボランティアさんの力も借りながら活動を続けます。

引き続きよろしくお願いいたします。

(報告:穴水拠点スタッフ 長田)

 

7月運行の名古屋発・ボランティアカーお申し込みはコチラ

 

自由日程でお越しのボランティアも大募集中!お申込みはコチラ

 

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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード

【募集7月分】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

穴水も梅雨入りしました。

これから暑い季節にかけては、クールスポットとして、
ボラまち亭を利用してくださる方も多いです。
是非、一人でも多くの方と交流してください。
参加をお待ちしています。
 
こちらが申込みフォームです。

【概要】

日程:
102陣:2025年7月3日(木)~7月6日(日)
103陣:2025年7月10日(木)~7月13日(日)
104陣:2025年7月17日(木)~7月20日(日)
105陣:2025年7月24日(木)~7月27日(日)
106陣:2025年7月31日(木)~8月3日(日)

※急募:6月26日(木)~6月29日(日)の長距離運転者、集中です!
運転者が見つからないと運行が出来ないです。お申込みをお待ちしています!!
 
出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 19:00帰着(交通事情によります)
 
 
月曜日が祝日であっても、木曜~日曜の3泊4日で変更はありません
 
※配布用のチラシも添付します。告知にご協力ください。どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)
 
 
活動内容:
交流会や足湯&カフェサロン等の運営補助、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)各種イベントのチラシポスティング等活動時間:原則として、9:00集合・オリエン。内容により活動時間は前後します。活動場所:ボラまち亭を起点として、穴水町内に出向くこともあります。

ボランティア登録場所:ボラまち亭。
 
宿泊場所:ボラまち亭
宿泊料:無料

宿泊施設備品等:暖房器具、電子レンジ・冷蔵庫・エアコン・トイレ・シャワー。公衆浴場(有料)へは徒歩で行けますが、お弁当などは、タイミングを見て買い出しに行きます。ゴミは各自お持ち帰りください。簡易ベッドは、ありますが寝袋等の寝具をご持参ください。

 

RSY令和6年能登半島地震への対応(第26報)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

 

みなさま

穴水町は、最近は天候も安定していて、過ごしやすい季節になってきました。

 

★小又で初の「出張ボラまち亭」開催! 〜ハープの音色に包まれて〜

先月で集落への水支援は一区切りとなりましたが、私たちは引き続きカフェやサロン活動などをメインに、町の中心から少し離れた集落の支援を続けています。

 

そんな中、先日、小又コミュニティセンターで開催されたハープコンサートとコラボして、初の「出張ボラまち亭」を開催しました!

通常、食料や生活用品などは旧陸上競技場の「ボラまち亭」のおすそわけコーナーで配布していますが、さまざまな事情でそこまで足を運べない方も多くいらっしゃいます。

「それなら、私たちのほうから出かけて行こう!」ということで、集落に直接伺うことにしました。

今回はお試しということで、こぢんまりとした開催でしたが、レトルト食品や常温保存できる牛乳、箱ティッシュなど、ちょっとした生活のお役に立てるものをお持ちしました。

ハープの心地よい音色に包まれながら、気持ちのいい青空の下での開催となり、みなさんとても満足されていたようです。

 

参加された方からは、
「出かけられないから、本当に助かる」
「気兼ねなく品物を選べるのがうれしい」
「またぜひ来てほしい」
といった、ありがたいお声もいただきました。

 

今後も、他の集落にもこの取り組みを広げていけたらと思っています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

(報告:穴水拠点スタッフ 稲垣)

 

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RSY令和6年能登半島地震への対応(第25報)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

みなさま

お世話になります。RSY穴水拠点「ボラまち亭」です。

真っ赤なキリシマツツジの見ごろも過ぎ、穴水町でも気温が30℃ほどになる日が出てきました。

今回は最近の「ボラまち亭」の様子についてレポートします。

★5月9日はアイスの日!

石川県はアイスの消費量日本一になったこともあるほどアイス好きの県として知られています。ボラまち亭でも、穴水町社会福祉協議会を通じて、カナカン株式会社様より無償提供頂いたアイスクリームの配布会を実施しました。3日で400個ほどを配布し大好評でした。

「こうやってイベントをしてもらえるのは、能登が忘れられていないんだなってうれしくなるね。」アイスクリームと共に皆さんの顔もほころんでいました。

お隣にある穴水高校の生徒さんも沢山あそびにきてくれていて、その後は放課後に駄菓子を買いに来てくれるようになりました。

★様々なイベントを実施しています

藤田医科大学の若月教授の指導のもと、ポールウォーキング講習会が開催されました。由比ヶ丘団地だけでなく、他の仮設住宅や在宅の方々も30名ほどが参加しウォーキングを楽しみました。ボラまち亭の上にある観覧席にも上り、そこから見る180戸の仮設住宅に改めて圧倒されていました。

ボラまち亭の交流コーナーでは、塗り絵やイラストを描きながら、おしゃべりを楽しむイベントも開催されました。RSYボランティアの方もアロマオイルを使った「ハンドマッサージ」で参戦してくださいました。

住民の方には「この時間に行けば誰かに会える」そんな安心感が得られている様子でした。ボランティアさんとお話をしながら、ほろりと涙を見せる男性もおり、改めて男性のフォロー(安心して集まったり、役割を持ったり、思いを吐露できる場など)の必要性も実感しています。

★NPO法人いきいき

穴水町内にあるNPO法人いきいきさん。障がいのある方の就労支援をおこなっている団体です。今回の震災で大きな被害にあったものの、利用者さんの居場所を守るために、職員の皆さんは自ら被災しながらも、事業再開に向けて奔走されたそうです。

いきいきさんの商品は、着なくなった着物や浴衣を使用した「さき織り」で作ったコースターや印鑑入れ、綿100%の衣類を使用した「うえす」、他にも、ペンケースやヘアーアクセサリーなど、手作り品が一杯です。

今後は商品の一部をボラまち亭で販売したり、大切な資金の一部となる牛乳パックや古着(綿100%)、着物の回収のお手伝いもできればと考えています。

★おすそわけコーナー使用者のアンケート結果

ボラまち亭がオープンした昨年6月から、おすそわけコーナー(フードパントリー)の利用者にアンケートを記入いただいています。一般開放日の金・土・日には各日110名ほどがお越しになり、そのうち70代以上は70%前後を占めています。

落ち込む、疲労感がある、不安が強いなど何らからの精神的な症状を実感されている方が60%ほどとなっています。寒かった冬があけ、春が来たことに喜びたい気持ちの半面、仮設住宅をでて自宅に戻る方や引越しをされる方もおり取り残されているように感じている方が増えてきている印象があります。

そんな中、ボランティアの皆さんとのふれあいや交流は、住民の方々に楽しみと元気をもたらしてくれています。RSYではボランティアの受け入れも継続中。ぜひ皆さんご参加ください!(報告:穴水拠点スタッフ・西井)

★5月運行の名古屋発・ボランティアカーお申し込みはコチラ

6月運行の名古屋発・ボランティアカーお申し込みはコチラ

自由日程でお越しのボランティアも大募集中!お申込みはコチラ

 

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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード

【募集6月分】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

 

6月も、いつも通りボランティア便を募集します。
加えて、ボラまち亭がオープンしてから1年、
感謝の気持ちを込めて周年記念イベント(6月22日)に合わせ、
臨時便も予定しています。
※周年記念イベントについては、別途ご案内します。
是非、一人でも多くの方の参加をお待ちしています。

こちらが申込みフォームです。

 

【概要】

日程:
97陣::2025年6月5日(木)~6月8日(日)
98陣::2025年6月12日(木)~6月15日(日)
99陣::2025年6月19日(木)~6月22日(日)
臨時100陣:2025年6月20日(★金★)~6月23日(★月★)
101陣:2025年6月26日(木)~6月29日(日)

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 20:00帰着(交通事情によります)

月曜日が祝日であっても、木曜~日曜の3泊4日で変更はありません

※配布用のチラシも添付します。告知にご協力ください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

活動内容:
交流会や足湯&カフェサロン等の運営補助、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)

各種イベントのチラシポスティング等

活動時間:原則として、9:00集合・オリエン。内容により活動時間は前後します。

活動場所:ボラまち亭を起点として、穴水町内のに出向くこともあります。

ボランティア登録場所:ボラまち亭。

宿泊場所:ボラまち亭

宿泊料:無料

宿泊施設備品等:暖房器具、電子レンジ・冷蔵庫・エアコン・トイレ・シャワー。公衆浴場(有料)へは徒歩で行けますが、お弁当などは、タイミングを見て買い出しに行きます。ゴミは各自お持ち帰りください。簡易ベッドは、ありますが寝袋等の寝具をご持参ください。

【報告】東日本大震災メモリアル企画あいち・しちがはま交流ツアー

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
3月11日(火)~12日(水)に実施した七ヶ浜スタディツアーについてご報告させていただきます。今回は、大学院生や大学関係者、防災・災害ボランティア、会社員など、20~70代の参加者7名とRSYスタッフ3名の合計10名で七ヶ浜を訪れました。

 

1日目は、七ヶ浜に到着後、きずなハウス(みんなの家)で開催されていた「七ヶ浜町震災の記憶展」を見学しました。その後、七ヶ浜町公園墓地「蓮沼苑」の東日本大震災慰霊碑前で執り行われた追悼式に参列し、14:46に黙とうを捧げ、献花を行いました。

16時からは、七ヶ浜町中央公民館にて「町民&ボランティア交流会」を実施しました。七ヶ浜の若者たちによる震災伝承団体「きずなFプロジェクト」、元RSY七ヶ浜スタッフの石木田さんが代表を務める「地球子屋(てらこや)」の活動紹介の後、3グループに分かれて5名の七ヶ浜住民の方々と交流を行いました。震災当時の避難行動や避難所生活、仮設住宅での生活などについて、どのような困難があり、どう乗り越えてこられたか、今後の災害に向けてどんな備えが必要かなど、それぞれの体験からのお話しをしていただきました。

2日目は、七ヶ浜町巡回語り部ツアー(フィールドワーク)として、石木田さんのガイドで、松島湾を眺められる多聞山、代ヶ崎浜の防潮堤に作られたおはじきアート、吉田浜の眺望台、復興整備事業で開発された花渕浜多目的広場や菖蒲田浜ながすか多目的広場、笹山地区の高台住宅団地、菖蒲田海岸防潮堤などを巡りました。

その後、小学2年生で被災し、現在は語り部として震災の伝承活動に関わるNPOの職員となった若生遥斗さんのガイドで、震災当時在籍していた汐見小学校から、実際に避難をした弥栄神社の高台までの避難ルートを歩き、当時の状況や今の想いをお聞きしました。

■参加者の皆さんからの感想
〇昨年に引き続き2度目の訪問でしたが、町内を巡りながらの見学は初めてでした。町内には3.11の津波に関する表示が沢山ありました。ここまで津波が到達したのかと何度も驚かされ、被災直後の写真に胸が締めつけられました。しかしそれだけ甚大な被害を受けた中でも、住民の皆さんが七ヶ浜の海を心の底から大切に思っているということが、今回のツアーで最も印象に残ったことです。震災当時、できることはなんでもやっていたというお話から、現実を受け止め、今後も海と共に生きていく覚悟を感じました。辛い時間が長く続いたはずなのに、今は強さすら感じさせるみなさんの姿は、まだ自分に不足する覚悟を見直させてくださいました。発災後、周囲と連携できるよう普段からコミュニティを大切にすること、個々に合った非常用持ち出し袋を準備し適切な場所に保管すること、多めに食料や水を備蓄することなど、今できる準備はたくさんあると感じました。

〇14年前の3月11日、中学2年生だった私は、校外学習をしていました。教室に戻ると先生が走って来て「今、日本が大変なことになっています。これをみて気分が悪くなる人もいるかもしれない。でもこれを志摩市に住む自分たちが経験する番だっかもしれない。この映像を自分たちは見なければいけない。」と話し、津波の生放送を見せてくれました。あの日からテレビの中の現実で何が起こっていたのか、14年経ってしまったけれどやっと学びにいくことができました。
今回、1番心に残ったのは、「地震の揺れに耐えてから、それからが本当の震災だった。」という言葉です。これは高台にある避難所で100日間、一度も自宅に戻らず避難所の運営、支援に当たった被災者の方からお聞きしました。避難所では高齢者など要支援者の対応やケアを寝る間を惜しんで行ったそうです。外部支援者ではなく、普段を知っている地元の人だからこそ行えるより細やかなケアがあると思います。しかしその負担は計り知れません。普段から災害時を想定した訓練と想定をしておくことが、被災者となった時の自分や地域の人々の支えとなることを改めて感じました。

〇今回は講演、フィールドワークとフル回転して頂いた石木田裕子さんにずっとお世話になりました。その中で地球小屋「てらこや」が印象的でした。地域の交流施設として毎月第2土曜日、「みんなの家」「きずな公園」に集まり、お弁当持参で1日過ごすアイデアはいいですね。その中で震災の伝承、震災遺構の見学、防災学習としてなまず学校、防災食のカレーつくり、外部とコラボで紙コップロケットつくり、小学生の食育、キッズ企画と多岐多彩のわたる活動から石木田さんの熱い思いと多様性に感心させられました。前期高齢者とお聞きしましたが、やれることは何でもやるという姿勢に満ち溢れ、今後のさらなる活躍が期待したいと思いました。
名古屋でも既成概念にとらわれず、子どもたちや若者の力とアイデアを引き出して、自らもやっていける取り組みをしていきたいと思いました。それはきずなFプロジェクトの活動をお聞きしさらに強く感じました。
最後にフィールドワークのおはじきアートが心に残っています。物語があり、松島を背景のあるのがいいですね。またこれからも訪問したくなりました。

〇想像よりスケジュールに余裕があり、内容も多岐にわたりメリハリがあって非常に良かった。特に汐見小学校から裏山の避難経路を実際に歩いたのは印象に残りました。
個人的な反省になるのですが、ボランティアに肩書きとかはあまり関係ないと思いつつも、穴水に行かれている方や地元のボランティア団体に所属されている方ばかりでちょっと気後れしていました。また、久しぶりに初見の被災者の方と話したので、距離感とか踏み込み具合など考えすぎて聞く一方になってしまいました。この反省を生かしつつ、15周年のツアー?企画?も日程が合えば参加したいと思います。

〇ツアーでお聴きした話の中で、穴水町と七ヶ浜が繋がっていたことに驚きました。共助とは人が人を助け繋がることも大切なことですが、地域と地域の繋がる事も大切な事だと、目からウロコでした。
ワークグループでは、きずなFプロジェクトの皆さんの若さに驚くとともにシッカリとした「伝え」を子供たちに広げている活動内容のもさらに感心させられました。若者独特な発想でさらなる活動に期待しています。伊丹さんからは「南海トラフ地震での被害は都市型なので想像がつかないけれど、郡部では七ヶ浜に似た地域もある。被災者として発信していくので東海地域でも広げて欲しい」との意見に、自分の地域で七ヶ浜の発信をどう広げていくかが大切な事だと痛感させられました。
石木田さんの案内での七ヶ浜巡回語り部ツアーでは、石木田さんのパワフルさにも驚きましたが、14年の時の流れにも驚きました。最後に若生くんの七ヶ浜語り部デビューに参加さしていただいたことは大変光栄に思います。災害を風化させないためにも頑張っていただきたい。毎年行われている七ヶ浜ツアー、長く続くようお願いします。

〇3月11日~12日の2日間、初めて七ヶ浜に行きました。1日目は震災の記憶展見学、慰霊塔参拝、住民の皆さんと交流会。2日目は七ヶ浜町巡回語り部ツアー。交流会でIさん御夫妻からお話を伺いました。ご苦労もされ、大変だった事から次に伝える話です。
①被災してもう一度家に引き返した人が犠牲になった
②(震災の)2日前に地震があり、皆で集合場所を決めていた
③避難所ではみんなが家族。当番、役割を決めた
④困り事、要求は行政に伝える
⑤眠れない、食べれない、精神的にも体調不良になる
南海トラフ地震が懸念される中で、このことをどう伝えていくか、改めて考える機会になりとても勉強になりました。

RSY令和6年能登半島地震への対応(第24報)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

みなさま

お世話になります。

穴水は木々の新緑や道端に植えられた花々に彩られる時期になってきました。

今回は、第23報でもご紹介した「在宅被災者訪問事業」についてレポートします。

 

★「在宅被災者訪問事業」進行中!

「在宅被災者訪問事業」は、穴水町社会福祉協議会が今年2月20日から開始した事業で、在宅で生活されている被災者のお宅を1軒ずつ訪問して回り、生活面や健康面などでサポートを必要としている方がいないかどうかの確認を行なっています。

町内には在宅被災者のお宅が3000軒ほどあると言われており、社協・地域の協力員・NPOの混成チームが毎週のように町内を回って活動を続けています。春休み期間中は大学生ボランティアも参加してくれました。

訪問前にミーティングを行い、終了後にはチームで聞き取りした内容の確認作業をして結果を報告します。サポートが必要な方がいた場合は社会福祉協議会が運営する「ささえあいセンター穴水」が対応してくれます。

 

★被災者の声を「聞く」

先日伺ったあるお宅では「地震から1年以上も経ってやっと来たね」と、少し不機嫌そうなお婆ちゃん。聞けば、地震からこれまでの間、誰も気に掛けてくれる人もなく独りで頑張ってきたんだと。いろいろお話を聞くうちに言葉も軽やかになり、帰り際には県外から来ているスタッフに「遠くから来てくれてありがとうね」とお礼の言葉をいただきました。

別のお宅では「前回の地震の時に住んでたアパートが壊れて住めなくなってしまったから頑張ってローンでこの家を建てたのに、一部損壊にしかならなかったからお金も出ないし、コツコツ真面目にやってきたのにどうすれば良いんだよ!」とやり場のない怒りを口にする男性。こんな時はかける言葉もなかなか見つかりません。一つひとつ丁寧にお話しを伺うことで、サポートが必要なのか、どのようなことができるのかを探っていきます。

 

★誰も取り残さない!

訪問事業では能登の人たちはとても辛抱強いということをいつも感じます。「うちはまだ良い方だよ。もっと大変な人がいるから」、「迷惑かけて申し訳ないね」と他の被災者やボランティアを気遣う言葉をよく耳にします。そのため、本当ならサポートが必要な状況なのに、誰にも相談せず独りで抱え込んでしまっている人たちがまだ多く埋もれています。

今後もしばらく訪問事業は続きますが、誰一人取り残されることがないよう、1軒1軒丁寧に状況を伺っていきたいと思います。

 

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