【第20報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(6月28日)

みなさま

平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
また、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD準備会)では、熊本県内で活動するNPO団体と県、国らと共に頻繁に情報交換を行い、県内避難所の実態調査や環境改善、その他、支援の過不足を補い合うべく活動しています。以下、現地スタッフからの24日から27日までの活動報告です。

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▼熊本県域の概況(報告:松永)
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・被災から2ヵ月を経過しましたが、現在もなお、県内に避難所が約90ヵ所、5000名以上が避難生活を余儀なくされています。長期化する避難生活で、生活機能の低下が懸念されています。

・応急仮設住宅の建設が進められ、6月5日甲佐町での仮設入居をはじめ、益城町等で入居が開始されています。しかし、現在建設予定のもので8月以降の鍵渡し予定など、避難生活は更に長期化しています。

・県内の災害ボランティアセンターでは、登録制や週末のみの活動等へ体制変更をする自治体が増えてきていますが、潜在的なニーズはまだまだあり、ポスティングや個別訪問等でニーズの掘り起こしを行っています。益城町、熊本市等では避難所支援や瓦礫撤去以外に、仮設住宅への引っ越し支援が始まっています。しかし、引っ越しニーズはあっても、被災状況や応急危険度判定によっては、被災家屋から家財等が取り出せない場合もあります。

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▼熊本市の概況(報告:松永)
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・熊本市では、6月25日時点で45カ所の避難所、約1400名が避難生活を続けています。

・応急仮設住宅(プレハブ)が約450戸、みなし仮設住宅は約3000戸(入居可能戸数)の予定。仮設住宅では、6月21-22日より市内で最初の仮設住宅の鍵渡しが完了していますが、竣工後、順次入居予定で全戸完成はまだ一か月以上かかる見込みです。

・長期化する避難生活で、生活機能の低下防止を目的に、地元NPOのソナエトコが避難所での「布団干し大会」を開催。避難所でのお茶会や足湯の会話の中で「◯◯したいが避難所ではできないもんね」との声を多く聞いたことから、布団干しを企画。支援者が干すのではなく、避難者自らに干してもらうよう働きかけを行い、布団を干すことで、生活空間を掃除する方もいました。「震災前は毎日布団を干していたよ。避難所でもできるんだね。今日はゆっくり寝れそうだわ」と笑顔に。避難者に「やってもらう・やる気を出してもらえるような支援」が重要だと再確認しました。RSYもコーディネーターを派遣するなど、地元団体のサポートを行っています。

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▼御船町:大雨による被害(報告:中西、浦中)
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先週からの断続的な大雨により、山間部地域では生活道路の崖崩れが広がっている場所も見受けられます。ボランティアセンターには水害被害により屋根のブルーシート張りへの要望が入ってきていますが、高所作業となり危険が伴う作業のため一般ボランティアで対応することができず、ニーズを受けることができない状況にあります。
家屋被害については、床下・床上浸水があっても2階で生活している方々もいるため、町も正確な被害家屋数が把握できておらず、現在確認作業が進められています。

★住民の声
・(涙をぽろぽろ流しながら)なんもかんもみんな流されたたい。(80代女性)
・雨(豪雨)の降った夜は地鳴りがしたけどそのまま寝ました。ボランティアさんには本当に感謝していますが、とにかくケガをされないように毎日願っています。(30代男性)

 

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▼御船町:あったか味噌汁プロジェクト第1弾(報告:中西、浦中)
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皆さまのご協力によりお椀とお箸が着々と集りつつあります。愛知のボランティアさんの手によって、世帯ごとにパック化されたお椀とお箸のセットの1回目送付が終了。24日に無事御船町に到着しました。町では、応急仮設住宅の第1次募集の鍵渡しが27日から始まっており、RSYも入居時のサポートをしています。旧七滝中学校仮設団地24戸、木倉仮設団地15戸、高木仮設団地22戸へ、町から配布される調理用具6点セットと一緒にお椀とお箸のセットを手渡ししています。

これから続いていく仮設入居に向けて、お椀とお箸はまだまだ募集しておりますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
【大募集】熊本地震応援企画「あったか味噌汁プロジェクト」のお知らせ

★住民の声
・七滝の仮設住宅はそれぞれにトイレも風呂もあるとね?昔住んどった炭坑住宅は全部共同で、風呂は太かつが真ん中にあったもんなー。 (70代男性)

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▼御船町:RSY関係でのボランティア支援(報告:中西、浦中)
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・宮島恵さま(6/25~28)、北村育美さま(6/26~27)、塩谷ケリーさま(6/26~)
避難所となっているスポーツセンターにて足湯活動や傾聴活動をしていただいたり、27日は仮設住宅入居に伴う活動のサポートをしていただきました。

★住民の声
・毎日自宅の片付けをしていたけど、持病のメニエール病が出そうだったのでここ数日は休憩。実際にめまいも起きたので、休んで良かった。(70代女性)
・好きな物自分で作って好きなだけ食べたか(食べたい)。(60代女性)
・避難所に来る県外のボランティアと話すのは楽しか~。今、ケガして仕事休んどるけど退屈せんよ。(50代男性)

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▼活動支援金募集
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いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。

<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。

<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【第19報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支​援活動について(6月24日)

みなさま

平成28年熊本地震において、レスキューストックヤードは御船町を中心に活動を継続しています。
また、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)への協力としては、熊本県内で活動するNPO団体と県、国と頻繁に情報交換を行い、県内避難所の実態調査や環境改善、その他、支援の過不足を補い合う活動しています。RSYでは6月3日に第1回現地報告会を実施致しました。以降、23日までの活動をまとめましたので、ご覧下さい。

 

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▼御船町:(活動しているスタッフ:浦野、中西、浦中)
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■避難所集約に伴う避難所自主運営に関する支援
小中学校の再開に伴い、6月10日より避難所の集約が始まりました。避難所内環境整備や、自主運営に向けた役割分担を無理なく行えるよう、施設管理者である熊本YMCA、御船町らと共に、住民の方々と一緒に取り組みました。係決めに少し時間がかかりましたが、お互いにできることを協力していこうという思いが共有されていました。

避難所集約となる日までにも、避難開始以来、布団を干していない方もみられたため、半ば強制的ではありますが、衛生状態の確保を目的に布団干しの活動も行いました。
住民の方からは「虫がいるかも」「ぶつぶつができている」などダニの疑いがあるような発言もあったため、定期的な布団干しの提案を行いました。

 

■山間地域への支援

5月15日以降、5ヵ所の山間地域にて生活再建のための相談会(主催:日本災害復興学会)を開催しました。現行法や支援制度では対応できない案件も多くあるようで、ボランティアの依頼にも関わる応急危険度判定に関する相談が多くみられました。
また、困りごとが起きていないか、体調不良などないかを確認しつつ、田代地区を中心に訪問活動を行っています。在宅避難をされている方々への「集う場」をつくるための炊き出しやサロン、お茶会も行っており、住民同士が不安な想いや今後の見通しについて共有できる場としての車座トークも開催しています。
避難所での活動の申し出があった炊き出しやマッサージについても、山間地域に出向くことで、避難所ではなかなか聴く機会のない在宅避難の方々の生の声を聴いて、今後の活動につなげるようにしています。

山間地域では、屋根のブルーシート張りについての要望が多く聞かれます。高所作業ということから危険が伴うため、ボラセンではブルーシート張りのニーズを受け付けていません。他の市町村でも同様と思いますが、屋根に上がりブルーシートをキチンと張れる方の人手が圧倒的に不足しています。

★住民の声
・(避難所でない地域での炊き出し会場にて)おいしか。お弁当もぜんざいも全部おいしか。今日は来てよかったたい。明日もあるって言われたばってん、毎日来るのは悪か。今日はほんとによかった。(70代女性)

 

■応急仮設住宅入居支援

6月18日、町主催の仮設住宅入居者説明会にて過去の被災地支援の経験を活かした「仮設住宅の住まい方」についてお話をさせていただきました。工期の遅れによる1週間程度の入居時期の順延があり、被災者のもどかしい思いが伝わってきます。
仮設住宅の入居にあたっては災害救助法に基づいた最低限の炊事道具(まな板、包丁、ナベ、お玉など)の支給はありますが、東日本大震災のような家電セットはなく、入居される方の経済的負担も大きくなっています。
RSYでは「あったかお味噌汁プロジェクト」を立ち上げ、仮設住宅入居者向けにお椀とお箸をセットにし、温もりのあるメッセージカードを添えてプレゼントする企画を進めており、6/23に第1弾(59世帯160人分)を名古屋から御船町に発送しました。詳しくは別メールまたはレスキューストックヤードの活動報告ブログをご覧ください。

★住民の声(仮設住宅入居者説明会での質問より、→以降は役場側の回答)
・電話を敷きたい。できるか。→携帯電話を推奨。個人で引きたい場合は個人負担と。
・照明はあるか。→室内灯、玄関灯、屋外灯、すべてある。
・アンペアはどのぐらい?→30A、それ以上になる場合は各自電力会社に連絡して個人負担。
・3Kに入居予定だがエアコンが1台しかない。もらえないのか。また穴をあけてはいけない、という話だがほかの部屋に設置可能か。→基本は各世帯1台。増設の穴あけは可。
・仮設はペットNGとのことだけど、あの周辺には野良猫が多い。どうなるのか。→野良猫については対応する。

 

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▼御船町:RSY関係でのボランティア支援(団体・個人)
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■LUSHジャパン様(5月第3週から6月第2週まで)
5月後半から6月半ばまでの毎週末、避難所や青雲市場などでハンドマッサージをしてくださいました。ハンドマッサージには女性だけでなく男性にもとても喜ばれ、ホッとできる時間づくりに尽力いただき、延べ100人以上の方にマッサージを受けてもらうことができました。また、子ども向けの企画として石鹸で作った粘土で遊ぶ子ども支援も行ってくれました。
大変な避難生活の中、ホッとする時間と空間をつくれたことで、被災者の方々との距離縮まり、様々な声を聴く機会にもなりました。

★住民の声
・クレア(ショッピングセンター)が空いてないから気分転換したくても映画を見たり買物したりすることもできない。吐き出す場所がないのよね。だから今日ここに来たのよ。よかった、ありがとう。(60代女性)
・家は住めないことはないけど壊れている。家の裏ががけで怖いけん、私はもう安全なところに引越ししたい。でもお父さんが、離れるなんて絶対だめって。ずっとこの土地で生きてきたんだから離れられんって。(40代女性)

・LUSHってあのLUSH?わー、使ってます。東京から来てくれたの?そんなに遠くからありがとうございます。とっても気持ちよかったです(50代女性)

 

■いたばし総合ボランティアセンター:神元幸津江さま(6/3~8)
主に、避難所集約のサポートをしていただきました。

 

■東北学院大学生・引率宮本先生(6/4~5)
南阿蘇村での活動予定でしたが、雨天により活動中止となり、御船町の避難所支援の活動をお手伝いいただきました。当初、片付けやガレキ撤去など作業中心の活動を想像していたようですが、交流や場づくりを目的とした活動の趣旨への理解をいただき、子どもたちの遊び相手などに積極的に関わってくれました。

 

■NPO法人災害ボランティアネット・柳河文昌様(6/14~15)
ワゴン車ではるばる野菜ラーメン(300食)とけんちん汁うどん(150食)を持参し、避難所や山間の集落にて提供していただきました。同時に九州のお寺の坊守さんグループのひやしぜんざいも提供していただきました。
野菜たっぷりあっさり醤油味のラーメンは「今まで食べた炊き出しのラーメンの中で一番おいしかった」と大好評でした。

★住民の声:「今まで食べた炊き出しのラーメンの中で一番おいしかった」(男性)・「うまい」と言って2杯食べる方、3杯食べる方もいた。・「祭りが中止になっているから、かき氷を食べる機会がなくなっていた。かき氷が食べられてうれしい。またぜひこちらの方に来てください」(小さい子どもづれのお母さん)

 

■音つむぎネット・石田音人様(6/17~18)
町内3カ所(スポーツセンター、南田代集会所、福祉避難所)で胡弓による演奏と歌のミニコンサートをしていただきました。
演奏を聴きながら涙を流される方もいらっしゃり、知っている曲になると誰ともなく鼻歌や歌声が聞こえてくるなど、被災者に一時の安らぎと癒しの時間をつくっていただきました。

★住民の声:「いい音を聞かせてもらってありがとうございます」「胡弓をやっていたんです。主人にも聞かせたかった。本当にありがとう。」「地震でうちの三味線と胡弓が破れて壊れてしまったんです」

 

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▼活動支援金募集
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いただいた寄付金は、あったかお味噌汁プロジェクトをはじめとした、被災者のみなさんが当たり前の「日常生活」を取り戻すために、使わせていただきます。
お椀やお箸の名古屋からの輸送代、サロン活動のための備品などに役立っています。ありがとうございます。

<クレジットカード決済>
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「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。

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特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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<郵便振替>
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特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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【第18報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支​援活動について(6/22)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYでは御船町を中心に活動を継続しています。
20日夜からの記録的な大雨の影響を受け、御船町内で被害が出ている模様です。現地専従スタッフ・RSY中西からの報告です。

※現在も、御船町に中西・浦中、JVOAD事務局に松永をスタッフ派遣しております。御船町は仮設住宅の建設が順次進んでおり、第一次募集では、27日頃に61世帯が3箇所の応急仮設住宅に入居する予定になっています。RSYでは、町・社会福祉協議会と連携し、みなし仮設住宅を含めた生活支援を今後も実施していきます。

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▼御船町での被害状況
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現在も大雨洪水警報が解かれず、強い雨が断続的に続いています。町内でも床上・床下浸水の被害が出ておりますが、危険な状況のため山間地の集落までは訪問できず、詳細情報は掴めていません。本日までに、御船町災害ボランティアセンターには、浸水被害にまつわるニーズが20件程発生。しかし、災害廃棄物集積場ののり面が崩れたことにより、泥やがれきの保管先が確保できず、ボランティア活動は中止となっています。

現在避難所は3箇所に集約されていますが、その一つであるスポーツセンター前は、小川があふれ、大人の太ももの高さまで浸水しました。20日深夜12時頃には、中にいる避難者はみな起こされ、車の移動などを行ったそうです。避難所は御船小中学校、木倉小学校などにも臨時開設されました。

山間地でも土砂崩れによる被害が出ています。家屋が半壊し、ドクターヘリが出動。幸いにも無事に救助され、人的被害はありませんでした。避難者の中には、川に落ちた住民を救助した方や、家が床上浸水して住めなくなった方もいます。

車中泊の方々が生活しているテント村エリアも被害にあっている様子。
天候に十分注意し、引き続き情報収集に努めます。

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▼住民の声
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御船小学校の近くに住んでいるの。地震ではかろうじて大丈夫だったのに、1階まで水が入ってきて、家の中のものをみんな流していっちゃった。今は孫と二人暮らしだから、家の片付けも大変で。流された自転車とかを水の中から自力で引っ張り上げたんだよ。(涙をポロポロと流しながらお話してくださった)(80代後半・女性)

【報告】広島県福山市へ資器材を搬出しました

みなさま
お世話になっております。RSY事務局です。
広島県社協より、22日からの大雨で被害の出ている広島県福山市への資器材貸出の要請があり、昨日、4トントラック1台分の資器材を搬出しました。
搬出作業は、防災ボラネット守山・名古屋みどり災害ボランティアネットワーク・名古屋みなみ災害ボランティアネットワーク・RSYボランティアの方々、スタッフ合わせて12名で行いました。
 
突然の募集にもかかわらず、多くの方にご協力いただき作業を行うことができました。本当にありがとうございました。
資器材は本日午前に現地に到着し、受入が完了したとのことです。
 
また、昨日より、震災がつなぐ全国ネットワーク事務局長の松山が現地入りし、現地の様子のレポートが上がっていますのでご報告いたします。
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★現地の様子
〇福山市街から西に20kmほどの松永町(旧松永市)あたりで被害の報告があり、
役所の松永支所に道路被害や土砂崩れの被害報告があった。
(市職員談)
〇報道にない地域で被害が点在しており、一地区(松永町)を除き、数件の床上浸水がある。
〇松永町はコンクリート固めの川(幅10mほど)の越水での被害で、泥は多くない。
〇松永町の床上浸水の軒数は20-30件ほどではないか、との見立て。
〇松永町の他、神村町、金江町で被害の情報が出ている。
〇金江町は松永町と似て、コンクリート固めの川(幅5mほど)の越水と、一部護岸が
水流でえぐり取られている箇所もあったが、床上浸水のお宅も既におおよその
片付けはそろそろ終わる段階。
〇被害箇所や件数が限定的な場合、災害ボランティアセンター体制ではなく、通常の
社協ボラセン体制での対応で可能ではあるが、今夜からの雨や、これまでに
被害確認の進んでいない地域の被害状況次第では、この限りではないとのこと。
★被災者の声
3時頃にトイレに目が覚めて、ベッドから降りたら膝下まで水に浸かった。
92じゃけ、トイレ近いけ、起きたらビックリするような状況じゃった。
息子や孫が随分片付けてくれたけ、助かった。(松永町、92歳男)
隣の家のとの間に合った沢の上流で土砂が崩れてこの始末。
沢も山も民有地じゃけ、行政は何もしてくれんらしい。
知り合いにダンプとユンボ頼んで家の周りの土砂をどけてもらっとるが、
明日から雨の予報じゃけ、二次被害が心配。(神村町、70代男性)
(水路のような)川が溢れそうだっていうから、消防団の詰め所に土嚢を貰いに
いったけど、土嚢の用意すらできてなかった。うちの主人が消防団やってたころは
ちゃんと準備してて、危ないと判断したときには近所に土嚢を配って回ったけ、
今の消防団は何をやっちょるか・・・。(金江町、40代女性)
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今後は、松山からの現地情報に基づいて対応を検討いたします。
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★今月のボランティア情報★
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①熊本地震 被災地支援街頭募金
【日時】
・6月29日(水)18:00~19:30
※事務所から募金箱等の荷物を運びます。お手伝いいただける方は17:30までにRSY事務所に来ていただけると有難いです。
※午後は、帰りの荷物運び・募金額の集計もお手伝いいただけると有難いです。
【実施場所・その他】
・名駅ナナちゃん人形前
・内容/平成28年熊本地震 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
・ご参加いただける方:下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、なるべく事前にご連絡いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④希望集合場所:RSY事務所 or 現地
⑤参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
②あったか味噌汁プロジェクトパック化作業
【日時】7月1日(金)10:00~12:00
・場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡秋田3丁目106)
※現地のマップのURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
・集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
・ご参加いただける方:件名を「熊本地震/あったか味噌汁プロジェクト」と書きinfo@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号をメールにてご連絡ください。
・当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
▼活動支援金募集
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皆さまからお寄せ頂いた活動支援金は、主に被災地での生活支援プログラムに関わる企画・運営などに使わせて頂きます。(炊き出し・足湯ボランティア・サロン・生活物資提供・集落支援など)
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

【急募】広島県福山市への資器材搬出ボランティア募集(6月26日10:00~)

みなさま

RSY事務局です。
6月19日(日)からの雨により被害が出ている広島県福山市への
資器材貸与の申し出がありました。
ついては、下記の日時で搬出ボランティアを募集します。
急な募集となりますが、ご協力お願いいたします。
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福山市への資器材搬出ボランティア
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●日時:6月26日(日)10:00~
※集合:10:00/12:00頃トラック出発予定
●場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)
 アクセス:https://goo.gl/maps/yGIfj
●作業内容:4トントラック1台分の資機材搬出(一輪車・スコップ・バケツなど)
●当日連絡先:090-5000-8386(担当・RSY林)
▼ご協力頂ける皆さまへ
お手数ですが、info@rsy-nagoya.comまで
①お名前、②携帯電話の番号 ③集合先(現地or事務所)をお知らせください。
当日連絡先まで、直接お電話いただいても構いません。
・怪我などに備え長袖・長ズボン着用にご協力ください。
・各自で飲み物を用意するなど、体調管理をお願いします。
駐車場がありませんのでなるべくお誘いあわせの上お越しください
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ご協力をよろしくお願いいたします。

宮城県七ヶ浜町報告【第232報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう!第4弾海苔すきをしよう!

みなさま、いつもお世話になっております。

RSY七ヶ浜事務局の槙島です。

ご報告が遅くなりましたが、昨年度全4回開催しました“きずな号で七ヶ浜を学ぼう”の第4弾海苔すきをしよう!を3月19日(土)に開催いたしました。

七ヶ浜に住んでいると海苔はとても身近なものですが、七ヶ浜の海苔といえば皇室献上品になるほどの逸品。

今回はそんな自慢の海苔がどのように作られるのか、海苔すき体験、工場見学をさせてもらうため、松ヶ浜の星のり店さんへ。

海苔博士のお話

おいしい海苔を作るためには・・・

「海だけがきれいでもだめなんです」と博士の言葉にすかさず「なんで?」と子ども達は質問をし、真剣にお話を聞いていました。

「雨が降って山から川へ、川から海へ。いろんな栄養をたくさん含んで海へと流れていきます。

自然は全部繋がっているから、ちょっとぐらいいいか、とゴミを捨てたり汚したりしないでね。これが海苔博士からのお願いです。」

と、貴重なおはなしを聞いた後はみんなの楽しみにしていた海苔すきについて。

まきすの上に木枠を乗せて、海苔を流し込むと海苔が四角になります。

海苔博士から海苔すきの説明海苔すき

乾きやすくするために特製の脱水機でしっかり脱水。脱水できたら乾燥させて完了です。

流れがわかり、コツをつかんで枚数を重ねるごとにどんどん上手になり、「これ僕がやったやつだよ!」と自分のすいた海苔を嬉しそうに眺めていました。

脱水海苔を乾燥

海苔すきが終わったら昼食です。

今回は特別に水切りした生海苔を、炊きたて熱々ご飯に乗せてバターとわさびと醤油をたらり!この時期だけの贅沢な食べ方に「うまーい!」と一人で3杯おかわりする子もいるほどでした。

生海苔ご飯初めての生海苔丼!

食べ終わったら工場見学。今回手漉きをした海苔ですが、今は機械がやってくれます。

型に流し込まれ、水を切り、2時間かけて乾燥して出てきます。

決められた枚数で束ねられて出てくる海苔に「海苔を半分にしているのになんでやぶれないんだろう」「この機械はどうなってるの?」と子ども達も前のめりになって見ていました。

焼き海苔はパリパリしていますが、焼く前の板海苔はしっとりしているから折っても破れたりしないんですよね。

海苔工場機械から出てくる海苔

博士に質問して、「いつも食べてる海苔ってこうやってできてるんだね」とまたたくさん勉強になりました。

集合写真

昨年5月から始まった「きずな号で七ヶ浜を学ぼう!」

この企画を通して、七ヶ浜の子ども達が自分の暮らす町の魅力を体験し、今では自分で釣りに出かけたり、魚、海苔、わかめなど七ヶ浜の名産物に興味を持つ子も増えました。

震災以降、海は「危ない場所、こわい場所」というイメージがありましたが、海に囲まれたこの町で暮らす子ども達が、このような活動を通して海を「楽しい場所、大切な場所」と感じ、以前のように身近な場所になることを願っています。

今年も町民の方とともに考えながら、少しずつでも続けていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【参加者の声】

・海苔を型に入れるのが難しかった。(中2女子)

・工場の中はすごく暑くて、機械は大きくてすべてが自動でビックリした。(小5男子)

・海苔が最初は水と混ざっていて、それを型に入れて乾かすなんて知らなかった。(小5男子)

・生海苔を初めて食べたけど、なかなか食べられないので食べることができてよかった。とてもおいしかった。(小5女子)

【報告】「あったか味噌汁プロジェクト」第一弾を発送しました

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。

今週から始まった「あったか味噌汁プロジェクト」、現時点で200を超えるお椀とお箸が届いています。本当にありがとうございます。引き続き募集を続けていますので、ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
本日、RSY大口町倉庫で第一期仮設住宅入居者向けのお椀とお箸のパック化を行い、現地に発送いたしました。RSYボランティアさんと、大口町にあるボランティア団体「災害救援ボランティア」合わせて12名の方にご参加いただき、パック化作業を行いました。

 

今回はお椀とお箸のほかに、ジップロックとメッセージカードも同封しました。各世帯で個数が変わってくるので細かい作業となりましたが、最後まで丁寧にパック化作業を進めてくれました。
 
本日作成したパックは今週末に現地に届く予定で、来週27日の鍵渡しの際住民の方に配られる予定です。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。次回は7月1日(金)にパック化作業を行う予定です。皆さまのご協力をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
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★今月のボランティア情報★
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①熊本地震 被災地支援街頭募金
【日時】
・6月29日(水)18:00~19:30
※事務所から募金箱等の荷物を運びます。お手伝いいただける方は17:30までにRSY事務所に来ていただけると有難いです。
※募金額の集計もお手伝いいただけると有難いです。
【実施場所・その他】
・名駅ナナちゃん人形前
・内容/平成28年熊本地震 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、なるべく事前にご連絡いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④希望集合場所:RSY事務所 or 現地
⑤参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
②あったか味噌汁プロジェクトパック化作業
【日時】7月1日(金)10:00~12:00
・場所:RSY大口町倉庫(愛知県丹羽郡秋田3丁目106)
※現地のマップのURLも参考にしてください→http://urx2.nu/hhGX
・集合:10:00に現地集合(現地駐車場有)、または9:00にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早めにご連絡ください。
・ご参加いただける方:お手数ですが30日(木)の午後20時までに、件名を「熊本地震/あったか味噌汁プロジェクト」と書き、info@rsy-nagoya.comまで
・お名前
・携帯電話の番号をメールにてご連絡ください。
・当日連絡先:090-5000-8386(RSY林)
▼活動支援金募集
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皆さまからお寄せ頂いた活動支援金は、主に被災地での生活支援プログラムに関わる企画・運営などに使わせて頂きます。(炊き出し・足湯ボランティア・サロン・生活物資提供・集落支援など)
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
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宮城県七ヶ浜町報告【第231報】熊本を応援しよう!~募金報告七ヶ浜から熊本へ~ きずなハウス近況報告

皆様

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
RSYでは4月14日に発生した熊本地震において、熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。詳しくは都度更新される 支援活動報告をご覧ください。
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さてさて、ご無沙汰しております。
幼稚園年長さんも小学1年生に、
小学生6年生も中学生に ・・・・子どもたちの新年度のドタバタも少しは落ち着きました。

昨年度同様、きずなハウスはRSY七ヶ浜事務局兼、地域のコミュニティスペースとして、駄菓子/コーヒー/ボッケのボーちゃん焼き、七ヶ浜情報掲示板などをご用意して運営しています。
嬉しいことに(延べ人数ですが)月平均約1500人が利用しているきずなハウス。
今年度も新たに七ヶ浜の住民の方がスタッフとして加わり、利用者の目線から使いやすさを考えて改革をしてくれています。
又、4月14日に発生した熊本地震支援のためにきずなハウスで約2か月間募金を行いました。全部で53,075円が集まりました。ありがとうございました。RSYの熊本地震での活動で大切に使わせていただきます。

5月3日(水)~5月5日(金)に七ヶ浜内のイベントにボーちゃん焼きの出店を七ヶ浜の皆さんと共に運営し、熊本の皆さんのために募金を集めました。

きずなハウス募金きずなハウス募金2

きずなハウス内にて募金ポスターを書いてくれる子もいれば、当日募金活動を手伝ってくれる子もいました。募金箱設置している二ヶ月間に売れたボーちゃん焼き一個に付き10円の募金に加えるというキャンペーンも行っておりましたので、2,895個分である28,950円も募金金額内訳に入っています。
「震災の時、お世話になったからねぇ・・・。なかなか九州までいけないから気持ち(お金)だけでも・・・」とたくさんの七ヶ浜町民の方々に協力頂きました。ありがとうございました!

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ここからはきずなハウスの近況報告を~♪

きずなハウス近況1

きずなハウスではイベントも適宜開催~♪
毎年「富士通」の将棋部の方々がボランティアで将棋教室を開催してくれています。
今回はきずなハウス に『どうぶつ将棋』を寄贈頂きました。
各小学校の児童保育館でも置いてあるようで、なじみ深い『どうぶつ将棋』を別の小学校の子たち同士でも遊んでいます。
「新しい友達ができるから、きずなハウスは面白いんだ!」と話す子もいるくらいいろんな地区の子どもたちが遊びに来てくれています。
きずなハウス近況3きずなハウス近況5
又、七ヶ浜に何度も足を運んでくださるボランティア団体の「フライパンダ」の皆さんによる巨大カステラ作り企画も行いました。
男の子も、女の子も、大人もみんなで卵を100個以上つかって直径1mのカステラを焼きました。自分で作るカステラは特別な美味しさ?!自然とみんな笑顔になります。

きずなハウス近況4きずなハウス近況6

七ヶ浜の皆さん、いつもご利用ありがとうございます!
きずなハウス看板_屋内運動場前きずなハウス看板_サッカースタジアム前
看板も増設!いつも利用している子どもたちと一緒に作り、設置しました。
きずなハウス紹介10きずなハウス紹介12きずなハウス紹介11
値段ごとに色を付けました。(黄は10円、青は21円、白は32円赤は43円、緑は54円など)
これで小さな子どもたちも、分かりやすいので簡単にお買い物ができます。
又、七ヶ浜のお店情報やイベント情報も色浸けして分かりやすく更新!
きずなハウス近況2

これからも皆さんの声を聞き、少しずつ使いやすく変えていきます!
宜しくお願いします!また近況をご報告します。

【締め切り延長しました】熊本地震応援企画「あったか味噌汁プロジェクト」のお知らせ

みなさま
お世話になっております。RSY事務局です。
熊本地震から2ヶ月が経ちました。大きな被害を受けた熊本県御船町では、被災されて家を失った方々が7月下旬までに、約300戸の応急仮設住宅、約100戸のみなし仮設住宅に入居される予定です。仮設住宅に移転された後も、温かく栄養満点のお味噌汁を食べて元気でいて欲しい、愛知県から御船町の復興を応援する気持ちを届けたい、そんな願いを込めて、被災者の皆様に素敵なお椀とお箸のセットをお届けしたいと考えています。
また、お椀とお箸のセットをパック化していただくボランティアも募集いたします。
みなさまのご協力、よろしくお願い致します。
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★熊本地震応援企画『あったか味噌汁プロジェクト』
★熊本県御船町について

熊本県御船町(みふねまち)は、マスコミで頻繁に取り上げられる益城町(ましきまち)のすぐ南に位置し、死者2名・被害家屋5000棟を超える大きな被害がありましたが、あまり知られていません。

東日本大震災でRSYが支援を継続している宮城県七ヶ浜町が御船町に応援職員を派遣した経緯もあり、RSYは地震直後から町や町社協と連携し、避難所運営や災害ボラセンのお手伝い、集落支援などの支援活動を継続しています。

熊本県御船町(みふねまち)は、マスコミで頻繁に取り上げられる益城町(ましきまち)のすぐ南に位置し、死者2名・被害家屋5000棟を超える大きな被害がありましたが、あまり知られていません。

東日本大震災でRSYが支援を継続している宮城県七ヶ浜町が御船町に応援職員を派遣した経緯もあり、RSYは地震直後から町や町社協と連携し、避難所運営や災害ボラセンのお手伝い、集落支援などの支援活動を継続しています。

(概要)
1)募集内容
・お椀(味噌汁用)
・お箸
※どちらか1品でもかまいません。
※いずれも新品に限ります。
※自分がもらって「ずっと大事にしたい」と思うものをご提供ください。
2)募集数
・お椀/1500個
・お箸/1500膳
3)募集期間
・6月20日(月)~7月29日(金)/荷物受け取り可能時間(平日・10:00~18:00まで)
※1500個集まり次第、募集終了と致します(RSYブログやFacebookなどでお知らせしますが、不安な方は事務所までお問合せ下さい)
4)送り先・問合せ
認定NPO法人レスキューストックヤード事務局(担当:浦野・林)
461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2階
TEL:052-253-7550 FAX:052-253-7552
5)お願い
・お椀とお箸をお送り頂く際には、ぜひメッセージを添えてください。形式は問いません。
・世帯ごとの仕分けは事務局で行いますので、ラッピングの必要はありません。

宮城県七ヶ浜町報告【第230報】月刊つぶやき@七ヶ浜「第35号」(2016年5 月1日~5月31日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。

宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2016年5月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2016年6月11日で震災から5年3ヶ月が経過しました。

又、RSYでは4月14日に発生した熊本地震において、熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。詳しくは都度更新される 支援活動報告をご覧ください。
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今回は現在の災害公営住宅の集会所についてお話しさせて頂きます。
5か所ある災害公営住宅には1か所を除いて仮設住宅にあったような『集会所』がありません。それ故に人が集まる機会が減ってしまいました。
それでも部屋は仮設住宅より広いのが公営住宅です。各々、友だちを誘って、集まってお茶会を行っている様子をよく拝見します。
その中で、「自宅(公営住宅)でお茶のみをしているが、5人以上でやりたいときに、さすがに全員は入らない。避難所を使いたいけど、いつも空いている訳ではない。」という声がありました。
そこで、私たちは住民の皆さんと連携して、移動学び舎バス『きずな号』を使って、お茶会サロンを始めました(※きずな号についてはコチラ
きずな号は子どもたちの勉強場所として活用しておりますが、日中は子どもたちが学校へ行っているので使用しない時があります。 その時間を活用しようと『きずな号お茶会』が始まったのです。

災害公営住宅付近でのお茶会はRSY七ヶ浜事務局としても初の試みで、どれだけ人がくるんだろうと不安でしたが・・・蓋を開けてみると20人弱の皆さんが集まってお茶会に参加してくれました。

「しゃべったこともない人たちとも友達に慣れて、コミュニティが作れて良かった」
「家だと狭くて限られた人数しか呼べないけど、これならたくさん呼べる。」
「毎週この時間が楽しみなんだよ。一週間待ち遠しい」
など喜びの声が挙がり、私たちも住民の皆さん同士の顔つなぎが出来てホッとしています。

きずな号を活用したお茶会サロン天気のいい日は青空喫茶!男女問わずたくさんの方が参加!

現在も毎週定例でお茶会を開催しています。
会話の中では「このお茶会メンバーで何かしたいね。」など結束力も生まれてきています。
今回のいいところは公営住宅だけではなく周辺地域の皆さんも参加して下さることです。
区長さんからの『「公営住宅入居者だけ」とか「被災者だけ」という括りから、「地区の皆さん」として『区』として少し広げて支援を続けて欲しい。』という声に寄り添いながら、次のフェーズの支援を考えていきたいと思っています。 

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〇Aさん足腫れて、ひどそうだね。なんかあったとき声掛けれる関係を作れるためにこうして(お茶会)みんなで集まってるんだ。
(Aさんへ)買物とかひどいときはいつでも電話してね?代わりに買い物に行ってあげっからさ。
(60代:女性)※災害公営住宅入居者

 

〇昨日雨降っただろ?俺の畑にとっては最高だ。そして今日はすごいいい天気、最高だ。
育てるのが楽しみなんだ。
(70代:男性)※災害公営住宅入居者で、庭に自作で農園を作った方。

 

〇夜中仕事してるから、朝帰ってきてから寝てるんだ。
でも、お茶会(サロン活動)にはいくよ。
来なかったら、おばちゃんたち「今日はBさん来てないぞ!」って騒ぐからなー。
(60代:男性)※災害公営住宅入居者

 

〇何もすることがないから、自宅の前に農園を作ってみたんだ。何を植えようかなぁ。
(60代:男性)※災害公営住宅入居者

 

〇今までのボランティアセンターの職員さんが辞めて、新しい人たちになったから少しさびしいねぇ。連絡もとることもなくなったし、なにしてんだかなぁ。
(70代:男性)

 

〇この頃、(公営住宅の)集会所が少しずつ使われていて嬉しいんだけど、毎日同じ人が来てて、いわば占領してるみたいになってるんだよね。カラオケも週2回って決めてるんだけど、機械が置いてあると毎日つかっちゃうんだよな。カラオケが嫌な人もいるからさ。なかなか使い方が難しいな。
(70代:男性)

 

〇前居た仮設から引っ越して、きずなハウスの前の仮設に来ました。今までは話聞くだけで、きずなハウスに来たのは初めてだわ。仮設住宅も10軒ちょっとだから、防犯上やっぱり人の目につく、中央公民館の近くに引っ越して来れて良かった。今度からお隣さんね。よろしくね。
(70代:女性)
※きずなハウスは中央公民館の隣に在り、中央公民館前に仮設住宅に集約化が行われた。

〇私、津波で家を流されちゃって、ぬいぐるみとか全部無くなっちゃった。津波で大変だったけど、私は幼稚園の時だったからあんまり覚えてないんだよ。
(小学生の女の子)