【報告】RSYdeないとvol.4を開催しました

みなさま

 

お世話になります。RSY事務局インターン生です。

8月から引き続き、名古屋市立大学の1年生3人がインターン生としてRSYでイベントの企画や事務作業のお手伝いなどをさせて頂いています。ここまで、8月末の「手と手ともーやーこ広場」と、9月13日の「環境デーなごや2014」のブースを企画、出展させて頂きました。

 

今回は9月18日に行われた、RSYの活動や防災・災害救援に関する様々な情報をお届けし、皆さんと一緒に考え、お互いに共感するイベント「RSY de ないと」vol.4の報告をさせて頂きます。

 

「RSY de ないと」は、毎回テーマを変え開催しています。5回目の今回は、代表理事の栗田さんに登壇して頂くシリーズの第二弾です。栗田さんが災害ボランティアに関わることになったきっかけからRSY設立まで、栗田さんの半生とRSYの歴史をじっくり1時間以上、参加者とともにお聴きしました。

栗田さんの略歴はRSYホームページのスタッフ紹介のページでもご覧になることができますが、実際に詳しくお話を聞くと、そのたった20行程の紹介文に書かれたひとつひとつの出来事に、たくさんの思いや感情がつまっていることを強く感じることが出来ました。略歴を読んだだけでは分からない、栗田さんの本当の歴史を少しですが知れたような気がします。

 

お話を聞いて特に感じたことは、栗田さんやRSYの歴史には素敵な方々との出会いというものが本当に大きな存在としてあるのだということです。最後に栗田さんに「RSYの活動をする中で1番印象的だったりこの活動をしていてよかったと思ったことはなんですか?」と質問をさせて頂きました。それに対する「いつとか1番とかそういう決定的なことよりも、RSYという団体がずっと存在し続けていて、自分たちが起こしたアクションにいろいろな人がリアクションしてくれることがとても大切だし重要なことだ」という言葉がとても印象的で心に響きました。また栗田さんは「被災地のことを思うとき、被災地というよりもそこにいる人々が頭に浮かぶ」とも言ってみえて、RSYの活動は人と人とを繋ぐ活動なのだと改めて知ることができてとてもよかったです。

  

参加者の中にはRSYの活動に初期から関わっている方や、自らの暮らしている町で防災に関わっている方など、さまざまな方がおり、どの方も栗田さんのお話を真剣に聞いていました。ある参加者の方が言ってみえた「栗田さん自身が日本の災害ボランティアの歴史だ」という言葉がとても心に残り、まさにその通りだと思いました。そうやって栗田さんやRSYの歴史について考えて理解してくれる人達がいるというのは素敵なことだと思います。このイベントの参加者も全員RSYに関わるひとりなのだと思うと、この1回のイベントにすごく大きな意味を感じました。

今回はRSYが動き出すまでがメインでしたが、東日本大震災という大きな転機を迎えてからのRSYの歴史もいずれ聞ける機会があるはずです。その時は私も含め、多くの人がまた話を聞けるといいと思います。

 

参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。