大きな被害はないようですが、
「避難所より、ここ(公営住宅)の方が安全だろうから、
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かけがえのない命を守るために 私たちは、過去の災害から学んだ教訓を活かし災害に強いまちづくりのお手伝いをしているNPOです。
大きな被害はないようですが、
「避難所より、ここ(公営住宅)の方が安全だろうから、
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みなさま、いつもお世話になります。
七ヶ浜事務局槙島です。
2015年春から菖蒲田浜漁港で釣りや海苔すき体験など、体験学習を中心に実施してきた始まったきずな号で七ヶ浜を学ぼう。
2年目を迎える今年は七ヶ浜について学ぶ時間を、と『~ 第6弾 七ヶ浜ってどんな町? ~』を実施いたしました。
今回は単発ではなく、7月28.29日8月2.3日全4日(+自由参加で8月4日に海水浴)という行程でしたが、中学生6名、小学生13名が参加してくれました。
7月28日(木) 『①:七ヶ浜ってどんな町?WS』
7月29日(金) 『②:聞いて調べて』
8月2日(火) 『③:グループごとに発表練習』
8月3日(水) 『④:常総市七ヶ浜町夕涼み交流会にて発表」
8月4日(木) 『⑤:みんなで海水浴』
7月28日(木) 『①:七ヶ浜ってどんな町?WS』
まずは自分たちが七ヶ浜についてどのくらい知っているのか、知らないのかを認識してもらうためのワークショップ。
七ヶ浜の7つの浜といえば・・・グループに分かれて七ヶ浜クイズから始まりました!
4つのグループに分かれて地図の穴埋めです。学年も学校もバラバラですが、全問正解を目指してみんなで相談しながら埋めていきます。
正解は湊浜、松ヶ浜、菖蒲田浜、花渕浜、吉田浜、代ヶ崎浜、東宮浜。一番多かったチームも4問正解が最高。
「全然わかんないじゃん!」「もう今日で覚える!」とやる気になっていたところにもう一問。
「さあ、この中で七ヶ浜の看板に使われている動物はどれでしょう?」
とのクイズにある子が「たぬき!」と即答。
では「なぜ、たぬきなのでしょう?」との質問にはみんなだんまり。
みなさんは知っていましたか?七ヶ浜町の看板には『たぬきがウインドサーフィンをしている様子』が書かれています。
諸説はありますが、馬放島(現:七ヶ浜町代ヶ崎浜地区の無人島)にたくさんたぬきが住んでいて、食料がなくなると海を泳いで七ヶ浜まで食料調達をしにきたこと、七ヶ浜でウインドサーフィンが出来る名所があったこと、この2つを合わせてこの看板イメージになっているそうです。
そんな豆知識も知ったところで本題へ。
七ヶ浜ってどんな町?自分たちの知っていることをとにかく書き出します。
《七ヶ浜の特徴》
・海に囲まれている
・7つの浜がある
・坂が多い
・海苔や魚がたくさんとれる(ボッケ、ハゼ、カニ、カレイなど)
《仕事》
・漁師さんがいて魚がたくさん獲れる
・米農業をしている人がいる
・よっちゃんイカの工場がある
《歴史・文化》
・七ヶ浜の貝塚には昔の土器が発見された
・宮城郡三大薬師の薬師堂が湊浜にある
・貝塚がたくさんある
など、たくさん記入し、今回は「七ヶ浜の特徴」「仕事」「歴史・文化」の3つで自分が調べてみたいところに分かれ、このグループで翌日の調べ学習での質問事項を相談、まとめました。
〈参加者の声〉
・チームの人はあまり普段喋らない人が多かったので、もっと仲良くしようと思った(小6男子)
・七ヶ浜の看板がなんでたぬきなのかわかった(小6男子)
・改めて考えてみると七ヶ浜についてわからないことばかりだった。七つの浜の場所がわかった(中3女子)
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、RSY機関紙「あるある」発送作業を9月1日(木)に行います。
今号は、特集1・特集2を使って熊本地震に関わる情報をお届けします。
発送作業にお越しいただければ、いち早く最新号が見られます。是非ご協力ください!
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あるある87号発送作業
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▼日時:2016年9月1日(木)13:30~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:宛名シール貼り、あるあるの封入 など
主に単純作業がメインですが、毎回ワイワイと作業中の事務所は賑わっています。
▼ご協力いただける皆さまへ: info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
メールの件名は「あるある発送ボランティア」とお書きください。
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★「あるある」は2ヶ月に一度、RSYの会員様向けに発行している機関紙です。
毎週火曜日にボランティアを中心とした編集委員で会議を開き、毎号作り上げており、
RSYの活動や今気になる災害や防災の情報をお届けしています。
どなたでも編集会議に参加いただけるので、興味のある方は事務局にご連絡ください!
ご協力よろしくお願いいたします。
皆様
いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。
この夏、海水浴場OPEN以外に大きく動いたことがもう一つあります。それは仮設住宅の解体作業です。震災直後から、被災者の暮らしの拠点となっていた仮設住宅。震災直後は6か所総数421戸に入居されていましたが、現在は移転が進み、1か所10戸以下になっています。
震災後すぐに仮設住宅の建設が町内の中学校のグラウンドや公園、運動場建設で始まり、入居開始が2011年5月、避難所が閉鎖されたのが2011年6月、という沿岸部ではとても早い対応でした。これは役場が津波の被災を受けず、早い段階で動き出せたのと、高台に町有地が多かった、という2点が大きいと言われています。
仮設住宅では入居当時、「風除室(充分な広さの玄関)が無い」、「窓が二重サッシでない」、「お風呂の追い炊きの機能が無い」、「建物に断熱材が入っていない」、など生活してみると分かる様々な不具合もありましたが、仮設住宅総合サポートセンターを始め、役場や社協が丁寧に対応し、改善を図っていきました。
私たちRSYも「どの建物も同じつくりで、道に迷い、自分の家(仮設住宅)がどれか分からない。」という声からの表札作りを中学生たちと一緒に行ったりしました。
(概要はコチラ)(取り付けの様子はコチラ)
又、集会所ではコミュニティ形成の観点から、様々なイベントが毎日、毎週行われました。
私たちRSYも交流の場としてお茶会を行ったり、避難所から続けていた足湯ボランティアなどを行いました。ここで繋がったボランティアさんと文通を続けている住民の方もたくさんいらっしゃいます。
そんな「きずな」がたくさん生まれた仮設住宅は2017年3月末をもって、全て解体予定です。
先だって2016年7月から解体が始まりました。
仮設住宅に入居されていた方からは
「5年も居させてもらった。いろいろなことがあったが仮設住宅にはとても感謝している。町内でも知らない人もいたので、震災後知り合いになれたし、ボランティアさんとも会えた。仮設を出ると決まった時、正直ずっとこのまま、愛着がある仮設住宅に住んでいたいという気持ちもあった。でも、いつもまでも甘えてはいられない。『移転した新しい家で頑張るよ』とお礼の気持ちで、引っ越しした。」というお話も聞きました。
仮設住宅は先にお伝えしたように、完全になくなってはいません。
未だ、移転先が決まらない方(再建か町営住宅入居か)もいらっしゃいます。
私たちは移転された方、未だ仮設で生活を余儀なくされる方、両者の声に耳を傾け、共に復興へ向かってこれからも歩み続けます。
皆様
いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。
2011年の東日本大震災から数えると、七ヶ浜町は震災から6回目の夏を迎えました。
大きな自然の力。沿岸部は特に大きな被害を受け、震災後数年は「海・浜の再生はいつになるか・・・」そんな声がたくさん上がっていましたが・・・・・
ついに、2016年7月29日から8月7日の10日間の菖蒲田海水浴場のOPENができました。
この海水浴場は全国では3番目に古く、東北地方では最も古い由緒あるとても有名な海水浴場です!
「延べ8万人以上のボランティアさんの力を借りて、ついにここまで来ました。共に喜びたい。」そんな町長の挨拶から始まった海水浴場。
来場者数は合計3万2千人(七ヶ浜町観光協会発表)で土日はステージイベントも行われ、大変にぎわいました。七ヶ浜町観光協会を主体とした実行委員会にライフセーバーや地元ボランティアが加わり、企画・運営を行い、大きな事故なくこの10日間を終えることができました。
「震災前の風景に少しずつ戻ってきているのが目に見えて分かるのは感動する。たくさんのボランティアさんに支えられて、海水浴場が在る、今こうしてお客さんが楽しんでいる。本当に感謝をしたい」と話すのは七ヶ浜町にお住まいのライフセーバーWさん。
震災後、ボランティアに来られた方も。
「今日はボランティアじゃなくて、観光!がれき撤去などお手伝いをしていた浜がここまできれいになって感激している。少しでも力になれたと思うと本当にうれしい。来年も来たいね」
又、簡易的だが海の家(出店ブース)も展開。
震災前に海水浴海で毎年海の家を営んでいた方も、「ここに帰って来れて良かった。もっと浜が活気づくように、来年も出店をしたい」と喜んでいました。
今年は10日間だけの試験運転でしたが、来年はグランドオープンと銘を打ち、海水浴シーズンずっと開けていられるように準備していくそうです。
また進捗ありましたら、ブログを通じて皆さんにお伝えしますね!
みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
8月17日~19日までの活動報告です。
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▼夏祭り応援交流ボランティアバス
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「この地震の影響で夏祭りも中止になってしまった。何も楽しめるものがない」「こんな時こそ元気の出ることをやりたい」という住民さんの声から、熊本YMCAさんや山間部の自治会の方々、熊本大学の学生さん、地元のお寺さんと準備を進めてきた夏祭り企画。いよいよ今日と明日、本番を迎えます。わくわく陶器市や名古屋名物「たません」、流しそうめん、輪投げ・釣り堀、ミニ花火大会など、いろんなお楽しみ企画が予定されています。
愛知からは「夏祭り応援交流ボランティアバス」が、瀬戸陶磁器卸商業協同組合さまご寄付の陶器の品々、コープあいちさまご寄付の「たません」材料・そうめん・花火、個人の皆さまよりご寄付いただいた花火などを載せて、昨夜名古屋を出発しています。30名のボランティアの方々が参加しており、御船との交流を深めながら、楽しい夏の思い出作りのお手伝いをさせていただきます。
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▼RSYを通じてご支援頂いた皆様(報告:中西、浦中)
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■NPO法人夢のはな奏であいの皆さん
8月19日、東京の音楽グループの皆さんに、障がい者総合施設の第二明星学園田代西部センターにて演奏会をしていただきました。小坂(おざか)地区にある第二明星学園の本部は、全壊判定で使えない状況のため、利用者の皆さんは前震のあった4月14日深夜から山間部の田代地区にある西部センターに全員避難し、生活を続けていらっしゃいます。
山奥でなかなか来訪者もいない状況で開催した今回の演奏会は、第1部と2部で延べ80名の利用者さんとスタッフさんに参加いただきました。手拍子や足踏み、合いの手、一緒に歌うなど、とても盛り上がりました。演奏会が終わってからも、皆さん玄関から外に出てきて「また来てね」と本当に名残惜しそうに夢のはな奏であいの皆さんと触れ合っていました。
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▼被災者の声
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【仮設住宅住民の声】
・暑くて暑くて。そうめん食べたくても湯がく気にもならないくらい暑い。
・雨が降ると台所と押入れが湿気て湿気て。
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
https://kessai.canpan.info/org/rsy/donation/
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開設!
https://www.facebook.com/mifunekataranna/
地域住民の方や御船町にお越しいただくボランティアさんに、『かたらんな交流館』やRSYの活動を知っていただくと共に、町で見つけた素敵な人や場所など、御船町の魅力を随時発信していきます!
皆さま
みなさま
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ちょっと一息つける場所をと、かたらんな交流館にカフェを設けました。
これまでに顔見知りになった方々が、かわるがわる来訪されて、
近況がきけたり、つぶやく悩みを、次につなぐお手伝いをしたりと
今回は高齢者が多く、説明には、普段以上にわかりやすい説明が求められました。
【暮らし再建に向けて】
・わしら田舎ん人は真面目たいね、何かあったらみんな出よりますよ。でも情報がなかったけんね、誰がどこに避難しとるか、誰がどこの仮設に入るか、全然情報がなかけんね。この前の勉強会はよかったたいね。本当によかった。初めてのことでり災証明だなんだって、みんなわからんけんね。経験した人たちに教えてもらって本当にいい機会だった。ここは近くでいつも通るけん、またちょいちょい寄らしてもらいますわ。(60代男性)
★RSY御船事務所「かたらんな交流館」フェイスブックページ開