台風9号水害から2カ月

皆さま
いつもお世話になっております。RSYスタッフの柚原です。
台風9号水害起きてから2カ月が経ちます。現地の方の話を聞くと、佐用の風景は、水害の被害にあったことが分からないほど綺麗になっていると言います。しかし、これから迎える冬、今後のことなど心配ごとが多く、復興にはまだまだ時間がかかります。9月には、久崎地区、上月地区に仮設住宅ができ入居が始まりました。住むところがあって助かるという半面、雨が降ると水害当時のことを思い出して寝ることもできない。とても寒いという言葉も聞きました。
そんな中、10月11日に水害後初めて大規模な復興バザーが開催されました。その後も毎週のように、バサーや復興市が行われております。台風9号水害が起きてから、多くの方のご協力を頂き、レスキューストックヤードからも佐用へ支援をしてまいりました。
近藤産興株式会社様より家電製品のご提供
岐阜県瑞浪市の山和陶業株式会社様より陶器のご提供
この場を借りまして、心より感謝申し上げます。家電製品や、陶器を受け取った方は本当に喜んでいらっしゃったようです。11月には、佐用に行った方々を中心に、佐用の報告会を企画しております。今後の支援について一緒に考えていきたいと思っております。詳細については決まり次第お伝えいたしますので、よろしくお願いいたします。
A4、写真付きでまとめたものは、こちらからご覧いただけます。↓
<台風9号水害物資提供のご報告> taihuu9gou.busshihoukoku.pdf
taihuu9gou.iruihoukoku.pdf
<台風9号水害陶器提供のご報告>taihuu9gou.toukihoukoku.pdf


以下は、佐用へご提供した物資についてのご報告です。
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「10月7日(水)佐用町大型救援物資展示会場(兵庫県佐用町)で、抽選会開催」
今回の抽選会は、第2回目ということもあり、とてもたくさんの方が来場されたそうです。佐用は寒くなってきており、今回の物資提供物はとても助かったと言っておられました。一家族で3点までの申し込みということで、洗濯機や家具を申し込む方が多かったそうです。ストーブもとても人気だったそうです。10月7日(水)に抽選会があり、11日までの受け渡しでした。家電の一部は、集会場や公民館、学校などで使われることが決まっているそうです。今回は、抽選会ということで、抽選にもれたかたもいらしゃいました。全員が救援物資を手にするということはできませんでした。しかし、佐用各地で、復興イベントが継続的に開催されているそうです。被災地はお互いが励まし、支えあいながら一歩一歩再建に向かっています。
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「10月18日(日)ほっと一息つきましょう 久崎元気村」イベント
/兵庫県佐用町久崎地区
10月18日(日)には、「ほっと一息つきましょう 久崎元気村」イベントが行われました。
この祭りは、同じ佐用町内の被害の少なかった旧三日月町の方々が、「ほっと一息つきましょう!」と開かれた催しです。陶器が被災者に大変喜ばれたとお礼のお電話が早々に入ったほど、人気だったようです。当日は、天候にも恵まれ多くの人でにぎわい、開催時間である11時30分の10分後には、陶器は半分くらいになったそうです。その後13時にはすべてなくなったとのことでした。皆さん大変よろこんでいらっしゃったようです。
しかし、水害の報道はほとんどなく、水害のことは忘れられているというのも現状です。私達は、今後も引き続き全国の仲間とともに被災地を応援してきます。今後ともご協力のほとよろしくお願いいたします。