【第1報】豪雨被害によるRSYの支​援活動について(7月8日)

みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
梅雨前線の影響による記録的大雨被害が各地で広がっています。
犠牲になられた方々に追悼の意を表すると共に、被災された皆様には心からお見
舞い申し上げます。
RSYは、震災がつなぐ全国ネットワークや全国災害ボランティア支援団体ネット
ワーク(JVOAD)、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)、
RSYと繋がりのある団体、個人の皆様からの情報収集につとめています。
また、震つなは大阪北部地震の被災者支援を継続しています。
現地に派遣していたスタッフ・金山は本日で一旦名古屋に戻り、事務局長・松山
が現地入りしています。
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▼RSY常務理事・浦野を岡山県に派遣します
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7月9日から浦野を岡山県に派遣することになりました。
明日の夜に岡山市内で開催される「災害支援ネットワークおかやま(仮)第1
回会議」に参加し、さらなる情報共有や地元NPO・ボランティアの方々と
の連携の可能性について検討します。
現地の状況に応じ、避難所の環境整備や運営支援、支援の届きにくい在宅避難者
への支援等に取り組みます。
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【ボランティア募集】
広島市へボランティア活動敷材を搬出します
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甚大な被害が発生している広島県広島市社会福祉協議会から、ボランティ
ア活動資器材貸与の申し出がありました。
ついては、下記の日時で搬出ボランティアを急募します。
急な募集となり恐縮ですが、ご協力お願いいたします。
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広島市への資器材搬出ボランティア
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●日時:7月9日(月)15:30集合 16:00トラック着、積み込み開始
17:00頃の間にトラック出発予定
●場所:名東倉庫(名東区香南2丁目1301-1)
 ア クセス:https://goo.gl/maps/yGIfj
●作業内容:4トントラック1台分の資機材搬出(一輪車・スコップ・バケツ
など)
●当日連絡先:090-5000-8386(担当・RSY林)
▼ご協力頂ける皆さまへ
お手数ですが、info@rsy-nagoya.comまで
①お名前、②携帯電話の番号 をお知らせください。
当日連絡先まで、直接お電話いただいても構いません。
・怪我などに備え長袖・長ズボン着用にご協力ください。
・各自で飲み物を用意するなど、体調管理をお願いします。
駐車場がありませんのでなるべくお誘いあわせの上お越しください
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▼RSY活動支援募金について(随時受付中)
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※ご協力いただいた支援金は、スタッフの現地派遣や被災者への生活支援
プログラムのために活用致します。
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。

【大募集】年始めのボランティア!RSY新年事初め募金

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。
2018年最初のボランティア活動のお知らせです。
九州北部豪雨、秋田県大雨、台風18号、台風21号など様々な災害がありました。
継続的な支援の必要性や、災害を風化させないための発信を、
『新年事初め募金』という形でRSYの活動支援を通して多くの方々に届けられればと思います。
新年を迎えた最初のボランティアにぜひ『新年事初め募金』を!
なにか一年いいことがあるかもしれませんよ!?
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新年事初め募金@三越栄ライオン像前
=========
・日時/2017年1月7日(日)13:30~15:30
 ※途中参加も大歓迎です。
・場所/三越栄ライオン像前
・集合/13:15RSY事務所または13:30に現地。
※物品搬出のため、13:15に事務所集合できる方はお知らせください。
・内容/RSYの被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。
当日飛び込みも大歓迎ですが、ご一報いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加時間:
④参加人数(代表者が申込む場合):
⑤集合場所:現地集合/13:15にRSY事務所
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
ひとりでも多くのみなさまと新年のご挨拶ができることを心より楽しみにしております。
昨年度の募金活動の様子はコチラ
14名の方にご協力いただき、144,382円の支援金を頂戴しました。

『黒川復興プロジェクト 早期復旧祈念米』のご案内とご協力のお願い

お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
日頃より当法人の活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。

今回は、九州北部豪雨水害で被害を受けた福岡県朝倉市の『黒川復興プロジェクト 早期復旧祈念米』のご案内とご協力のお願いです。
(12月1日に開催した「九州北部豪雨水害支援活動報告会」にご登壇いただいた、朝倉市集落支援員の師岡知弘氏からのご紹介です)

 

※「早期復旧祈念米」当法人事務所でのお預かり分につきましては、終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

 
1)被害が集中した朝倉市高木地区黒川
今年7月の九州北部豪雨水害により甚大な被害を受けた福岡県朝倉市。その中でも被害の大きかった高木地区は、朝倉市の山間部にある高齢化率60%、跡継ぎのいない高齢農家も数多く点在する地区であり、以前より深刻な過疎化の課題も抱えていました。12時間に最大1,300ミリもの大雨が降り、大規模な土砂崩れにより多くの家屋や田畑が被災。黒川では二次災害の危険があるため、長期間にわたり避難勧告が発令され、ボランティアも入れない状況でした。5ヶ月が経った今でも主要道路の復旧には目処が立たず、未だ手付かずの被災家屋があるなど、他の地域と比べても復旧が遅れています。
2)黒川復興プロジェクト
そんな中、被害の大きかった高木地区黒川では、住民有志が集まり「黒川復興プロジェクト」を立ち上げました。
私設のボランティアセンターとして、独自でボランティア募集や重機を調達しながら、土砂や流木の撤去、家屋の清掃をはじめ、この地区の生活再建に不可欠な農業の再生に向けた活動も実施しています。また、今後は仮設住宅等への入居によりバラバラになったコミュニティを再構築するべく、住民の話し合いや集いの場づくりに向けても尽力されるそうです。

黒川復興プロジェクトのホームページ
3)早期復旧祈念米
黒川で被害の小さかった田んぼは全体の3分の1。早期復旧祈念米は、そこで力強く育った稲から取れた今年限りの貴重なお米です。道が流され稲刈り機等が入れない中であきらめかけていたところ、住民とボランティアが立ち上がり、手刈りで丁寧に収穫されました。
復旧そして復興には年単位の時間がかかります。今後も活動を継続していくため、「黒川復興プロジェクト」は活動支援金を募っており、協力者へのお礼として、この祈念米をお渡ししています。師岡さんとのご縁により、現在少量ではありますが当法人事務所にて、「早期復旧祈念米」をお預かりしております。

早期復旧祈念米チラシ

 

4)活動支援金にご協力いただける方へ
・黒川復興プロジェクト支援金として、1口1,000円の支援金をRSYでお預かりします。
・ご協力頂いた方に、1口当たり3合分の祈念米をお渡しいたします。
・こちらでお預かりした活動支援金は、責任を持って黒川復興プロジェクトへお届けいたします。
※勝手ながらRSY事務所まで取りに来て頂ける方に限らせていただきます。

 ★アクセスはこちら
 ★平日10:00~18:00、年末は28日まで営業いたします
 ★数に限りがあるため、事前に電話もしくはメールにてお問い合わせください。

また、事務所まで行くのはちょっと難しい…でも協力したい!という方は
黒川復興プロジェクトのホームページからもご応募いただけます。
(ただし、送料込のため一口1,500円(二口め以降は1000円)となります。)

 

なお、報告会の様子、祈念米については、12月9日付の中日新聞でも取り上げていただいております。ぜひご覧ください。
皆さまの暖かいご支援をお待ちいたしております。

 

【ご案内】レスキューストックヤード九州北部豪雨水害支援活動報告会

皆さま
お世話になります。レスキューストックヤード事務局です。
日頃より当法人の支援活動について、
ご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、九州北部豪雨水害支援活動報告会を下記の通り実施いたしますので、
ご案内いたします。
報告会では福岡県朝倉市よりゲストスピーカーをお迎えし、
水害から5ヶ月を迎えた被災地の現状と、今後の支援について考えます。
皆さまのご参加をお待ちいたしております。
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日時:12月1日(金)19:00~20:30
場所:名古屋建設業協会大会議室
    名古屋市東区泉1-13-34
   ※当法人事務局のある建物の1階です。

(地図URL https://goo.gl/maps/kgeifDR9tP62

地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅 1A 出口徒歩 4 分
大分県日田市の状況とひちくボランティアセンターの取組み」
   報告者:松山文紀(震災がつなぐ全国ネットワーク事務局長)
★「福岡県朝倉市の状況と地域力」
   ゲストスピーカー:師岡知弘氏(朝倉市集落支援員)
※その後、栗田をコーディネーターに、朝倉市へ支援に入った浦野と師岡氏とのパネルディスカッションを予定しています。
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できましたら、事前の参加申込をお願いいたします。
以下をご記入の上、件名を「12/1報告会参加申し込み」とし、
RSY事務局(info@rsy-nagoya.comまでご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:

【報告】RSY・九州北部豪雨水害、台風21号水害への対応

皆様

お世話になります。RSY事務局です。
九州北部豪雨水害、台風21号水害の対応について、現在までの取組み状況をご報告致します。

尚、12月1日(金)19:00より、九州北部豪雨水害・支援活動報告会を予定しています。
文末に詳細案内を添付しておりますので、ぜひご参加下さい。

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▼台風21号水害(三重県伊勢市・玉城町)
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1)被害状況
※いずれも災害救助法適応
・伊勢市:床上浸水494棟、床下浸水712棟
・玉城町:床上浸水276棟、床下浸水208棟
・土砂や泥の量が極端に少なく、被災家屋の特定が困難だった。床上浸水家屋でも、水没した家財を処
分し、床上を掃除し終わると、元の生活に戻るといったお宅も多く、災害VCに寄せられるニーズは掃除
がメイン。1軒に必要なボランティアの数も道具も他の水害と比べ少ない状況。地元社協の動きを県社協
がサポートし、災害VCを運営。
2)RSY・震つなの動き
★ボランティア活動資器材の貸与
・10月24日、伊勢市社協よりボランティア活動資器材貸与の要請あり。九州北部豪雨水害支援のため九
州方面にあった資器材を伊勢市に搬送。翌27日に伊勢市災害VCに搬入。
・震つな事務局より松山現地入り。資器材搬入立ち会い、災害VC運営状況や被災状況の把握に努めました。
★水害復旧の手引書「水害にあったときに」の配布・周知
・伊勢市災害VCは、床下の確認をしていない家屋が多いことを懸念し、市の「被災認定戸別調査」の際
に同手引書を配布してもらえるよう調整。
・玉城町災害VCは、被災地域の区長を通じて周知。その後のニーズの掘り起こしに繋がりました。
★床上げチームの調整・サポート
・震つな会員および、関連団体である風組関東、コミサポひろしま、DRT三重、DRT愛知、などと協力・
連携し、主に技術系作業ニーズの対応をサポート。
・チームメンバーが床板上げや状況確認、消毒の正しい使い方などについて住民に分かりやすくレクチ
ャーし、安心感を与えました。
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▼九州北部豪雨水害(大分県日田市)
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1)RSYの動き
★ひちくボランティアセンターのサポート
・日田市では、9月1日から民間セクターで災害ボランティアセンターを立ち上げ、毎週金~日・祝日に
ボランティアの受け入れを行っています。RSYは、各種様式等の整備・週末のボランティア受け入れ・平
日のニーズ調査やボランティアからの問い合わせ対応などを事業全般のサポートを実施しました。
また、RSYから運営サポートボランティアを派遣し、SNSでの情報発信の基盤づくりや報告書(ひちく通
信)の作成サポートも行いました。

★大鶴地区での住民憩いの場づくり
大鶴地区は市内で水害の被害を最も大きく受けたエリア。災害の影響で、イベントは自粛され、住民同
士の交流の場が少なくなりました。また、みなし仮設住宅へ引っ越しをされた方も地元に戻ってくる機
会が無いという声も聞かれたため、10月28日(土)「みんなで大鶴交流会」を開催しました。この事業
は、ひちくボランティアセンターと大鶴振興協議会の共催企画で、RSYは、企画に賛同する企業や支援団
体との調整役を担いました。当日は、約300名の参加があり、住民の中には久々の再会を喜ぶ声も多く見
られました。また、みなし仮設住宅の方も参加し、現状のヒアリングも行いました。地元大鶴の若者団
体である紫雲台を始め、企業を含む8団体が協力し場を盛り上げ、地域の力を感じました。

★ネットワーク会議の開催サポート
日田市の現状と課題の共有と、今後の支援を行うための繋がりづくりを目的に、10月5日、ひちくボラン
ティアセンターがネットワーク会議を主催。その企画調整のサポートを行ないました。当日は、約40名
の参加があり、「日田に引き続きボランティアに来てもらうために」をテーマに意見交換しました。
これらの取組みを通じて、ボラセン閉鎖後もボランティアニーズの受け皿が機能し、継続的なボランテ
ィアの派遣に繋がりました。また、ひちくボランティアセンターを通じて、外部支援の受け入れや、市
内の支援団体同士の連携強化も図られています。

10月中旬でRSYからの専従スタッフ派遣は終了しました。
今後も現地のニーズ・要請に応じ、名古屋からできることがあれば対応していきます。
2)住民の声
・戸山中学校で子ども(小野小学校)が授業を受けているが、遊具もなく、トイレまで遠いためおもら
しをしてしまった。一刻も早く小野小学校へ戻したいが、二次災害の危険性などで市教委と学校、育友
会(PTA)で意見が合わずもめている(40代女性)。
・もうこの家には住めんと思っていたけど、ボランティアが来てくれて泥を出して障子まできれいにし
てくれた。本当にありがたいね。やっぱりここは不便だけど山に囲まれて自然豊かでいいね。今日はボ
ランティアがいるからいいけど、今日みたいに雨の日はこの家から出ていくんよ(避難のため)。雨は
本当に恐ろしいね(70代女性)
・雨ですぐに避難勧告でるでしょ。けど、親は全く避難しようとせんのよ。まだ大丈夫と思っているん
かね(50代女性)
・地元からボランティアを集めることがこれからは重要になると思うよ。けど、ボランティアしてって
言っても無理。お手伝いって言ったら手伝ってくれると思う。まずは自治会長に話してみたほうがいい
ね(50代男性)
3)九州北部豪雨水害報告会を実施します(案内拡散希望)
水害から、4ヶ月を迎えた被災地の現状と今後必要な支援について考えます。
・日時:12月1日(金)19:00~20:30
・場所:名古屋建設業協会大会議室
名古屋市東区泉1-13-34
※地下鉄名城線・桜通線「久屋大通」駅 1A 出口徒歩 4 分

・内容:
1)「大分県日田市の状況とひちくボランティアセンターの取組み」
・報告者:松山文紀(震災がつなぐ全国ネットワーク事務局長)

2)「福岡県朝倉市の状況とボランティアの取組み~発災から5か月の今とこれから~」
・ゲストスピーカー:師岡知弘氏(朝倉市役所集落支援員)
※その後、栗田をコーディネーターに、朝倉市へ支援に入った浦野と師岡氏とのパネルディスカッショ
ンを予定しています。

【参加申し込み】
以下をご記入の上、件名を「12/1報告会参加申し込み」とし、RSY事務局までご送信ください。
・お名前:
・所属(あれば):
・メールアドレス:

【21報】九州北部豪雨に関わるRSYの支援活動について

みなさま

 

お世話になっております。RSY事務局です。

10月28日、大分県日田市のひちくボランティアセンターが大鶴振興協議会の共催で、「みんなで大鶴交流会」を開催しました。RSYも企画準備等のサポートをさせていただきました。

日田市大鶴地区では、被災もあり年度内のイベントを自粛しましたが、中にはこうして住民同士みんなで集まりたいと話す方もいました。そこで住民やボランティアの交流を目的に、日田を応援する支援団体が企画に協力し開催に至りました。当日はあいにくの雨天のため、大鶴公民館内での開催となりましたが、住民約300名にご参加いただき、子どもたちも多く参加するなど大盛況でした。自治会長から、「自粛ムードが強いが、子どもたちが楽しんでもらう企画は入れてもらいたい」と子ども縁日を合わせて開催し、支援団体にも協力いただきながら、子どもたちは射的やミサンガづくりなどを楽しみました。

特に地元企業で、コープおおいたさんと日田市民生協さんが焼肉やドリンクなどを提供いただき、住民は食事をしながら交流を楽しみました。

 

 

日田市は、全壊45棟、大規模半壊31棟、半壊237棟、床上下485棟と大きな被害がでました。応急仮設住宅の建設はなく、民間のアパート等を仮住まいとするみなし仮設住宅の入居が約60世帯あります。大鶴地区内にアパートが少なかったため、その対象者は大鶴を離れ市街地で生活されています。自治会長を通じて、みなし仮設住宅の方に企画のチラシの送付や連絡をし、また日田市の補助金を活用して自宅から会場までの道を送迎をするなど、大鶴を離れた方々も参加しやすいように準備が進められ、当日はその方々にも参加いただくことができました。

みなし仮設住宅の方は「引っ越したこともあり、こうした支援の情報はなかなか届かない。引っ越した先は自宅も狭く、地域のつながりもない。環境が大きくかわってしまったからか、お母さんが最近黒っぽい服装しか着なくなった。やっぱり気心知れた方がいる大鶴がいいね」と話していました。環境の変化が気持ちに影響し体調を崩す方もいるので、今後の支援の必要性を感じました。

みなし仮設の方は地域に点在し、支援が届きにくいことは先災地でも課題となっていて、今回は受付の際に承諾いただいた方には今後情報発信等、支援ができるように名簿づくりも行われました。

 

 

子どもたちも「雨が続いているから外であんまり遊べない。今日も雨だけどみんなで遊べるから楽しい」と、室内で友達と楽しそうに走り回る姿が印象的でした。住民も「おー、○○さん!ひさしぶり」と会話する住民もいて、久々の再会を喜ぶ姿も見られました。

復旧・復興に向けて、まだまだ時間がかかりますが、一呼吸置くためにもこうしたお楽しみ企画も必要だと改めて感じました。

【第20報】九州北部豪雨に関わるRSYの支援活動について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

九州北部豪雨で大分県日田市で支援活動を行っていますが、RSYが事務局をサポートしている「ひちくボランティアセンター」が、住民同士、ボランティアと住民の交流の場づくりを目的に、10月28日(土)「みんなで大鶴交流会」を主催します。

日田市内でも被害の大きかった、大鶴と小野地区では例年行っているお祭りなどのイベント行事を今年度いっぱい自粛しました。それも、自宅の再建など復旧作業に時間がかかり、またみなし仮設住宅等で大鶴地区以外に引っ越しをした方々もいて、地域一丸となっての企画が難しかったことなどが影響しています。

しかしながら、地域住民が交流する場も少なくなってしまったことから、少しでもお楽しみの企画を設け、住民同士が交流の場をもてるようにとひちくボランティアセンターが主催しました。

自治会長等から「イベントは自粛したけど、子どもたちには楽しんでもらえる様にして欲しい」との要望があり、ヨーヨー釣りなど子ども縁日も合わせて開催する予定です。

開催間近となりましたが、既に大鶴地区やみなし仮設住宅の住民にチラシ送付等を済ませ、最終準備を行っています。企画終了後にご報告させていただきます。

【19報】九州北部豪雨に関わるRSYの支援活動について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

RSYは、大分県日田市の「ひちくボランティアセンター」の事務局サポートを継続しています。ひちくVCは、週末金~日でボランティア受け入れを引き続き継続していますので、ボランティア希望の方はぜひ日田にお越しください。

現在のボランティア活動は、居宅内外の泥出し作業、農地支援(ビニールハウスの解体等)、重機ニーズ等です。

最近は、朝倉市災害ボランティアセンターが、週末のボランティア受け入れと一日限定150名としたため、溢れたボランティアからひちくVCへ受け入れ可能かとの問い合わせが入るようになりました。

15日に、小野地区のお宅にボランティア活動の進捗と状況確認に訪問してきました。一ヶ月以上前に、ボランティアが訪問した際に床下の泥出しが終わっていないお宅を発見しました。その家主さんは「自分たちでやるから大丈夫」と話していましたが、自宅も広く家主だけで終わる量ではなく、水害後からかなり時間が経っていたことなどから、依頼がありボランティアが入るようになりました。このお宅は、愛知県のボランティア団体・愛知人さんが継続して支援を行っています。

数週間前に床下の泥出しを行い、先日訪問した際には既に畳が入り、元の生活に戻れるように、ボランティアが障子の張替を行っていました。

泥出しを行っているときにも、このお宅を訪問させて頂きましたが、そのときに比べると家主の表情が全く異なり、とても明るくなっていたのが印象的でした。家主は、「もう住めんと思っていたけど、ボランティアさんが手伝ってくれ、ここまできれいになるとは思っていなかった。本当にありがたいね。」と話していました。

お昼休憩は、畳の入ったリビングでボランティアのみなさんと家主が一緒に食事をとり、笑い声も聞こえ和気藹々としていました。

この日も雨が降っていて、家主は「いまはボランティアがいるから、ここ(自宅)にいれるけど、(雨が降っているときは)一人じゃ怖くておりきらんよ。」と、安心して元の暮らしに戻るまで、まだ不安要素がたくさんあります。小野地区では、土砂崩れの後、二次災害防止のため、強い雨が降ると避難勧告等が早めに発令されるようになりました。そのたびに避難を行い、この地域に住み続けることができるのか不安に思う住民は少なくありません。

小野小学校の子どもたちは、学校が被災したことにより隣の中学校を仮校舎にして勉強しています。中学校には遊具がなく、早く小学校に戻したいという保護者がいる一方で、次の災害を考えるとまだ怖くて戻らせたくないと話す保護者もいて、3ヵ月が経過した今も、これからの不安が拭えない現状があります。まだ三ヵ月。

 

【第17報】九州北部豪雨水害に関わるRSYの支援活動について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。

九州北部豪雨水害でRSYは、大分県日田市の支援を継続し、民間の支援団体で構成された「ひちくボランティアセンター」のサポートを行っています。

以下、活動報告です。

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▼日田市での活動の様子(報告:松永)
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ひちくボランティアセンター(ひちくVC)では、泥出しや農地支援を引き続き継続していますが、時間経過とともにボランティア数は減少しています。一方で、ボランティアセンターの運営に地元住民の中から協力者が出てきて、VC立ち上げから一ヶ月が経過しますが徐々に運営にも慣れてきました。

週末は1日50名程のボランティアが集まっていますが、その半数はひちくVCの構成団体である地元のチーム大分と愛知県に拠点を持つ愛知人です。風化が進む中、これから、さらに地元を巻き込み、地元の中からボランティアを募るのかが必要になってきています。

先日、大鶴地区からみなし仮設住宅に引っ越した住民は、

「大鶴は全て井戸水で、水が美味しいんよ。引っ越した先の水道水は美味しくないね。もう次の災害が怖くて戻りまいかと思ってたけど、やっぱり大鶴に戻りたいね」と話していました。

日田市の協力もあり、日田市地域おこし協力隊が小野地区のニーズ調査を定期的に行うことになりました。小野地区は特に地域性が強く、以前自治会長が「ボランティアにお願いするのに遠慮がち。そもそも、ボランティアがなぜボランティアをしてくれるのかわからない」と話していました。これも地域柄で、同じ人が訪問し回数を重ねることで、「ちょっとこれお願いできる?」と言ってもらえる関係づくりが必要になります。そのためにも、普段から地域に関わる地域おこし協力隊の力が必要と判断になりました。これから、定期的に訪問しニーズの掘り起こしを行っていく予定です。

小野地区を訪問した際に、地元のまちおこし団体の「すずれ元気村」が特産の梨の販売を行っていて、住民は「ここは天井まで水が入った。上みてみ。前の店も浸水してめちゃくちゃ。解体しようとも考えているけど、これを残すことも考えている。教訓を伝えるためにね」と。あわせて、被災し泥だらけになったお酒の販売も行っていました。「これは世界に一本だけだよ。割れずに残り運がよかったから、幸運をもたらすかもね」と話していました。泥出し作業がまだ続く中、地元の団体が前向きに活動し、こうした明るい話題が地元の希望になると感じています。

 

 

【第16報】九州北部豪雨水害に関わるRSYの支援活動について(9月16日)

みなさま

お世話になっております。RSY事務局です。

九州北部豪雨の被災地である大分県日田市にスタッフ(事務局次長・松永)を常駐させ、支援活動を続けています。以下、活動報告です。

引き続きご支援のほど、よろしくお願い致します。

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▼日田市での活動の様子(報告:松永)
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・9月1日に地元NPO等の協働で立ち上がった「ひちくボランティアセンター(以下ひちくVC)」の運営サポートを行っています。
・2ヵ月経過した現在でも、「崩落していた道路が復旧して家まで入れるようになったので、濡れた家財の運び出しをお願いしたい」「ビニールハウスの泥出しや解体をお願いしたい」「稲刈時期になったが田んぼの中に土砂が入っているので手刈りの際はお手伝いをお願いするかも」など、ひちくVCに毎日数件ずつニーズが上がってきていますが、時間経過とともに少しずつボランティアが減少していて、人手が足りない状況が続いています。ぜひ、大分県や日田市と調整し高速道路無料の制度も引き続き利用できるようになりましたので、週末日田市へボランティアにお越し頂ければ幸いです。
・現地では、土嚢袋が足りていません。ご寄附可能な方がいらっしゃれば、直接ひちくVCへ連絡をお願い致します。以前、メッセージを描いた土嚢袋をひちくVC宛てに寄付頂きましたが、明るいイラスト入りで住民の方も大変喜んでいました。
・ひちくVCでは、RSYから日田市社協に貸与した資機材を引き継ぎ活動しています。台風18号の水害により、大分県では津久見市・佐伯市・臼杵市で災害ボランティアセンターが立ち上がりましたが、佐伯市社協から資機材貸与の要請があり、ひちくVCにある資機材の一部を昨日9月19日に佐伯市に輸送しました。
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▼日田市・住民の声
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・自宅の畑に土砂が入っていて、掘っても掘っても出てくる。重機で掘ってくれんかね。水害前に竹で鶴や亀をつくりよったんよ。サンダーが流されてしまって、それがあればボランティアに感謝のプレゼントで鶴をつくりたいんよ。(70代男性)
・小野地区では、市内に引っ越しする住民が出てきてる。そりゃ、台風や強い雨で警報や避難勧告が毎日のように出てれば安心して住めないよね。(40代男性)
・ビニールハウスの解体はひちくVCでやってもらえるのかな?ビニールハウスの中に土砂が50㎝くらい溜まっていて、ビニールハウスは大丈夫だけど重機で土砂を出すためには解体しないとね。もうビニールハウスを建てるのは難しいよ。いくら補助があっても、生きているうちに元を取るのはできないからね。僕は地域内でも若手だけど、ベテランのみなさんが農業を続けるのは難しいんじゃないかな(60代男性)
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▼ひちくボランティアセンターについて
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・地元NPOや外部支援NPOの10団体で構成された日田市を中心に活動する民間のボランティアセンターです。スタッフは参画するNPOのスタッフや日田市地域おこし協力隊や集落支援員です。自宅周りの土砂出しや農業支援等を行うために日田市大鶴公民館敷地内に拠点を構え、支援活動を行っています。農地被害の場合は、被害額に応じて国や日田市で支援制度がありますが、制度を受けるためには営農が条件となり、宅地に畑をつくったお宅などは対象外となるため、そこのお手伝いをボランティアで行っていく予定です。
・金・土・日・祝にボランティアを受け入れ、自宅の泥出しや農業支援等を行っています。
・現在、ひちくVCの主なボランティア活動は、自宅内の泥出し・自宅周りや側溝の土砂出し・ビニールハウス内の泥出しや解体等を行っています。
・「ひちく」とは…福岡や大分県日田市周辺の方言を肥筑方言と言うそうで、日田市を拠点とするが隣接する東峰村等の支援を考え、日田だけではなく九州北部豪雨の被災地を広く支援できるようにこの名称をつけています。
※住所:大分県日田市大鶴本町870
※連絡先:080-5063-9563(毎日9時~17時)
※フェイスブックページ:https://www.facebook.com/hivolu/
※ホームページ:https://hichikuvc.wixsite.com/hivolu
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▼寄付金ご協力のお願い(随時)
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※皆様からお預かりした大切な寄付金は、RSYスタッフの現地での活動や、被災地の方々の生活 支援のために活用致します。
<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「九州豪雨災害支援のための寄付金」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
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