皆様
栗田です。お疲れ様です。
標記のこと、昨年7月に皆様にも反対署名のご依頼をさせていただきました件、以下のとおり、ようやく「撤退」という回答を得たそうです。地元の方々は大変喜んでおられます。まずは御礼とご報告まで。
> > 1月27日にクリーンユウキ㈱が川口町議会に撤退書を提出したとの連絡が事務
> > 局よりありました。今までの田麦山の皆様はじめ大勢の方々の御協力の賜物です。
> > 有難うございました。本当に良かったですね。
> > 今後は、これを機会に田麦山地区及び川口町の発展のため皆様で、自然を活用し
> > た今後の地域の有り方を協議しましょう。まずは御礼まで。
月別アーカイブ: 2009年1月
調査地被害
大学の頃からお守りのように持っている「調査地被害」(1972・宮本常一)という文章があります。調査する側は常に調査される側から情報と時間を奪い、そして何も返すものはない、というフィールド・ワーカーへの戒めの言葉です。
昨年11月に穴水に伺ったとき、いつも以上にたくさんの町の方々からお話を聴く機会を得ました。なかでも印象的だったのが、「私達は地震直後、できるだけ被災の実態を知っていただきたくて、慌しい中でもできるかぎりのアンケートに答えた。また仮設のお年寄りにも、協力するように勧めた。でも一年半経った今、その答えがどのように反映されたのか、結果を教えに来てくれる先生は一人もいない」という町の方の言葉でした。
研究者や取材者の立場からすると、「結果は出ていても、それを町に還元する場がない」というのも事実です。能登半島地震からもうすぐ2年、震災後にインタビューやアンケートを行った人々がその成果を町の方に向けて報告できる機会を、今江尻屋さんとサロンの智恵を結集して企画中です。
もちろん、ボランティアとして能登に入った方々にも、もう一度町の人に会いに来てほしい、そして能登を再訪された皆さんに、旬のカキをおなか一杯になるまで味わっていただきたいのです。詳細を明らかにするにはもう少し時間がかかるようですが、能登から2周年の週末をあけて、待っていてくださいね。
もう少ししたら、ボートから復興を学べるようになるかも。
なぜこんなことを突然綴るかというと、最近色々なことが落ち着いて、綴れる時間ができたからです。この2年間穴水から学んだことは、できる限り発信しなければとはずっと思っていました。2周年に向けて、順番は前後してしまいますが、しばらく書き綴っていこうと思います。
追記:「調査地被害」は最近になって「調査されるという迷惑」として新たに出版されているようですね。買わなくては。
つかって、おぼえて、かいて・・「じしんだゾウさんてぬぐい」ができました!
この度RSYでは、小さなお子さんでも家族で楽しく防災を学べるグッズとして『じしんだゾウさんてぬぐい』を作りました。
このてぬぐいには、緊急連絡先や血液型、特別に必要な配慮など、個別の情報が自由に記入できるようになっています。
普段はお子さんに持たせて防災カードの代わりとして、災害時には身に着けることで、はぐれてしまっても連絡が取れるようにと考えて作りました。
また、地震が起きた時にどうすればいいかを、絵を指差しながらお子さんと楽しく覚えることもできます。
てぬぐい自体が災害時には止血や包帯、帽子・マスクの代わりにもなりとても便利です。
お子さんに使いやすいものは、お年寄りも使いということで、年配の方々のご購入者も増えています。
価 格
1本735円(RSY会員価格:525円)
※カラーは、お子さんに人気のピンク・ブルーの2種類からお選び頂けます。
お買い求めはオンラインショッピングからできます。
RSY会員の皆さんはお安くご購入頂けます。また、新規ご入会の方は漏れなく1本ご進呈致します。
→ご入会希望の方はコチラをクリック!
昨年より「キッズ会員」(年会費3,000円)を新設!
[キッズ会員制度特典]
- RSY主催のファミリー向けイベントの参加費が半額に!
- 隔月機関紙「あるある」や防災・被災者支援などに関する情報をご提供
- ご入会頂いた方にはもれなく、「じしんだゾウさんてぬぐい」を1本ご進呈
- ★ご加入の条件
- 中学生までのお子様に限ります
- お子様のお名前での登録となります
- ※お子様だけの入会もできますし、パパ・ママも同時に会員になることもできます
ご入会ご希望の方、お問い合わせはRSY事務局までご連絡ください。
14年目の1.17
きまぐれブログ屋、もといブログ大不精のスタッフ・松田です。本年もよろしくお願いいたします。
今年こそ、みなさまにここを使ってRSYの新鮮な情報をお届けできるよう精進します。
「あんたのその誓い、何回めだよ」などと言わず、暖かくお見守りください。
今金沢のホテルでこれを書いています。今晩は穴水に泊まる予定でしたが、こちらは
警報級の豪雪で七尾線も運休になったと聞き、万全を期して金沢まで戻ってくることに
しました。途中の能登有料道路は…、まるでオフロードでした。
クリスマスだろうが、大雪だろうが、25日の復興サロンは開かれてます。
能登2周年に向けて、江尻屋さんで、町の人も、ヨソの人も、この2年間を振り返り、
伝えていけるような企画を考えています。ご期待ください。
ところで、先日14年目の1.17KOBE、私自身は2度目の1.17KOBEに参りました。
おひとりおひとりの、あの日からのストーリーが今も続いていることを感じました。
それから、何年ぶりかという友人、知人と何人も会いました。
25日のサロンもそうですが、依頼状がなくても、一斉メールが回らなくても、
この日にここに行けばこの人たちに会える、という感覚は被災地独特のものです。
先日、穴水で墨を入れた竹灯篭も、東遊園地で光を灯しているのを見届けましたよ。
パンダ通信第2号出ました
四川大地震の被災者を支援するパンダプロジェクト「パンダ通信」第2号が出ました。
今回は廃墟の街・北川の子どもたちの様子を伝える「被災地は今」、そして名古屋から浜松、兵庫まで広まったパンダタオル教室の模様についてお知らせします。
どうぞよろしく。
(↓コチラをクリックしてください)
pantsu-vol.2.pdf
【参加者募集!】中国四川大地震作業部会「パンダタオル手作り教室」
皆様
いつもお世話になっております。
ここのところ雪がちらつき、めっきり冷え込んでまいりましたがいかがお過ごし
でしょうか?
さて、これまでの取り組みの模様は「パンダ通信」ではすでにお知らせしてあり
ますが、昨年から継続して行っている中国四川大地震パンダプロジェクト作業部
会での活動の一環として、1ヶ月に2回程度の「パンダタオル手作り教室」を開催
することになりました。
1月の予定を改めてお知らせ致します。
参加は自由です!お時間のある方はぜひご参加ください。
○パンダタオル手作り教室
第1回目:1月14日(水)13:00~15:00
第2回目:1月21日(水)19:00~21:00
場所:RSY事務所
取り組み内容
・パンダタオルキッドパッケージ化作業
・パンダタオルづくり
【お礼】1 月11日子ども防災イベントご報告
皆様
いつもお世話になっております。
本日、かねてよりご案内しておりました『じしんってなぁに?遊びながら学ぼう、地震に役立つ「ワザ」』が開催され、無事に終了しました。
今朝は小雪がちらつくほどの寒さだったので、出足はゆっくりではありましたが、約100名近くの親子が参加されました。
また、本日は約80名のボランティアさんが集まり、担当ブースを盛り上げてくださいました。
参加者の皆さんからは、「スタッフに学生さんも多くいて、企画も子どもが楽しめる工夫が凝らされていて、垣根の低い楽しい防災イベントだった」などの感想を頂きました。またボランティアさんからも、「楽しかった、次回はもっと企画を練って、防災知識を深めて準備にかかわりたい」などのお言葉を頂きました。
本日は、中日新聞・朝日新聞・CBCテレビ・千種ホームニュースより取材をして頂きました。
多くの皆さんのご協力と、創意工夫でこのようなイベントを開催することができ、RSYスタッフ一同本当に感謝しております。
このイベントをきっかけに、災害で怪我をしたり、命を失う子どもが一人でも減り、またみんなで協力しながら運営することで、団体のネットワークを深めていけたなら、大変うれしく思います。
今回のイベントでは、会場提供をして頂いた、愛知淑徳大学星が丘キャンパスコミュニティー・コラボレーション・センターの全面的なバックアップのもとに開催することができました。この場をお借りして心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
詳細については、メーリングリストやHP上で改めてご報告させて頂きますので後日ご覧下さい。
今後ともよろしくお願い致します。
RSY浦野