【第8報】大阪での地震に関わるRSYの支​援活動について(7月6日)

みなさま
(クロスポストご容赦ください)
お世話になっております。
レスキューストックヤード事務局です。
西日本方面では各地で激しい雨が続き、川の氾濫等が心配されています。大阪も
同様に、昨日からの大雨で、土砂災害警戒情報や大雨洪水警報が発表となってい
ます。また避難指示や避難勧告がでている地域もあり、被災された方々には不安
な状況が続いています。
大阪北部地震支援について、RSYは震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)と
活動方針を合わせ、加盟団と共に支援を継続しています。その中で、被災地NGO
恊動センター・頼政さんのコーディネートのもと、来週末に高槻市内の公営住宅
周辺住民を対象にした陶器市や足湯、カフェなどの集いの場づくりに向けて企画
準備を進めています。
以下、茨木市役所前グラウンドに活動拠点『茨城ベース』を整備し、関係団体の
サポートを行っている、震つな松山・金山からの報告です。
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▼震つな会員団体および関係者の動き
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大阪では既存のネットワーク(おおさか災害支援ネットワーク:OSN)のつなが
りを活かしながら、活動状況の共有や課題解決を目的とした会議がこれまで5回
開催されています。現地活動を行う団体が参加し、情報共有に努めています。
★大阪ボランティア協会:http://www.osakavol.org/01/saigaibousai/osaka18.html
・おおさか災害ネットワーク(OSN)の世話役団体として、その運営を行う。
・スペシャルニーズ(障がい者等マイノリティ)の把握と対応
★レスキューアシスト@茨木市 :http://rescue-assist.net/
・技術系プロボノ茨木ベースの運営、技術系ニーズへの対応を行っている
※茨木ベースとは、屋根へのブルーシート張りなど、技術系のニーズへの対応を
する拠点。
・レスキューアシスト、災害NGO結、DRT-JAPAN、OPEN-JAPANが運営してい
る。茨木市のほか、摂津市、枚方市などの技術系ニーズにも対応している。
★風組関東@茨木市:https://www.facebook.com/zkaze/
・茨木ベースにて、屋根のブルーシート張りなど技術的ニーズへの対応
・7月1日開催の勉強会のメイン講師を担当
★IVUSA(国際ボランティア学生協会)@茨木市災害VC、高槻市災害VC:https://www.ivusa.com/?p=10715
・高槻市内、茨木市内にて、ボランティア案内のチラシのポスティング、ニーズ
調査を実施。
・高槻市では技術系ニーズ専門のサテライトの運営に学生を派遣
★愛・知・人@吹田市災害VC: http://ai-chi-jin.lolipop.jp/
・茨木ベースと連携を取りながら、吹田市内にて屋根のブルーシート張り、現場
調査を行う。安全確保喚起のチラシも作成。
・6/29吹田市内の建築業者向けに、屋根のブルーシート張りの講習会を実施
・吹田市内のニーズ件数により、高槻市でも作業を行う予定
★ダッシュ隊大阪@吹田市:http://www.dash-osaka.info/
・吹田市災害VC(~7/1)、復興支援センターへの支援
・屋根のブルーシート張り他、技術系ニーズへの対応
★コミサポひろしま@吹田市、高槻市:https://www.facebook.com/comsup.hiroshima/
・屋根のブルーシート張り他、技術系ニーズへの対応(~7/3)
★世田谷ボランティア協会@高槻市:http://www.saigai.otagaisama.or.jp/
・高槻市災害VC支援
★ピースボート災害ボランティアセンター:https://pbv.or.jp/
・障がい者や外国人など、要配慮者への情報提供や課題解決を目的としたOSNの
取り組みなどへのOSN、大阪ボランティア協会の運営サポート
★被災地NGO恊働センター: http://ngo-kyodo.org/
・7/15高槻市柱本団地にて足湯の実施を検討中
・ JVOAD避難所専門委員会として、高槻市にて避難所の閉鎖・統合の相談(6/27)
★レスキューストックヤード:http://rsy-nagoya.com
・JVOAD避難所専門委員会として、高槻市にて避難所の閉鎖・統合の相談(6/27)
※このほか、個人会員も各々の所属としての活動を行っています。
・高槻市内勤務、情報収集および発信
・災害ボランティアセンターの運営支援等
事務局:
・25日より事務局2名で現地入り
・茨木ベースの拠点整備の支援、他機関(主にOSN)との調整支援
・震つな会員の動きの把握と情報収集
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▼「災害に向き合うための勉強会」を開催しました
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家屋の一部損壊が2万棟を超え、現在も増え続けています。
その中で屋根のブルーシート張りなど、専門的な技術を持ったボランティアを必
要とする依頼が多くあり、地元の担い手づくりなど課題があがっています。
そこで、以下のような勉強会を開催いたしました。震つなは広報など運営の協力
を行っています。
【No.1】「見えにくい家屋の被害について」
~家を蝕むカビと家屋再生のポイント
●日時:2018年7月1日(月)16:00~17:30
●場所:茨木市福祉文化会館(オークシアター)301会議室
●参加:37名(スタッフ含め)
●内容
・雨漏りを放置したら、どうなってしまうのか(サイレントキラーと呼ばれる、
カビの怖さ)
・カビによる健康被害について
・ブルーシートの張替えサイクルと表面化するグレーゾーン、担い手の不足
・技術は対話のツールでしかない~福祉的な視点を持とう
・島根県大田市の事例紹介(調査票の導入など)
●講師:風組関東 小林氏 ほか
【No.2】「高所活動時の安全確保」
●日時:2018年7月4日(木)18:00~
●場所:茨木市福祉文化会館(オークシアター)4階会議室
●参加:38名(スタッフ含め)
●内容:
・高所作業時の安全確保のポイント
・使用する道具についての紹介、
●講師:日本財団 黒澤氏 ほか
【次回予告】
「災害に向き合うための勉強会in高槻」
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●日時:2018年7月9日(月)16:00~18:00
●会場:場所:古曽部防災公園(高槻市古曽部町3-15-1/通称:古曽部ベース)
●参加費無料、申込不要、当日会場へお越しください
※普段、高所作業を行う業種の方大歓迎
例)建築業、とび職、造園業、板金工、電気工事業、塗装業など
●お問合せ:070-3149-9333(茨木ベース代表電話)
●主催:一般社団法人OPEN-JAPAN
●協力:高槻市社会福祉協議会/茨木ベース※/日本財団
おおさか災害支援ネットワーク(OSN)、風組関東
震災がつなぐ全国ネットワーク/JVOAD技術系専門委員会
レスキューアシスト、DRT-JAPAN、(一社)OPEN-JAPAN、災害NGO結
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▼要配慮者への支援/NPO法人ゆめ風基金からのインフォメーション
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ゆめ風基金では、支援が届いていない障害者(障害者手帳の有無、重軽度問わ
ず)といち早くつながり支援を届けるため、救援チラシを作成し、配布を始めて
います。
普段からサービスとつながっていない方、孤立していた方、これまでなんとか暮
らしていたがこの地震で立ち行かなくなった方など、特に心配しています。
ぜひこのチラシを大いに拡散、お知らせいただき、必要な方に支援が届くよう願
っています。被災地域で配布くださる方大歓迎です。ゆめ風まで連絡いただけれ
ば、チラシを送ります。
【ダウンロードはこちら】
【問い合わせ】
被災障害者支援NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。