お世話になっております。
レスキューストックヤード事務局です。
RSYは、 6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震について、「 おおさか
災害支援ネットワーク(OSN)」、「 全国災害ボランティア支援団体ネットワー
ク(JVOAD)」、現地入りしている震つな加盟団体、 RSYと繋がりのある個人・
団体の皆さんと随時情報を共有しています。
(RSY・震つなこれまでの主な動き)
★街頭募金(6月23日・24日10:00~12: 00に名駅ナナちゃん人形前で街頭募金
活動を実施。 学生を中心にのべ30名のボランティアさんにご協力頂き70, 410円の
募金が集まりました。ありがとうございました。 ご協力頂いた寄付金は、現地の
状況を判断しつつ、RSYからの情報発信や、 現地で活動する支援団体の応援、生
活支援に関わるプログラム実施等に活用致します。
★23日19:00~21:00にOSNの情報共有会議へ、 栗田・浦野・松山が参加。
※以降も震つな松山(事務局長)が継続的に参加
(RSY・震つなこれからの動き)
★6月25日~2週間程度、震つな松山・金山(事務局スタッフ) を派遣。OSNと連
携し、ブルーシート張りなどの技術系ニーズに対応。 松山が担当する『JVOAD技
術系専門委員会』とも連動し、被災者・ 支援者向けブルーシート張り講習会や、
ブルーシート張りの安全対策と効果的な張り方のコツをまとめたツ ールづくりを
行う。(自治体や災害VCと連携して配布予定)
★6月27日~数日間、RSY浦野を派遣。『 JVOAD避難生活改善に関わる専門委員
会』として、避難所統合や閉鎖、 長期化する避難所支援の在り方について相談希
望のある自治体の支援を行う。
以下、これまでに把握している現地情報です。
—————————— —————————— —
▼被害状況(6月26日現在・消防庁発表HPより抜粋)
—————————— —————————— —
・死者:5名(主な死因: ブロック塀の倒壊や家具の転倒等による圧死)
・家屋被害:全壊3/半壊19/一部損壊/10,802
(京都府744、大阪府10,053、兵庫県2、奈良県3)
※応急危険度判定が本格化したことにより住宅の損壊数が急増
・避難所数:大阪府(98か所・183名)
—————————— —————————— —
▼在宅避難者の様子
—————————— —————————— —
・気象庁は「1週間程度は最大震度6弱の危険性あり」 という表現から、「震度6
弱程度の危険性は低下したが、今後も余震が続く可能性あり」 という見解を発
表。大きな余震の可能性が下がったことから、 今後は屋内の片付けを後回しにし
ていた方のニーズも出てくるのではないかと想定される。 とはいえ、住民の中に
は今だ余震におびえている方も少なくない。
・ 災害VCではニーズ数よりボランティアの数が上回っている状況。 災害VCが設
置されていることを知らない住民がいる可能性があるため、 民生委員や学生等が
チラシを持参し個別訪問をしている。
・ニーズの中心は屋根の修繕やブルーシート張りが主。
・高槻市・ 茨木市は要配慮者登録をしている方からのニーズのみに対し、 自衛隊
がブルーシート張りを行っている。(自衛隊派遣は本日で終了)
・粗大ごみの回収について、 受付時間が限定されていることや提出書類の煩雑さ
が課題となっている。
—————————— —————————
▼RSY関係者からの情報提供(高槻・茨木周辺)
—————————— —————————
両親の家は、建物自体は大丈夫のようですが室内の家具が倒れて、 台所などは食
器が多数割れているようです。高齢者二人の住まいでは、 今後の余震も心配で、
片付けも進んでいません。 両親は一時的に私の妹の家に避難することになりまし
た。周辺の方々は、これまでの震災からの学びとして「 今後もっと大きな地震の
可能性もある」と警戒を怠っていないそうです。 屋根瓦に被害が出ている家は場
所によってまちまちですが、 小学校区周辺は通学路があちこちで塀の落下・ひび
割れなどで登下校に教員が付き添ったり、 通学路を一部変更しているところもあ
るそうです。
—————————— —————————
▼各団体からの情報(ヒアリング・ML等から抜粋)
—————————— —————————
★心と体の相談窓口(茨木市)
・「大阪府北部地震」地域保健福祉センター
災害に関する不安や健康上の心配等の総合相談窓口。
問合せ先:茨木市健康福祉部相談支援課
・『大阪府北部地震』 茨木市こころのケアセンター
震災によって生じたこころの問題についての相談窓口。
問合せ先:茨木市健康福祉部保健医療課
★障害者
・大阪ボランティア協会では、震災以前より、「 災害時のスペシャルニーズ研究
会」を立ち上げ、子ども・外国人・難病者・障がい者等「 災害時要配慮者」の支
援について検討しています( RSY浦野も昨年度のゲスト講師に招かれました)。
現在は、OSN世話人団体である、 認定NPO法人ゆめ風基金や関連団体が、障がい
者の相談・ニーズ受付窓口設置に向けて調整を重ねています。
—————————— —————————
▼各地災害ボランティアセンターの設置状況
—————————— —————————
地元社会福祉協議会中心に開設中。 お近くの方はぜひご支援下さい。
いずれも、家屋内の清掃や壊れた家具、 食器類の撤去などに対応しています。
★吹田市災害ボランティアセンター
・6月19日開設
★茨木市災害ボランティアセンター
・6月19日開設
★高槻市災害ボランティアセンター
・6月20日開設
★豊中市災害支援ボランティアセンター(市内の方受付)
・6月20日開設
・高齢者、障害者、子育て世帯等の要配慮者世帯を対象
★摂津市災害ボランティアセンター(府内の方受付)
・21日設置
★箕面市災害ボランティアセンター(市内の方受付)
・6月22日開設
★大阪市(通常のボランティアセンターで対応)
—————————— —————————-
▼RSY募金について(随時受付中)
—————————— —————————-
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。