佐用町「竹炭祭り」参加してきました

 皆さまtakesumi1.jpg
takesumi2.jpg
 お世話になっております。
 3連休最終日の13日、兵庫県佐用町で開かれた「竹炭祭り」にスタッフやボランティア5人で参加してきました。
 佐用町は2009年に死者・行方不明者20人の大水害に見舞われ、RSYも発生直後のボランティアセンター運営や物資提供などの支援を続けてきました。
 地元では「水害の一因は山の荒廃にもある」として、近年は廃れてしまっていた地場産業の「竹炭づくり」を復活させ、再び山の手入れを盛んにしようという試みが続けられてきました。現在、名古屋や岐阜で行っている「防災の森づくり 川づくり」事業もこの取り組みから学ばせてもらっています。
 今回はちょうど1年半後のイベントとして、復興支援にかかわってきた神戸大の学生らが中心に企画。交流拠点である笹が丘ドームを会場に、名物「ホルモン焼きうどん」などの各種出店があり、RSYは名古屋から持ち込んだ陶器などを販売するバザーコーナーを設けさせてもらいました。
 ステージでは、学生らがこれまで行ってきた「炭焼きコンテスト」の成果や、竹炭を活用したまちおこしプロジェクトの提案内容を発表。「竹炭カレー」や「竹炭ラーメン」などのユニークなアイデアが次々と出され、地元の人たちの関心をさそっていました。
 暮らしは落ち着きを取り戻したようですが、いつまた同じような災害に見舞われるかわかりません。われわれも長期的な視点で支援にかかわっていこうと思っています。

12月16日(水) 佐用町復興フェスティバルの振り返りが行われました

みなさま
12月16日(水)、11月29日に行われた佐用町復興フェスティバルの振り返りが行われました。復興フェスティバルの時に、自分たちが振る舞った「きしめん」を食べることができなかったということもあり、「きしめん」を作って食べながら振り返りました。パワーポイントを使い、被害状況、当日の流れの再確認の後、感想や、今後愛知から支援したいことなどの意見を出し合いました。参加者からは、「佐用の方々の笑顔が見れてよかった」、「なごやのきしめんをおいしいと言ってもらえてうれしかった」という感想が出され、また、復興状況について、「空き地が多くなって見晴らしが多くなってしまった」、「住んでいた方が今どこにおられるのか心配になった」という声も聞かれました。「何度も足を運ぶのは、”人”がいるから。復興のお手伝いをさせていただくため出向いた際、喜んで受け入れていただけるような関係づくりも大切」という意見も出されました。
P1030512.jpg
P1030514.jpg

【報告】11月29日(日)兵庫県佐用町復興フェスティバルが開催されました

皆様
11月29日に行われました「佐用町復興フェスティバル」のご報告です。
syokuzyu.jpg
今回の復興フェスティバルには、名古屋からRSYスタッフ3名、ボランティア8名、能登から1名の合計12名で参加しました。29日の朝は、佐用で有名な朝霧が佐用町全体を覆いました。雨の心配もありましたが、天気は曇りで、時折太陽が顔をだし、復興フェスティバルにはともいい天気になりました。10時30分より、フェスティバル会場近くにある仮設住宅で、「10月桜」の植樹が行われました。被災地NGO恊働センターの村井さんの司会のもと、能登の穴水の被災者Tさんをはじめ、能登中島の方、新潟県中越地震および同県中越沖地震の被災者の方から佐用町の町長さん、仮設住宅の会長さんへ桜の苗木の贈呈を行いました。その後東海豪雨水害の被災者でもある胡弓演奏者の石田音人さんの「さくら」の演奏を聞きながら、植樹を行いました。kishimen2.jpg
11時よりフェスティバルが始まりました。ぞくぞくと地元の方が集まってきました。名古屋メンバーは「きしめん」を振る舞いました。開始わずか1時間30分で「200食」完売!!!地元の方は、「きしめんは、珍しい」、「おいしい、おいしい」と言っておられました。胡弓演奏者の石田音人さんのステージでは、胡弓の演奏、水仙の鉢植えの贈呈、名古屋メンバーの紹介などを行いました。そして14時にフェスティバルは終了しました。今回のフェスティバルは地元の方が主になり作り上げたものでした。ステージも手作りでした。ブースは、地元の高校生、地元の方が出店されておりました。会場には2000人が来場されたそうで、予想以上の来場だったようです。nagoyamenber.jpg
地元の方からは、「仮設住宅に住んでいるけど、カビが生えてきているの。はやく家に帰りたい」「今は家を壊して、空き家になっているところが多い。それに加え、佐用の人口が減ってきている」という話も聞きました。その中で、「お正月には仮設住宅から家に帰ることができるんよ」というほっとされているお話も聞くことができました。
今回のフェスティバルで、佐用のみなさんの笑顔を見ることができました。また、これから迎える冬に向けて、頑張ろうという地元の方の気持ちも感じられました。そして何よりも、今回のフェスティバルで地元の方が、ほっと一息ついていただけたのではと思っております。
「リエゾン被災人」のHPでも今回のイベントの記事が掲載されております

兵庫県佐用町復興フェスティバルのお知らせ

皆様
兵庫県佐用町は、台風9号の影響により、大きな被害を受けました。各地から多くのボランティアが駆け付け、救援活動に参加しました。現在は、町は一段落したように見えますが、被災された方々の生活の再建はまだまだこれからといった状況です。被災地域がもう一度、もとの姿にもどり、元気を取り戻していただくために、少しでも励ましになればと思い、復興イベントを行うことになりました。地元の方々と、周りの地域の方々がふれあい、交流してあたたかい人の輪を広げていける、ちょうど佐用町のシンボルひまわりの花のような、復興イベントです。
今回イベントの事務局である、日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)や、被災地NGO恊働センターのお声掛けにより、名古屋から11名で応援に駆け付けます。当日は、名古屋名物の「きしめん」を200食振る舞う予定です。この「きしめん」は、この度、あいち生協様から無料でご提供していただきました。また、胡弓演奏者である、石田音人さんの胡弓演奏も予定しております。そして、RSYが支援しております、能登の穴水より、Tさんも佐用へ駆けつけ、能登「十月桜」植樹に参加されます。
イベントのチラシは、こちらからご覧いただけます↓
11.29hukkouibento.pdf
*******************
日時 11月29日(日) 11:00~14:00
場所 佐用町笹ケ丘ドーム(雨天決行)
*******************
「ステージ」
・上月太鼓の和太鼓
・石田音人さんによる胡弓演奏
・佐用高校吹奏楽演奏 など
「内容」
・能登「十月桜」植樹
・まんぷくコーナー(しかコロッケ、ホルモン焼きうどん、姫路駅名物「えきそば」、名古屋名物きしめん など
・復興支援バザー
・足湯コーナー
・お茶会コーナー
・子どもの遊びコーナー など
「交通のご案内」
●車の場合
・中国自動車道 佐用 I.Cより15分
・国道2号線より(R373経由)25分
●鉄道の場合
・JR姫新線上月駅より3キロ
(新姫バス笹ケ丘荘前下車徒歩10分)
智頭線久崎駅より1キロ

台風9号水害・兵庫県佐用町支援報告会が行われました

皆様
お世話になっております。
11月12日(木)、名古屋大学 環境総合館4階 地域防災交流ホールにて、「台風9号水害・兵庫県佐用町支援報告会」が行われました。参加者は、なごや防災ボラネットの方、防災に関心のある方など、約20名ほどでした。
sayouhoukoku2.jpg
sayouhoukoku3.jpg
報告会は、なごや防災ボラネット代表の岡田雅美さんのご挨拶のあと、名古屋みなと災害ボランティアネットーワークの高崎賢一さんより、佐用町の当時の状況、ボランティアセンターの運営についての話から、ボランティアセンターを運営して感じた今後の課題、問題点などもだしていただきました。名古屋きた災害ボランティアネットワークの竹本初江さんからは、8月22日~23日についての活動報告、そしてRSYスタッフ柚原より、名古屋からの支援について、そして今の現状などの話をしました。その後、グループワークで、感想や今後の課題、支援についてなどの話をしました。
最後に代表理事栗田から、「今までに多くの災害で支援をしてきました。私たちは支援する力はついたかもしれません。しかし、「受援」、受け入れる力はどうでしょうか?名古屋で災害が起きたときに、どのように多くの方を受け入れていくかについて、今後考えていかなければなりません。そして、まだまだ復興には時間がかる佐用へ、物資の提供から「心」のケアへと支援の形も変わってきています。佐用のみなさまを元気づける、勇気づけをしていきたいと思います。」と話がありました。
今回佐用のみなさんを勇気づけたいという気持ちのもと、11月29日(日)、日本災害救援ボランティアネットワーク主催の「佐用町復興イベント」への参加をします。
sayouhoukoku1.jpg
*************************************************************************
「復興イベント」
日にち 11月29日(日)(詳細については後日)
 
名古屋から ・胡弓演奏者 石田音人さんによるライブ
      ・名古屋名物の炊き出し「きしめん」(あいち生協様より200食提供)
28日のお昼ころ名古屋発、29日の夜名古屋着の日程で調整しております。
参加ご希望の方は、柚原までご連絡ください。
・参加者は先着順に受けつけ
・参加費については、参加メンバーで調整
・参加希望者は、11月16日(月)までに柚原までご連絡ください。
 (名前、電話番号をお教えください)
 info#rsy-nagoya.com(#を@に変えてご送信ください) 電話052-253-7550 FAX052-253-7552
 

台風9号水害から2カ月

皆さま
いつもお世話になっております。RSYスタッフの柚原です。
台風9号水害起きてから2カ月が経ちます。現地の方の話を聞くと、佐用の風景は、水害の被害にあったことが分からないほど綺麗になっていると言います。しかし、これから迎える冬、今後のことなど心配ごとが多く、復興にはまだまだ時間がかかります。9月には、久崎地区、上月地区に仮設住宅ができ入居が始まりました。住むところがあって助かるという半面、雨が降ると水害当時のことを思い出して寝ることもできない。とても寒いという言葉も聞きました。
そんな中、10月11日に水害後初めて大規模な復興バザーが開催されました。その後も毎週のように、バサーや復興市が行われております。台風9号水害が起きてから、多くの方のご協力を頂き、レスキューストックヤードからも佐用へ支援をしてまいりました。
近藤産興株式会社様より家電製品のご提供
岐阜県瑞浪市の山和陶業株式会社様より陶器のご提供
この場を借りまして、心より感謝申し上げます。家電製品や、陶器を受け取った方は本当に喜んでいらっしゃったようです。11月には、佐用に行った方々を中心に、佐用の報告会を企画しております。今後の支援について一緒に考えていきたいと思っております。詳細については決まり次第お伝えいたしますので、よろしくお願いいたします。
A4、写真付きでまとめたものは、こちらからご覧いただけます。↓
< 台風9号水害物資提供のご報告> taihuu9gou.busshihoukoku.pdf
taihuu9gou.iruihoukoku.pdf
<台風9号水害陶器提供のご報告>taihuu9gou.toukihoukoku.pdf

続きを読む

10/18(日)佐用町復興イベント

みなさま
 去る10/10に陶器の梱包作業を行い、たくさんのボランティアさんにお手伝いいただきましたが、その陶器が無料配布された復興イベントが10/18(日)に佐用町にて開催されました。
 当日は天候にも恵まれ多くの人で賑わい、開始時間である11時30分の10分には陶器は半分位になっていたそうです。その後、13時にはすべて無くなったとのことでした。
 皆さん大変喜んでいらっしゃったようです。
 上記のイベント以外にも、佐用各地では復興イベントが毎週のように開催されているそうです。
 少しずつ佐用のみなさまが心身ともに復興をされますよう、お祈りいたします。
 
 またみなさまにご協力いただきたいことがございましたら、連絡をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
007.jpg
017.jpg

兵庫県佐用町への陶器提供・梱包作業第 2 弾終了しました。

みなさま
 いつもお世話になっております。
 先日よりお伝えをしておりました兵庫県佐用町への陶器提供・梱包作業第 2 弾が先ほど終了いたしましたので、報告いたします。
DSCF0012.JPG
 陶器は岐阜県瑞浪市の山和陶業様よりご提供いただきました。作業には11名のボランティアさんにご協力いただき、ダンボール57箱分の陶器を梱包しました。
 この陶器は10月18日に佐用町の上月町地域づくり協議会・千種川ネットワーク様が主体となって行われるイベントで提供される予定です。
DSC_0491.jpg
 ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 また新たな動きがありましたらご報告いたします。
 DSC_0506.jpg
 

【募集】兵庫県佐用町への陶器提供・梱包作業ボランティア第 2 弾

みなさま
 いつもお世話になっております。
 去る9月15日に、7名のボランティアさんにご協力いただき、8月の台風9号の被害を受けた兵庫県佐用町へダンボール38箱分の陶器をお送りいたしました。
 その様子は下記URLをご参照ください。
 http://www.rsy-nagoya.com/rsy/blog/2009/09/post-139.html
 佐用町の皆さまにはとても好評で、あっという間になくなったとのことです。
 上記を受け、岐阜県陶町のみなさまより再び陶器をご提供いただき、佐用町へ送付することになりました。
 ついては下記の日程で、梱包・発送作業第2弾を実施致します。
 お時間のある方はぜひご協力下さい。
■陶器梱包・発送作業
・日時:10月10日(土)10:30~18:00
・場所:RSY事務所(久屋大通)
 地図:http://rsy-nagoya.com/web/access
・作業内容:陶器の梱包・箱詰め
※参加ご希望の方は事前にRSY事務局までご一報下さい。(終日でなくても構いません。)
※参加人数により作業終了時間が早まる可能性があります。遅れて参加される場合は来所前に事務局(052-253-7550)までご一報下さい。
ご協力の程を、何卒よろしくお願い致します。

佐用町復興支援バザーの梱包作業終了のご報告

皆様
いつもお世話になっております。
佐用町きらめき復興支援センターで10月11日に予定されている「復興バザー」
への提供物資の梱包作業が無事に終わりましたのでご報告させていただきます。
昨日10月5日(月)に、3名のボランティアさんに手伝っていただき、無事にバザー
用の衣類を梱包することができました。お送りしたものは、冬物のジャンバー、
ズボン(ジーパン)などです。
佐用町は、朝晩、とても冷え込んできました。佐用町社会福祉協議会の方が、バ
ザーの物品の集まりがあまりよくないので、とても助かりますと言っておられました。
ご協力ありがとうございました。今日の佐用に届く予定です。
今後もよろしくお願いいたします。