【募集・12月&年末年始】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

お世話になっております。
レスキューストックヤード事務局です。
平素はRSYの活動へのご理解・ご協力を頂きありがとうございます。
春夏秋冬の四季から二季(夏と冬)へと変化しているのをひしひしと感じます。
能登は、あっという間に寒さが増しています。
寒くなると外出しなくなりがちな住民さんに、
楽しい出かけ先を提供したいと思っています。
美味いとの評判も徐々に上がっている、
毎週土日に開催している「ボラまち喫茶」をはじめ、
新たな居場所や集いの場づくりに取り組んでいます。
平日、週末問わず楽しいイベントやワークショップなどの「持ち込み企画」は変わらず大歓迎です。
自由日程も含め、皆さんのご都合の合う形でご利用下さい。
(参加方法)
1.定期便:申し込みフォームはこちら
2泊3日
123陣:2025年12月5日(金)~12月7日(日)
124陣:2025年12月 12日(金)~12月14日(日)
125陣:2025年12月19日(金)~12月21日(日)
126陣:2025年12月26日(金)~12月28日(日)
年末年始臨時便:2025年12月31日(水)~2026年1月2日(金) 
出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 19:00帰着(交通事情によります)
月曜日が祝日であっても、日曜日に帰名します
※配布用のチラシも添付します。告知にご協力ください。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)
2.自由日程:申し込みフォームはこちら
※「ボラまち亭」定休日の月曜日以外であればお好きな日程で参加できます。

(概要)
・活動内容:ボラまち亭、交流会や足湯&カフェサロン等の運営補助、

看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)。各種イベントのチラシポスティング等
・活動時間:原則として、9:00集合・オリエン。内容により活動時間は前後します。
・活動場所:ボラまち亭を起点として、穴水町内に出向くこともあります。
・ボランティア登録場所:ボラまち亭
 ・宿泊場所:ボラまち亭(宿泊料無料)
・宿泊施設備品等:暖房器具、電子レンジ・冷蔵庫・エアコン・トイレ・シャワー。
公衆浴場(有料)へは徒歩で行けますが、お弁当などは、タイミングを見て買い出しに行きます。
ゴミは各自お持ち帰りください。簡易ベッドは、ありますが寝袋等の寝具をご持参ください
 

RSY令和6年能登半島地震への対応(第31報)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

 

★伝統行事「磐持(ばんもち)」の復活

江戸時代から続く力比べの行事「磐持(ばんもち)」

下唐川地区では古くから地域の誇りとして受け継がれてきました。

しかし、令和6年能登半島地震で下唐川地区も甚大な被害を受け、多くの方々がこの地区を離れてしまったため、昨年は開催がかないませんでした。

 

そんな中、この話を聞いた日本福祉大学の学生たちが立ち上がりました。

彼らはレスキューストックヤードの足湯ボランティアとして現地を訪れていたメンバーで、「地元の伝統をもう一度取り戻そう」と呼びかけ「磐持復活プロジェクト」を結成。

地元の大学生たちと協力しながら、何度もミーティングを重ね、また、藁編みから米詰めまでを手作業で行い、ついに大会開催にこぎつけました。

 

大会当日はあいにくの雨模様。

特設ステージや観客席には急きょテントを張り、スタッフたちは雨対策に追われましたが、それでも多くの方々が会場「ガーデン・カラコ」(下唐川地区住民が手づくりした交流スペース)に集まりました。

 

地元ミュージシャンのライブで会場が温まってきました。そして、土砂降りの中、いよいよ大会スタート!

 

「磐持復活プロジェクト」の学生たちも競技に参加し、子どもと大人の部に分かれて力比べが行われました。

45キロ、60キロ、75キロ、90キロの俵を次々と担ぎ上げるたびに、大歓声が会場を包みました。

 

結果は、

  • 子どもの部:60キロを持ち上げ優勝
  • 大人の部:90キロの俵を担ぎ上げ優勝

 

雨にもかかわらず、会場は大きな拍手と笑顔にあふれました。 

集まった方々からは「やっぱり祭りは元気になる」「また来年も開催したい」といった声が多く聞かれました。

 

 今回はレスキューストックヤードのボランティアスタッフも大会運営に協力。 

雨の中のテント張りや慣れない米俵の搬送など苦労しましたが 、「伝統行事の復活に関われてよかった」という感想をもらいました。

 

雨にも負けず、地域の力と若者たちの想いで復活した「からこ磐持大会」。 

この日の熱気と笑顔が、きっと来年への大きな力になることでしょう。

 

(報告:穴水拠点スタッフ 稲垣)

 

 

 

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