皆さま
お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
1月12(月・祝)に七ヶ浜国際村にてきずな号完成披露式を開催致しました。
町役場関係者、サークルKサンクス様、ユニーグループ・ホールディングズ様はじめとした ご支援いただいた企業様、七ヶ浜町の子どもたちや親御さん含め300名以上が来場されました。
★きずな号製作の経緯
七ヶ浜町は東日本大震災によって図書センター等が被災し、学校外での勉強スペースが減少、また壁が薄く隣人の声も聞こえる仮設住宅での生活が当面続くことなどから落ちついて勉強できる場が極端に減りました。また、お母さんたちから「子どもたちの勉強するスペース」が欲しいと云う声もあり移動学び舎バス「きずな号」を製作しました。
※きずな号は全国6000店舗のサークルKサンクスで2014年8月1日から2014年11月30日までレジ横の募金箱へいただいた寄付金で作られています。
第一部は関係者を招いてのカープカット式や試乗会を行いました。
子どもたちは「まだ入っちゃだめなの?」と早くもきずな号に興味津々です。
『はい、では中に入ってみて下さい!』というアナウンスの後、子どもたちは勢いよく車内へ。
車内は楽しそうにしてい笑っているる子どもたちでいっぱいです。
第二部は「ユニーグループ・ホールディングス(株)交流プロジェクト」として、仙台市立南材木町小学校『南の星吹奏楽団』と七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーミュージカルグループ『NaNa5931』を招き、特別演奏会が開かれました。
※南の星吹奏楽団はユニーグループ・ホールディングス(㈱)からの楽器の支援(津波によって流出してしまったため)を受けており、今回は「音楽と子どもたちの力で七ヶ浜町を元気づけ、真の復興に貢献したい」というお申し出もあり、出演協力を頂きました。
南の星吹奏楽団は数々のコンクールで何度も全国大会にも出場している素晴らしい演奏団です。
「南の星吹奏楽団の演奏を聴きたくて来たよ!」という七ヶ浜住民も多数いらっしゃいました。
次は『NaNa5931』による「ゴーへ Go Ahead」です。
震災をテーマとしたオリジナルミュージカルで2012年8月には愛知県と東京都で県外公演で行った際の演目でもあります。震災で深い傷を負ってしまった方々がたくさんのみんなの支えを受け、未来へ向かい、生きていくという内容となっており、感動のステージとなりました。
※2015年8月に愛知県にてNaNa5931の県外公演が予定されています。続報をお待ちください
又、ユニー株式会社から来場された子どもたちやNaNa5931/南の星吹奏楽団にが図書カードプレゼントされました。
(※この図書カードは愛知県で行われた東北支援のチャリティーイベントの募金で購入されています。)
完成披露式も終えましたし、これからきずな号が本格稼働です。
地元のお母さんたちの意見を聴きながら、きずな号活用プランを更に練っていきます。
詳細は追ってご報告します!
きずな号出発! !!
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【来場者の声】
〇これでどっか旅行とか行けるの?私も使っていいの?やったー!
その時は○○ちゃん(友達)も一緒に行こうね!
(小学生の女の子)
〇日曜日とかの児童館が休みの日とかに使いたい。
(小学生の男の子)
〇移動学び舎バスって聞いたときに、なかなかピンとこなかったけど、実物を目にするといろいろワクワクするね!
(女性:40代)
〇子どもたちにここ(きずな号)でお勉強を教えてくれるんですか?
平日もやってくれると助かります。うちの子は習い事のない日は結構暇してるんです。
大人が誰か付いてくれるのは助かります。うちは共働きなので。
(女性:30代)