【報告】丹波市からの資器材の搬入を行いました

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
兵庫県丹波市で活躍した資器材が、本日9:00に名古屋市へ戻ってきました。

丹波市では、8月16日からの大雨により400軒近い家屋が床上・床下浸水の被害を受けました。
9月16日に災害ボランティアセンターが閉所されました。
以降は、丹波市復興支援ボランティアセンターを開設され、住民の方々の生活を支えています。

今回搬入した資器材は、今夏の徳島県海陽町・阿南市に搬出した資器材を、
丹波市へと直接お送りいただき、丹波市での活動を終え名古屋へ戻ってきました。

  

日頃お世話になっている関係先の方や、七ヶ浜町へのボランティアバスに乗ってくださった方、
いつも積極的にお手伝いいただける元気な学生さんたちなど、急な呼びかけにも関わらず、
4名のボランティアにご協力いただき、4トントラック一台分の資器材を1時間程で名東区にある倉庫へ搬入しました。

早朝からお集まりいただき、ご協力ありがとうございました。

  

名古屋市で保有している一部の資器材は、現在、広島市でも活躍しています。
広島市にある資器材も、今夏の徳島県那賀町・高知県日高村に搬出した資器材を、直接広島市へお送りいただいています。
各地で想いのこもった資器材が、リレーをする形でボランティアの手となり足となり、被災者の生活を取り戻そうと活躍しています。
広島市にある資器材の戻り予定は未定ですが、搬入の際はご協力をお願いいたします。

【報告】RSYdeないとvol.4を開催しました

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局インターン生です。

8月から引き続き、名古屋市立大学の1年生3人がインターン生としてRSYでイベントの企画や事務作業のお手伝いなどをさせて頂いています。ここまで、8月末の「手と手ともーやーこ広場」と、9月13日の「環境デーなごや2014」のブースを企画、出展させて頂きました。

 

今回は9月18日に行われた、RSYの活動や防災・災害救援に関する様々な情報をお届けし、皆さんと一緒に考え、お互いに共感するイベント「RSY de ないと」vol.4の報告をさせて頂きます。

 

「RSY de ないと」は、毎回テーマを変え開催しています。5回目の今回は、代表理事の栗田さんに登壇して頂くシリーズの第二弾です。栗田さんが災害ボランティアに関わることになったきっかけからRSY設立まで、栗田さんの半生とRSYの歴史をじっくり1時間以上、参加者とともにお聴きしました。

栗田さんの略歴はRSYホームページのスタッフ紹介のページでもご覧になることができますが、実際に詳しくお話を聞くと、そのたった20行程の紹介文に書かれたひとつひとつの出来事に、たくさんの思いや感情がつまっていることを強く感じることが出来ました。略歴を読んだだけでは分からない、栗田さんの本当の歴史を少しですが知れたような気がします。

 

お話を聞いて特に感じたことは、栗田さんやRSYの歴史には素敵な方々との出会いというものが本当に大きな存在としてあるのだということです。最後に栗田さんに「RSYの活動をする中で1番印象的だったりこの活動をしていてよかったと思ったことはなんですか?」と質問をさせて頂きました。それに対する「いつとか1番とかそういう決定的なことよりも、RSYという団体がずっと存在し続けていて、自分たちが起こしたアクションにいろいろな人がリアクションしてくれることがとても大切だし重要なことだ」という言葉がとても印象的で心に響きました。また栗田さんは「被災地のことを思うとき、被災地というよりもそこにいる人々が頭に浮かぶ」とも言ってみえて、RSYの活動は人と人とを繋ぐ活動なのだと改めて知ることができてとてもよかったです。

  

参加者の中にはRSYの活動に初期から関わっている方や、自らの暮らしている町で防災に関わっている方など、さまざまな方がおり、どの方も栗田さんのお話を真剣に聞いていました。ある参加者の方が言ってみえた「栗田さん自身が日本の災害ボランティアの歴史だ」という言葉がとても心に残り、まさにその通りだと思いました。そうやって栗田さんやRSYの歴史について考えて理解してくれる人達がいるというのは素敵なことだと思います。このイベントの参加者も全員RSYに関わるひとりなのだと思うと、この1回のイベントにすごく大きな意味を感じました。

今回はRSYが動き出すまでがメインでしたが、東日本大震災という大きな転機を迎えてからのRSYの歴史もいずれ聞ける機会があるはずです。その時は私も含め、多くの人がまた話を聞けるといいと思います。

 

参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

【急募】資器材搬入ボ​ランティア募集(9月​27日・9:00~)

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
資器材搬入ボランティア、募集のお知らせです。

急な募集となりますが、ご協力をお願いいたします。

今回搬入する資器材は、今夏の徳島県海陽町・阿南市に搬出した資器材を、
兵庫県丹波市へと直接お送りいただき、丹波市での活動を終え名古屋へ戻ってきます。

 

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丹波市資器材搬入ボランティア
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●日時:2014年9月27日(土)9:00~
●場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)https://goo.gl/maps/yGIfj

●集合:8時45分に現地集合、または、8時00分にRSY事務所集合
※事務所から車に同乗される方は、人員に限りがありますので早目にご連絡ください。

●内容:資器材の搬入(4トントラック一台分)
●当日連絡先: 090-7614-5516(担当:RSY高木)

▼ご協力いただける皆様へ
お手数ですが、info@rsy-nagoya.comまで
①お名前、②携帯電話の番号 ③集合先(現地or事務所)をお知らせください。
直接、当日連絡先までご連絡いただいても結構です。

・怪我などに備え長袖・長ズボン着用にご協力ください。
・各自で飲み物を用意するなど、体調管理をお願いします。
・駐車場がありませんのでなるべくお誘いあわせの上お越しください。

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RSYでは震災がつなぐ全国ネットワークをはじめ、当団体と繋がりのある支援団体の皆様と協働し、8月16日からの大雨で甚大な被害を受けた兵庫県丹波市へ支援活動を実施しています。資器材の搬出をはじめ、スタッフ派遣、地域の方々と協力し「炊き出し」「足湯」「暮らしの相談コーナー」の実施など展開してきました。また、支援活動への活動募金も行わせていただき、多くのみなさまからのご寄付で活動を行わせていただきました。支援報告の詳細はこちらから →→→ http://urx.nu/ckCj

丹波市では、9月16日に災害ボランティアセンターを閉所し、以降は、丹波市復興支援ボランティアセンターを開設され、住民の方々の生活を支えています。

 

引き続きご協力をお願いいたします。

 

 

【お知らせ】スタッフ研修のため事務所を閉所いたします

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局です。
夏も終わり、衣替えが必要な季節になってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、前日のご連絡で恐縮ですが、
明日よりスタッフ研修のため、以下の期間事務所を閉所いたします。

みなさまから日ごろお支えいただいている活動の上半期の振返りとともに、
今後に向けより良い活動をしていくべく、スタッフ研修を行わせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

<閉所期間>
・2014年9月23日(火・祝)~24日(水)
・緊急の場合は、以下の番号までご連絡ください。
090-5106-8559(事務局・浜田携帯)

 

25日(木)10:00~、通常開所いたします。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

【報告】「内部被曝からいのちをまもる」講演会を開催しました

みなさま

いつもお世話になっております。RSY事務局です。

 

9/10(水)に「内部被曝からいのちをまもる~松井英介医師講演会~」を開催しました。
(講演会実行委員会:福島原発事故損害賠償愛知弁護団、生活協同組合コープあいち、特定非営利活動法人レスキューストックヤード)

 

今回の企画は、福島第一原発事故から3年半が経ち、内部被曝の現状がどうなっているのか、健康に与える影響がどのようなものか、そもそも内部被曝とは何なのか、ということを改めて考えていくための機会として開催させていただき、チェルノブイリ・福島に詳しい松井英介先生にご講演いただきました。

当日は東日本大震災・原発事故を機に愛知県に避難・移住されている方や、その支援に関わっている方等を含め約70名の方のご参加がありました。参加者の方からは「松井先生のお話を聞き、勉強したかった」「内部被曝の情報が欲しかった」「家族の健康が心配。内部被曝から守りたい」との声があり、みなさん熱心に講演に耳を傾けられ、内部被曝への関心の高さがうかがえました。

 

■松井英介医師 講演「内部被曝からいのちをまもる」
原発事故による被害、福島県双葉町や避難者の方の状況から体内のホットスポット(ヨウ素131は甲状腺、セシウム137は心臓、ストロンチウム90は骨や歯という具合に、体内に入った時に集まる臓器や組織が異なる)、健康に与える影響について等、幅広くそして濃い内容のお話を分かりやすくしていただきました。
また、放射線の影響は長期に及ぶとされており、健康管理や病気になったときの診療等に活用するための「健康ノート(福島原発事故後の行動や心身の変化を記録するノート)」については、会場内の多くの方が関心を寄せていました。

 

また、愛知弁護団さまからは9/26(金)「福島原発事故損害賠償請求訴訟の第1回裁判」についてのお知らせもあり、当日、原告のお一人として意見陳述をしていただく方にもお話をしていただきました。
傍聴は自由で一番大きい法廷で行われるそうですですので、ご関心のある方は是非ご参加いただくようお願いいたします。

 

■アンケート回答
・内容の濃いお話をありがとうございました。双葉町の方たちのことを全く報道されなくなっていて、その様子を今日伺うことができてとても考えさせられました。
・短時間の中で、わかりやすく話してくださってありがたいなあと感じました。普通のお母さんの目線に合わせた、簡単な言葉でお話が聞けたら…。
・ぜひ今後も定期的にやっていただきたいです。内部被曝の基礎から予防まで、1回では先生も話しきれないと思いますし、私も基礎知識が少ないので、全ての内容を理解しきれませんでした。
・専門的なお話を分かりやすくお聞きできてありがとうございました。特に印象に残ったのは、ご紹介いただいた参考文献です。いくつか読んで自分で勉強しようと思います。
・内部被曝からいのちを守るには、正しい知識を持って、自分の命は自分で守るために「健康ノート」等で記録を残しておくことが大切であることを知ることができました。

・私自身も避難者ですが、訴訟で相手にされるような被害もなく少し距離を置いて見ていました。正直、傍聴も行くかどうか迷っていました。が、今日の話を聞いて、自分のためではなく、原告の力になるなら、世間の関心を集める為に、伺いたいと思います。
・3年経って賠償もされず、支援法もあまり動いておらず、本当に何なんだろうと思うことばかりです。原告の方の「誰かが立ち上がって歩かなければ道はできない」という言葉が心にしみました。

 

ご参加いただいた皆さま、講演会開催にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

宮城県七ヶ浜報告【第174報】七の市商店街定例イベント『んめぇのあっと市-9月号』開催!

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。
去る9月14日(日)に七の市商店街にて、
商店街定例イベント『んめぇのあっと市』が開催されました。

今回は秋田県から『BRONZE 道心』の皆さん、お隣の塩竈市からアサノタケフミさんをお呼びしての、復興支援ライブ他、たくさんのブースが建ち並び、会場を盛り上げてもらいました。

この日は快晴!三浦商店も大繁盛!

 

 

 

 

 

 

 

 

『んめぇのあっと』というのは『美味しいものあるよ!』という意味であり、必ずイベント内には七の市商店街から旬の食べ物の無料配布や格安販売を行っています。今回は商店街から、『豚汁無料配布』とその場で焼いて食べれる『サンマ格安販売』がありました。暑い日こそ、熱いもの?豚汁無料配布も好評でした!サンマ1尾を豪快に炭火焼!

 

 

 

 

 

 

 

又、南三陸から来てくれた『南三陸志津川キャッツエンタープライズ』の皆さんが、
三陸産のタコを使った『タコ入り焼きそば』の販売、『みお七ヶ浜』から自家製厚揚げの販売、
七ヶ浜国際村のカフェ『cafe la luna(カフェ・ラ・ルナ)』から自家製スイーツの販売など
いつもとは一味違うラインナップでお客さんの舌を楽しませました。

大人気!金魚すくい!人気家電が安い!

 

 

 

 

 

 

 

食べ物以外でも金魚すくいやリサイクル家電の販売もあり大人から子どもまで楽しめました。

ブラザー工業ボランティア有志の皆さんによるマジックショーなんどやっても不思議!アンコール続出!

 

 

 

 

 

 

 

又、愛知県から『ブラザー工業ボランティア有志』の皆さんが、マジックショー&マジック教室を行い、参加者の目を丸くさせていました。後ろから見ても分からない!不思議!

被災地を回り、復興応援ライブを続けている「BRONZE 道心」の皆さんリズムに乗り、手拍子をされる住民の皆さん

 

 

 

 

 

 

 

そして、『なんか賑やかな音がするから探しに来たら商店街だったー』と話す方がいるくらい七ヶ浜中に鳴り響いた「BRONZE 道心」の皆さんとアサノタケフミさんのライブ!
最後はお客さんの中に入って太鼓を一緒にたたいたり、踊ったりして会場一体となってイベントを盛り上げてくれました。
又、アンコールの声が鳴りやまず、14時までのところを延長し歌っていただきました。

 

10月は13日(月・祝)町のイベントにブース出店という形で、11月は23日(日)に商店街前で「んめぇのあっと市」を行います!
また、12月14日(日)に七の市商店街3周年記念祭を予定しています!
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【お客さんの声】

・サンマ安いねー。まだ高いっていうのに。いっぱい買っちゃったよ。来月もやってほしいね。
(女性:50代)

・音楽があるとやっぱり違うね。なんつーか賑やかなんだよな。
(男性:50代)

・マジックショーすごかった。教えてもらったマジック以外にももっと知りたい!また来てほしい!
(女性:10代)

【第9報】兵庫県丹波市・広島市へのRSYにおける支援について

 

皆様

お世話になります。RSY浦野です。
RSYでは震災がつなぐ全国ネットワークをはじめ、当団体と繋がりのある支援団体
の皆様と協働し、土砂災害が発生した兵庫県丹波市(8月16日発生)と、広島市(8
月19日発生)にて支援活動を展開しております。
▼スタッフ体制について
(丹波市)
市島町前山地区の断水地域を中心に9月一杯まで炊き出し支援を継続する予定
です。9月15日~16日にはRSYより浦野・岡田、震つなより松田が現地入りしまし
た。また、18日~19日にも浦野・松田が再び現地に入ります。
(広島市)
ひろしまNPOセンターからの要請のもと、9月8日よりRSY松永と震つな松山が現
地入りしています。それぞれ、安佐北区災害ボランティアセンターと広島市災害ボ
ランティア本部でのサポートを中心に、漏れ・抜け・落ち・ムラの無い支援を目指し
て、活動団体の詳細な活動状況や住民ニーズの取りまとめを行っています。
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兵庫県丹波市水害支援報告
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【旧市島町の被害状況】
・全壊17、大規模半壊8、半壊36
・床上浸水98、床下浸水321
※被害のひどかった前山・美和地区では、200世帯の断水が続いていたが、今週
末には復旧の目処が立ち、39世帯122人が公営住宅へ入居している。
(丹波新聞より)
※非家屋も入れると、合計1,408件が被害を受けている。また、産業の中心である
農地や農業用水設備、山林被害も大きな被害を受けており、元来抱えていた後継
者問題も影響し、「この災害を機に農地を手放そうか・・・」という声も出ている。
【災害ボランティアセンターの様子】
平日は約200名、土日は約500名が活動。9月16日までにのべ13,860人のボラン
ティアが活動。(ボラセンが仲介したボランティアのみ集計)
6日までに全体の75%で泥かきがほぼ終了したものの、25%が残っているため、引
き続き個別訪問によるニーズ調査を実施。発災から3週間経ってようやく「やっぱり
自分たちだけでは無理。手伝って欲しい」と訴えてきた住民もいた。また、家主が不
在で全く手付かずの家屋も数件あった。このような取りこぼしが無いよう、きめ細か
い個別訪問を継続していく。
泥かきが終わった家は、時間をかけて床下の乾燥を行っており、畳が入るまであと
2週間以上はかかると思われる。その間、住民は町営住宅や親戚の家、家の2階に
居を構えており、心身の疲れも大きい。
9月17日より生活復興を応援する「丹波市復興支援ボランティアセンター」を開設。
旧市島町竹田地区・前山地区・美和地区に設置。各センターには行政・社協職員
が配置され、地元ボランティアやNPOとの連携のもと運営していく。地区ボランティ
アによる友愛訪問もスタートさせる。(地元社協より)
開設日時:9月17日(水)8:30~
開設場所:丹波市社会福祉協議会 市島支所
(丹波市市島町上田448-1)
電話番号:0795-85-2750
FAX番号:0795-85-2751
【地域での活動】
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ひたなぼっこカフェ・無料ミニ喫茶
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(炊き出しの様子)
9月11日(木)は曹洞宗ボランティアが、天ぷらうどんとかやくごはんを振る舞い、
120食が完売。
9月16日(火)は、曹洞宗ボランティア(1名)、地元主婦(7名)、まごころネット(6
名)、RSY(2名)、災害ボランティアネットワーク鈴鹿(4名)との合同チームで、大根
と鶏肉の煮物・三陸わかめときゅうりの酢の物、ごはん、ぜんざいを振舞った。(わか
めは仮設店舗七の市商店街の佐藤鮮魚店さんから購入しました)
150食はほぼ完売。カフェの喫茶スペースは一時満員になる程の盛況ぶりだった。
炊き出し場所まで少し距離のある谷上地区には個別訪問にて40人分を配達。「1~
2日前からようやく水が出るようになったがまだ濁っていて飲めない。調理ができな
いのでとても助かる」「炊き出しのお知らせは聞いていたが、少し遠いのと集落が違
うので遠慮してしまう。届けてもらえてありがたかった」などの声を頂いた。
(住民の声)
・前山はほぼ100%が田んぼを持っているが、多くが兼業農家。今回の災害で農業
用水が壊れ、水が引けなくなった。稲刈りはできても来年の作付けは無理だと思
う。先祖代々受け継いた田んぼなので、なんとかやりくりしてきたが、後継もいない
状況で再生させても維持するのは難しいだろう。農地を有効活用して、公園にした
り、町おこしに繋がる資源にできないか考えている。(70代・男性)
・柱の3分の2まで土砂が埋まったが、ボランティアさんたちの力ですっかりきれいに
なった。今は消石灰をまき、ひたすら乾燥させている。家財道具が入るまでには数
ヶ月はかかるかも。サッシや床など細かいところの作業が終わらない。何度拭いて
もきれいにならず嫌気がさす。家の補修、上下水や配電のやり直し、家財道具の購
入など、これからはとにかくお金がかかる。行政からどの程度支援を受けられるの
か。あとどのぐらい住むかもわからない家にどこまでお金をかければよいか。現実
問題が目の前に立ちはだかっている。(70代・男性)
・今は町営住宅に入居して、日中は自宅の掃除をしている。自宅にいるときに天候
が悪くなると恐怖を感じるし、町営住宅に戻ると家が心配で落ち着かない。結局ど
こにいても落ち着ける状況はない。少し家から離れてカフェに行くのも気分転換に
なるかもね。(50代・女性)
・一人暮らし。自宅は大丈夫だったが納屋にたくさん土砂が入った。食事は配食サ
ービスを利用しているが、暖かい手作りの食事は嬉しいから、喜んで頂く。(80代・
男性)
・平日、若い人は仕事に行くので家に残っているのはお年寄りが多い。公民館に持
ってきてくれれば、私も一緒に配る。19日の宮城の漁師さんのかに汁がとても楽し
み。(70代・女性)

▼くらし相談コーナーを設置しました
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今回は地元工務店の棟梁と、日本災害復興学会より菅支援員が駆けつけて下さり、再建
に関する相談に応じて下さいました。相談者の方は、被災してから現在までに抱える不安
や当時の体験談などを一生懸命にお話くださいました。内容から、具体的なアドバスまで
には至りませんでしたが、不安の軽減には繋がったようです。このコーナーは19日も設置
します。
▼今後の予定
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19日(金)⇒担当:RSYボラ+七ヶ浜ボラ、地元の主婦グループ、
丹波市災害ボランティアネットまごころ(まごころネット)
・9月22日(月)・26日(金)⇒RSYより食材のみ提供し、地元の主婦グループらを
中心に調理・配膳予定
※炊き出しの食材調達や現地への配送に資金が必要です。文末の募金にぜひ
ご協力ください!
▼協力団体
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ひなたぼっこカフェ・宗福寺・全国曹洞宗青年会・曹洞宗兵庫第二宗務所青年会・
丹波市曹洞宗青年会円通会・市島町仏教会・丹波市災害ボランティアネットまごこ
ろ・七ヶ浜町ぼっけ倶楽部七友会・ボディヶ浜・全国災害復興学会・災害ボランティ
アネットワーク鈴鹿・安城七ヶ浜交流プロジェクト・震災がつなぐ全国ネットワーク
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広島市水害支援報告
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広島市社協とひろしまNPOセンター等が協働して、8月20日から「広島市災害ボラ
ンティア本部」を設置。安佐南区・安佐北区災害ボランティアセンターの運営支援
を行っている。
【広島市の被害状況】(広島市災害対策本部9月18日現在)
死者73人・負傷者44人・行方不明者1人
全壊 133 ・半壊 122 ・一部 174
床上浸水 1,300 ・床下浸水 2,811
【災害ボランティアセンター設置状況】
〇広島市災害ボランティア本部(ひろしまNPOセンターサポートとして松山派遣)

〇安佐南区災害VC/八木サテライト
・800~1000名のボランティア受け入れ
・家の中の土砂のかき出しや庭、周辺道路に堆積した土砂等の撤去を中心の作業

〇安佐北区災害VC(松永派遣)
・200~300名程度のボランティア受け入れ
・家の中の拭き掃除や消毒等の作業が中心の作業。2つの地域を司法書士,看護
師を中心とした支援チームが訪問して被災者の体調を確認したり、罹災証明書の
説明を行っている

(住民の様子)
・被災日の夜中、三時頃にゴロゴロ、カランカランと外から音がした。外を見ると道
が川になっていた。大きな岩や泥が家の前を流れた。
・毎日5時すぎには目が覚めてしまう。夜が眠れない。
・田畑の土砂出しのニーズが増加(市と協議)
・疲れからか、脳梗塞で倒れて入院されている住民がいる。

広島市土砂災害NPO/NGO支援連絡会議】
被災エリアで活動している支援団体の活動状況を整理し、支援の漏れ・抜け・落
ち・ムラを軽減していくために、ひろしまNPOセンターが実施。県内外35~40団体
が参加。発災から約1ヶ月が経過しつつあり、土砂撤去から生活支援にフェーズ
が移ることが想定され、住民ニーズに沿った支援展開の検討が必要となっている。
これまでに2回開催し、今後は週1回程度開催できるよう検討中。
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お 礼
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▼災害ボランティアネットワーク鈴鹿さん
朝5時出発で、おぜんざいを振る舞いに駆けつけて下さいました。紀州の梅や干
物、鈴鹿一美味しいパン屋といわれる「MILK」さん提供の手作りパンなど、沢山
のおいしいお土産を持参下さいました。地元の皆さんからは「梅干は皆さんにと
ても喜ばれるわ」「鈴鹿からわざわざ来てもらって嬉しい」と大好評。「以前三重に
住んでいた」「鈴鹿サーキット知ってる!」など会話も弾み、交流も深まりました。
▼丹波市災害ボランティアネットまごころさん
炊き出しの強力な助っ人として大活躍してくださいました。包丁さばきやあえ物も手
際よく、さらにお互い知り合いの強みもあり、地元主婦チームと見事なチームワーク
で時間通りに調理が進みました。19日もお手伝いに来て下さいます。
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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/

【報告】「環境デーなごや2014」に出展しました

みなさま

お世話になります。RSY事務局インターン生です。

8月から9月の長期休暇の間、名古屋市立大学の1年生3人がインターン生としてRSYでイベント出展の企画や事務作業のお手伝いなどをやらせてもらっています。

前回は「手と手ともーやーこ広場」のブース出展を企画させていただきました。

もーやーこ広場HPhttp://mo-ya-co.info/index.html

 

今回は9月13日に行われた「環境デーなごや2014」のブースを企画、出展しました。

 

 

 

 

 

★環境デーなごや2014とは

市民・事業者・行政の協働のもと、よりよい環境づくりに向けて具体的な行動を実践する契機とする行事として2000年からはじまりました。

生き物との共生・低炭素社会の実現・循環型社会の構築などをテーマに、それぞれの地域で清掃活動や環境学習、講演会などを実施する「地域行事」や、成果を持ち寄り発表、交流、学びあう「中央行事」を開催。楽しみながら環境について考える場となっています。

環境デーなごやHP:http://www.kankyoday.com/

 

 

イベント当日はボランティアと協力して防災クイズラリーとブース内展示、宮城県七ヶ浜町「きずな工房」の商品の販売を行いました。

はじめは「きずな工房」の商品を販売するにあたって、お客さんに七ヶ浜町のお母さんたちの現状や気持ちをわかってもらえるか不安でした。そこで、各々で勉強したり、震災直後から被災地で活動していたRSY職員の方にお話を聞いたりして、被災地とそこに住んでいる人のことをわかってもらえるようにしっかりと準備を行いました。

イベント当日は準備の甲斐もあり、私たちは自信をもって被災地のことを伝え、大学生から東日本大震災のボランティアをしていた人など様々な人に興味を持ってもらい、立ち止まって話を聞いてもらうことができました。商品が多く売れたことはもちろん、それ以上に多くの方に震災から年月が経った後の被災地の現状やそこに住んでいる人の活動を多くの人に知ってもらえたことがとてもよかったと思います。被災地支援に興味がある人が多く、私たちの話を聞いてくださり、「被災地支援になるのだったら・・・」といって購入してくださる人だけでなく、単純に「おいしい!」「かわいい!」といって買ってくださる人がいたりと、思っていた以上の反応を得ることができました。特に、実際の家のがれきから作られたポストカード立てやストラップに興味を持ってくださる人が意外といたことに驚いたとともに、嬉しかったです。

きずな工房HP:http://www.kizunakoubou7.com/

 

 

 

 

 

 

 

また、防災クイズラリーでは、今回は大人の方が多いイベントだったので、問題を難しくし、いざという時に役立つ知識を多く盛り込んだものを実施しました。一緒に答え合わせをすると、「全然知らなかった」「覚えておかなきゃね」という声が多く聞かれました。またこの知識を広めようと、一度RSYブースに来てくださった方が、別の友人を連れて何度もブースに来てくださったりと、多くの方に参加していただくことができ、とても有意義なものになったと思います。最後には用意していた解答解説の紙がなくなってしまうほど大盛況でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボランティアの方もやりがいをもって活動してくださり、最後には大変だったけど楽しかったといって帰ってもらうことができました。

ご参加いただいた皆さま、そしてイベント関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

【報告】商店街逸品名品テストマーケット2014に出店しました

みなさま お世話になります。RSY事務局です。 9月11日(木)、12日(金)の両日、金山総合駅で行われた「商店街逸品名品テストマーケット2014」に出店し、宮城県七ヶ浜町のきずな工房の商品や防災関連グッズを販売しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このイベントには今年で4回目の出店になります。今年も沢山の人がお買い物を楽しんでいました。

その中でボランティアさんの積極的な声だしと丁寧な声がけのおかげで沢山の商品を販売することができました。今年は昨年に引き続きアレルギー支援ネットワークさんと一緒に出店をし、アレルギー対応のアルファー化米の販売と、株式会社ジオナさんの「非常時・災害時栄養補給食品」という災害時にありがちなビタミン・ミネラル不足を防ぐ栄養食品を販売し多くの方にお立ち寄りいただけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、当日は各区のゆるキャラも沢山来ており大人も子供もとても楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

このイベントは11月にも行われます。様々な商店街の逸品、名品といえる食べ物や雑貨類が多数販売されており見てるだけで楽しくなりました。是非みなさまも足を運んでみてはいかがでしょうか。

RSYも出店予定です。こちらのお手伝いをしていただけるボランティアさんも募集していますのでよろしくお願いします。

24時間チャリティマラソン完走しました!

 

9月13日(土)~14日(日)
24時間チャリティマラソン完走しました!
「災害ボランティアは体力づくりから」を合言葉に去年から参加しはじめたチャリティマラソン。東日本大震災をはじめ、今年発生した数々の災害の被災者の方々に想いを馳せ、日頃の防災力アップへの関心を高める機会にもつなげたいと、今年も参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

RSY758のボランティアさんが中心となり、企画準備から当日のチーム運営までを一挙に担って下さいました。RSYチームとしては、今年はなんと40名以上が参加。1週1.5キロの名城公園ランニングコースを合計180週、24時間途切れることなくタスキを繋ぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、RSYの若手もそうでないスタッフも参戦。緩んだ説得力のない体に鞭打って力の限り走りましたが、スタッフよりもボランティアの皆さんの体力の方がよっぽど高いことを身を持って感じ、明日からの生活を改めなければと反省しました。

参加費は全て、東日本大震災の復興支援にあてられます。

最後はみんなでゴール!
爽やかな空の下、みんなで取り組んだ達成感と、ボランティアや参加団体同士の楽しい交流の機会にもなりました。
皆さん、来年ぜひ一緒に走りましょうヽ(´▽`)/