みなさま
いつもお世話になっております。
3月のボランティアDAYの日程が決まりましたのでお知らせします。
3月 16日(水)13:30~15:30
◆活動内容
・リーフレットへのカタログ封入
・じしんだゾウさんてぬぐいへの説明書封入など
・資料製本
・被災地パネルの整理
時間の変更などが生じる場合がございますので、ご参加いただける方はご連絡いただけたら幸いです。
返信先はinfo#rsy-nagoya.comです。(#を@になおして送信してください。)
また、2月のボランティアDAYの報告はHP上にて紹介しておりますので、下記アドレスをご参照ください。
2月9日
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/02/29day.html
2月22日
http://localhost/~hayashimasaki/wordpRSY/2011/02/222day.html
よろしくお願いいたします。
月別アーカイブ: 2011年2月
新燃岳噴火災害について[第 26 報]
皆様
RSY事務局加藤です。
本日2月27日の活動報告をさせていただきます。
本日はみどり災害ボランティアネットワークの岡田氏、他1名と一緒に活動しました。
今日は、第7報でご紹介した灰降ろしをお手伝いして足湯をさせていただいたお宅を再度訪問した。昨日お電話し、また高原に来ていることを伝えると、ご近所の方にお声かけしてくださったので、足湯セットをもって再訪することとなった。
前回は一面屋根から降ろした灰で覆われていた庭先も、「少しずつ片づけたの。」とおっしゃるとおり、だいぶきれいに掃除をされていた。もともとガーデニングがご趣味とのことだが「クリスマスローズが枯れてしまって…。酸性に弱いらしいのよ。」と残念そうだった。その方の呼びかけでご近所の方がぞくぞくと集まり始め、みなさんに足湯をさせていただいた。
皆さん声をそろえて言っておられたのは、「ボランティアはお願いしても派遣されてこない。」「うちはもう待てないから業者にお願いすることにした。7,000円なら安い方だと思う。」「待って待ってやっっっと屋根の上を降ろしてもらった。」などといった話だった。また昨日まで小林市で行われていた牛の競りに行ってこられた方の話では、「去年より7万くらい値上がりしてる、口蹄疫で全頭処分した市町村があるからね。大変だよ。」とおっしゃっていた。他にも「リウマチだから動かすと痛くて。でも、こんなときだから作業しないといけないのよね…」など、無理をして頑張っている方が多いことも改めて実感した。
新燃岳噴火災害について[第25報]
皆様
RSY事務局加藤です。
本日2月26日の活動報告をさせていただきます。
本日はみどり災害ボランティアネットワークの岡田氏ほか2名のボランティアの方と一緒に活動しましたので、その報告をさせていただきます。
○風に舞う灰
今日は昨日に続く晴天で、朝晩少し冷えるが、日中は日差しも強く暖かい。そのため空気が乾燥し、お寺の坊守さんがふと「今日は灰が舞うね~。」と言っていたとおりになった。また夕方近くからは、新燃岳の方の空からもくもくと煙が上がり、空が灰色で覆われた。明日の午後からは雨の予報がでていることも気になる。
○灰をかぶった白菜
お寺さんにお味噌やお野菜をくださるお宅を訪ねた。ちょうど歩道の掃除をされているところだった。立派な白菜が畑になっているのを見せていただいたが、すっかり灰がかぶってしまい、その上にビニールをかぶせていらっしゃった。「食べてくれる人がいるなら持って行って。」と言って大きな白菜を4つもいただいた。私たちにすれば、洗えばまったく気にならない。他にも原木の椎茸を栽培されており、その椎茸も灰がかぶったものを譲ってくださった。お寺さんと地域の方がしっかりつながっており、普段からこういった声かけができる関係があることは、外から来た身として、見ていて心があたたまる。
新燃岳噴火災害から1カ月
ここ2週間ほどブログの更新が滞ってしまいました。
いくつか理由があるのですが、かいつまんで説明すると、先週2泊3日でニューヨークに一人旅に出て、今週はその疲れが出たのか、またまた大風邪を引いてしまいしばらく休んでおりました。昨日あたりから体調が戻り、ようやくブログが更新できました。
その間、ニュージーランドでM6.3の大地震が発生し、日本人留学生も被害に巻き込まれていることをニュースで知りました。ご家族の心情を考えると、本当に胸が痛みます。一日も早い救出を祈るばかりです。
国内でも新燃岳噴火災害救援活動が継続されています。
しかし残念なことに、日本図書館で各種新聞を確認した限りでは、既にこの話題は全く報じられていませんでした。それだけに、現地で活動しているスタッフからほぼ毎日送られてくるレポートの存在価値を改めて感じます。あのレポートは、今や被災者の生の声を社会に届ける唯一の資源と言っても大げさではないと思います。その役割を自覚しながら、現地で頑張っているボランティア・スタッフの皆さん、またさらにそれを外からサポートしている皆さんに心から敬意を表したいと思います。
発災から一カ月。
現在、被災された方々も、少しずつ日常生活に戻るためのこまごまとした作業に目が向き始めているようです。しかし、同時に体や心の疲れもピークに達しており、足湯ボランティアの皆さんの活動が現地で非常に喜ばれていることが分かります。足湯ボランティアのネットワークも次第に広がり、学生を中心にした多くのボランティアが現地を訪れ、被災された方々の心身を支えています。
しかし、一方で、仕事の再開や被災した自宅での高齢者の介護問題など、日常に戻ろうとするが故の新たな課題にも直面しているようです。過去の災害での経験智がここでも活かされることが期待されています。
いつもブログを読んで頂いている皆さまも、どうか周囲の方々に現地レポートを読んでもらって下さい。そして、引き続き息の長いご支援をよろしくお願い致します。
※新燃岳噴火災害緊急救援活動の最新ブログ記事はこちら
http://www.rsy-nagoya.com/rsy/blog/2011/
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。
新燃岳噴火災害について[第 24 報]
皆様
RSY事務局加藤です。
本日2月25日より再び高原で活動を開始しました。
本日はみどり災害ボランティアネットワークの岡田氏、名古屋から10日間ほど前からこちらで屋根の灰降ろしを中心にボランティア活動をされている方2名と京都の大学生ボランティアの方と一緒に活動しましたので、その報告をさせていただきます。
○約1週間ぶりの高原町
今日は汗ばむほどの春の陽気で長袖のTシャツ1枚で十分なくらいだった。一昨日にも雨が降ったということもあり、前回最初に現地に入ったときとは印象が違う。大きな道路の除去作業はかなり進んでおり、木々の灰などもだいぶ流された様子だ。しか
し、まだまだ住民の方のお話をきいてみると、生活道路や家の周りなどの作業は終わっていない様子であることからも、実態がみえにくくなっているように感じた。
○屋根の灰降ろしと足湯
一緒だったメンバーが昨日湯の元温泉の近くにあるお宅で灰降ろしを行い、そのお宅のご近所でも屋根の灰降ろしのニーズがあったということでそちらに伺った。息子さん夫婦が隣にすんでいるという女性のお宅は、2階の灰降ろしがまだできていない。
息子さん夫婦のお宅の屋根はなんとか降ろしたという。「明日で最初の噴火から1カ月。」今日はこの言葉を何度か聞いた。「家の前は乾く度に灰がまうから、その度に水をかけている。」とおっしゃって、そこは除去しているわけではないので、ずっと
灰が湿って残っているままだ。「息子がいるからボランティアを頼んだけど断られた。でも息子も忙しいから頼めない。」とのこと。今日の屋根の灰降ろしを終えると「助かった~、あと家のまわりは自分でできるときにやるわ~」と嬉しそうだったが、疲れた表情でもあった。
【防災の森づくり 川づくり】事業報告会のお知らせ
皆さま
お世話になっております。レスキューストックヤード事務局スタッフの関口です。
昨年6月からの通年プロジェクトとして行ってきました「防災の森づくり 川づくり」事業、夏から冬にかけ、岐阜の山で延べ70人の方々に見学したり手伝っていただいたりした粗朶(そだ)を、先日、河川整備の伝統工法の実験として名古屋市内の矢田川、堀川に設置。最終的に昨日、名古屋市に寄付をさせていただき、1年間の活動を終えることができました。
つきましては、事業の最終報告会を以下の通り行います。
ゲストとして昨年、大きな水害に見舞われた山口県山陽小野田市から、日本山岳会員として山歩きが趣味で、地元の山の荒廃に危機感をもつ同市社協の金光康資事務局長を招き、講演とワークショップで「山と川」「環境と防災」の関係を考えます。事業に参加してくださったかたも、そうでないかたも、ぜひお気軽にお越しください。
記
「防災の森づくり 川づくり」事業報告会
2月27日(日)13:30~16:30
名建協1階会議室(名古屋市東区1-13-34、2階に当法人事務所があります)
参加無料、申込不要
チラシはコチラからダウンロードしてください→ http://ow.ly/3S7RB
どうぞよろしくお願いいたします。
新燃岳噴火災害について[第 23 報]
皆様
RSY事務局大谷です。
本日2月24日(木)の報告をさせていただきます。
なお、柴田・大谷は本日をもって次の者に引継ぎ、栃木・名古屋に戻りました。
■活動内容
10:00~11:30 デイサービス みやま園にて足湯(約10人)
13:30~14:00 椎茸農園Fさん訪問
14:00~15:00 周辺調査(夏尾、御池周辺)
15:00~16:00 Mさん宅訪問(先遣隊が避難所で足湯をしていた際に初めのころから参加してくださっていたご家族)
■状況
・昨日の雨はやみ、灰が砂利のようになっている。
・新燃岳 夕方に2回噴火(夕方は外に出ていたが、噴火の音もなかったため気付かないほどだった。ニュースで知る)
■見たこと
・夏尾のあたりには、軽石がたくさん転がっていた。大きいものだと4~5センチの軽石があった。瀬田尾で見せていただいた尖った黒い噴石に比べ、丸く、ごつごつして軽い噴石。灰の粒子は、今まで見てきた地区の中でも一番粗い。
■聞いたこと
<みやま園にて(90代女性)>
・噴火しているとき、雷が見えて怖かった。
<椎茸農園Fさん(70代女性)
・椎茸は、急にぽっと出来るものじゃないからね。原木を切ることからやって、椎茸ができるのに3年はかかる。
・干し椎茸の色が違う。もっときれいな色だもんね。見たらわかる。
・今年は豊作になるはずだった。
・椎茸を採るのにもコツがある。素人にはできないよ。
<夏尾周辺 道路にて(70代女性)>
・軽石が飛んできて、窓ガラスが割れた。
<Mさん(50代女性)>
・(山野草を育てていらっしゃる)避難所から帰ってきて、やる気力がなくなってしまった。
新燃岳噴火災害について[第 22 報]
皆様
RSY事務局大谷です。
本日2月23日(水)の報告をさせていただきます。
■活動内容
8:30~9:30 椎茸農園Fさん訪問
9:45~10:00 高原ボランティアセンター見学
10:00~11:30 デイサービス みやま園にて足湯(14名)
14:00~14:30 椎茸農園Fさん訪問、お話を伺う
15:00~16:00 山田地区 正定寺周辺 歩道灰除去作業
■状況
昼から雨
■見たこと
・高原で歩道を電動車いすで移動される方を2名見た。(やはり、高齢者にとって、電動車いすは移動手段なのであろう)
・小学生はよくマスクをしているが、中学生くらいになると減る。
・高原ボランティアセンターに、マスクが入った段ボールが山積みにされていた。(配る予定等は検討中とのこと)
・椎茸農園を見せていただいた。椎茸の傘に灰が入りこんでしまっている。触っても砂っぽい感じがあった。全部にではないが、ビニールシートがかぶせられていた。
・小林地区を視察したが、本当にほぼ降灰はない。降灰があったところは、灰の除去が終わっていても、土の部分等、除去しきれなかった灰が残っている箇所はある。しかし、小林地区はそういった跡も見られない。
■聞いたこと
2月9日ボランティアDAYの報告
みなさま
いつもお世話になっております。
遅くなりましたが、2月9日のボランティアDAYについて報告いたします。
今回はいつもと違い、事務所外且つ力仕事!にも関わらず、10名の会員さん・ボランティアさんにご協力いただき、スタッフを含めた計12名で作業を行いました。
内容はご寄贈いただいた物品を、スペースをお貸しいただいている倉庫に運搬・保管するというものでした。
前日まで雨の予報でしたが、当日は快晴で、2月には珍しく暖かい日となりました。
そのせいもあってか、作業中に汗が滴り落ちるほどで、写真からもみなさんの頑張りが伝わってくるかと思います。
みなさんに頑張っていただいたお陰で、予定していたよりも早く作業を終えることができました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、各種防災用品をご寄贈いただいた『東京都葛飾福祉工場』様、飲料水をご寄贈をいただいた『大和証券(株)』様ならびに『大和証券キャピタル・マーケッツ(株)』様、災害用資器材等保管用のスペースをお貸しいただいている『東海建設(株)』様、本当にありがとうございました。
ご寄贈や場所の提供だけでなく、運搬や積み下ろしなどにもご協力いただき、心より感謝申し上げます。
ご寄贈いただいた物品は、被災地支援や防災啓発などに使用させていただく予定です。
3月のボランティアDAYについては、後日お知らせをする予定です。
お時間がございましたら、ご協力いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
新燃岳噴火災害について[第 21 報]
皆様
RSY事務局大谷です。
本日2月22日(火)の報告をさせていただきます。
■活動内容
10:00~12:00 デイサービスみやま園にて足湯(約10名)
14:00~15:30 山田地区 正定寺周辺歩道 灰除去
16:30~17:00 都城市社協訪問
「屋根の降灰除去講習会」提案書提出
■状況
・昨日と同様暑い一日。
■見たこと
・夏尾地区を見て回ったが、ここも降灰がひどく、歩道はそのままの状態で、3センチほどは積もっているのではないか。車道は除去されている。道にミニショベルカーが置いてあった。
・高原のコンビニのレジに、マスクが無料配布で置いてあった。
■聞いたこと
<みやま園にて Tさん(80代)>
・避難所は1日いただけ。トイレとか薬とかで困ったから。
<都城市社協にて>
・65歳以上の要援護者を対象とした屋根の灰降ろしが終わった。地域のコミュニティである程度できてきている状況。
・灰を集める作業から運ぶという作業に移ってきた。段階を読みながら、進めたい。