みなさま
(クロスポストご容赦ください)
お世話になっております。
レスキューストックヤード事務局です。
RSYは、6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震について、「おおさか
災害支援ネットワーク(OSN)」、「全国災害ボランティア支援団体ネットワー
ク(JVOAD)」、現地入りしている震つな加盟団体、RSYと繋がりのある個人・
団体の皆さんと随時情報を共有しています。
本日、大阪でOSNが開催する『災害時連携会議』に栗田・浦野・松山が出席し、
RSY・震つなの今後の支援の方向性を大方決定します。
また、今日・明日と、名古屋駅ナナちゃん人形前にて、RSY街頭募金も実施中。
学生さんを中心に、10名を超えるボランティアさんが参加しています。文末にご
案内しますので、ご協力の程よろしくお願い致します。
以下、これまでに把握している現地情報です。
—————————————————————
▼被害状況(6月22日現在・消防庁発表HPより抜粋)
—————————————————————
・死者:5名(主な死因:ブロック塀の倒壊や家具の転倒等による圧死)
・家屋被害:半壊34/一部損壊/3,381
(京都府526、大阪府2,850、兵庫県2、奈良県3)
※応急危険度判定が本格化したことにより住宅の損壊数が急増
・避難所数:京都府7か所・45名、大阪府128か所・499名
—————————————————————
▼各地の避難所の様子(JVOADより情報提供)
—————————————————————
・避難所のライフラインは復旧、周辺地域のコンビニ等も通常営業しているた
め、行政から弁当等は支給されず、現在は各自で調達しているケースが多い。
・専門職として、保健師や日赤が巡回。
・避難者数が大きく減少してきていることもあり、行政は避難所の解消や統合に
向けての動きを見据え、避難者に意向調査を実施すべく検討中。
—————————————————————
▼在宅避難者の様子(OSN・震つなより情報提供)
—————————————————————
・ボラセンに寄せられているニーズのうち、ブルーシート張りニーズが多数。
・技術系ボランティアが数人で実施しても1日3件が精いっぱいのため、圧倒的マ
ンパワー不足
・地元工務店では1件2万円程度受注しているが、依頼件数が多すぎてすべてに対
応しきれない
・建築系でボランティア希望の方がいた場合は、OSNおよび震つなネットワーク
で現地にマッチングすることは可能。(社協ボラセンでは一般ボランティアには
対応できないニーズとして断るケースがある)
・食器棚等が転倒している家屋も多いため、今後は「陶器市」などのイベントも
喜ばれるのではないか。(RSYはこれまで、宇治市炭山地区、愛知県瀬戸市、瑞
浪市陶町、中部リサイクル運動市民の会などの協力を得て、被災各地で陶器市を
実施しており、多くの被災者の方に喜んで頂ける生活支援プログラムです)
・生活困窮世帯、障がい者・高齢者世帯などは経済的不安から、雨漏りをしてい
ても業者等に連絡せず対処していないケースがあるかも知れない。
※過去の災害では、特に普段福祉サービスを使用していない要配慮者世帯などの
把握については、個配を行う生協、新聞配達、牛乳配達、特定郵便局などを利用
して、災害ボラセンのチラシを配布する方法も有効だったため、RSY栗田より情
報提供し、OSNと共有した。
———————————————————
▼各団体からの情報(ヒアリング・ML等から抜粋)
———————————————————
★障がい者/認定NPO法人ゆめ風基金
・避難所巡回しているものの、障がい者の姿はなし。
・安否確認は一部の地域で民生委員や社協が実施しているものの、「避難行動要
支援者名簿」を地域が活用して安否確認した事例は今のところ把握できていな
い。
・ほとんどの障がい者福祉サービス事業所は、その日のうちに安否確認を終えて
いるが、普段福祉サービスを利用していない障がい者の様子は把握しきれていな
い。ただし、エレベーターが動かないのでどこへも行けない、ガスが止まってい
るので風呂に入れないなどの障害者の声は多数あると考えられる。
・6月22日に「障害者救援本部会議」を開催。今後の支援の在り方を検討してい
く。
★外国人
・箕面市のある小学校に阪大の留学生が避難。一時は130人中9割が外国人だった
ため、国際交流協会がサポート中。余震の不安が大きく、なかなか家に戻れない
という声も聞かれている。
・在宅で不安を抱える外国人も多くいると思われるがニーズ把握するルートがな
い。
【NPO法人多文化共生リソースセンター東海より情報提供】
※大阪府国際交流財団では24時間体制で日本語と英語での電話相談を受け付けて
います。
その他7か国語でも9:00〜17:30の間対応されています。
詳しくは下記、財団FBページをご覧ください。
★高齢者
※RSYと繋がりのあるお寺のご住職のエピソード。被害が軽微で一見普通の生活
に戻ったかのように見えても、見えないところで困っている方がいるかもしれま
せん。こんな時だからこそ、ぜひもう一歩の『おせっかい』を!
———————————————————-
大阪の地震18日午前8時前発生から19日午後9時まで、自宅マンションのエレベー
ターが動かなかったんです。と、ご門徒さんから話を聞いてちょっとへこむ。お
寺のすぐ近所のマンションで安否確認したのに・・・・。すまないことしまし
た。今日お参りしたら「ごめんなさい。仏花買いに行けなかったの。」と、謝っ
てはった。「たいへんやったね。階段の上り下りしてたの?」と聞くと、「一度
も外に出てないねん」と。6階でお年87歳の一人暮らし。家具も倒れなかったし、
ライフラインも大丈夫でも、エレベーターの再稼動には業者さんの確認作業が必要
なんやね。来てくれる順番待ちに時間かかったんやね。気がつかんで堪忍してな。
まだまだ、そんな方々がおられるはずやなぁ。見えないところで。
———————————————————
▼各地災害ボランティアセンターの設置状況
———————————————————
地元社会福祉協議会中心に開設中。お近くの方はぜひご支援下さい。
いずれも、家屋内の清掃や壊れた家具、食器類の撤去などに対応しています。
★吹田市災害ボランティアセンター
・6月19日開設
★茨木市災害ボランティアセンター
・6月19日開設
★高槻市災害ボランティアセンター
・6月20日開設
★豊中市災害支援ボランティア窓口
・6月20日開設
・高齢者、障害者、子育て世帯等の要配慮者世帯を対象
★摂津市社会福祉協議会ボランティアセンター
・通常のボランティアセンター業務の中で対応
———————————————————–
▼RSY街頭募金について
———————————————————
※ご協力頂いた寄付金は、現地の状況を判断しつつ、RSYからの情報発信や、
現地で活動する支援団体の応援、生活支援に関わるプログラム実施等に活動
致します。
【日時】
・6月23日(土)10:00~12:00(現在実施中)
・6月24日(日)10:00~12:00
※帰りの荷物運び・募金額の集計もお手伝いいただけると有難いです。
【実施場所・その他】
・場所/名古屋駅ナナちゃん人形前
・内容/大阪地震に関わる 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
連絡ください。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
———————————————————-
▼募金は随時受け付けています
———————————————————-
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。
RSY事務局/浦野
============================================
★2015年4月1日より当法人は「認定NPO法人」となりました。
============================================
▼認定NPO法人にご寄付いただきますと・・・
・個人の方は、確定申告することで、所得税等の控除が受けられます。
・法人様からのご寄付に際しては損金扱いが可能となります(上限あり)。
※RSYの賛助会員の場合、寄付者扱いとなります。詳しくは事務局まで!
▼会員継続のお申し込みはこちら
▼ご寄付のお申し込みはこちら
★ボランティア募集中情報はこちら
******************************************
認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード(RSY)
(名古屋事務局)
〒461-0001 名古屋市東区泉1-13-34 名建協2F
TEL:052-253-7550 FAX:052-253-7552
(七ヶ浜町事務局)
〒985-0802
宮城郡七ヶ浜町吉田浜字野山5-9 老人福祉センター浜風内
TEL:090-9020-5887
******************************************
******************************************