熊本地震支援活動中間報告会(第2回)を実施しました

みなさま

ご報告が遅くなりました。

熊本地震支援活動中間報告会を実施しました。

被災地から、御船町スポーツセンターの避難所運営に奮闘走された

熊本YMCAの福山裕敏氏に基調講演をいただきました。

また、代表理事の栗田暢之以下、第1回の報告会(6月3日)以降10月末までの

支援活動について、報告しました。

日時:11月2日(水)19:00~20:30

場所:名古屋市市民活動推進センター 集会室

参加者:64名

熊本地震・御船町支援活動報告書

 

宮城県七ヶ浜町報告【第250報】菖蒲田地区ボッケ汁祭り

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局郷古です。
去る11月12日(土)に菖蒲田地区ボッケ汁祭りが 開催されました。
これは鈴木直也さん(地元漁師)が「七ヶ浜に応援に来てくれたボランティアさんに対して地元特産魚のボッケ料理を振る舞って感謝の気持ちを伝えたい」と始まった企画です。
2011年度から続けられており、現在はボランティアさんも少なくなったため、町民に対して、集まる場所作り、住民同士の交流の場として開催がされています。
【昨年度の様子はコチラ

菖蒲田漁師 鈴木直也さん七ヶ浜町の特産魚「ぼっけ」
そして、今年も鈴木直也さんから
「またボッケで人が集まれるような企画をしたい。今年は仮設から町営住宅や高台移転がやっと落ち着いて、地区民として再スタートする。そのコミュニティ作りの手伝いをしたい」
とありました。
直也さんの生まれ育った菖蒲田浜地区の区長さん、菖蒲田浜町営住宅自治会、そして、直也さんが獲った七ヶ浜の海産物を全国へ!とネット販売の事務局をしている『NPO法人7Seeds Japan』らと話し合い、菖蒲田浜地区として開催されることになりました。

七ヶ浜の特産魚のボッケは、七ヶ浜住民にはなじみ深いですが、すごいたくさん獲れるわけではないので、基本的には全国には出回りません。
『この魚は七ヶ浜の復興のシンボルになる。1年の内、1か月間しか獲れない貴重な魚なので、この時期に人が集まるきっかけ作りに最適だ。』
と直也さんは話します。
打ち合わせの様子 前日準備には町営住宅にお住まいの方含め10数名が来てくれました。

何度も、打ち合わせを重ねました。
『ただ食べるだけでない、自分たちのことは自分たちでしよう』という目的も加わりました。
野菜を切る、魚をさばく、会場設営をする、ご飯をつくる、火の番をするなどなど様々な場所に、住民の皆さんが入り、企画を一緒に作ることになりました。
前日準備には住民の皆さんが集まってくれて、野菜を切ったり、机を運んだりしてもらいました。
いよいよ、当日です・・・・!

会場の菖蒲田浜地区町営住宅紅葉も綺麗な時期です。
良い天気! 前日の嵐は嘘のようです。たくさんの人たちが来てくれることを信じていざ、調理開始です。

浜のお母さんの味付け!ボッケの卵も鍋に入れます。協力者で同じ漁師の渡辺さんが腕を振るう!ご飯は婦人会の皆さんで300人以上分を作ってもらいまいた。

鍋で味付け係、魚をさばく係、ご飯を作る係、住民が役割分担をして準備を進めます。
『今までは支援を受けて食べるだけだったが今度は地区のために自分たちも動かなくてならないんだ』そんな声も挙がりました。
少しずつですが、心の復興へ向かっている様子が垣間見えてサポート側も嬉しいです!

大人も子供も皆でボッケ汁であったまろう!ボッケのから揚げ、ボッケのリゾットブースも長蛇の列が・・!会場の様子

ボッケ汁の配膳も打ち合わせ通り、スムーズ!来場は250名を超えました!
「今年初めて、ボッケ汁食べたわー。」、「おかわりあるかな?」など好評です。
又、「あらー!久しぶりー!仮設住宅から引っ越してから始めて会ったねぇ!」と再会を喜ぶ声も。

出張きずなハウス!駄菓子もボーちゃん焼きもスマートボールも!ボッケの一匹まるごと姿から揚げは、普段食べられないだけあって大人気

しょうちゃん焼きの由来は発案者の「しょうじ」さんから取っているようです^^菖蒲田浜にあるカフェの「シーソー」のシェフが考案したボッケの新レシピ
又、この企画の応援隊として、地元の皆さんが「ボッケの一匹まるごと姿から揚げ」やちょっとおしゃれに「ボッケのリゾット」、七ヶ浜で獲れた海産物をふんだんに使った「しょうちゃん焼き」(お好み焼き)も出店。
数量限定だったので、すぐに売り切れてしまいました。まさかこんなに人が来るとは・・・!
きずなハウスも出張駄菓子屋&ボーちゃん焼き屋台も出しました。子どもたちも大変喜んでくれました。

たくさんの子どもたちが集まってくれましたお楽しみの駄菓子まき

最後には皆さんの引越し祝いの意味も込めて、駄菓子撒きを行いました。
撒いて頂いた方の中に、昔、菖蒲田浜で駄菓子屋さんを営んでいた方がいます。
「今は辞めてしまったが、やっぱり駄菓子は大人も子供も喜ぶからいいね。今日は久しぶりに子どもたちの喜ぶ声がいっぱい聞けて良かった」とご本人も満足そうです。
打ち合わせから、当日の運営までフル回転で疲れていたにも関わらず、終始笑顔。
子どもたちのために・・・と考えると大人は身体が動いちゃうんですね!
各ブースの設営も小学生たちが手伝ってくれました。テーブル運びやテントの設営も子どもたちが手伝ってくれました。

今回、サポートとして入りましたが、実働したのはほとんど住民の皆さんです。
「支援を受けても、更に良いものにするために、自分たちも動こう」
という意気込みを感じます。
小学生たちもみんなが動いていると、何かしなくては?と思うのでしょうか、自主的に設営・撤収まで手伝ってくれました。

来年度以降は地区の企画として、予算を取り動いて行こうかと話も出ています。
今後も住民の皆さんの声によりそい、コミュニティ作りをお手伝いしたい思います。

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【参加した住民の声】
●「初めて、町営住宅の敷地に入った。町営住宅にお住まいの皆さんのための場所だと思っていた。イベントや打ち合わせが町営住宅の集会所で行われる時もあったので、ちょっと気を引いていたけど、少しは打ち解けた気がする」
(40代:女性)

●「ボッケ汁、今年初めて食べた。町主催のボッケ祭りも先週あって、そこでも振る舞われていたけど、売り切れてしまって食べられなかった。今日、来れてよかった。」
(60代:女性)

●「いつも子どもがきずな号の釣りの企画でお世話になっている漁師さんがやっている企画だって聞いて、御礼をしがてら、来ました。町営住宅ってこういう作りなんですが、沿岸部じゃないからあんまりこっち来ないんですよ。良い機会です。」
(30代:女性)

●「俺たちがいる地区でもこういうのやってほしい。手伝うからさ!」
(男子小学生)
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主催:菖蒲田浜地区
協力:菖蒲田浜町営住宅自治会・菖蒲田浜婦人会・Art Cafe Bar SEA SAW・七ヶ浜ぼっけ倶楽部七友会・NPO法人7Seeds Japan、NPO法人レスキューストックヤード

※この事業は平成28年「心の復興」被災者支援事業の助成で開催致しました。

 

 

宮城県七ヶ浜町報告【第249報】世代間交流事業  きずな食堂 in 吉田浜

皆さま

お世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局 郷古です。

去る10月23日(日)に「きずな食堂in吉田浜」が開催されました。
このきずな食堂は、地域内の支え合いの場作りの事業として、世代間交流を柱として、大人と子どもが一緒になって一つの事に取り組むこと企画です。食事会をメインに軽運動やレクリエーションと取り入れ、世代問わず普段から声を掛け合えるような仲なってもらおうというのが狙いです。
(第一回目の松ヶ浜地区の様子はコチラ!!!)

第二回目は吉田浜地区です。
実は吉田浜地区の皆さんと一緒に企画・運営するのは実は初めて!
吉田浜地区の皆さんは独自に「吉田浜地区ボランティア協会」という組織があり、
『まず、自分たちのことは自分でやる』という信念で震災後の地区コミュニティ形成や仮設住宅でのイベント受入、仮設住宅からの移転後の地区行事なども地区住民が行っておりました。
もちろん、町や社会福祉協議会などのバックアップもありましたが、他地区と比べると格段に「自立を目指していく」という姿勢が伝わる動きです。

吉田浜全員集合!

今回、きずな食堂の相談を地区へ持ちかけた時に、
「世代間交流はうちでも考えた。ちょうど地区独自でレクリエーション祭りを震災後からやっている。一緒にやりましょう」と快諾頂き、開催に至りました。
打ち合わせの結果、前回の松ヶ浜同様に軽運動と食事ということになりました。
地区の健康作り推進員、吉田浜地区の子ども会のお母さん方と一緒に作るのは、豚汁と炊き込み芋ごはん。

台所は男子禁制?!お母さんたちの交流の場に。豚汁と炊き込みご飯をみんなで作ります。
「秋らしいメニューだね。家ではこうやって味付けしてるんだよ。」
「うちでは違うよ?一度湯がいてからー。でも、別の方法もおもしろいねー。」
料理ごとに味が違うのは、やはり作っているお母さんたちの知識や調理方法次第ですね。
図らずとも、地区間のお母さんたちの料理交流になったようです。

グラウンドゴルフは個人戦です。大人の子どもも関係ない!白熱です!

ゲートボールも8ホールを作って本格的!この公園は被災を受けた土地を町の区画整備事業で、地区の公園に作りなおしたところなのです。出来てから、初めてイベント会場になりました。
青空食事会の開催です。

風がとても強く大変でしたが、ご飯はみんなで外で食べました。
子どもたちには会場設営やご飯の配膳を手伝ってもらいました。
「あらー?どこの孫なの?おじいちゃんかおばあちゃんの名前は?」
との声掛けに、しっかり答えていました。地区内のコミュニケーション作り、世代交代もちゃんとできつつあるようです。
歩行が困難な方々へはお届けに小さな子にもちゃんと目線の高さで・お渡し。
大事なのは、「こういった顔合せの場に出てくること」
出ることによって自分も皆さんのことを知れる、そして皆さんも自分のことを知ってもらえる。そういったことが地域コニュニティ作りを加速させるようです。

しかし、戸別に声をかけても企画に参加しない人たちも結構いることがヒアリングからも分かりました。参加できないのか、参加したくないのか、その理由でもアプローチの仕方が違います。
地区長や民生委員から詳しく話を伺い、 1人ぼっちになる人が居ないか?そのためには何ができるか、今回のように子どもたちの力を借りながら、 地域作りをお手伝いしていきたいと思います。

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【参加者の声】
○この秋祭りは震災後に立ち上がったものなんだ。大人たちだけで集まる、子どもたちだけで集まるのはよくやるが、一緒というのは、夏祭りくらいしかない。震災後、引っ越してしまった人、引っ越してきた人が多いので、コミュニティ作りが最も重要なんだ。
(50代:男性) ※吉田浜公民分館長

○子どもたち元気だよね。あんなに走り回ってさ。大きい公園が出来て楽しそう。
震災起きて、ここの景色もすっかり変わっちゃったのよね。
(50代:女性)

○レスキューストックヤードには仮設の時にお世話になった。移転してからは、ずっと名前を聞かなかったな。まだいてくれたたってことすら知らなかったよ。七ヶ浜のはじっこのほうにいると全然情報入ってこない。
(60代:女性)

○いつもきずなハウスにはうちの子がお世話になっています。子どもたちも楽しそう。これからも何か一緒に出来る時はしましょうね。
(70代:男性)

○町営住宅の参加者は少なかったね。吉田の町営住宅の人たちは、集会所とかもないから、普段から集まろうって気持ちがないのかもね。働いているって人も多いけど、ずっと家に居る人もいるんだ。
(60代:男性)

○うちの区は男の人たちが結構、企画を手伝ってくれるんだ。そこらへんは他の地区より結束力はある方だと思うね。
(70代:女性)

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【主催】きずな食堂in吉田浜実行委員会
【協力】吉田浜地区、七ヶ浜町社会福祉協議会

※この事業は平成28年「心の復興」被災者支援事業の助成で開催致しました。

今朝の福島県沖地震に伴うRSY七ヶ浜スタッフからの報告(2016年11月22日)

みなさま

レスキューストックヤード事務局です。

本日朝5時59分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、福島、茨城、栃木各県で震度5弱の揺れが観測されました。津波警報および注意報も発令されましたが、13時現在、発令されていた全ての津波注意報が解除されています。
本日、七ヶ浜スタッフは、住民の方々の無事を確認し、少しでも安心して過ごしていただけるよう避難所やご自宅をまわっています。

 

以下、七ヶ浜スタッフからの報告です。
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朝6時の地震で七ヶ浜でも津波注意報が発令され、携帯とサイレンが1回鳴りました。1回目は少し強い、そして長い揺れで、びっくりしました。

町内全域に避難勧告が出され、各地区で避難所が開設され、住民の皆さん自主避難をされました。その後、避難指示及び津波警報に警戒態勢が上がりましたが、10時には津波警報から注意報に、避難指示から勧告に切り替わりました。

皆さん不安な気持ちで過ごされています。一旦、余震は収まったようですが、まだ混乱は続きそうです。
なにより、あの時を思い出し、怖い思いをしている住民の皆さんの気持ちは計り知れません。
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臨時休業のお知らせ◆名古屋事務所・七ヶ浜事務所◆

みなさま

 

レスキューストックヤードの事務局です。

スタッフ合宿のため、下記の日程で臨時休業させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承ください。

名古屋事務所:11月1日(火) ~ 11月2日(水)

七ヶ浜事務所:11月1日(火) ~ 11月3日(木)

 

宮城県七ヶ浜町報告【第248報】きずな号で七ヶ浜を学ぼう~第8弾魚釣りをしよう~

お世話になります、RSY七ヶ浜事務局槙島です。

去る10月15日(日)「きずな号で七ヶ浜を学ぼう~第8弾魚釣りをしよう~」を実施しました。

この企画は震災以降、「海は危ない」というイメージも強く、足が遠のいていましたが、海の近くに住む七ヶ浜の子ども達に「海を楽しい場所と感じてもらいたい」という想いから、漁師さんと一緒に海を体験できる企画として2015年春から定期的に菖蒲田浜漁港で釣りや海苔すき体験など、体験学習を中心に実施してきました。(前回の様子はコチラ

 

回数を重ねるごとに楽しさを知り、申し込みが始まるとすぐに申し込みをしてくれるリピーターが参加者の半分を占め、更に参加者は小学生だけでなく、中学生もボランティアとして参加してくれました。

中学生は小学生より早く来て、1日の動きの確認や役割分担をして、子ども達を迎えます。

1015釣り

漁港に着いたら約束ごとをみんなで確認して、釣竿を渡したら3チームに分かれてチームごとに針とえさをつけて・・・

リピーターの子達は前回を思い出しながらどんどん自分で準備をします

みんながやり始めてからもえさを触れず、苦戦する子もいますが、その子なりに工夫をしてつけたり、リピーターの子が手を貸す姿も見られ、保護者の方も「こういうところを普段は中々見られないので、良い機会です」と嬉しそうに見守っていました。

1015釣り21015釣り31015釣り4

そして今回は岸壁だけでなく、船にも乗せてもらいました。チームごとに順番に、ということでAチームを乗せると「ずるいー師匠ー私も乗りたいー!」と遠くから叫ぶ声が出るほど。

(この企画の際は、漁師さんのことを「師匠」と呼び、慕っています。参加した後はどこかでばったり会うと「あ、師匠!」と声をかけてくれるようになり、このように世代を超えて、町民として繋がりができていることも漁師さんは喜んでくれています)

 

波に揺られながらの釣り、船に乗ってからもたくさん釣れて子ども達にとってはとても貴重な体験になりました。

1015船から1015釣り61015釣り7

お昼になり、みんなで昼食。みんなが釣った魚はお母さんたちにさばいてもらってからあげに。

「どれが僕のだろう?」「うまーい」とパクパクからあげを食べ、更に今回も漁師さんがみんなにカニ汁を振舞ってくれて、何度も何度もお代わりして「あー苦しいーもう食べれないー」と漁港で寝転ぶほど、大満足の子ども達でした。

1015漁師さんからカニのプレゼント1015集合写真

最後に釣果発表をして、たくさん釣った子は漁師さんからかにのプレゼント!

釣れなかった子は「次こそは・・・!」と意気込んでいました。

今年度のきずな号企画は残すところ海苔すき体験だけとなりました。

回数を重ねるたびに友達を誘い、一緒に七ヶ浜を楽しみながら学ぶ子ども達の姿を見ることができ、漁師さんもお忙しい中、時間を作ってくださっているにもかかわらず、「もっとたくさんの子ども達に体験してもらいたいね」と言ってくださっているので、今後も七ヶ浜の子ども達が七ヶ浜を体験できるような企画を、町民の方と一緒に考え、実施していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

【参加者の声】

・いつも1匹しかつれなかったけど、今日は2匹つれたからとてもうれしかった。でも2匹ともメバルの赤ちゃんだったから逃がした。今度は大きい魚を釣りたい。師匠が作ってくれたかに汁がおいしかった。いっぱい食べた。(小6男子)

・意外とたくさん釣れて(クジメ、アイナメ)驚いた。釣れた瞬間嬉しかった。えさのやり方もマスターした。(中3女子) 

・つれなかったけど、楽しかった。みんなでご飯をたべたのが楽しかった(小6男子)

・天気も良く、子ども達同士でえさ付けを教えあう、又は釣った魚を針からはずせずにいると手伝う姿なども見られながらの釣り、楽しかったです。その場で釣った魚や七ヶ浜でとれるカニ汁なども食べることができ、本当に良い体験ができたと思います。(小2男子母)

 

宮城県七ヶ浜町報告【第247報】月刊つぶやき@七ヶ浜[第39号](2016年9月1日~9月30日)

皆さま

いつもお世話になっております。
RSY七ヶ浜事務局です。
宮城県七ヶ浜町の住民の声「つぶやき」2016年9月号をお伝えします。
「つぶやき」からは被災者の様々な現状をうかがい、知ることができます。
2016年10月11日で震災から5年7ヶ月が経過しました。

RSYでは4月14日に発生した熊本地震において熊本県御船町を中心に支援活動を行っております。
詳しくは都度更新される支援活動報告をご覧ください。
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現在七ヶ浜町には約10世帯が防災集団移転地での住宅完成や公営住宅入居を待っており、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされています。

七ヶ浜町の仮設住宅の入居期限は2017年3月末までの予定です。住宅復興・仮設住宅からの完全移転が間もなくということになります。

最初に仮設住宅から防災集団移転に引っ越した方は2014年の11月でしたので、引っ越す時期を比べると「丸2年」の時間差があります。
『(町営住宅にできつつあるコミュニティに)入り込むのがなかなか勇気がいる。みんなと一緒に移転した方が良かったかもしれない』と聞きました。
移転の兆しが見えて安心する反面、高台へ移転するのが周りより遅れ、移転後のコミュニティに入り込めるかが不安なのです。
その声から、溝を埋めるための「コミュニティ再生の支援」
社会福祉協議会や町の政策にRSYも協力させていただき、毎週、町営住宅を回り、避難所/仮設住宅からの繋がりを活かして活動に当たっています。
どの地区の出身でも、どんな年代でも助けあえる関係、各地区毎に合った自治会運営ができるようサポートしていきます。

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○俺のいる高台移転地区もほとんどのみんなが引っ越してきて揃ったんだ。
夏にやった親睦会も成功してさ。いよいよここで過ごしていくんだって思ったね。
近くにお店が無いのが大変だけど、車がない人は乗り合いで買物に行ったりしているよ。
(60代:男性)

 

○町営住宅の人たちは入居説明会とかで会ってたけど、町営住宅周辺に住んでいる人たちとはまったく面識がない。そこれからここにずっと住んでいくから仲良くしなきゃとは思うんだけどね。
(60代:女性)

 

○この前、町営住宅集会所で地元の中学生が芋煮会のボランティアに来てくれたんだ。一緒にご飯食べて楽しかったよ。
友だちの孫も居て、いろいろお話ししたよ。この町営住宅には子どもたちが少ないからねえ。
(70代:女性)

 

○おもしろいことないのか?みんなやることないと、愚痴ばっかり言うんだ。
(50代:男性)

 

○一気に寒くなったな。もうファンヒーターを出してしまった。夜と明け方は寒くて目が覚めてしまうな。
この頃は日中と夜の気温差で体調崩している人が多いみたいだ。
(60代:男性)

 

○七ヶ浜に最近引っ越してきたんですけど、とってもいいところですね。
海の前にカフェもあるし、多聞山の公園も見晴らしが良い。子どもたち遊ばすのにも最適です。
しかも、若い人たちがいろいろイベントしているし、そういうの見てると嬉しいですよね。私もやりたくなる!
(30代:女性)

 

○仮設住宅建ってたグラウンドが来年には使えるようになるんだって。
いろんな町のイベントもそこで開催できるようになればいいね。
(30代:女性)

 

○こうして毎日、プールの前にボーちゃん焼き(※)を食べるのが好きなの!
明日も来るから焼いといてね!それを毎日楽しみにしてるんだから!
(小学生の女の子)
※きずなハウスで販売をしている町の観光キャラクターの型焼き

【ご案内】RSY熊本地震支援活動報告会《11月2日》

皆様

レスキューストックヤード事務局です。

この度の熊本地震に対する当法人の支援活動に、
ご理解、ご協力をいただきありがとうございます。4月20日に2度目の現地入りをして以降、
レスキューストックヤードは、御船町(益城町の南側に隣接)に腰を据えて、
RSY御船事務所「かたらんな交流館」(7月~)を設置して、避難所生活、仮設住宅への移転、

生活再建と連続する被災者の環境の変化に合わせ、丁寧な関わり合いを心がけて活動しています。
また、JVOADの一員として、熊本県域と熊本市内のNPO支援も継続してきました。「あったか味噌汁プロジェクト」では、多くの方々にお椀やお箸を寄贈いただき、
また、夏の暑い倉庫でのパック化作業にも多くのボランティアにご協力いただきました。
本当にありがとうございました。

皆様のご厚意に少しでも応えるため、
これまでの活動をご報告したいと存じます。

また、御船町スポーツセンターの所長として、その避難所運営に奔走された、

 熊本YMCAの福山氏にお越しいただき、お話しをいただきます。日時:11月2日(水) 19:00~20:30
場所:名古屋市市民活動推進センター 集会室
ナディアパークデザインセンタービル6階
(名古屋市中区栄3-18-1)

タイトル:発災から半年、日常を取り戻すための支援

定員:80名
※部屋の定員がありますので、できましたら事前にお申込みいただければ幸いです。
その際は、件名を「熊本地震支援報告会《11月2日》」としてください。

会場地図など詳しくは、以下のチラシでご確認いただけます。

問合せ先:レスキューストックヤード事務局
052-253-7550

【ボランティア募集】10月28日13:30~あるある88号発送ボランティア

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。

2002年から定期的に発行してきたRSY機関紙「あるある」が、今号で末広がりの88号。
そんな縁起のよい「あるある88号」の発送作業を10月28日(金)に行います。

今号は、特集1で防災グッズの一つであるヘルメットについて調べてみたり、
特集2では音楽を通して支援に取り組む方々との座談会の様子をお届けします。
発送作業にお越しいただければ、「あるある」に載せきれなかった面白いネタも知れるかも!
是非ご協力ください!

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あるある88号発送作業
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▼日時:2016年10月28日(金)13:30~
▼場所:RSY事務所 http://rsy-nagoya.com/rsyabout/access.html
▼内容:宛名シール貼り、あるあるの封入 など
主に単純作業がメインですが、毎回ワイワイと作業中の事務所は賑わっています。

▼ご協力いただける皆さまへ: info@rsy-nagoya.com までご連絡ください。
メールの件名は「あるある発送ボランティア」とお書きください。
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★「あるある」は2ヶ月に一度、RSYの会員様向けに発行している機関紙です。
毎週火曜日にボランティアを中心とした編集委員で会議を開き、毎号作り上げており、
RSYの活動や今気になる災害や防災の情報をお届けしています。
どなたでも編集会議に参加いただけるので、興味のある方は事務局にご連絡ください!
ご協力よろしくお願いいたします。

【第37報】平成28年熊本地震に関わるRSYの支援活動について(9月23日~10月9日)

みなさま
平成28年熊本地震において、RSYは御船町を中心に活動を継続しています。
相次ぐ台風や阿蘇山の噴火、いまだぬぐいきれない余震への恐怖感など、心の負担はなかなか軽くなりません。
一方で、仮設住宅への入居は少しずつ進み、現在避難所となっているスポーツセンターの避難者は65名となりました。また、集会場や談話室の鍵渡しも進み、自治会づくりや体操教室、サロン、交流会などの生活支援プログラムも少しずつ動き出しました。今は、9月16日(日)に住民からの提案で開催されることになった「がんばろう!御船!心に響け「感動祭」」の準備も着々と進んでいます。
生活の基盤が少しずつ整い、新しい人との繋がりの中で、多くの方々が再建への一歩を踏み出し始めました。
RSYは、日々仮設住宅を巡回し、戸別訪問や環境整備を進めつつ、これから復興に向けて頑張ろうとする方々をさらに応援し、いまだ元気が出ず、不安な気持ちを抱える方には、安心して心の内をお話いただけるよう、丁寧な関わり合いを心がけて活動していきます。引き続き、皆様のご支援をよろしくお願い致します。
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▼仮設住宅支援
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★新たに5箇所の談話室が完成しました
今城、小坂、ふれあい第1・ふれあい第2・滝川仮設の談話室が完成したので、机・椅子(RSY寄贈)、調理用具・工具・裁縫セット(生活協同組合連合会アイチョイス様寄贈)を搬入しまた。
★仮設住宅入居者説明会
9月22日南木倉仮設、10月4日入居済み仮設団地の空室分を対象に入居者説明会が開催されました。RSYは仮設住宅の住まい方の説明についてお話し、あったか味噌汁プロジェクトで集った、お椀&お箸セットを配布しました。
(住民の声)
・お椀とお箸、可愛いのが入ってて子供たちが喜んでました!家からは持って来れんからほんと助かりました。(30代女性)
・お椀はもう少し落ち着いたら使おうて思って、戸棚になおしとるよ。最初に貰って中を見たらとてもよかお椀だったけんね。ありがとうって言っておいてね。(70代女性)
・貰ったお椀は大事に使いよるよ。今も洗いよるとこだった。綺麗なお椀をありがとうございます。避難した甲佐でも水害で家が流されて、持ってこれる物が無かったから嬉しかったです。(50代女性)
★仮設住宅自治会づくり会議に参加しました
集会場・談話室の鍵の管理や使い方のルールづくり、代表・組長の決定など、自治会づくりに向けて役場総務課、社会福祉協議会、RSYで意見交換する機会を設けています。集会場や談話室を住民が自由に使えたり、住民同士の見守り機能や、行政やボランティア情報などが滞りなく届くようにするためにも、住民同士の話し合いの場を早急に作っていくことで合意しました。
★ふれあい第1・第2仮設住宅談話室プログラム
●9月28日(水)10:00~13:00 あったか味噌汁プロジェクト「ミニ昼食会」
仮設住宅で「食」を通じた健康づくりと人との繋がり、居場所づくりを目的に開催しました。
避難所生活で「だご汁が食べたか~」という住民の声が多かったことから、当日のメニューは「だご汁」づくりに決定。愛知からプレゼンとしたお椀とお箸を片手に、お年寄りから幼児まで、17世帯・23名が集りました。運営は、NPO法人災害ボランティアネットワーク九州支部てらもんさんから助っ人6名が駆けつけてくれました。
「だご汁」の『だご』とは、粉で作っただんごのこと。粉に水を加えて粘り気を出した後、手でちぎってお鍋にいれるという、すいとんに近いイメージです。味はしょうゆと味噌があるそうで、住民の方の勧めもあり、今回はしょうゆ味にしました。談話室に集合するなり、住民の皆さんは、洗う、切る、煮る、だごをちぎるの作業に積極的に加わり、もはやスタッフがお客さん。最後の味付けもお任せしたら、ホカホカのあったか「だご汁」が完成しました。新潟県中越地震で被災した刈羽村から頂いたお米を炊いておにぎりをつくり、てらもんさんお手製のつけもとと一緒にみんなでパクリ。終始会話と笑顔の絶えない時間となりました。「みんなで食べるとほんとにおいしかね~」「今日は本当によか一日たい」と何度もつぶやく男性もいました。
最初は「足が悪いしトイレが近いからみんなに迷惑かけちゃうし・・・」とか、「今おなかすいてないからねぇ」などと、消極的だった方も、粘り強い声かけにしぶしぶ移動。しかし、会場に辿り着くと「あら~、あんたもここにおったんね?」と、満面の笑みで知り合いとの再会を喜ぶ表情の変化が印象的でした。
また、家の解体についての疑問や、これから集会場で何をしようか?など、相談や情報交換の場にもなっていました。最後の自己紹介タイムを経て、「一緒に帰ろう。お互いの家の場所覚えて、お茶のみしようね」など、互いに声を掛け合う姿もみられ、新たな繋がりの機会となったことを嬉しく思いました。
 ●10月2日(日)14:00~16:00 なごやカフェ
名古屋学院大学の学生ら6名が駆けつけてくれ、名古屋名物「ういろう」づくりを楽しみました。町内のイベントも重なり、参加者は10名と少なかったものの、ゆったりとした時間を過ごす中で、今の暮らしぶりや住民の皆さんの人となりに触れる機会となりました。
ある学生は、仮設のお部屋にも上がらせてもらい、段差や狭い室内に衝撃を受けていました。また、今回は先日のボランティアバスに参加してくれた学生も2名もおり、御船の住民の皆さんや町への愛着の気持ちが少しずつ育っているように感じます。今回の渡航費や企画運営費は、自分たちで助成金に応募して確保しているそう。「11月頃にまた行きたい!」と次の計画を練ってくれているようです。
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▼集落支援
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★9月27日(火)10:00~13:00 陶器市&RSYカフェを開催しました
西木倉地区見守りサロンの皆さんの協力のもと、瀬戸市陶磁器卸商業協同組合様からご提供頂いた陶器で陶器市を開催しました。
当日は西木倉サロンに参加されている方や、会場となった木倉公民館周辺にお住まいの皆さん約50名が参加。木倉地区は倒壊家屋などは少ないものの、ライフラインの寸断や、家具の転倒などの家の中の被害は多く、「食器棚が倒れて全部割れちゃったからとても助かる」「ほんとに全部10円?ほんとにいいの?ありがたいです」と口々に言いながら、じっくり丁寧に品定めをしておられました。
「直後は公民館にも沢山の人が避難してきてね。トイレの水は川から汲んで、家にあるものを持ち寄ってみんなでご飯をつくって食べたのよ。プロパンガスなのが幸いだった。」と久しぶりに当時の様子を振り返る方もいらっしゃいました。
また、NPO法人クラップス様を通じて届いた、宮城の子どもたちの応援メッセージ入りカップもお届けできました。
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▼企業・団体・個人の皆様からのご協力
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★ブラザー工業(株)様から複合プリンターを寄贈いただきました
「かたらんな交流館」で、集落や仮設住宅向けのイベント企画を行う時には、必ず広報用のチラシを作成しています。最近は、配布先も増えたため、頂いた複合レーザープリンターが毎日大活躍しています。配布したチラシを大切に保管して、イベント当日を指折り数えて待っていてくださる方もいます。ご協力、ありがとうございました!
トヨタボランティアセンター様から社員ボランティアを派遣いただきました
9月25日と10月1日の2日間、10名の皆さんに活動いただきました。とても暑い中でしたが、10月16日に予定される「感動際」の竹灯篭づくりや竹の切り出し、全壊した家屋の瓦撤去作業などに、一生懸命取り組んでくださいました。住民の方の中には、TOYOTA自動車ユーザーも多く、また、集団就職などで愛知県に住んでいた方もいらっしゃり、共通の話題で交流も深まりました。社員の皆さんからは、「少しでも御船町の皆さんのお役に立てれば嬉しい」「今度は町の見所も回ってみたい」「住民の皆さんとの関わりを通じて、自動車会社として今後できることを考えていきたい」などのコメントを寄せて頂きました。
★光楽寺・大津山様
避難所で夜だけ車中泊をしている方に「ネムレール」5セットを寄贈くださいました。「ネムレール」は、エコノミー症候群防止を目的にご住職が開発された簡易ベッドで、狭い車内でも手足を伸ばして横になれます。これまでにも、御船町のみならず多くの地域に無償提供されてきました。動画でも紹介されていますのでぜひご覧下さい。
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▼住民の声
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★仮設での暮らし
・やっと談話室が使えるとね?仮設は昼間暇してる高齢者ばかりで外出もされんから、ここでみんなでお話できると良かね~(60代女性)
・ここの仮設に入れて本当に嬉しい。娘家族も向かいの仮設にいるから、毎日お互いの家で夕食しよるよ。隣同士になると喧嘩するけど、この距離も助かっとる。避難所出てからは夜中に目が覚めることも無くなったし、トイレも気兼ねなく行ける。お風呂も好きなだけ入れて今が幸せよ。皆さんに感謝してます(60代女性)
・仮設に入るまでは家族三人で車中泊しててね。前二人はシート倒せるけど、後ろは体育座りみたいにしとった。もうその生活からしたら本当に楽になりました。元々の集落の人が多いけん、何人も知り合いが居るしね。あとお隣さんとも仲良くなれてね。最近はお孫さんも顔を覚えてくれて毎日楽しくて。お向かいさんとも話したり出来るし、ここで良かったと思います。(60代女性)
・一番良い仮設に入れてもらって本当に快適に暮らしとります。でも一番広い部屋が二つまだ入居されとらんのよ。お隣と一番端ね。今も小屋(在宅)で寝泊まりしてる人を考えると一日でも開放して泊めてあげられたらと思うんだけどね。(90代女性)
・談話室で月曜日の午前中に体を動かすサロンがあるけん、参加しよるよ。8人ぐらいかね。主人も誘うけどトイレが近いって言うてなかなか出ようとしなくてね。ほっとくと徘徊するから、できるだけ一緒におらんといかんしね。(70代女性)
やっと談話室が使えるようになったから来てみたけど誰もおらんね~。今日は天気もよかし、みんな出かけとらすから仕方なかね。一人のお年寄りが来て話せるようになるとよかけどね。
(50代女性)
★その他
・台風はこちらに来なくて良かったけど、鹿児島や四国にいる知り合いが心配でね。夜中じゅうテレビを見てましたよ。(40代女性)
・弁当買ってきたけん、ここ(交流館)で食べてよかね?仮設で一人で食べても美味しくなかもん。やっぱり誰かと話しながら食べるとは良かね。(50代男性)
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▼活動支援金募集
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皆様からお預かりした大切な寄付金は、避難所・応急仮設住宅の環境改善、
孤立・孤独死の防止のためのサロンや食事会、足湯ボランティアの開催、
ボランティアバスの運行など、復興の町づくりに繋がる活動に役立てます。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ ぼうさいたろう」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。