みなさま
レスキューストックヤードの事務局です。
スタッフ合宿のため、下記の日程で臨時休業させていただき
ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。
記
名古屋事務所:11月1日(火) ~ 11月2日(水)
七ヶ浜事務所:11月1日(火) ~ 11月3日(木)
かけがえのない命を守るために 私たちは、過去の災害から学んだ教訓を活かし災害に強いまちづくりのお手伝いをしているNPOです。
みなさま
レスキューストックヤードの事務局です。
スタッフ合宿のため、下記の日程で臨時休業させていただき
ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。
記
名古屋事務所:11月1日(火) ~ 11月2日(水)
七ヶ浜事務所:11月1日(火) ~ 11月3日(木)
お世話になります、RSY七ヶ浜事務局槙島です。
去る10月15日(日)「きずな号で七ヶ浜を学ぼう~第8弾魚釣りをしよう~」を実施しました。
この企画は震災以降、「海は危ない」というイメージも強く、足が遠のいていましたが、海の近くに住む七ヶ浜の子ども達に「海を楽しい場所と感じてもらいたい」という想いから、漁師さんと一緒に海を体験できる企画として2015年春から定期的に菖蒲田浜漁港で釣りや海苔すき体験など、体験学習を中心に実施してきました。(前回の様子はコチラ)
回数を重ねるごとに楽しさを知り、申し込みが始まるとすぐに申し込みをしてくれるリピーターが参加者の半分を占め、更に参加者は小学生だけでなく、中学生もボランティアとして参加してくれました。
中学生は小学生より早く来て、1日の動きの確認や役割分担をして、子ども達を迎えます。
漁港に着いたら約束ごとをみんなで確認して、釣竿を渡したら3チームに分かれてチームごとに針とえさをつけて・・・
リピーターの子達は前回を思い出しながらどんどん自分で準備をします。
みんながやり始めてからもえさを触れず、苦戦する子もいますが、その子なりに工夫をしてつけたり、リピーターの子が手を貸す姿も見られ、保護者の方も「こういうところを普段は中々見られないので、良い機会です」と嬉しそうに見守っていました。
そして今回は岸壁だけでなく、船にも乗せてもらいました。チームごとに順番に、ということでAチームを乗せると「ずるいー師匠ー私も乗りたいー!」と遠くから叫ぶ声が出るほど。
(この企画の際は、漁師さんのことを「師匠」と呼び、慕っています。参加した後はどこかでばったり会うと「あ、師匠!」と声をかけてくれるようになり、このように世代を超えて、町民として繋がりができていることも漁師さんは喜んでくれています)
波に揺られながらの釣り、船に乗ってからもたくさん釣れて子ども達にとってはとても貴重な体験になりました。
お昼になり、みんなで昼食。みんなが釣った魚はお母さんたちにさばいてもらってからあげに。
「どれが僕のだろう?」「うまーい」とパクパクからあげを食べ、更に今回も漁師さんがみんなにカニ汁を振舞ってくれて、何度も何度もお代わりして「あー苦しいーもう食べれないー」と漁港で寝転ぶほど、大満足の子ども達でした。
最後に釣果発表をして、たくさん釣った子は漁師さんからかにのプレゼント!
釣れなかった子は「次こそは・・・!」と意気込んでいました。
今年度のきずな号企画は残すところ海苔すき体験だけとなりました。
回数を重ねるたびに友達を誘い、一緒に七ヶ浜を楽しみながら学ぶ子ども達の姿を見ることができ、漁師さんもお忙しい中、時間を作ってくださっているにもかかわらず、「もっとたくさんの子ども達に体験してもらいたいね」と言ってくださっているので、今後も七ヶ浜の子ども達が七ヶ浜を体験できるような企画を、町民の方と一緒に考え、実施していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
【参加者の声】
・いつも1匹しかつれなかったけど、今日は2匹つれたからとてもうれしかった。でも2匹ともメバルの赤ちゃんだったから逃がした。今度は大きい魚を釣りたい。師匠が作ってくれたかに汁がおいしかった。いっぱい食べた。(小6男子)
・意外とたくさん釣れて(クジメ、アイナメ)驚いた。釣れた瞬間嬉しかった。えさのやり方もマスターした。(中3女子)
・つれなかったけど、楽しかった。みんなでご飯をたべたのが楽しかった(小6男子)
・天気も良く、子ども達同士でえさ付けを教えあう、又は釣った魚を針からはずせずにいると手伝う姿なども見られながらの釣り、楽しかったです。その場で釣った魚や七ヶ浜でとれるカニ汁なども食べることができ、本当に良い体験ができたと思います。(小2男子母)
皆さま
いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2016年9月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2016年10月11日で震災から5年7ヶ月が経過しました。
RSYでは4月14日に発生した熊本地震において熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。
詳しくは都度更新される支援活動報告をご覧ください。
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現在七ヶ浜町には約10世帯が防災集団移転地での住宅完成や公営住宅入居を待っており、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされています。
七ヶ浜町の仮設住宅の入居期限は2017年3月末までの予定です。住宅復興・仮設住宅からの完全移転が間もなくということになります。
最初に仮設住宅から防災集団移転に引っ越した方は2014年の11月でしたので、引っ越す時期を比べると「丸2年」の時間差があります。
『(町営住宅にできつつあるコミュニティに)入り込むのがなかなか勇気がいる。みんなと一緒に移転した方が良かったかもしれない』と聞きました。
移転の兆しが見えて安心する反面、高台へ移転するのが周りより遅れ、移転後のコミュニティに入り込めるかが不安なのです。
その声から、溝を埋めるための「コミュニティ再生の支援」
社会福祉協議会や町の政策にRSYも協力させていただき、毎週、町営住宅を回り、避難所/仮設住宅からの繋がりを活かして活動に当たっています。
どの地区の出身でも、どんな年代でも助けあえる関係、各地区毎に合った自治会運営ができるようサポートしていきます。
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○俺のいる高台移転地区もほとんどのみんなが引っ越してきて揃ったんだ。
夏にやった親睦会も成功してさ。いよいよここで過ごしていくんだって思ったね。
近くにお店が無いのが大変だけど、車がない人は乗り合いで買物に行ったりしているよ。
(60代:男性)
○町営住宅の人たちは入居説明会とかで会ってたけど、町営住宅周辺に住んでいる人たちとはまったく面識がない。そこれからここにずっと住んでいくから仲良くしなきゃとは思うんだけどね。
(60代:女性)
○この前、町営住宅集会所で地元の中学生が芋煮会のボランティアに来てくれたんだ。一緒にご飯食べて楽しかったよ。
友だちの孫も居て、いろいろお話ししたよ。この町営住宅には子どもたちが少ないからねえ。
(70代:女性)
○おもしろいことないのか?みんなやることないと、愚痴ばっかり言うんだ。
(50代:男性)
○一気に寒くなったな。もうファンヒーターを出してしまった。夜と明け方は寒くて目が覚めてしまうな。
この頃は日中と夜の気温差で体調崩している人が多いみたいだ。
(60代:男性)
○七ヶ浜に最近引っ越してきたんですけど、とってもいいところですね。
海の前にカフェもあるし、多聞山の公園も見晴らしが良い。子どもたち遊ばすのにも最適です。
しかも、若い人たちがいろいろイベントしているし、そういうの見てると嬉しいですよね。私もやりたくなる!
(30代:女性)
○仮設住宅建ってたグラウンドが来年には使えるようになるんだって。
いろんな町のイベントもそこで開催できるようになればいいね。
(30代:女性)
○こうして毎日、プールの前にボーちゃん焼き(※)を食べるのが好きなの!
明日も来るから焼いといてね!それを毎日楽しみにしてるんだから!
(小学生の女の子)
※きずなハウスで販売をしている町の観光キャラクターの型焼き
皆様
レスキューストックヤード事務局です。
皆様のご厚意に少しでも応えるため、
これまでの活動をご報告したいと存じます。
また、御船町スポーツセンターの所長として、その避難所運営に奔
タイトル:発災から半年、日常を取り戻すための支援
定員:80名
※部屋の定員がありますので、できましたら事前にお申込みいただ
その際は、件名を「熊本地震支援報告会《11月2日》」としてく
会場地図など詳しくは、以下のチラシでご確認いただけます。
問合せ先:レスキューストックヤード事務局
052-253-7550
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
2002年から定期的に発行してきたRSY機関紙「あるある」が、今号で末広がりの88号。
そんな縁起のよい「あるある88号」の発送作業を10月28日(金)に行います。
今号は、特集1で防災グッズの一つであるヘルメットについて調べてみたり、
特集2では音楽を通して支援に取り組む方々との座談会の様子をお届けします。
発送作業にお越しいただければ、「あるある」に載せきれなかった面白いネタも知れるかも!
是非ご協力ください!
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あるある88号発送作業
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▼日時:2016年10月28日(金)13:30~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:宛名シール貼り、あるあるの封入 など
主に単純作業がメインですが、毎回ワイワイと作業中の事務所は賑わっています。
▼ご協力いただける皆さまへ: info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
メールの件名は「あるある発送ボランティア」とお書きください。
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★「あるある」は2ヶ月に一度、RSYの会員様向けに発行している機関紙です。
毎週火曜日にボランティアを中心とした編集委員で会議を開き、毎号作り上げており、
RSYの活動や今気になる災害や防災の情報をお届けしています。
どなたでも編集会議に参加いただけるので、興味のある方は事務局にご連絡ください!
ご協力よろしくお願いいたします。
みなさま
レスキューストックヤード事務局です。
台風一過で、秋が進みま
さて、七ヶ浜事務局・七ヶ浜きずなハウスは、小さなお客様でにぎわった8月は、
お休みせずに営業しておりまし
ご不便をおかけいた
七ヶ浜事務局・七ヶ浜きずなハウス : 10月8日(土) ~ 11日(火)
★10月12日(水)より、通常通りです。
皆さま
お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。
去る9月25日(日)に「きずな食堂in松ヶ浜」が開催されました。
仮設住宅から災害公営住宅や防災集団移転地への引っ越しが進み、「地区行事は決まった人しか来ないので、マンネリ化が進んでいる」、「決まった人たちが集会所を使っているので、使いづらい」、「災害公営住宅入居して1年が経ったが日常生活に張りがない」などの住民からの声が相次ぎ、「これからは自分たちでなんとかしなきゃ」 と思いつつも新しいコミュニティ形成はなかなか難しいようです。
私たちRSY七ヶ浜事務局は事務所兼コミュニティスペースとして「きずなハウス」を運営していますが、そこでは大人も子どもも関係なく談笑している様子があります。
「子どもたちの元気な笑い声を聞くだけでも、自分たちが自然と笑顔になれる。」そんな声をたくさん聞いたので、世代間交流で地域活性化、コミュニティ形成、生きがいづくりができないかと考え、各地区の区長や民生委員、ボランティア、子ども会や七ヶ浜町社会福祉協議会に相談し、「きずな食堂」と銘打ち、災害公営住宅、防災集団移転地を回り、食事会を行う事にしました。
第一回目は松ヶ浜地区です。
内容は「食事会」と「軽運動」と決まりました。参加者は松ヶ浜地区の子どもたち、きずなハウスの利用の子どもたち合わせて20名と大人30名の合わせて50名!開催場所となった松ヶ浜地区避難所は大賑わい!
また、食事会もただの食事会ではありません。住民の皆さんに作ってもらいました。もちろん「共同・交流」の観点から子どもたちにも手伝ってもらいましたよ♪
大人「お家でもお母さんのお手伝いしてるの?」
子ども「してるよ!お皿も片づけたりもするの!」
大人「えらいねー。今日も手伝ってくれるのね。ありがとうね」
顔を合わせ、一緒に何かを行えば、会話が生まれます。ましてや今回は子どもたちです。
「仕上げや味付けは私たちの役目だ!手伝ってくれた子たちのためにも美味しくつくろう!」
いつももメンバーではない、いつもの世代ではない人たちとの共同作業は日常生活のアクセントになったようです。
食事班が中で奮闘している最中、外では「グラウンドゴルフ大会」が開かれました。
地区のグラウンドゴルフ協会の皆さんに指南・協力頂き、大人・子どもごちゃまぜのチームでスタート!
子ども「はじめてだよー。どうするかわからなーい」
大人「こーやるんだよ。あんまり力を入れれないでポーン・・・ってね」
子ども「コツつかんできた!やってみると面白い!今度はあっちのコースでやりたい!はやく行こうよ!」
大人「はいはいちょっと待ってくれ。子どもたちは元気だな!俺たちもがんばんなきゃな」
歓声と笑い声で会場は包まれました。
12時には食事班の準備も出来たので「芋煮会」のスタートです。
災害公営住宅入居者や地区の住民さんが差し入れで漬物やおひたしなど作ってきてくれました。
「この野菜、美味しいからさ!お母さんに持って帰ってあげるんだ!」
と差し入れも好評!野菜をもりもり食べる小学生を久しぶりにみました。
あっという間に13時。終わりの時間です。
会場のお片づけは子どもたちにも手伝ってもらい、盛況の内に無事終了を迎えました。
地区内、地区間、世代間・・・終わっていれば様々な交流のポイントがありました。
松ヶ浜地区を皮切りに、これからも月1~2回程度できずな食堂は町内を回っていく予定です。
この企画を通じて、住民自身が「自分たちのやりたいこと」を見つけて、動いていき、住民自らコミュニティを作っていくことができれば良いと思っています。
しかし、最初から自分たちだけするということが難しいと思いますので、
私たちは必要に応じてサポート役として、足りないところ補いながら動いていきます。
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【参加者の声】
○最初は見学のつもりだったけど、子どもたちの声に連れられてグラウンドゴルフに参加しちゃったよ。やっぱり時々、身体動かさないとダメね。こういう機会あったらまた参加したいわ。
(50代:女性)
○きずなハウスから来た子どもたちは松ヶ浜地区の子たちじゃなかったのね。初めて見る顔だなと思ってたんだ。でも、私たちの学区内の子どもたちもあんまり見かけないな。どこで遊んでいるんだろうね。今の子どもたちは。
(50代:女性)
○やっぱり、美味しいって食べてくれる人たちがいると料理作る方は嬉しいよね。
子どもたちって正直でしょ?美味しくないときは残すじゃない?それをおかわりするんだもん。
私たちも作った甲斐があったってもんさ。
(60代:女性)
○俺が採った野菜を上手い!って食ってもらったんだ。しかも、持って帰って親に食わせたいんだってよ。いくらでもあるから持ってけ!持ってけー!あー、今日は良かったよ。
(70代:男性)
○楽しかったよ!また遊びに来てね!今度もお手伝いするからさ!
(小学生)
○初めて松ヶ浜に来た。私たちの住んでいる地区からは一番遠いところにあるから。
いいところだね。
(小学生)
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【主催】きずな食堂in松ヶ浜 実行委員会、認定NPO法人レスキューストックヤード
【協力】松ヶ浜地区、七ヶ浜町社会福祉協議会
※この事業は平成28年「心の復興」被災者支援事業の助成で開催致しました。